[かぶ] ASUS Chromebook Plus CX34 (CX3402) レビュー。Plusに興味があるなら、今はこれが基準。

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[かぶ] ASUS Chromebook Plus CX34 (CX3402) レビュー。Plusに興味があるなら、今はこれが基準。

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2024年2月14日、ASUS JAPANはコンシューマー向けとしては国内初となるChromebook Plusモデルを複数台発表、発売開始しました。

当ブログでは各モデルのサンプル機を予めお借りしておりましたので、使用感等をレビューしていきます。

今回はIntel第12世代Coreプロセッサー搭載の14インチクラムシェル(通常のノートPCタイプ)モデルである、ASUS Chromebook Plus CX34(CX3402)を見ていきます。

ASUS Chromebook Plus CX34 (CX3402) | Chromebook | 法人向けノートパソコン | ノートパソコン | ASUS日本

また、「国内個人向けとしては初のChromebook Plus機」ということもありますので、「Chromebook Plusって何が違うの?」という部分についても、一般的な説明だけでなく、実際に使ってみて感じることなども合わせてご紹介出来れば、と考えています。

ASUS Chromebook Plus CX34(CX3402)

今回ASUS JAPANが国内で販売するChromebook Plusモデルは3機種となります。ちなみにPlus自体は一定のハードウェアの仕様を満たせば、既存のChromebookも既にアップデートでPlusとなっているモデルもあります(例えばHP Elite Dragonfly Chromebookなど)。

今回登場したASUS Chromebook Plus CX34(CX3402)も、Plus専用の何か特別なAIやハードウェアが搭載されている、という訳ではなく、あくまで「一定水準以上」のハードウェアスペックを持っていることで、従来イメージされていたChromebookの用途以上の様々な作業が出来るだけのスペックを有していることを「保証しているということに過ぎません。

Plusに関しては海外発表時点からかなり期待されている部分がありますが、後述するように、上記のような前提があることを頭に入れた上で、以下のレビューをお読み頂ければ、と思います。

Chromebook Plusとは?

コンセプトや説明についてはGoogle本家や各種メディアでのプレスリリース等をお読み頂くのが正確ではあるのですが、正直私自身読んでもイマイチよく分かりませんでした。

要は(誤解を恐れずに言えば)

今まで「Chromebookは低価格で低スペックでもサクサク動くのが唯一の魅力であり強み」と思われていた中で「本末転倒」「迷走している」「それなら他のOSのPC買うわw」と言われ続けてきたハイスペックモデル。

つまり従来、それもChromebookが発表された15年近く前から「普通に存在していた」そうしたハイスペックモデルを敢えて今後は別カテゴリーとして「通常のChromebook」とは分けて「Chromebook Plus」とした、とイメージしてもらうのが一番分かりやすいのかな、と思います。

この基準はあくまでハードウェアスペック上の要件であって、そこにはAI専用のNPU搭載とか、何か特別なハードウェアが組み込まれている訳ではありません

なので、前述のように「既存のハイスペックChromebookの一部には、同様に要件を満たしているモデルが(国内でも既に)あり、それらは既にOSのアップデートによってPlusとして動いている」ということです。

では単なるハイスペックなだけのChromebookなのか、と言われると、現時点(文章作成時点:2024年2月)では「9割方そう」という印象です。

確かにPlusでしか使えない機能はあるものの、それらはあくまでOS側、ソフトウェア側で対応しているだけであり(消しゴムマジックなど)それらを試してみたい方、また今後こうしたPlus専用の機能が増えることを期待したい方には良いと思います。

ただ、基本的には「今までのChromebookでも使えないことはないが、モタついたりと実用的ではなかったような」Webアプリ、Webサービス(Adobe Photoshopなど最近はブラウザー上で動くものの、それなりにパワーが必要なモノも多くなってきている)なども安定してそれなりに快適に使えるスペックを持っている、という認証(お墨付き)みたいなものだと考えて問題なさそうです。

