ASUS JAPANは2022年10月11日に、Googleが新たに提案する「(クラウド)ゲーミングChromebook」の1つとして、同社の新モデル「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip(CX5501)」を発表、同月26日から発売を開始しました。
ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501, 11th Gen Intel) | Chromebook | ノートパソコン | ASUS日本
このモデルはChromebookとしては初の144Hzという高リフレッシュレートをサポート、またASUS WiFi Master Premium for ChromeOSによる広範囲で安定した接続を実現(これは同社の従来のモデルでも採用)、またアンチゴースト機能を採用することで、従来のモデルであれば同時に6つ以上のキーを押した後に他のキーが機能しなくなるのに対して、このモデルではWASDキーを含む15キーまでの同時入力に対応していたり、と、今後のChromebookの用途の1つとして、また新たな可能性が広がったな、と感じています。
今回、このモデルの発表会に呼んで頂いただけでなく、発売前にこのモデルのサンプルモデルをお借りすることが出来ました。
既に動画ではレビューを挙げていますが、それから更に使い続ける中で気になる部分等を改めて文章としてまとめたいと思います。
ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip(CX5501)
ただ、発表当時からこの「ゲーミングChromebook」、世間的には失笑を買っていたり、理解されづらい部分があったのも事実です。
この辺りについての私の「ゲーミングChromebook」についての考え方は、先日YouTubeチャンネルでのライブ配信で話させて頂きました。
当初はこの辺りをテーマにしてレビューをまとめようと思っていたのですが、既に考えていることは上の配信でほぼ話してしまいました。
そこで今回はそうした「私の中でのゲーミングChromebookの存在意義」はベースにしながらも、その視点で眺めたときの(一応)「国内初のクラウドゲーミングChromebook」としての本モデルの使用感と気になった点について書いてみようと思います。
と言いつつ、こちらも既に先ほどのライブ配信の前に、実機に触りながら大方話してしまったんですよね。
なので、今回はそれらを踏まえつつ、気になる点、というか、どうもチグハグな点が幾つか見られましたので、そこを中心にお話ししていきます。
こだわっているようでいて、「誰に向けて」作られたのか分からない今回のキーボード。
それがキーボードです。
まぁ私のブログでのレビューをご覧頂く方の多くは、私が「日本語KB(JISかな配列)」の多くの(全てではない)Chromebookに対して、あまり良い印象を持っていないのはご存じかと思います。
ただ、今回に関してはあくまでコンセプトは「ゲーミングChromebook」なので、従来のキーボードの評価とは少し視点を変えなければならないのも分かっています。つまり、前述のように「アンチゴースト機能」なども考えるのであれば、基本的にはこのモデルのコンセプトとしては、
Chromebookでマウスとキーボードを使ってゲームを楽しむ(ライトであれヘビーであれ)ユーザーに向けた
キーボードである、というのが大切だからです。
ですので、私が従来のキーボードで触れるような、「US配列KBの金型を流用しただけの、キーバランスの悪い配列」といったことは、「ゲームにおいて支障がなければ」大したことではないんです。
そう、ゲーミングChromebookとして特化させているのであれば。
ところが、ここでこの「US配列KBの金型を流用しただけ」という部分が、実際のゲームにおいてもかなりの弊害が出てしまっています。
それが、肝心の左側、十字キー的に使うWASD(今回オレンジ色にカラーリングされた)キー周りです。
これ、製品ページの説明にもあるように、
オレンジ色にカラーリングされたWASDキーはクラウドゲームで素早く直感的なゲームプレイを可能にします。
となっています。七色に光る必要は確かに無いかもしれませんが、あくまでキーボードを使って遊ぶことを想定しているんですね。だからこそ、のアンチゴースト機能が活きてくるわけです。
そう考えると、実際に画面に向き合ったとき、そして右手に外付けマウスを持った場合を想定して、15.6インチで右側にテンキーを配置することで、これらのキーが全体的にテンキーなしに比べて左寄りにズレていることも意味があることのように思えます。
なので、ゲーミングChromebookとして考えるのであれば(後述する一般用途でなければ)意味のある仕様です。
ところが、ここで先ほどの「US配列KBの金型を流用しただけ」という弊害が出てきます。
試しにご自身のキーボードで「WASD」に指を置いて見て欲しいのですが・・
ゲームにおいて、マウスとWASDキー以外に多用するキーというのが幾つかあります。その中でも代表的なものが、左Ctrlと左altキーです。この2つ、結構頻繁に、しかもかなり大事なキーなのですが、
実際どの指で押しますか?
