ここしばらく、朝風呂にハマっています。
シャワーではなく、しっかりお風呂に入ります。これが最高です。幸せです。
昔から朝起きるのは苦手でしたが、朝掃除をするようになってから、とりあえず比較的朝型が続くようになったのは以前書いた通りです。
[かぶ] 靴屋だった私が今も何とか朝型の生活を続けられている理由について考えてみた。 | おふぃすかぶ.jp
ただ、それでも気分が乗らない時があるんです。乗らない日はなかなか大変で、気がつくと夕方くらいまでほとんど何も生産的なことはしなかった日も多々あります。
夜面倒だったのと、ミドル脂臭が気になったのがきっかけでした。
もともと朝お風呂に入ろうと思ったのは、単に夜面倒だったのと、起きた時何となく汗っぽくて、ちょうどミドル脂臭も気にし始めたのが理由です。
ミドル脂臭に興味を持ったので、ルシードの薬用スカルプデオシャンプーを買ってみた。
朝すっきりしてから仕事しようかな、と思った程度だったのですが、これが意外と気持ち良い。
頭がスッキリするので、お風呂に入ることで切り替えがしやすくなりました。
で、その気持ちよさにハマって、気がついたらここしばらくほぼ朝風呂なのですが、たまたま昨日読んだこちらの本で、なるほど、と思いました。
起床直後の朝は、脳をはじめ体内の諸臓器が十分に覚醒して折らず、また、体温も低いため、気分はうつ傾向にあるものだ。
健康な人でも、概して起床時から1~2時間は体が重かったり、ボーッとしていたり、気分が沈みがちになったりなどと、何となく調子が出ないものだ。
低血圧の人やうつ病の人は、それがさらに顕著になる。しかし、午後になるとだんだん調子が出てきて、暗くなる頃からますます元気になり、よいっぱりという人も多い。
こうした現象は、すべて体温の変化が大きく関係している。明け方に最も低くなった体温は、午後5時頃まで徐々に上昇し続けるからである。
ふつう、午後2時から8時頃までが体温が一番高くなる。一日の最低体温と最高体温の差は、1℃くらいにもなるのである。
私は朝が弱いです。朝の状態によっては一日気分が上がりません。
そのため起床後どれだけ早く自分を良い状態に持っていく(上げていく)かがずっと課題でした。
20代の半ばで一度うつになったことがあるのですが、その時最も効いたのが薬ではなく食事を変えることでした。当時心と身体は密接に繋がっているんだなぁ、と実感したのを覚えています。
当時は体温まではあまり気にしたことがなかったのですが、子どもの頃は平均体温は36.5度でした(体温って誰でも36.5度が普通だと思っていました。)。
大学から一人暮らしを始めて以降、あまり生活を考えたことがなく、手足の冷えを感じるようになったのもこの辺りから。
結婚してから少しずつ食生活と共に冷えも気を付けるようにはしていたのですが、それでもついつい身体を冷やすようなことも結構あります。
「時間管理」より「状態管理」が大切だと改めて思う。
よく、なかなか仕事や勉強が捗らない人にとって大切なことは「時間管理」ではなく「状態管理」だ、と言われますが、自分の身体の状態をちゃんと意識することが大切だと改めて感じます。
身体が温まると、活動する気になる。これ、当たり前のことのようですが、それでいて結構日常で身体を冷やしてしまうようなこと、結構やっているんですよね。
第一、今回朝風呂に切り替えたのは夏の終わりです。冬に始めようと思ったら、何となく寒いし湯冷めをしそうだから、とやらなかった気がします。
私のような痩身冷え性気味の人は、そもそも目覚めたときの体温も低い。
ということで、単純なことですが、個人的にとてもオススメです。
ただ、これ、おじいちゃんがよくやって、そのまま心臓発作で亡くなっちゃったりするので、ちょっと朝風呂にしようかな、と思った方はそうした点では充分に気を付けて下さい。