その基準は、

  • CPU:Intel Core i3 第12世代以降、AMD Ryzen 3 5000シリーズ以降
  • Memory:8GB以上
  • Storage:128GB以上
  • Display:FHD IPS(1920×1080)以上
  • Camera:1080p以上かつノイズ低減機能内蔵

ということで、11世代以前のモデルは対象外ですが、今後ハイスペックモデルが12世代以降になっていくことを考えれば、基本的にそこまで厳しい基準ではありません。

Plus発表時の各メディアの記事ではCPUの基準として「AMD Ryzen 3 7000シリーズ以降」となっていましたが、実際にGoogleの出しているChromebookヘルプページでの仕様は「AMD Ryzen 3 5000シリーズ以降」となっていますので、今回はそちらを基準としました。Chromebook Plus の OS アップデートの提供について – Chromebook ヘルプ

実際にChromebook Plus OSアップデートの対象となっているデバイスの中に、このAMD Ryzen 3 5000シリーズを搭載したモデルがあることから、実際にはPlusはそれが基準と考えています。

Chromebookといえば「Web閲覧程度しか出来ない」と言われがちですが、「閲覧程度」といっても、実際には「暇つぶし程度にネットで情報検索ときどき動画視聴」程度しかイメージしていない方も多いと思います。

ただ実際には最近ではChromeブラウザーを使えばインストール型のアプリに近いか、用途によってはそれ以上に使いやすい(共有、共同作業等で)Webサービス、Webアプリも増えてきています。

GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートひとつとっても(WordやExcel前提の日本ではそもそもまともに使っている方自体が少ないかとは思いますが)実はそれなりに機能も豊富で、ガッツリ使うとなればそれなりの処理速度が欲しくなってきますし、Google Meetでミーティングを行いながら画面共有、という「えっ?たったそれだけ?」といった当たり前のような作業でもパワーは必要です。

そうした基本的なサービスでさえそうなのですから、更にAdobe PhotoshopのWeb版で画像編集、○○で動画の簡単な加工、といったことも考えているのであれば、今後「Plus」であることを前提に選ぶ、といった選択肢も出てくるのではないでしょうか。

ということで、端末のレビュー以前に長々とPlusについて説明させて頂きましたが(実際の使用感は後述)本体を見ていきます。

スペック:このご時世、このスペックで79,800円で出してきたことに拍手を送りたい。

まずはスペックから。

品名 ASUS Chromebook Plus CX34(CX3402CBA)
(CX3402CBA-MW0151)
CPU Intel Core i3-1215U
メモリ 8GB LPDDR5-4800
ストレージ 128GBGB UFS(Universal Flash Strage)
液晶 14.0” 1920×1080 TFT ノングレア タッチ対応
視野角 :水平 170° / 垂直 170°
ほか 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6)
Bluetooth 5.2
バッテリー駆動時間/充電時間 約9.6時間 / 約1.9時間
インターフェース USB3.2(Type-C/Gen1) x2
USB3.2(Type-A/Gen1) x2
HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート
サイズ 約326.4mm(幅) x 214.3mm(奥行き) x 18.7mm(高さ)
質量 約1.46kg
自動更新ポリシー 2032年6月
価格 79,800円(税込)

いきなり見出しが価格設定かよ、と思われた方もいるかもしれませんが、個人的な感覚として、確かにスタンダードなクラムシェルタイプ(液晶が最大で180°までしか開かない一般的にイメージされるノートPCタイプ)とはいえ、昨今の円安事情を考えれば、このスペックであればギリギリ10万円切りくらいかな、と思っていました。

数日前にX上でアンケートを取ったのですが、84名の方に回答頂きまして、

半数近い方が「65,001円〜80,000円」と回答されていることを考えても(79,800円は8万円ギリギリではありますが)比較的悪くない、むしろ頑張った設定なのではないか、と思います。

実際、しっかり円安になっているここ最近と違って、まだ1ドル110円台前後だった時期でも、このあたりのスペックのモデルは10万円前後が一般的だったことを考えると、そこで一般ユーザーの「購入候補に入る」価格帯(普通は若干乖離する)に寄せてきているのですから、忖度云々ではなくASUS JAPAN、GJです。