かなり多用する重要なキーである左Ctrlキー、これ、右利きの人間、それもタッチタイピングに慣れているユーザーでも慣れが必要なくらい、使い慣れていない左手小指で使うことになるんです。しかも若干不自然な指の動きになります。
これもあって、ゲーマーの方々の中には、ゲーム内のキーコンフィグでこのCtrlとその横のaltキーを入れ替えて使っている方もいるくらいです。何故なら、その横のaltキーを押すのは、使いやすい親指だからです。
ところが、このVibe CX55 Clipの日本語KBモデルで自然にこのaltキーを押そうとしてみると、その場所にあるのは・・
ご覧頂くと分かるように、altキーではなく英数キーがあるんです。
何故か。それが先ほどの「US配列KBの金型を流用しただけ」だからなんです。
つまり、これ、本来の英語KBモデルでは、この場所はaltキーだったんです。
それをコスト削減の為、金型を流用して、そこに日本語KB独自のキーである英数キーを無理矢理突っ込んだために、従来のaltキーを2つに分けて、左にalt、右に英数になってしまったんですね。
つまり、altキー(もしくはctrlキーを多用する方なら、入れ替えたctrlキー)という操作上重要なキーを押す際に、かなりの頻度で英数キーを押してしまう、という状況に陥ります。
「いや、それは日本語KBモデルだから仕方ないよ」と思われるかもしれませんが、これ、きちんと一から日本語KBを想定しているChromebookでは、むしろスペースキーを若干短めに調整するなどして、この辺りのキー配列のバランスを取っています。
先日レビューしたAcerのChromebook Spin 513。こちらは比較的素直なキー配列ですが、左下のctrlとaltのそれぞれの大きさを見て欲しいのです。
日本語入力、日本語KBを一から作ると基本はこうなるんです。でも、「US配列KBの金型を流用」しようとすると、どうしても「英数」キーの置き場所に困るんです。
で、何をやるかというと、左altキーを半分に分割して、altと英数で共有する形になる。
つまり、ASUS JAPAN的にはこのモデルを「ゲーミングChromebook」と位置づけておきながら、キーのバランス等においてはゲームでのキーボードの操作のことはほぼ考えていない。
確かにアンチゴースト機能も大切かもしれません。WASDをオレンジ色にカラーリングするのも気分が上がって良いかもしれません。
でも、このモデル、結局同社の従来の15.6インチのパーツをそのまま流用したことでコストを抑えただけ(で、中身的にはアンチゴースト機能を加えた)に過ぎないんですね。
今回ゲーミングChromebook、に合わせてキーボードもゲーミングに寄せたように見えて、(その方向性はこれが海外モデルであれば問題は起きなかったのですが)その実、日本語KBモデルにおいては、見た目(説明)のインパクト的には映えたとしても、肝心の操作性においては別に何も考えてなかった、ということです。
もちろんゲームをされる方の中には「いや、別に私、ゲームパッド使うから関係ないし」と言う方も多いと思います。実際、私も未だにキーボードとマウスでの操作には慣れません(最近FPSもやるようになって、マウスのほうがやりやすいな、と感じる場面は出てきたものの)。
なので、そういう方にとっては何も影響はないところではあるのですが、ただ今回はWASDキーのカラーリングやアンチゴースト機能など、一応それらも含めて「クラウドゲーミングChromebook」と押し出した筈です。
であれば、ここは多少価格が上がってしまったとしても、しっかりASUS JAPANとしてこういう部分は本気で台湾本国と交渉して欲しかったところです。(本当にゲーミングChromebookとして押し出したいなら)
だって、ASUSってあのROGブランド(TUFもありますが)を擁する、ゲーミングPCでは名の通ったメーカーですよ。
そういうことを考えると、このモデルがROGを名乗らずにVibeと名乗ったのも、ある意味仕方がない(別にゲーミングではなく、ライトな、ゲームも一応楽しめますよ、的な)のかもしれません。
ゲーミングChromebookの割に、ゲーミングならでは、が感じられない一般的なインターフェース。
ちなみに「ゲームパッド使うから」という方のために触れておくと、このモデルのインターフェースですが、
