今日もアーユルチェアー試用中です。2日目。昨日妻がパソコンを少し使うというので、大丈夫かなぁ、と心配して見ていたのですが、私なんかより簡単にアッサリと姿勢良く座っていました。腰痛持ちの彼女ですが、さすがに医療従事者です。ちゃんと坐骨というものを意識しているようです。私なんかより余程うまいです。
腰痛の予防・姿勢の改善に効果的な椅子|アーユル チェアー オフィシャルサイト
無意識に坐骨で座ることができるアーユルチェアー。
さて、そんなアーユル チェアー、別に座り方が難しいわけではなく、単に座面に深く座って腰当ての位置だけ少し上下に調整すればそれだけで座れてしまうのですが、これを普段の椅子でやる(坐骨で座る)となると、まだまだ難しいな、と感じます。柔らかいソファだったり、電車の座席に座ると一発で崩れます。普通の椅子に座った途端、足を組みたくなってしまう私は、やはり左右の骨盤のバランスも崩れているんでしょうね。
その分座面も固いので、まだ少しずつお尻が痛くなってくるのですが、この辺りは時々休憩を交えながら、慣らしてみたいと思います。いくら良い姿勢でも座りっぱなしでは結局良くないので。そうした点では先日より愛用しているApple Watchのスタンド(1時間ごとに震えて「立って身体動かそうね」と教えてくれる)との組み合わせは非常に良好じゃないかな、と思います。
せっかく姿勢について意識しているのだから、坐骨で座ることについても調べてみたい。
アーユルチェアーはここ数日使っている中では非常に素晴らしい椅子だと思います。頑張ろうと意識しなくても自然と坐骨で座る、姿勢良く座ることができるというのは、良く考えられた商品だと思います。ただ、結局姿勢を直すのも、腰痛を治すのも、結局はツールではなく自分自身なんですよね。
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何かをきっかけにして、常に姿勢や腰、その他身体について意識するようになる。意識することを継続する、習慣化することで、自分の身体を良い状態にしていく。それが大切だと思うのです。ただ、それがなかなか意志の力だけでは難しいからみんな挫折するわけで、意志の力に頼りすぎず、自然に継続できるような仕組みを作ってしまえばいい。
それが例えば整骨院だったり、今回でいえばアーユルチェアーであったりすれば良いと思うのです。
そこで、今回折角坐骨周りが痛いので、「坐骨で座る」「坐骨で立つ」ということについて軽く調べてみました。
坐骨ってどこにあるか分かりますか?
先ほどから「坐骨」「坐骨」言ってますが、どこにあるか分かりますか?何となくお尻が普段痛いとき、勝手に坐骨神経痛だーと思ってしまうこともあるのですが、そもそも坐骨ってどこにあるんでしょう。
で、先ほどからネットで調べていたのですが、坐骨の話になると必ず出てくる解剖図や骨の図。私、例えば腎臓や肝臓の位置を知りたいとき、妻に訊くと調べろとばかりにそうした図を見せられるのですが、あの図自体がイマイチ自分の身体と結びつかなくて、結局さっぱり分かりません。
ただ、坐骨ってどこにあるかは簡単に調べること(=意識すること)はできて、
「椅子に腰掛けた時に、お尻の下に手を入れてみて、その時に手に当たる固い骨のようなものが坐骨」
です。医療従事者の妻にそんな言い方したらちょっと眉を顰められるかもしれない適当な表現ですが、座ったときに左右のお尻にある固い奴ですよ。それそれ。
手でおしりの肉をかきわけるようにして、坐骨を座面に当てる
そうです。私、そもそもお尻の肉自体がほとんどありませんので、かき分けられないのですが、そう書いてありました。
くびれができて冷えも改善!?「坐骨座り」がスゴイ|ニュースコラム | リビングくらしナビ
さらに、骨盤を正しい位置にセットする、と考える場合、ポイントとしてはこの坐骨をいつもより3センチ後ろに惹いて座るだけで良いそうです。
kindle版もあるのか。「人生が変わる」系の本は一時期流行って、私もいろいろ読んだときがあって少々食傷気味なのですが、全てが駄目な訳ではなくて中身はしっかりしたものもあるので、本当は立ち読みできれば1番なのですが、kindle版だと勢いで買ってしまうのが欠点。
[かぶ] 20代から30代にかけて、自己啓発にハマっていた私が、高額セミナーにハマりやすいタイプについて考えてみた。 | おふぃすかぶ.jp
坐骨で「座る」というより「立つ」という感覚が近いかも。
今回「坐骨」で調べてみると、勿論座り方だけでなく立ち方も含めた姿勢全般についていろいろ出てきたのですが、読んでいて感じたことがありました。
それが、立っているときは2本の「足で立っている」けれど、座っているときは「お尻(坐骨)で立っている」(座っている時も両足は確かに床に付いているけれど重心がかかっているのは背中やお尻)ということです。
尾骨を下に向けて、坐骨を床に対して垂直に立てるように重心をかける。
今回このアーユルチェアーに座っている時にも、とにかくこれ、座面が硬めなので、勿論両足を床に付けてはいる(両足が付いていることは大切)のですが、とにかく坐骨の触れている感覚がしっかり伝わるんですよ。そして、まだ慣れていないので痛い。どうも足ではなくてお尻で立っているような感じです。
前回も書きましたが、アーユルチェアーで座っていてお尻が痛いのは坐骨で座れている証拠のようですが、両方の坐骨で立っているような感じです。
座るということは坐骨で立つということ|日野市の整体/豊田駅徒歩6分の 【たづな整体院】
立ち姿勢に比べ、正しい座り方で1.5倍、悪い座り方で1.85倍以上
背骨に負担がかかるそうです。
腰痛や肩こりを予防する座り方は「坐骨」がポイント | いやさか整体院 症状改善ブログ
腰痛持ちは背中もガチガチだったり、以前も何度も触れている腿裏がパンパンだったりと他にも影響が出ています。私もフットレストを導入したことで腿裏の圧迫がなくなったことはだいぶ良かったと思っています。
ただ、アーユルチェアーだと座面が小さい上に跨いで座っていると、床に足を付けても腿裏にそもそも圧迫してくるものが何もないんです。そうした点ではこの試用中はフットレストの出番が急に無くなってしまって少し可哀想。
座り方一つで身体のあらゆる部位へ影響も出ますし、気分などパフォーマンスにも大きく影響します。試用しながら、いろいろと調べていきたいと思います。
乗馬では乗り手は座らないんですね。
最後に。たまたま坐骨で調べていて見つけたブログ。
「馬上では、”(ホントの足で)鐙に立っている”か、”坐骨で立っている”か、”膝で立っている”(後ほど出てきます)か、どれかということです。つまり乗り手は、”座らない”のです。」
鞍に座るということ2 – いまより100倍乗馬を楽しみませんか?
だそうです。坐骨を意識することって、こういうところでも活きてくる、大切なことなんですね。
腰痛の予防・姿勢の改善に効果的な椅子|アーユル チェアー オフィシャルサイト