[1102-201512] それでもシューケアセットを贈りたいあなたへ。数多のセットの中から選ぶ際のポイントを3つ挙げてみます。

[1102-201512] それでもシューケアセットを贈りたいあなたへ。数多のセットの中から選ぶ際のポイントを3つ挙げてみます。

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先月末くらいから、ありがたいことに昨年末に勢いで書いたこちらの記事のアクセスが急速に伸びています。今日もアクセストップ。確かに「靴磨きセット」や「シューケアセット」でGoogleなどで調べても1ページ目に出てきたりするので、それなりに需要があるのだと思います。ありがたいことです。
[0446-201412] クリスマス直前。贈るならシューケアセットではなく、上等なブラシ一本渡して、ブラシかけとけ、で充分です。
1102-201512_Shoe Care Set Christmas 03
さて、せっかくクリスマスに素敵なシューケアセット♡と考えている男性、女性に対して水を差すようで本当に申し訳ない文章だとは自分でも思うのですが、正直1年経った今でも気持ちは変わりません。ブラシかけとけ、で充分です。

ありがたいことにこの一年間、ブラシが売れまくっていますが。

特に今年の後半辺りからブラシが売れまくっているのですが(ブログ経由Amazonにて)、それだけブラシの重要性が伝わっているのであれば、本当に嬉しい限りです。靴にさほど興味のない人も、興味を持ち始めた人も、初めは本当にブラシと、ネルかグローブでの乾拭きをとにかく念入りに、丁寧にすることが基本中の基本だからです。

とはいえ、やっぱりシューケアセット♡という名前の魅力には負けるよね。

響きが良いんですよ。そして、この時期クリスマスミュージックとディスプレイに彩られたオシャレなお店に行けば、靴のコーナーなら大抵前面に押し出しているのはこの「シューケアセット」なんです。
「オシャレなあの人にシューケアセット」って。でもオシャレなあの人が何故そもそもシューケア用品一つ持ってないのかが疑問ですが。何故オシャレなあの人なのに靴だけ目も当てられない状態なのか、お洒落でない私には分かりません。
そして、そもそも私が昨年暑く書いた「ブラシかけとけ」でも、実際ブラシだけ渡されても素敵なあの人の心は掴めないかもしれません。あまりに私は男女の恋の駆け引きと様々な大人の事情を考慮に入れていませんでした。
シューケアセットは確かにとりあえず色々と揃っていて、ちょっとシューケア頑張っちゃおうかな、という気持ちにもなれますので、自分へのクリスマスプレゼントにも良いのですが、一応そこはこのブログ。
ちょっとだけ待ってください。折角なので、ここで数多あるシューケアセットの中から最適な一つを選ぶためのポイントをこのブログなりに挙げてみたいと思います。

シューケアセットを選ぶうえでの大前提。それは次の2つは必ず入っていること。

1102-201512_Shoe Care Set Christmas 02
しっかりとした大きさのブラシ」と「磨き上げ用のグローブ」です。以下それぞれについて説明しますが、これは大前提。クリーナーだクリームだ、といった細かいことはその次です。


その1:ブラシは小さいこと言わずにでっかくいきましょう。

もうね、これだけは譲れません。まずは数多のシューケアセットから除外する最初の条件。なんかちっちゃいブラシがちまちま入っているのは真っ先に除外です。


こんなのとかね。勿論この「おとな靴磨き6点セット」じゃなきゃダメだぁ、という人も世の中にはいますので、このセット自体がダメなわけではありません。あくまで今のあなたとオシャレなあの人には要らないだけです。
そもそもこのブラシで何しようと言うんですか?他にも妙にこじんまりと小さくまとまってしまったブラシをよく見かけますが、靴磨きに興味のない人にとっては使いにくいだけです。恐らくクリームを塗るのに使いましょう、とかそういう理由もあるとは思いますが、基本的にはこれより先にもっと必要なブラシがあります。それを先に買いましょう。
ブラシだけはでっかくいきましょう。毎日使うものですから。小さいと何かと面倒ですよ。

その2:磨き上げのネル(布)かグローブは必須。

まぁ布くらいなら大抵入っているのですが、お情け程度に1枚だけ小さく折りたたまれて入っていたりするんです。靴磨いたことのない人がこれ見て何に使うか分かりますか?磨くため?クリーム塗るため?
個人的にはグローブが入っているものをオススメします。何故ならこれも同じく毎日磨くものだから。布だと面倒になっちゃう可能性があるのと、「家にあるので充分」とか思って結局ちょっと使った後は面倒になって使わなくなっちゃうからです。


銀座大賀靴工房のセットは結構まっとうな組み合わせだな、と思うので悪く無いと思います。例えばこのスターターセット。気に入ったのは靴磨きムートンクロスがミニクロスとは別に入っているということです。分かりやすいですよね。仕上げのムートンクロス。ほぼ無駄がない。ブラシは一応ミニブラシではありますが、それでも2つ入っています。価格も抑えめなのがありがたい。余計なモノが入っていないとその分お財布にも優しくなります。