左側面がUSB3.2 (Type-A/Gen2) ×1、
USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、
右側面がUSB3.2 (Type-C/Gen2) x1、HDMI×1、microSDメモリーカードリーダーとなっています。
つまり、ゲームパッドはじめ、ゲーム等で使うこともまだまだ多いUSB3.2 (Type-A/Gen2)が左側面1ポートしかないんです。
つまり、ゲームパッドを挿してしまったら、それで埋まってしまいます。
ワイヤレスで使えば良い、と思われるかもしれませんが、例えばGeForce NOWやXbox Cloud Gamingなどにおいては、ゲームパッドをワイヤレスで繋ぐと一部対応していなかったり不安定だったり、とまだまだあまり実用的ではないんですね。となると有線が選択肢になります。これはマウスも同じ。
まぁそんな僅かなラグや反応の遅れなど気にならない方であれば、マウス等もワイヤレスで繋いで遊べば良いですし、そんなライトな使い方(先ほどから盛んにライト、という言葉を使わざるを得ないのが難しいですが)をするのであれば良いのかもしれませんが、この辺りやはり中途半端に感じてしまいます。
また、クラウドゲーミングはじめ、回線速度、通信速度がゲームの快適さを大きく左右するChromebookにおいて、有線、Ethernetポートが付いていないところも惜しいな、と思いました。
では、一般向けの据え置きモデルとして考えた場合にはどうか?
ゲーミングPCというと、まるでゲーム専用に作られたモノ、ゲームをする人が使うPCのように思われがちですが、実際は違うと思っています。
ゲームって突き詰めていくと、PCの中でも結構ハードウェアスペックを要求するんですね。液晶のリフレッシュレートもそうですが、当然GPUなどの基本的な処理性能もそうですし、長時間高負荷が続くような状況においても安定したプレイが行えるように、排熱等もしっかりさせている。
別に光るからゲーミングな訳じゃないんです(ただ、光るのもハマると結構ハマる)。
ということは、普通に考えると、例えば動画や画像編集含め高負荷の作業を行いたい人にとっては(その分重くなったり、と持ち運びは厳しくなったとしても)据え置きで使うノートPCとしては、ゲーミングPCって非常に相性が良かったりします。
「ゲーミングPC」というと日本国内では「ゲーム」のイメージが未だにあまり良くないので、最近は名称を変えようという流れも出てきているそうです。
要は高負荷のゲーム(作業)でも安定して使えるハイスペックのノートPCなんですね。
ということは、Chromebookにおいても、15.6インチのハイスペックのモデルとして普段使いが快適に使える、という選択肢もあります。Chromebookにおいてハイエンドが必要なのか、という議論はここでまた触れると面倒くさいので省きますが、冒頭の動画でもこの辺りの存在意義については語っていますので、興味を持たれた方は是非ご覧下さい。
で、そうした据え置きモデルとして考えた場合の使い勝手なのですが・・そうなるとまた惜しい。これは私の慣れの問題もあるんですが・・
テンキーが邪魔なんです。でいながらテンキー自体、使い勝手的にも中途半端なんです。
テンキーは確かに便利です。私もデスクトップPCではテンキーありのキーボードを使うこともあります。ただ、どうしても横幅が限られるノートPCで使おうとすると、どうしてもキーが詰まってしまうんですね。
また、デスクトップPC用のキーボードと違って、テンキー部分との間に余白(空間)がない。
全部まとめてゴチャっとただ詰め込まれている上に、「US配列KBの金型を流用しただけ」の日本語配列KBだと基本的にキーボード右端、Enterキー周りが無理矢理詰め込まれた感のある詰まった(幅も狭ければ大きさも小さい)キーになりやすいんです。
その結果、慣れるまで誤入力が頻発します。
普段テンキー無しモデルを使っている方だと、ノートPCと対峙したときの自分のベストポジションがあると思うんです。でも、テンキーがあると、タッチパッド含めて全体的に中心より左に寄ります。液晶画面を若干左側から見る形になるんですね。