もちろん世代が上がれば性能も順当に上がるものではあるのですが、とはいえこの後触れるベンチマーク結果を見ると分かるように、性能だけなら飛躍的に伸びています。

その中で、過剰すぎず(Core i5やi7でもなく、またメモリも16GBなどではなく)必要充分なスペックで構成しつつ、この後触れるように液晶等は充分に実用的かつ見やすいパネルを使うなど、全体的なバランスは非常に良好です。

また、一部からは名前を聞いただけで敬遠されがちな「eMMC」をストレージに使わず「UFS」を使っているところも、人によっては評価点になるかもしれません。

自動更新ポリシー自体は第12世代プロセッサーのモデルが既に一昨年から出ていた(Elite Dragonfly Chromebookなど)こともあり、決して今年新しく登場!という訳ではありませんので、若干短くはなっていますが、それでも「2032年6月」までですので、普通に使う分には先に液晶やバッテリーのほうが寿命が来そうです。

ベンチマーク結果

ということで、ここではChromebookでお馴染みの幾つかのベンチマークの結果を、他のスタンダード、もしくは人気のモデルと比較してみます。

基本的にはChromebookのパフォーマンスに大きく影響するのは「CPU」と「通信環境」です。後者は各ユーザーごとに環境が異なるため判断が難しいのですが、CPUに関しては一応指標となる定番のベンチマークが幾つか存在しています。ベンチマークがすべての指標になるわけではなく、実際の場面というのはもっと多種多様ではあると思うのですが、ここでは目安として判断材料の一つとお考えください。

今回比較対象として、以下の2モデルを選びました。

  • 富士通FMV Chromebook 14F
    発売は2021年末ということで、決して最新のモデルではありませんが、Chromebook Plus対象のCoreプロセッサーのひと世代前(第11世代)であるCore i3-1115G4を搭載したモデルとしてこちらを選びました。この次の世代からCore i3以上はPlusとなりますので、その意味でも比較として良いかな、と思いました。
  • Lenovo 14e Chromebook Gen 3
    2024年2月時点での普及価格帯スタンダードモデルの基準と考えているIntel N100プロセッサーを搭載した、同じ14インチのモデルとしてこちらを選びました。Plusではない現行Chromebookの基準として比較して頂ければ、と思います。
ASUS Chromebook Plus CX34(CX3402CBA)
(CX3402CBA-MW0151)
富士通 FMV Chromebook 14F Lenovo 14e Chromebook Gen 3
CPU Core i3-1215U Core i3-1115G4 Intel N100
ブラウザーベンチマーク
Octane 2.0 82,844 57,855 40,287
Speedometer 2.0 276 174 120
CrXPRT2 181 146 134
Androidアプリ版ベンチマーク
Geekbench 5 single : 1,462
multi : 4,870
single : 1,143
multi : 2,279
single : 862
multi : 1,586
PCMark Work 3.0 13,060 10,533 9,634
3DMark – Sling Shot Extreme Maxed Out! not compatible 3,266
3DMark – Wild Life 7,093 / FPS 42.48 2,204 / FPS 13.20

ChromebookではChromeブラウザー上で作業を行うことが多くなります。そのためベンチマークもブラウザーベンチマークを中心に評価されます。上記の表の内、最初の3つがそうしたブラウザーベンチマークです

1番めのOctane 2.0はChromebookではお馴染みのベンチマーク。既に古くなってしまっているのですが、今までずっと使われてきたこともあり、過去のモデルの測定結果なども蓄積されていますし、そうした点でもChromebookのパフォーマンスを比較するのに今でも重宝するベンチマークです。

2番めのSpeedometer 2.0はAppleのWebKit開発チームが公開している、モダンなWebアプリケーションのための応答性ベンチマークになります。

3番めのCrXPRT2は最近使われるようになりました。Chrome拡張機能として使うことが出来、Chrome OSの総合性能を計測できる、HTML 5ベースのベンチマークテストになります。

あくまでベンチマークの結果に過ぎないのですが、とはいえ流石に従来の曖昧だった「Chromebook」の枠組みの中でのハイスペックの部分が「Plus」基準になるとだいぶ分かりやすくなったのかな、と感じます。