その3:なるべく点数よりも一つ一つの大きさを重視する。

つまり、何故かポリッシュワックスが2つとか、リキッドタイプの靴墨が入って(時々ある)中身の品数(点数)が多いものよりも、同じ大きさのBOXなら種類は少なくても肝心のブラシやグローブ、クリーナーやクリームの大きさが通常サイズのものが入っているものを選ぶ、ということです。


分かりやすいKIWIのピカピカセットですが、こういうの選んじゃダメです。折角わざわざこのブログ見つけたんですから。
ここで敢えてクリーナーを入れたのは(このブログではクリーナーは要らない、と書いてきているので)、靴磨きに興味のない人の靴ってそもそも汚いんですよ。なので、とりあえずクリーナーでスッキリ綺麗になった、という前振りがないと恐らく気持ちよく靴磨きをしようという気持ちになってもらえないのではないか、と思うからです。

なんか先程から大賀靴工房ばかり褒めてますが、勿論中には靴磨き初心者にはオススメ出来ない豪華セットもありますので、なるべく商品点数の少ない、けれど必要なモノはある程度の大きさと量があって揃っているものを選びましょう。これは比較的良品かな。
ポリッシュが最初から必要かどうかは悩ましいところですが、あとはブラシの大きさも十分ですし。ただ、毎回ステインリムーバーを使う必要はないと思うので、いっそ最初の靴磨きの際に全ての靴に使って、使いきってしまうくらいで充分かな、と思っています。クリーナーって癖になりやすいので。

贈る場合には、最低限それぞれの使い方は簡単でも分かるようにしておきましょう。

1102-201512_Shoe Care Set Christmas 01
自分が見てわからない、訊かれて説明できないものが入っているセットはなるべく避ける、ということです。一番良いのはまずは自分で使ってみること。男性でも女性でも靴磨きって大切なことなので。革靴がなければ、革製品でも構いません。愛用している革のお財布なり手帳なりでまずはお手入れを習慣づけてみる。
すると、必要なモノと不要なモノがわかってきます。本来そんなに多くの種類のシューケア用品は要らないんだな、ということに気づきます。
この時期プレゼントコーナーを眺めていると、あまりにたくさんの種類のシューケアセットが贈り物用に、と無造作に並べられています。けれど、一般的にそんなたくさんの選択肢を出されても分からないと思うんです。かえって混乱してしまう。
更に、そもそも本人が靴磨きをしたことがないのにお店の人に「何がおすすめですか?」とか「何が必要ですか?」と訊いても、訊かれた側も分かりません。で、声かけられるのもかけるのも面倒だから、何となくコンパクトにまとまっていて綺麗そう、カワイイ、そんな基準で選んでしまうことも多いのです。

最後に。クリーム一つとっても、結構慣れるまではなかなか大変です。

このブログでもいつも書いていますが、クリーム一つとっても幾ら靴磨きに慣れていても塗りすぎてしまったりと結構大変なんです。けれど、靴磨きする以上は何となく光らないと満足できない、やった甲斐がない、という人も多いと思うのです。でも実際は履いている靴がガラス仕上げの革か、それ以外(敢えて単純化)かで全く表情の出方も、クリームを使った時の効果も違います。
ちなみに、クリームの色をとにかく革靴と全く同じ色にしなければ色が変わってしまう、と心配される方が多いですが、大体色が合っていれば、クリームなんて何回塗ろうがほとんど影響はありませんので(あくまでそのクリームの色っぽい艶が出るだけ)それ程気にする必要は全くありません。
もし色が変わったとしたら、それはクリームで変わったというよりもむしろ塗りすぎてシミになってしまった可能性のほうが高いと思います。勿論例外はありますが。
なので、まずは自分用に靴磨きセットを失敗してもよいから買ってみて、実際に気に入ったものが見つかったらそれからプレゼントの候補に入れても遅くない、いや、むしろそのほうが良いと思います。
個人的には、やはりシューケアセットを選ぶよりは、シューケアセットから除外されそうな、けれど結構大切なモノも含めてセレクトして、自分だけのシューケアセットを作ってラッピングして贈るのが一番だと思うのです。このブログでもそうしたケア用品はその都度触れてきていますが。
このブログで今までに書いた靴のお手入れに関する記事はこちら。50記事以上ありますので、気になる記事からお時間のあるときにどうぞ。

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このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

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Kindle書籍、というと「Kindle端末」が無いと読めない、と思われている方も多いのですが、お使いのスマートフォンやタブレット端末でも「Kindleアプリ」を入れることでお読みいただけます。スマホに入れて、いつでも気が向いたときに目を通せる、いつも手元に置いておけるものを目指して書きました。

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「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。