[日用品] EarFun Clipレビュー。物理ボタン、ただそれだけで今までのイヤーカフタイプから入れ替えられる [製品提供]

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[日用品] EarFun Clipレビュー。物理ボタン、ただそれだけで今までのイヤーカフタイプから入れ替えられる [製品提供]

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EarFun、今では1万円前後のワイヤレスイヤホン、ヘッドホン市場においてはSOUNDPEATSなどと並ぶ「とりあえずこれ選んでおけば大きな失敗はない」ブランドの1つとなりましたが、私自身が最初に製品提供を受けてレビューをした頃はそこまででもなかった気がしています。(2020年頃)

とはいえ、当ブログでも当時の製品のレビュー記事は意外と読まれていたので、それなりに注目はされていたのだとは思います。ただ、ワイヤレスイヤホン自体が結構評価が難しいのは、今までにこうしたメーカーの製品提供レビュー依頼を受けた方なら分かって頂けるのではないか、と思います。

ワイヤレスイヤホンはここ数年で大きく変わりました。音も使い勝手も決して悪くはない、5~8千円台の製品が非常に多く販売されています。これらの製品はどの程度使えるのでしょうか。今回、EarFun社から2つの製品を提供いただきましたので、これらの違いを比較しつつ、この価格帯のモデルの特長と気になる点を中心にレビューしてみたいと思います。

例えば同じ時期に発売される製品を一気に2つとか受けたりするんだけど、余程ハッキリ分かる違いでもあれば別ですが、幾つかのメーカー製を同時に受けたりすると、もうどの音がどうとか訳分からなくなってくるんですよ。

もちろん絶対音感とか持ってたり、今まさにお若くて耳も元気な方なら別ですが、私のようなちょっと気がつくと常に耳鳴りもしてるような不惑をとっくに越えてそもそも耳に限らず身体のそこら中に歳を感じるようになった人間からすると、普段そこまで音楽聴く習慣なかったりするので、正直「自分にとって聴きやすければ良い」くらいの評価になってしまいます。

って出だしから今回折角製品を提供してくれたEarFunの出鼻を挫いてしまって申し訳ないのですが、ただ案外世の中、そんな人が多かったりすると思うんです。

誰もがみんな、音楽聴いた途端に目の前にボーカルのお姉さんが現われて歌ってくれたり、突然目の前に新緑の草原が広がって、そこに麦わら帽子を被った女の子が佇んでる光景が浮かんだりはしないわけです。

それに高音がどうとか、低音がどうとか、抜け感が、分離感が、とか巷のレビュー見てると、みんな全然違ったり正反対のこと言ってたりするじゃん。

そう考えると客観的に評価するのって難しいし、じゃあ完全に客観的な、数値やデータに基づく音質評価が誰の耳にも合うとは限らない訳です。結局人は知りたい情報しか知ろうとしないし、音も同じです。客観的に美しい、素晴らしい音よりも、自分にとって心地よい音こそが良い音なのだと思います。

最近だいぶ見かけるようになってきたイヤーカフタイプのワイヤレスイヤホンの新製品です。

さぁ、前置きが長くなったけど、完全に言い訳です。

そんな私が今回、ここ最近話題になっているイヤーカフタイプのワイヤレスイヤホンを試す機会を頂きました。ここ最近ワイヤレスイヤホンの提供レビューはほぼ受けていなかったのですが、提供ではなくこの半年くらいで今回のEarFun社やSOUNDPEATS社の話題になっていたワイヤレスイヤホン等を自腹で購入してまして、イヤーカフタイプもSOUNDPEATS社のモノを1つ買って結構気に入って使ってはいたので、その辺り印象も含めて、今回は発売されたばかりのEarFun社の新製品「Clip」をレビューしてみたいと思います。

音の細かい分析、客観的な評価が欲しい方はこの時点でブラウザーバックしていただいて問題ないです。

EarFun Clip、ここが気に入るなら普通に買い。というか買おう。でもそこは重視しないなら他の選択肢考えても良いよ。

表現の仕方が悪いな・・

これじゃまるで薦めてないみたいに思われるかもしれませんが、私は正直「かなり気に入りました」

いや、元々使っていたSOUNDPEATSのイヤーカフタイプの製品も思った以上に気に入っていて、私のような普段そこまで音楽とともにある生活してない人間にはこうしたイヤーカフタイプのイヤホンって合うんじゃないか、と思ってたのもあって、今回「Clip」を試させて頂いたわけですが、そんな気に入っていたイヤーカフタイプのイヤホンの中でも、今回の製品が気に入った点が大きく2つあります。それが、