使用しているベンチマークは決して最新のものばかりではありませんので(Octane 2.0は既に終了している)決して現状でのChromebookでの用途をすべて反映しているものではありませんが(ベンチマーク自体がそうとも言えますが)、とはいえ、現時点での通常のChromebookの2倍近いスコアを出している、というのは素直に感心しました。

私自身は実際には既にPlus対応モデル(HP Elite Dragonfly Chromebook)を普段使いしていて、こちらが今回のモデルよりもスペック的には上のモデルでもあるため、使った途端に衝撃が走った、といったことはありませんでしたが、とはいえ私の持っているモデルは最上位構成で入手当時30万円超えだったモデルです。

そう考えるとその3分の1以下の価格帯(79,800円)で、実際に使ってみてもそこまで大きな差のない使用感を感じられるのはありがたいな、と思います。

また、用途が異なってくるため単純な比較は出来ない部分もあるのですが、先日レビューした同じASUS JAPANのコンバーチブルモデル、CM30 DetachableのLTEモデルの価格が同じ79,800円です。

2023年12月22日、ASUS JAPANは4G/LTE対応のChromebook、CM30 Detachable (CM3001)を発表、同日より全国のKDDI直営店、au Online Shop...

ここではベンチマーク結果は載せませんが、同じ8万円弱の予算でPlusを選ぶことも出来れば、持ち運び、携帯性を重視してLTE対応のデタッチャブルモデル(Plusではない)を選ぶことも出来る、というのは選択肢として面白いな、と思います。

使用感:Plusとして、使える機能と想定している用途を実際に試してみる。

さて。

ネットを眺めていると、「日本でも早くChromebook Plusが発売されないかな」という声を思ったよりも多く目にしました。今まで「Chromebookでハイスペックなんて‥。」といった声を多く目にしてきていた私としてはそれがとても新鮮でした。

それだけ「実際にChromebookを使ってみたら、よりハイスペックなモデルが欲しくなった」と感じる方が出てきたのか、それとも「Plusは何か特別なことが出来る」と思われている方が多いのかは分かりませんが、従来のChromebookのイメージや先入観を変えるのには良い戦略だったのかもしれません。

では実際にはPlusでは現状どんなことが出来るのか、また想定されている用途ではどの程度実用的なのか、を今回のPlusモデルで試してみました。

Googleフォトアプリの編集機能強化

AI機能を活用したお馴染み消しゴムマジックで写真から不要な部分を削除したり、背景ぼかし機能などを使うことが出来るというこの機能。一般的にはPixelスマートフォンでお馴染みですが、こちらがPlusモデルでは利用可能です。

といっても、実際には「GoogleフォトのAndroidアプリ版」でこの消しゴムマジック機能の項目が増えるだけで、Webアプリ(PWA)、ChromeブラウザーでGoogleフォトのサイトを訪れてもこの機能は有効にはなりません。

左がAndroidアプリ版「Googleフォト」。工具のマークのアイコンが増えています。
右はWeb版の「Googleフォト」です。こちらは消しゴムマジック等は使えません。

あくまでAndroidアプリ版で「Plusと判断したモデル」に対してこの機能が使えるようになっている、ということです。

どの程度使うかはその人次第ですが、普段Pixelスマホを使っていなくて、それでも消しゴムマジック機能等を使ってみたい、と思っていた方にとっては、Chromebook Plusであれば使える、というのはメリットの1つかな、とは思います。

ただ、ここでも分かるように、あくまで「Plusモデルのハードウェア自体」にそうした機能が付いていてハードウェア的にAI処理している訳ではなく「対応モデルにはアプリ側で新機能に対応させれば、アプリの機能として新たに使える」というのが現時点でのPlusにおける機能強化となる点は注意が必要です。

高度なビデオ通話設定機能として、背景ぼかしやバックグラウンドノイズの除去等が出来る

これはWebアプリ(PWA)でも可能な機能です。現時点で私が確認したのはGoogle Meetにおいて、Plusモデルの場合にはMeet使用中にこの設定バーが別途追加される、というものです。