もちろんこれが普通という方もいると思うのですが、それはやはり「独立したテンキーを多用したい」といった必要性が大きい方だと思うんです。
でも、これだけ詰まっていると、テンキー自体も小さくてお情け程度なんです。
まぁChromebookのキーボードが使いにくいと言われがちな理由でもあるdeleteキーやpage up/downキーがない、といった悩みは解決するのですが(付いているので)ただ、打ちやすい、使いやすいテンキーなのか、と言われると難しいな、と言わざるを得ません。
この辺りが前半でも触れた、キーボードが
こだわっているようでいて、「誰に向けて」作られたのか分からない
と評価した理由です。ゲーマー向けなのか、それとも据え置きハイスペックモデルを選ぶ層なのか。
ゲームではなく普段使いがメインなら意外と気になる「ほぼ常時回転の冷却排熱ファン」
そしてここも悩ましい点なのですが、「ほぼ常時、ファンが回り続けます」。
先ほど、ゲーミングPCとは、という部分で「長時間高負荷が続くような状況においても安定したプレイが行えるように、排熱等もしっかりさせている」ことを挙げました。
その意味では間違ってはいないんです。
実際、クラウドゲームというと、低スペックでもサクサク動くように思われがちですが、例えば高リフレッシュレートで常時動かし続ければ、当然負荷もかかります。
また、全体的に快適に動かすのであれば、結局ブラウザー自体の処理能力も影響するので、その分こちらでもパワーを使います。
特にゲーミングChromebookと謳っているのに、低解像度、更にブラウザーでの表示において時々モタつく、といったことがあっては意味がありません。
このモデル、ゲーミング、と考えるのであれば、ほぼ常時冷却ファンが回り続けていることで、CPUなどの温度が急上昇しないで安定しているのは理にかなっているんです。
ただ、これが普段使いだったらどうでしょうか?
このモデル、他の同世代や次の世代のIntel Core iプロセッサーを載せたChromebookと比べても、明らかにファンが回っていることが多い。
Googleドキュメント1つ開いた程度でも、Chromeブラウザで幾つかのサイトを見ているだけでも、基本何か操作をしているときにはほぼ廻っています。
この辺り、例えばHPのChromebook(x360 13cやElite Dragonfly)の覗き見防止のSureViewを搭載したモデルが、専用のON/OFFキーをキーボード最上段に別途配置したように、ファンのON/OFFキーを付けることは出来なかったのでしょうか?
ゲーミングPCはじめWindowsノートPCだと結構ありますよね?用途に応じてクロック周波数やファンの回転数などを調整できる機能。
例えばゲームや高負荷の作業を行うときには常時ファンを廻す。ライトな作業の時には、OFFかNormalにする、みたいな設定があっても良いのではないかと思うのです。ただ、この辺りも一応144Hzのリフレッシュレートで常時表示、処理することが、必要以上に負荷がかかっているので、仕方がない、という理由もあるのかもしれません。
ただ、このリフレッシュレートも設定画面その他から一切確認も出来なければ、変更も出来ないので、現行国内ではクラウドゲーミング(GeForce NOW)でも120fpsプランが選べない(結果、有料プランでも60fpsのみ)ことを考えても、何ともパワーと機能の無駄遣い感は感じてしまいます。
毎回色々と「出すのが早すぎた」感があるASUS JAPAN。ただ、だからこそ期待もしています。
今回はベンチマーク等一般的なPCレビューでは必須となる部分は一切触れず、実際に使ってみて感じたことを中心にお話ししました(一応ベンチマーク結果は、冒頭のReview&Talkのライブ配信で出しています)。
もちろん現時点で144Hzという高リフレッシュレートが全く活きないわけではありません。
Androidアプリ(ゲーム)の中には対応しているものも一応幾つかありますし、そうしたゲームを遊ぶ人には良いでしょう。
また、普段使いにおいても「何となくマウスの動きが普段より滑らか」と感じることもあると思います。
ただ、今回のレビューで誤解して欲しくないのは、私は
Chromebookでゲーミングとか、迷走してる。本末転倒。
といったことを言いたいわけでは全くないんです。