  • 操作が物理ボタン。
  • フル機能使えるわけじゃないけど、「一応」GoogleのFind Hub(探す)機能に標準で対応。

特に最初の「操作が物理ボタン」というのがとにかく大きい

これはもちろん通常のワイヤレスイヤホン(カナル型、オープンイヤー型)でも同じですが、特に今回のようなイヤーカフタイプだと多分必須だと思います。あとはまぁ最近は普通になってきているとは思いますが、細かくボタン操作に機能を割り当てられるだけでなく「割り当てない」ことも出来ること。

これは別に珍しいことではないんだけど、「物理ボタン」になってくれたことで、ようやく実用的になりました。特にイヤーカフタイプだと。

敢えて「他の選択肢考えても良いよ」と書いたのは、数年前と違ってイヤーカフタイプのワイヤレスイヤホンの選択肢も非常に増えてきているだけでなく、音質含めて色々と謳ってきている製品がどんどん出てきているからです。

音に関しては好みもあるでしょうし、例えば普段SOUNDPEATSの音が気に入っているならSOUNDPEATSが恐らく耳には合っている。同様に普段EarFunが何となく合うな、と思っているなら、やはりEarFunが良いと思うのです。(音の傾向に違いはあったとしても)

そして例えば今回で言えば確かにイヤーカフタイプでありながら、このモデルはLDACに対応していたり、と確かに音質面でも従来の製品よりも音の面でも拘っていると思うのです。

今回であれば、音質重視であればLDACにも対応しています。
また、LDACでは1台のみですが、LDACでなければデュアルデバイス接続(2台接続)にも対応しています。

ただ、これもじゃあ他社がやってないか、と言われれば、対応し始めている。となると、皆さん困っちゃうと思うんです。そこで私が今回EarFunを薦めたって、「そりゃ製品提供だからでしょ」となっちゃうと思うんです。

であれば、そうした部分ではなく、このEarFunの製品のある意味特徴だったり特長となっている部分が自分に合うのであれば、刺さるのであれば、という基準で検討された方が良いのかなぁ、と思いました。

ということで、今回はその辺りを中心に触れていきます。

ちゃんと「押したか押さなかったか」「長押ししてるのかしてないのか」「そもそも反応してるのか」が分かる物理ボタンは素晴らしい。

左側のイヤホンの上に見えるのが捜査用の物理ボタン。
耳に着けた状態でも凹凸でボタンの位置が分かるのも便利です。

このイヤホン、再生や停止、マナーモードなどの機能の切替(や、もちろん音量の上げ下げ、曲送り、戻しなど)は物理ボタンで行います。うん、素晴らしい。

異論反論は認めますが、やっぱり物理ボタンってどこにあるか分かるし、単に触れただけでは反応しないので誤反応も少ない。何より押した感覚があるので、「今1回押したのか、それとも長押ししてるのか」「今長押ししてるつもりなんだけど、本当に長押しと判定されているのか」がタッチセンサー式だと分かりにくいんです。

ちゃんと押さないと反応しないから、何気なく位置少しずらそうとしたりしただけで勝手に反応しないのも素晴らしい。

で、この後の「細かくボタン操作に機能を割り当てられるだけでなく「割り当てない」ことも出来る」ことにも繋がってくるんですが、正直私のような中年のおっさんはイヤホン上で様々な操作なんてなるべくならしたくないんです。理由は単純。

それぞれのボタン(タッチ)操作に何を割り当てたか、覚えてられない

からです。

毎日、下手すれば一日の中で食事の時も含めてほぼ着けっぱなし、しかもほぼそのイヤホンだけしか使ってない、みたいな場合ならそりゃ流石に覚えますが、私そこまで日々イヤホン着けっぱなしな訳でもなく、むしろ音楽流しっぱなしだと気が散っちゃって肝心のその時やりたいことに集中出来ないし。

外だと音楽聴きながら歩いてると後ろから突進してくる自転車や車にも気付かないし、この世紀末世界の東京、電車でも繁華街でも、いつ襲われるか分かりません。となると電車内でのんびりノイキャン使って音楽なんて聴いてたら、凶器持った変な人が暴れてるのに気付かずにのんびり音楽聴いてる可能性もあるわけです。

