[かぶ] Googleの本来の主旨とは少し違う気もするけれど、Chromebook目当てでGoogle Telework Loungeに行ってみた。

先月末にこんな文章を書きました。

[かぶ] 自分のGoogleアカウントでログインしてみないとその魅力の半分も分からないChromebookをより多くの人に体験してもらうための、例えばこんな一つのアイデア。

2017.10.29

既にWi-Fiを提供しているカフェはたくさんあると思うのですが、そこでChromebookも追加料金で店内貸出を出来るようにする。お客さんはそれぞれ自分のGoogleアカウントでログイン、するとすぐに自分の環境が再現されます。ブログの更新、ちょっとしたネット散策。Googleドキュメントなどでの資料作成。終わったら、Googleアカウントを端末から削除、更に不安ならいっそ毎回Powerwashでも構いません。会計時に綺麗になったChromebookを一緒に返却で終わりです。

Chromebookの大きな魅力の一つって、この「端末に依存しない」ことであり、Googleアカウントさえあれば、どこでも自分の環境が再現出来、先ほどまでの仕事や作業の続きが出来る、という点だと思っています。これってカフェに限らず、今後の働き方の一つの提案にもなりそうだよなぁ、と様々な形を考えていたところ、翌日にこんな記事を目にしました。

テレワーク月間に合わせて、働き方改革を応援する 3 つの施策、「 Google テレワークトライアル」を実施します
Google は、2014 年より、テクノロジーを活用した柔軟で効率の良い働き方を支援するプロジェクト Womenwill を通じてパートナー企業・団体の皆様と共に働き方改革に取り組んできました。その一貫として、在宅勤務や業務効率化などに各企業の皆様と一緒にトライして効果検証と…

たまたまタイミングが合っただけに過ぎないのですが、何となく心踊りまして。というのも、今回のラウンジのトライアルの中に、こんな記述があったからです。

テレビ会議システム Chrome devices for meetings の貸出し、Google の企業向けクラウド型グループウェア G Suite のデモアカウント提供、スピード、セキュリティ、シンプルさを追求し、クラウド利用に最適化したパソコン Chromebook の貸出し

「これってGoogleも同じようなこと既に考えてた、ってこと?」と勝手に何となく縁のようなものを感じてしまいまして、早速2日目の昼過ぎにPixelbook片手に行ってまいりました。

Google Telework Lounge

正午過ぎだったこともあり、外も中もまだ人はまばらでした(ただ、利用中に続々と人が入ってきましたが)。

目的はテレワークとは何ぞや、ではなく、Googleが自らのラウンジにおいてChromebookを貸し出すワークスペースを提供する、という部分に惹かれて、ですので、本来の主旨とは外れていると思います。ただ、決して完全にずれているわけではないと思いますので、「思っていたのと違う」と思われるかもしれませんが、ご了承下さい。

Google Telework Loungeって何?

Google Telework Lounge

そもそも「テレワーク」という言葉自体良く分からないまま「新しいワークスペースの提供」程度に考えて訪れました。

Google は、これまで Womenwill の活動を通じて、様々な企業・団体の皆様と一緒に、 多様な働き方を実現するための知見を共有・発信してきました。 それらの結果を踏まえて、 このラウンジでは、テレワークの 3 つの分類である 「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」「在宅勤務」、 3 つのテレワークを “ 体験する ” ことや、 導入の課題について “ 学ぶ ” ことができます。

これから、じぶんらしい働き方をしたい人のためのトライアルスペースです。 さぁ、あなたも“ Google Telework Lounge ”へ。

私自身テレワークに関しては全く分かっていないのですが、「従来の9時ー17時出勤」で定められたオフィスにて仕事をすることが前提なのではなく、それぞれの生活スタイルに合わせて様々な働き方があって良いのではないか、ということだと勝手に思っております。その形は色々とあるとは思うのですが、今回のラウンジではその中から

  • モバイルワーク・・・移動の合間や空いた時間に気軽に働く
  • サテライトオフィス勤務・・・プライバシーが保たれたエリアで集中して働く
  • 在宅勤務・・・自宅で働く

