[0843-201506] 今年も夜行バス往復で石巻。生葉藍染め用の藍の植え付けと1年毎の訪問。

[0843-201506] 今年も夜行バス往復で石巻。生葉藍染め用の藍の植え付けと1年毎の訪問。

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今年も宮城県石巻市に行ってきました。毎年この時期に、向こうで活動されている妻の友人の西村陽子さんのところを訪ね、西村さんのところで栽培している藍の植え付けを「少しだけ」手伝い、後日生葉の藍染めのワークショップを妻が東京で主催しています。
それと定期的に被災した石巻の街やその周辺を向こうで生活している西村さんに車で案内してもらって帰ってくる、というもの。
[0270-201407] 生葉の藍染めのため、藍の植え付けで一年ぶりの石巻。その3 パルシックの西村陽子さんとNPOと生葉の藍染め | Life Style Image
聞こえは多少良いですが、半分以上小旅行。被災地で何かが出来るなんぞ思ってもおりません。ただ、伝えられることは伝えていきたいし、出来ることはやっていきたいとは夫婦ともに思っています。

石巻駅前は居酒屋が少し増え、海と魚の臭いはなくなり、少しずつ復興してきてはいる。

2011年3月11日ですから、既に5年目に入ります。私達夫婦が西村さんのところを尋ねるようになったのは一昨年からなので3回目です。初めて訪れた時はとにかく街の中がまだ魚の臭いで充満していました。そしてまだまだ市内でも道が舗装されていなかったり、道路自体がかなり凸凹のところも多く、全体的に暗い印象もありました。
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その頃に比べて、年々復興はしてきています。流石に4年経つと魚の臭いはなくなり、駅前には居酒屋も増えました。(ちなみに震災後真っ先に新しく大きくそびえ立つように派手に建ったのはパチンコ屋。今も夜に駅に向かう道路を走らせていると、かなり遠くからでも目立ちます。震災後の暗くなってしまった気持ちを和らげる娯楽といったら、やはりパチンコなんでしょうね。)
ただ、やはり商店街は今でもシャッター街(最近では地方では東北に限らず、ですが)ですし、学生の歩く姿は時々見かけますが、まだまだ静かな(人がまだ少ない)印象は残ったままです。津波というのはあらゆるものを持っていってしまうのですね。

お昼は昨年に続いて雄勝。昨年の隣のお店で鉄火丼。

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今回、当初は大川小学校を更に進んだところにある「はまなすcafe」でお昼にしようと話していたのですが、平日は不定休で運悪く休み。
長面浦海人の家/はまなすカフェ
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昨年と同じ雄勝町に移動し、昨年食べたお店の隣のお店に入りました。
[0271-201407] 石巻市雄勝町で生本マグロ丼を食べながら、風評被害について考えてみる。
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雄勝のほうは、まだ作業員や業者の方々が結構入っているので平日も営業しているものの、はまなすcafeの辺りはなかなかこれ目的でなければ訪れることもない場所とも言えます。それくらい、津波にやられてしまったところはとりあえず整地整備するしかない状況とも言えます。
例えば津波にやられてしまったところは居住禁止区域に指定されていれば何も建てられません。また、田んぼがあったところは、再建するとしたら(例え農家をやる人がいないとしても)田んぼしか作ってはいけないのだそうです。他の用途として活かすことが出来ない復興。そんな中で、若い方たちはどんどん市街地の住宅やモールが多く進出、再建計画が建てられた町に移っていってしまうそうです。

今年も西村さんは新古里農園で活動されていました。

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震災から何年も経ってくると、徐々に各団体も撤退し始め、またお金も出なくなってきます。西村さんのところも同様で、現在は自分でやられているそう。その中で今年も藍の植え付けの手伝いをさせてもらいました。
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今年は単なる藍染めだけでなく、叩き染めなどいろいろ考えてもいるようなので、興味のある方は楽しみにお待ちください。
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また、西村さんは津波によって流されてしまって絶滅危惧種になってしまった在来種のハマナスなどの栽培もしています。これらを何かに活かせないか。何かどう復興とこれからの未来に繋がるのか、日々試行錯誤だと思います。

津波にさらわれて、石巻ではほとんど見かけなくなった在来種。ハマナス、ハマギク、ハマエンドウ。日古里農園では、ハマナスとハマギクを少しずつ栽培しています。次はハマエンドウ〜写真はハマエンドウ。

Posted by 国井鈴木 真波 on 2015年6月24日

復興も地域によっては遅々として進まず、かと言ってどんどん忘れられていき。

途中で通過した場所では、非常に大きな防波堤が作られていました。住民はいません。というよりそもそもそこに暮らす住民自体がおらず、反対しているのですが、防波堤は作るそうです。そして、反対している限り、宅地計画も進まないので黙っているしかない。誰のための堤防なのか、分からなくなります。

十三浜の方は、無意味な堤防がたくさん作られていて住民は反対してるけど、でも反対してたら宅地開発が進まなくて、仕方なしに堤防が作られるのを見てるしかなくて。そんな話を見聞きすると、矛盾を感じる〜〜

Posted by 国井鈴木 真波 on 2015年6月24日

最後は昨年同様、追分温泉に浸かって帰ってきました。

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西村さんのお宅にもお邪魔して夕飯を頂いたのですが、それは割愛。追分温泉は車がないとなかなか行くのは手強いですが、新古里農園や大川小学校からも近く、オススメの温泉です。
【旅館】追分温泉 | 社団法人 石巻観光協会
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いつも夜の夜行バスで東京に帰らないといけないので、入浴しかしていないのですが、来年は妻とせめて二泊三日くらいで(きちんと石巻で一泊以上して)訪れたいな、と思っています。
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海外に限らず、いつも通り妻の手首にはセイコーダイバーズ SBCM023が。
[腕時計] イラクやチェルノブイリで活動する妻の腕にはいつもSEIKO SBCM023がある。
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私はどんな道でも雨でも安心な三交製靴ラギッドシューズでした。
[0794-201505] ありがとう三交製靴。私の最後の注文は旧MG73、牛革一文字親子穴タイプラギッドシューズ。
今回の石巻行きで役立ったモノ、持っていって良かったモノ、次は持っていきたいな、と思ったモノなどはまた回を改めて。

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続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

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海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

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Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

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