って脱線しましたが、それくらい私、普段そこまで頻繁に使うわけではないので、イヤホンの細かい操作覚えてられないんです。なのでなるべく最小限に減らしたい。

で、このEarFun社のClipも純正アプリで単に「好みの機能を割り当て」られるだけでなく、特定の操作に対して「機能を割り当てない」ことも出来るので、私の場合最低限にしか機能を割り振っていません。

左右どちらかを「1回」押すと「再生/停止」、このイヤホンはイヤーカフタイプということもあってANCや外音取り込みといった機能はないのですが、「マナーモード」として音漏れを軽減出来る(要はボリュームが少し下がるのだと思いますが)ので、それを左右それぞれに割り当てているだけです。音量?変えたいときはスマホで操作します。曲送り、曲戻しも普段しないので、それでもどうしても送りたい、戻したい時はスマホから操作すれば良い、と思っているくらいです。

左右それぞれに各ボタンのアクションを細かく決められる(無効にも出来る)のは最近では一般的ながらありがたいです。

でも「再生と停止」くらいは突然必要だったりすることがあります。だから使えるようにしておきたい。「ANCと外音取り込み」等も同じですね。

なので、その2つだけは普段他のイヤホンでも割り当てているのですが、ただ、私の今まで使っていたイヤーカフタイプのイヤホンではそれが分かりにくかったんです。というか、操作しづらかった。何故なら物理ボタンではないから

押すのではなくタッチする、長押しも物理的に押している感覚がないので、長押しをしているつもりが反応していなかった、みたいなこともある。そもそも下手に触れてしまうと勝手に再生、停止がされてしまう場合もあったり、という「不安」があったので、なるべく触らない、操作はすべてスマホで行おう、となってしまっていたんですね。

それが物理ボタンになってくれたことで、初めて「操作をイヤホン上でしよう」と思えたし、実用的になった、ということです。

ごめん、長ったらしい割に、人によっては大したことない理由かもしれないけど、私にとってはイヤーカフタイプでここが使いものになるかならないか、はかなり大きなポイントだったので、この「物理ボタン」というだけで高評価です。

フル機能使えるわけじゃないけど、「一応」GoogleのFind Hub(探す)機能に標準で対応。

これはこの「Clip」だけでなく、EarFun社のワイヤレスイヤホン(最近の)に当てはまることではあるんですが、AndroidスマホにおいてはGoogle標準の「Fast Pair」に対応しています。

このお陰で充電ケースの蓋を開けてAndroid端末に近づけるだけで、ポップアップでペアリングの通知が表示されて、タップするだけで接続が出来ます。

スマホとイヤホンを近づけて蓋を開けるだけでFast Pairが始まります。
一度ペアリングされれば、自動でGoogleのFind Hubのほうにも登録されます。

まぁこれ自体は最初のペアリングの際の手間が少なくなる、という部分での便利さなのですが、と同時にGoogleの「Find Hub」(デバイスを探す)機能にも自動で登録されます。

これ、他社だとそのメーカー独自のアプリ上で探すことは出来るのですが、それでも近くで接続されている状態で「イヤホンを鳴らす」といったことくらいしか出来なかったりしますし、そもそもがそのメーカー独自の探す機能だと、Appleの「探す」機能などと違って、そのアプリを使っている人がいないと見つけることすら出来ない、というのが悩みでした。

Appleの「探す」機能のAndroid版みたいなものがGoogleの「Find Hub」機能な訳ですが、これに一応対応している訳です。

ただ、ここで「一応」と書いたのは、Find Hub機能は本来、Appleの「探す」機能同様に、紛失した場合に、全世界のAndroidユーザーの力を借りて、総当たりで今ある場所を特定出来る(極端な言い方をすれば)機能な訳ですが、EarFun社の製品に関しては残念ながら「Find Hub」には対応しているものの、そこまでは対応していません。

例えばGoogleのPixel Buds Pro 2であれば、「音を鳴らす」「紛失としてマーク」「デバイスを共有」などが使えます。

正直「最後にその端末と接続して使った(つまり音楽を聴いた)」地点の記録しか残らないので、「あれ?手元にないな」と思った時に、「今どの場所にあるか」が分かるのではなく「最後に自分が使った場所」が分かる、というだけなので、そこから持ち去られてしまっても場所が分からないのです。この点は残念。

EarFun Clipの場合にはPixel Buds Pro 2のような機能はなく、あくまで「ルートを検索する」のみ。
最終地点も「最後に自分のスマホと接続した場所」になります。