といった働き方にフォーカスを当て、それぞれの働き方を体感できるスペースを提供、また実際に体験してみた上で、そこで生じると思われる課題について実際に感じてみたり夕方以降に開かれるセミナーなどで学ぶ(先ほどのままですが)ことが出来る空間を期間限定で試験的に開いた、という風に解釈しています。

Google Telework Lounge

会場内は大きく3つの色分けされたスペースに分かれていて、一部事前予約が必要なものの、その他のスペースは訪れた時点で空いているスペースを「選んで」その場所を確保して利用する、という形でした。

利用希望者はまずは一通りゾーンを見てまわった上で、「ここを使おうかな」と思った場所を決めてから受付で申請します。すると「利用中」というプレートとWi-Fiのパスワードの付いたものを渡されますので、こちらを持ってその場所に行き、利用する、という形になります。一部完全個室や会議室などは事前予約が必要なようです。

Google Telework Lounge サテライトオフィス勤務ゾーン

「サテライトオフィス勤務」ゾーンは完全な個室からこのようなミーティングルームまで比較的種類が豊富でした。一部事前予約が必要なようです。

Google Telework Lounge サテライトオフィス勤務ゾーン

「サテライトオフィス勤務」ゾーンの半個室。
集中して仕事をしたい場合にはこのスペースが良いと思います(こちらは事前予約不要。空いていれば、受付で申し込めば使えます)。

Google Telework Lounge 在宅勤務ゾーン

「在宅勤務ゾーン」自宅で働くという感覚を体験してみる。
スペースがここだけで、どうしても自宅とは異なるので少しイメージしづらかったかな、と思いました。

Google Telework Lounge ブレイクエリア

「ブレイクエリア」ではコーヒーとエスプレッソが自由に飲めます。
椅子やテーブルもあるので、ここで気軽な会話を楽しむのも良いかも。

個人的に自分の形に近いとすれば最初の「モバイルワーク」でしょうか。空き時間で利用できるオープンスペースでの働き方、ですね。基本は在宅ながら、こうした働き方は既に多くの方がされているとは思いますので、今更新鮮な働き方ではないかもしれません。

ということで、今回はこの「モバイルワークゾーン」であるオープンスペースを使わせてもらいました。

Google Telework Lounge モバイルワークゾーン

「モバイルワークゾーン」は入り口入ってすぐの開放感のあるスペース。
丸い大きなテーブルやソファなどが無造作に置かれ、外光も入ってきて気軽な空間かもしれません。

コーヒーも先ほどの「ブレイクエリア」から持って来れますし、Wi-Fiもなかなか速度も快適で使い勝手は良好。また私自身平日の正午過ぎに訪れたこともあり、まだ席に余裕もあり、ゆったりと作業が出来ました。

ただ、常に人は入ってきていまして(何をしているスペースなのか良く分かっていない方も多かった)、少しずつ席が埋まっていきました。

このモバイルワークゾーンは特に仕切り等もありませんが、コンセントも完備されていますし、一人での作業だけでなく、数人で訪れて気軽に打ち合わせをしながら仕事をするのにも良いのかな、と思いました。

奥の「サテライトオフィス勤務ゾーン」は完全に屋内なので室内灯だけなので開放感はあまりなく、個人的にはこの窓に面した開放感のあるモバイルワークゾーンが好みかな。

Google Telework Lounge モバイルワークゾーン

「モバイルワークゾーン」にはこんなソファ?も。
使い勝手が良いかどうかは不明です。

Google Telework Lounge モバイルワークゾーン

「モバイルワークゾーン」の外窓に面した席には子どもと一緒に座れるスペースも。
実際に子ども連れでいらしていた女性もいました。

私の目的。Chromebookの魅力を活かしたワークスペースはあったのか。

ASUS Chromebook Flip C302CA

ラウンジで展示&貸出がされていたのはASUS Chromebook Flip C302CAでした。

結論から書くと「私の望んでいた形のスペースはありません」でした。一応この写真のようにChromebookも展示はされていましたが、ただ無造作に置かれているだけ。また、受付で借りれるのか訊いてみたところ、受付の方もまだ良く分かっていないようで、他のスタッフに確認しに行ってしまうくらいで、あまりChromebookが○○というようなことは今回は考えてはいないのかな、といった印象でした。