PlusモデルではMeet使用時に右下のバー上にカメラとマイクのアイコンが表示されます。
これをクリックするとメニューが出て、ワンクリックで切り替えが出来ます。

このバーをクリックすれば簡単に背景ぼかしなどの切り替えが行えます。ちなみに通常のChromebookではこのバーは表示されません。

ただ、こちらに関しては、背景ぼかしが従来のChromebookでは行えない、という訳ではなく、あくまで「Plusモデルと判断した場合にはアプリ側で別途設定バーが追加される」というものなので、今まで通り設定を辿っていけば従来のChromebookでも行う事は可能です。Plusではよりアクセスしやすくなった、ということですね。

というと大したことがないように思われてしまうかもしれませんが、実際には背景ぼかしやノイズ除去といった機能は元々ハードウェア的な対応が必要だったり(つまりそれなりの性能のあるカメラ=今回のChromebook Plusの基準のひとつ)、そうでなくても元々負荷の高い作業になります。

Meetを始め、Webミーティングというのはこうした地味な負荷を30分、1時間、それ以上といった長時間淡々と行い続けるものとなります。だから、最近Windowsで話題になったCore UltraのNPUのように「AI的な処理の中でも瞬発力よりも持久力の必要な処理を行うための専用のプロセッサーを別途設ける」ことで負荷を分散させてバッテリーの持ちを改善したり、といったことが行われている訳です。

それはChromebookにおいても同じで、ともすれば「Web閲覧程度」が暇つぶしで適当にネットを眺めているくらいにしか用途がないと思われがちですが、実際には前述のGoogleドキュメントやスプレッドシート、スライドなどを画面共有しながら、画面を切り替えながら、Google Meetで打ち合わせをする、その際に背景ぼかしやノイズ除去も行う、となれば、当然カメラの性能だけでなく、基本的な性能も充分に高いものが求められます。

その意味で今回のPlusでは「そうした作業を行う際にも不便を感じさせない」という最低ラインとして設けられた基準が例のスペックなのだと思います。

Adobe PhotoshopやAdobe Express、Lightroomなど

「Chromebookはクリエイティブな作業には向かない」と以前からよく言われます。

何を以て「クリエイティブ」というのか、「クリエイティブ」というのは「ハードウェア」や「アプリ」のことを指すのか、それともそれを用いる「人のスキル」などを指すのか、などは意見が分かれるとは思うのですが、少なくとも世の中の現場で使われているようなアプリの多くがインストール型でWebアプリ版(PWA版)が出ていない現状を考えると、従来の自分の馴染んだクリエイティブアプリが使えない時点で「クリエイティブな作業には向かない」と言う方がいるのも無理はないのかもしれません。

ただ、そうした中でも最近は各社様々なツールがWebサービス化してきています。

大御所AdobeもPhotoshopやLightroomをWebアプリとしても出していますし、他社にもそうした動きがあります。これは単純に機能劣化版という意味ではなく、今後こうしたクリエイティブな作業が「個人が単独で1つのデバイスで黙々と行う作業」だけでなく「物理的に遠く離れた場所であっても同時(リアルタイム)に共同で並行して作業が行える」といった協働作業もあり得る、そうした必要性も出てきた時には、クラウドなどを用いたサービスがより相性が良いところからもあると思います。

[Chromebook] よく言われるように本当に出来ることって少ないの?視点を変えると見えてくる、出来ることの広がりについて

その際専用のアプリでも良いのですが、ブラウザーさえあればOSを選ばず、場所や端末を選ばず使うことが出来るWebアプリというのは、(当然ネット環境等の光速安定化など整備は必要ですが)より使い勝手の良いモノとなっていくと思っています。

とはいえ、まだ現状はそこまでは達していませんが、ひとまず前述のようにPhotoshopなどは公開されていますし、そのすべてが従来のアプリ版に比べて機能が少なかったとしてもそれなりに使えるのであれば充分に用途はあると思っています。