折角Find Hub機能に対応しているのですから、最近話題のFind Hub機能にも対応したトラッカー、Pebblebeeなどのように追跡まで出来るようになってくれたら良いな、と思っています。

ただ、とりあえずFind Hubに対応しているだけでも個人的にはプラス評価です。あとは難しいかもしれませんが、EarFun側の対応次第では「無くしても現在地が分かる」ところまで対応される可能性もあるわけですから。

外や雑音の多いお店などでは厳しいけれど、音も個人的には充分に満足。

実際に耳に着けてみたところ。フィット感も充分に良いと感じました。

実際に耳に着けた感じでは、フィット感も充分に良いと思いますし、そこまで目立つ感じでもないかな、と思います。この辺りは耳の形などによってズレやすい等相性は多少あるので、あくまで参考程度に考えて下さい。

横から見たところ。分かりづらいですが、音の出る部分が敢えて45°斜めに設計されていて、より耳道に近い位置から伝わるように作られているそうです。

横から見たところ。これだとちょっと分からないと思うのですが、音の出る部分が正面ではなくて敢えて45°斜めに設計されていて、より耳道に近い位置から音が伝わるように設計されているそうです。

それにより、音漏れも少なくなる、という効果もあるとか。

イヤホン部分に赤とシルバーで左右の色分けがされている理由も、この45°の角度を活かすため。

この辺りは各社のコンセプトによって違ってくるとは思うのですが、EarFunのこちらの製品に関しては、きちんとイヤホンに左右の区別があります。(メーカーによっては左右の区別がなく、着けた時点で左右が自動で決まる(認識される)場合もある)

これはイヤホンの音の出る部分の角度が理由とか。イヤホンによっては球体の中央に出音口が配置されているものも多いのですが、クリアで臨場感のある音質を実現させつつ、音漏れも軽減させることを考えるのであれば、より耳道に近い位置に出音口があったほうが良い、という理屈から45°斜めに設計されているそうです。

そのため、例えば左右逆に着けてしまうと角度が大きくズレてしまうので、右と左が最初から決まっているとのことでした。

イヤーカフタイプのイヤホンの場合、当然外音は普通に入ってくるわけで、場所によってはどうしても音量を大きくしがち。
そういう時のために最大音量の上限を設定出来る項目もあります。

外音もしっかり聞こえてくるイヤーカフタイプの場合、場所によってはどうしても音量を上げがちになりますが、当然耳への負担も大きくなります。そうしたことを防ぐため、「聴力健康」の設定画面もあり、最大音量を制限することも可能です。

標準でイコライザーのプリセットも色々ありますが、自分の聴力に合わせたカスタマイズ(テスト)も可能。

冒頭で「私のようなちょっと気がつくと常に耳鳴りもしてるような不惑をとっくに越えてそもそも耳に限らず身体のそこら中に歳を感じるようになった人間」と言いましたが、耳の状態も人それぞれです。聞こえやすい、聞こえにくい、等違ってきます。

その辺りもこちらの適応イコライザでチェックしてカスタマイズすることも可能。その結果が必ずしも自分の好む音になるとは限りませんが、イヤーカフタイプでもしっかりイコライザを色々選べるのは良いと思いました。

さて。私はどんな風に使う?

さて、では実際に私の用途です。

普段そこまで音楽を聴く習慣がない私です。当然外ではほぼイヤホンしていませんし、食事中も着けていません。当然耳も育っておりません。そんな奴が音を語るな、イヤホンを語るな、と言われそうですが、そんな私も最近再開したことがあります。それが「語学の学習」です。

で、集中してリスニングする時も勿論あるのですが、それ以外の時間もとりあえず最近は常にその言語(今、英語と中国語をやり直しているので)を流しっぱなし、聴きっぱなしな状態にしておきたいんです。

単純に「音に慣れさせておきたい」というだけの理由なのですが、意外とこれが効果あるな、と思っていて、仕事など何か集中して作業するとき以外は結構聴きっぱなしにしている時間が長くなりました。

まぁ音楽ではなくてニュース主体のインターネットラジオなので、音質が、低音が高音が新緑の草原の麦わら帽子の女性がは関係ありませんが、こうしたときにカナル型など従来のイヤホンだと辛いんですね。ちなみに私、以前の他のイヤホンのレビューでも触れましたが、耳の形の関係でAirPodsなどのインナーイヤー型のイヤホンだと少し動いただけで耳から落ちてしまうんです。