その後に話して下さった男性スタッフの話によると「現時点(11月2日)ではそれ程Chromebookの量も確保出来ていないので、事前予約をされてミーティングルームや完全個室でハングアウト通話を試される方のみにビデオ通話のお試しとして貸し出している」だけの状況でした。残念。

個人的にはせっかくGoogleが新しい働き方を提案するのであれば、もう少しChromebookやGoogleのクラウドを活かした働き方も押し出しても良かったのではないかなぁ、と思います。冒頭で私が少し書いたような形ですね。受付でレンタルして、自分のアカウントでログイン、G Suite等も利用しながら仕事をし、退室時にはサインアウトすれば自動でアカウントが端末から削除される。この辺り、GoogleがG Suiteの紹介をする時に普通に説明している使い方の筈です。

[1351-201610] ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つです。 | Life Style Image
ここ最近Chromebookについて続けて書いてきています。このブログでは過去79回(この文章が80回目)色々な形でこの興味深いChromeOSというものについて触れてきていますが、最近は書くたびにありがたいことに以前に比べかなり多くの方にアクセスを頂けるようになりました。 そこで今回は、Googleの公式見解ではありませんが、私なりにChromeOSと、その代表的なツールでもあるChromebookの魅力と思想について書いてみたいと思います。 私が実家や出先でネットに繋いでの作業がしたくなったとき。 最初に一般的にもよくありそうなこのパターンについて考えてみたいと思います。今まででしたら、実家に帰った際には父なり母なりのマイコンピューターを借りて、調べ物をする必要がありました。 父や母はWindows PCなのですが、それぞれにバージョンも違えばスペックも違い、ましてアップデート等は不安なのでほとんどやっていません。また、使い方には先ほど「マイコンピューター」と敢えて書きましたが、それぞれの個性がありますので、下手なものは触れませんし、削除したり環境を自分が使いやすいように変えることも簡単には出来ません。 一般的には今まででしたら、PCというのは一人一台、それぞれの「マイ」コンピューターがあります。その箱(入れ物)の中に基本的には自分の環境も全て保存してあり、そちらが主。従としてのオンラインや外部ストレージのバックアップがあります。 最近はWindows PCもユーザー(アカウント)を作成して、複数人で一台のPCを共有することも出来るようになりました。ただし、その場合もシステム本体も含めあくまでPC本体にベースがあり、何か環境に手を加えれば、そのPC本体を使っている全てのユーザーに影響が出てしまいました。 あくまで自分の手元、自分のパソコンという入れ物で大切なものを保管し、作業するのが一般的な形。 環境もシステムも大切なデータも、基本的にはあくまで自分の手元、さらに言えば自分のパソコンの中で管理するものであり、それ以外のパソコンで使う際には、あくまで他人の環境を借りて、その中で自分のデータのみを動かす、というのが基本だったと思います。お金を貯金するのか、タンス預金するのかの違いですね。自分の手元に全て蓄えておくのが今までのパソコンの考え方です。

多くの方にとっては馴染みのない形かもしれませんので、その分を夜に開催されているセミナーでフォロー、紹介、実際に試してもらう、とか。せっかく「G Suite のデモアカウント提供」といったことも書かれているのですから。

ということで、現時点ではまだスタッフ側も慣れていないこともあるのか、普通のコワーキングスペース、レンタルスペースのような状態になってしまっているのですが、期間は今月いっぱいありますし、少しずつより良いものへと変化していってくれたらいいな、と思いました。

アクセス:東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー 1F / 屋外スペース
ご利用期間:2017年11月1日(水)~11月30日(木)

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