そういえばLightroomがCreative Cloud版になり、データをクラウドに保存する、という対応を発表したとき、従来からのユーザーからはかなりの反発が生まれたことがありましたね。現状LightroomはClassicも引き続き出ており、そちらを変わらず愛用されている方もいると思いますが、当時Creative Cloud版を批判していた方の意見の中にストレージの問題だけでなく「使える機能が限られていて実用的ではない」というものがあったのは興味深いな、と思います。あれから年月が経ちましたが、「Creative Cloudは機能劣化版」として使っている方がどのくらいいるのか気になるところです。

で、実際の使い勝手ですが、Webアプリとしての使い勝手、機能の差はまだまだ埋められない部分はあるとはいえ、処理能力的にはPlus機になったことでかなり実用的になった印象を受けました。

繰り返しますが、たかがブラウザーでの作業と思われがちですが、実際には現状ブラウザーで出来ることってかなり広く、また用途によっては充分なパワーが必要になってくる(快適さに影響してくる)んです。

その点では、今回、繰り返しますが「Plusでなければ使えない」訳ではないものの、「Plusのモデルを使うことである程度の快適さが保証される」というのは選択の際のポイントの1つにはなりますし、そうした用途でも使えるモデルということは、それだけ従来イメージされていたChromebook以上の使い方が目の前に広がっている、とも言えます。

今後Plusの要件を満たしたスペックを活かせるようなAIを利用したサポート機能が増えていく予定。

ということで、今回このモデルを実際に使っていく中で「いやぁ、Chromebook Plusって凄いな」と感じるような部分というのは敢えて挙げるものはありません

ただ、では必要ないのか、というとそういう意味ではなく、それだけの性能が担保されているモデルであるということは、今後こうした機能をGoogleを始めとしたメーカー側が加えていく際にも、当然それを快適に動かせる、活用出来るのは、それだけの負荷に耐えられるスペックを持っている「Plus」モデルである必要がある可能性が高くなります。

となると、ここで触れたような機能が「Plusモデルでのみ表示される、使える」ように、今後予定されている機能(既にGoogleなどもアナウンスしていますが)も「Plusかどうかで使えるかどうかが分かれる」可能性は充分にあります。

  • AIを利用した文章作成のサポート機能(GoogleのGemini(旧Bard)の実装なども一時期話題に上がりましたね)
  • 生成AIによる壁紙やビデオ通話背景のカスタマイズ

この辺りは実際にGoogle自身も対応を予定していることを公表していますので、そうした新しく出る、広がっていくクラウドサービス、WebサービスとAIの可能性をいち早く試せる、という楽しみのために、今後出てくるPlus機を選ぶ価値というのは充分にあるのではないか、と思っています。

外観とインターフェース:全体的に上質感のある雰囲気。大きめの吸気口でファン音もそれなりに気になるかも。

さて。ここまでで既にかなりの文量となってしまったので、外観やインターフェース等については気づいた点を中心になるべく短めにまとめていきます。

まずは外観。パールホワイトの天板は手触りはツルツルしているものの、単純な白ではなく、少し他の色の混ざった、和紙のような印象を受けました。

ロゴが「Chromebook Plus」となっている点も含めて、個人的にはこの価格を考えると、通常のChromebookとは違った上質感があって好印象です。

底面については中央に大きな吸気口(排気口は本体背面)があり、

ファン回転時にはそこそこファンの音がしますし、温かい風が吹き出してきます。

ちょっとした負荷のかかる作業をするとそこそこ廻りますので、ファンレスが好きな方にとっては結構ファン音が気になるかもしれません。

右側面。
オーディオ端子以外にはUSB3.2(Type-A/Gen1)が2つ、HDMIにUSB3.2(Type-C/Gen1)が1つ。

左側面はシンプルにUSB3.2(Type-C/Gen1)が1つのみ。
microSDスロットがないのは人によっては気になるかもしれません。

インターフェース類は過不足なく、給電用のUSB-C端子も左右に1つずつあるのは、充電などの際に左右を気にしなくて良い点でも好印象です。端子類はほぼ右側面に集中しています。