そういう私にとっては今回のようなイヤーカフタイプのイヤホンはありがたい。しかもこれだと寝ホンもできます

ただ、寝ホン含めてイヤホンのつけっぱなしは最近話題の耳の中にカビが生えるリスクもあるのでなるべく控えめにしたいところですが、カナル型や耳栓に比べればまだリスクは若干少なそうな気がして、最近は寝る前に前述の外国語のインターネットラジオを聴きながら寝ることも増えてきました。そういう時にも邪魔、鬱陶しくならないのは非常に良いですね。

EarFun純正アプリには「環境音」を流しっぱなしに出来る機能も付いているので、これも使えそう。

あとはEarFunの純正アプリの「発見」で睡眠時などに使えそうな「環境音」を流すことが出来るので、睡眠時に限らず、普段作業中やちょっと気分を変えたいときなどに使えそうで良いな、と思いました。

まとめ:久しぶりの提供品でしたが、充分に自腹で買う価値はあるし、今回触れたような点に魅力を感じたのであればオススメです。

別に「神イヤホン登場」「超絶コスパ」「2025年最高傑作登場」とか言う気は全くありません。

ただ、ここ最近EarFunやSOUNDPEATSなどこの辺りの価格帯のワイヤレスイヤホンは幾つも自腹で買っていたタイミングだったので、このイヤホンが発表された時にも「お、買おうかな」と思っていたところでした。

単に今それくらい自分の中でイヤホン熱が出ているだけかもしれませんが、イヤーカフタイプのイヤホン、思った以上に使い勝手が良いな、と最近重宝していたので、その新製品ということで注目していたのは事実です。

で、実際に使ってみたら、普通に「物理ボタン」というその一点だけでも既に今まで使っていた他社のイヤーカフタイプのイヤホンから入れ替えました。(今まで使っていたイヤホンも使いやすかったので気に入っていたのですが、幸いにも妻が今結構気に入って使ってくれています)

もちろんね・・製品提供レビューということで、その時点で受け入れられない人もいるとは思うしそれは仕方ないのですが、それだけで8,000字以上も書けないです

書いてしまうくらいには普通に気に入っています。そうか、イヤーカフタイプもこの価格帯でこれだけ完成度上がってるのか。となると、ちょうど同じ時期に新製品をぶつけてきているSOUNDPEATSのイヤーカフタイプのイヤホンとも比べてみたい気もしますが、どうするかなぁ・・(という悩みで、カナル式の両社の最新のワイヤレスイヤホンをどちらも購入していて、今使っています)。

ただ、比べてみると結構機能面、特徴、特長が意外とこの二社でも違ったりするので、今回のレビューでメインに据えたように音質云々という結構好みも影響しやすい部分でレビューを漁るのではなく、物理ボタンだったりFind Hubだったり、といった機能面での違いにフォーカスしてみるのも面白いんじゃないかなぁ、と思います。

私としては今回のこの製品、かなり気に入っていますし、何となく(既に他の製品使っているけど)妻の分も勝手に買って贈りたいくらいの気分にはなっています。

普通にオススメ出来ると思うよ、今回の製品。

EarFun Clip、ここが気に入るなら普通に買い。というか買おう。でもそこは重視しないなら他の選択肢考えても良いよ。

ちゃんと「押したか押さなかったか」「長押ししてるのかしてないのか」「そもそも反応してるのか」が分かる物理ボタンは素晴らしい。

フル機能使えるわけじゃないけど、「一応」GoogleのFind Hub(探す)機能に標準で対応。

外や雑音の多いお店などでは厳しいけれど、音も個人的には充分に満足。

さて。私はどんな風に使う?

まとめ:久しぶりの提供品でしたが、充分に自腹で買う価値はあるし、今回触れたような点に魅力を感じたのであればオススメです。

  • EarFun Clip、ここが気に入るなら普通に買い。というか買おう。でもそこは重視しないなら他の選択肢考えても良いよ。
  • ちゃんと「押したか押さなかったか」「長押ししてるのかしてないのか」「そもそも反応してるのか」が分かる物理ボタンは素晴らしい。
  • フル機能使えるわけじゃないけど、「一応」GoogleのFind Hub(探す)機能に標準で対応。
  • 外や雑音の多いお店などでは厳しいけれど、音も個人的には充分に満足。
  • さて。私はどんな風に使う?
  • まとめ:久しぶりの提供品でしたが、充分に自腹で買う価値はあるし、今回触れたような点に魅力を感じたのであればオススメです。