なので世間の失笑という反応も(あまり興味のない方がそう感じるのは)分からなくはないのですが、私は今後の方向性の選択肢の1つとして「こういう使い方も出来るんだな」と、結構評価はしています。
クラウドで何でも出来る世界はまだまだ近くはないかもしれませんが、ChromebookでPCのゲームが快適に遊べるようになったんです。その時に、クラウド側で用意できないのが、液晶のリフレッシュレートやキータッチといった、手元のハードウェアに依存する部分です。
GPUなど(本来かなりお金のかかる部分)のコストを抑えつつ、用途に特化した、けれどクラウド側では対応できない部分のハードウェア面を強化した、用途特化型のChromebookが出てきても面白いと思っています。
ただ、全体的に「出すのが早すぎた」感があるのは仕方ないかな、と思います。
世の中のサービスも追いついていないですし、日本国内ではクラウドゲーミングサービス自体知名度がほとんどありません。なので、失笑している方のイメージとしては「Steam入れてゲームするならGPU必要だろ」的な、従来型のゲームの遊び方を考えている方も多いと思うんです。
ただ、こういうのって、どこかがまず飛び込まないと、サービス等が続かないんですね。
その意味で、今回、これほどまだまだクラウドというものがあまり理解されていない国内において、率先して(まだ他メーカーは海外では出しても、国内では出していない)出してきたASUS JAPANの姿勢はとても評価したいし、応援したいと思っています。
ここで出てきた問題点が改善され、サービスも整ってきて、更にユーザーの意識も進んでくるきっかけになるかもしれないからです。
尚、海外ではこのモデル、GeForce NOWなどのクラウドゲームサービスの3ヶ月お試しが付いてくるのですが、国内ではASUS JAPAN自体は特に行っていません。
理由は、これも「出すのが早すぎた」んですが、ASUS JAPAN、1年近く前に、このキャンペーン、国内でやっちゃったんですよ。今よりも更に知られていない時期に。
で、予想通りというか、Chromebookでクラウドゲームなんて当時は更に動機に結びつかなかったからか(まぁその時の購入対象モデルがASUS Chromebook Flip CX3(CX3400)だったのもありますが)結果が惨憺たるものだったようで、今回それもあってGeForce NOWのお試しが付けられなかった、という・・。
これも「出すのが早すぎた」パターンです。
それから1年、今も相変わらずクラウドゲーミングはまだまだ認知されていません。また前述のように、国内ではまだハイリフレッシュレートを活かせる訳でもありません。
ただ、バンドルのタイミングとしては今回だったんじゃないかなぁ・・と。
それで「国内でも今後この144Hzの高リフレッシュレートを活かせるプランが対応するかもしれません」的な匂わせをしていれば・・でもそれでもまだ早いかな。
ということで、全体的に微妙なレビューとなってしまったかもしれませんが、でいながら、私、実は結構このモデル気に入っています。何故ならお願いして「貸出期間を延長」して頂いたからです。
そして、このモデルをきっかけにして、ようやく重い腰を上げて、YouTubeチャンネルのほうでも時々ゲーム配信を行うようになりました。
このモデル&GeForce NOWでどこまで遊べるか、という雰囲気を感じて頂けるかと思いますので、興味を持たれた方は、何かの作業の片手間に眺めて頂けたらと思っています。これからもコンスタントにクラウドゲーム配信もしていきたいと思います。
- ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501, 11th Gen Intel) | Chromebook | ノートパソコン | ASUS日本
- ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501FEA-NA0258)
Core i3 / 8GB RAM / 128GB SSDモデル:89,800円(税込) - ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501FEA-NA0256)
Core i5 / 8GB RAM / 128GB SSDモデル:119,800円(税込)