HDMI端子もあるので、最大で3画面まで画面出力出来る、また出来るだけのスペックを一応備えている、というのは(通常のChromebookだと例えば1画面出力でも4K等で出力するとそれだけでかなりの負荷になりモタつくこともあるので)Plus基準ならではかもしれません。

キーボードとタッチパッド:ASUSお馴染みのタッチ感。汎用型ながら、Enterキーはそれなりに幅があるのは嬉しい。

いつもツッコんでばかりのキーボード。

ある程度のコスト削減を考えると、実際他メーカーでも最近は各国キーボードの金型を流用しているキーサイズバランスのモノも多いので、この価格であればまぁ充分なのかな、と(これが15万円のモデルだったらツッコんでた)。

とはいえ、先日レビューしたLenovo 14e Chromebookのように、通常のChromebookでも「日本語配列キーボードとして無理のない各キーのバランス」を考えた専用の型で作っているモデルもあるので、ここはASUSに限らず頑張って欲しいところ。

結局ツッコんでしまいましたが、Lenovo 14e Chromebookのキーボード。
それぞれのキー穴が独立していて、全体的にどのキーにも窮屈感がない、「お手本のような」キーボード。

一部BS横「¥」キーなど、普通に詰まってしまっているキーがあるものの、Enterキーが比較的横幅も広めに取られているのは好印象です。キータッチはいつものASUSキーボードです。なのでASUSのノートPCに慣れている方なら違和感なく使えるのではないか、と思います。

タッチパッドは若干広めに取られています。冬の乾燥した指でもそれなりに反応してくれましたし、特別反応が悪い、ということもありません。ハイエンドモデルのようなヌルヌル感はありませんが、この価格帯なら充分でしょう。

液晶:これは私好き。ノングレアながら視野角広くクッキリ。明るさも悪くない。

いや、まぁこれが普通なのかもしれませんが、液晶は久しぶりに「お、良いじゃん」と見た瞬間から思いました。

この価格帯のノングレアとしては非常に見やすい良液晶だと感じました。

Flip(液晶が360°回転してタブレット的にも使えるコンバーチブル)モデルではないので、パネルも映り込みの少ないノングレア液晶(でありながらタッチ対応なのはAndroidアプリも使うことを考えると高評価)なのですが、ノングレアになるとどうしても何となく明るさが落ちてしまったり、少し滲んだ感じになったり、とどうしても鮮やかさ含めて控えめになってしまうことが多いのです。

その分映り込みが少ないので見やすい分、文章作成がメインだったりする場合には良いのですが、どうしても若干クッキリさ等で落ちてしまう印象があったのですが、この液晶はなかなかに良い。クッキリ、視野角も広く、明るさもある。その上タッチ対応。いや、よく頑張ったと思う

Chromebook Plusの要件の1つに「FHD以上、IPS」というのがあります。

ASUSのラップトップPCは液晶に関しては「TFT」とお茶を濁すことが多いのですが、Plusの時点でIPSですし(まぁこの視野角と見た目からもIPSですし、IPSの中でも悪くない)この辺り安心して長く使えそうなのは嬉しいです。

Webカメラ:Plusの要件を満たしただけあって、画素数云々ではなく明るく綺麗に映る。

ここまで書いてきていて感じたのですが、「Chromebook Plusであること」って単にハイスペックである、というだけでなく、「要件を満たす」以上に、ある一定以上のランクのパーツを使っていることにも繋がっている(担保されている)ような気がしています。

それを感じたのが先ほどの液晶と、このWebカメラです。

勿論要件を満たす「1080p以上」のカメラではあるのですが、画素数だけで言えば「207万画素」なんです。

と、何でここで画素数を出したかというと(画素数だけが画質を決めるわけではないのは分かった上で)、先日レビューした同社のChromebook CM30 Detachableは「1080p、503万画素」なんです。でもカメラアプリ、Google Meetアプリを起動した瞬間に、映りが全然違いました

Google Meetの画面。
503万画素だったCM30と比べても明るさの補正も入って十分に綺麗に映ります。

それは主に「明るさ補正」の部分が大きいと思うのですが、映った瞬間は一瞬全体的に暗かったりはするんですね。

「明るさの補正」が入っている、と感じたのは、カメラ起動直後は一瞬このように映りが暗くなるときがあるから。
ただ、1〜2秒くらいで前述のような明るさに切り替わってくれます。

ただ、CM30 Detachableはそのまま特に変化はないんですが、このCX34のカメラの場合は、すぐに明るさを補正してくれて、結構綺麗に映ってくれます。それは720pのGoogle Meetでも同じです。

ちなみに別の人はいえ、同じく日中の明るい時間帯に明るい室内で撮ったCM30でのMeet。
CM30は503万画素、1080pを謳っていますが、Meet(720p)だと若干厳しめ。

Webカメラの質、というと「別におっさんの綺麗な顔なんぞ誰も見たくない」と言う方も多いですし、そもそも最近はミーティング自体顔を表示させずに行う方もいるとは思います。ただ、やはりリアルと違って相手の情報が極端に減ってしまうWebミーティングでは、数少ない情報である相手の表情や、相手の顔が綺麗に映ってくれること、ってやはり話しやすさや印象に繋がってくると私は考えています。

その意味でも、このWebカメラ、「Plusの要件を満たす」ことが、ある程度の品質のカメラを備えていることに繋がるのであれば、それだけでも一般的な「Chromebook」との差別化にも繋がるのではないか、と感じました。

まとめ:Chromebook Plusのスタンダード、現時点での指標として充分にオススメ出来る一台。

今回は予め販売価格が分かっていたことも、この評価に繋がっている部分は正直あると思います。(なので文中で何度も「この価格で」という表記が出てくるのですが)

というのも、こうしたサンプルモデルをお借りしている時点では(発表前のモデルだと)価格が分かっていないことが多くて、使っていて「お、良いじゃん」と思っても、心の何処かで「でも価格が分からないんだよなぁ‥価格次第なところあるよなぁ‥」となってしまうんです。

で、そういう時に限って、好印象の評価をしてみたら、いざ発表されてみたら「いや、でもこの価格だとちょっと厳しくない?」というパターンが多いのですが、今回はこれ、もし販売価格知らされていなかったとしても、発表当日に知って「お、頑張ったね!」と驚いたと思います。(実際途中で価格知らされた時、素直に驚いた。)

私の中では今回、予想では「頑張ってギリギリ10万切り」くらいだと思っていたからです。

この円安の状況を考えると109,800円とかもあり得るな。でもそれだと流石にモノは良くても厳しいでしょ‥くらいのイメージで考えていたら、まさかの79,800円です。

普通にあり。というか、Chromebook Plusがこの価格で出せるなら充分です。

海外でのドル価格を持ち出してきて「ボッタクリだ」と言うことは簡単ですが、Chromebookに限らず、ああした発表の際に出される価格設定は「最低限」の場合であって、そこに各社カスタマイズ、構成を加えていくことは忘れられがちだな、と感じています。

で、今回のモデル、レビューといいながら3分の2くらいは「Chromebook Plusとは」的な話になってしまいましたが、逆にその部分がある程度理解出来ていないと、従来の「Chromebookにハイスペックとか本末転倒」「それだったらWindows PC買うわw」みたいな話になってしまうと思うんです。

そういう人は大人しくWindows PC買うか、今まで通りのChromebookも今後継続して販売されますから、そちらをお買い求め下さい

そう考えたとき、今回ASUS JAPANがこのCX34で選んだ構成って、Googleの出しているChromebook Plusの要件をそのまま形にしたようなモデルとなります。

ここにペン対応だったりコンバーチブル等の追加要素が加わると、その分値段が上がってくることになる訳ですが、その意味でもこのモデルは、

Chromebook Plusとはこういうモデルですよ

というお手本のようなモデルだと思いました。

ハイスペック過ぎず、けれど押さえるところはキチンと押さえて、価格帯的にもここ最近の「Chromebookの普及価格帯スタンダードモデルの1つの目安は5万前後」ということから考えても、もう少し出せば「Plus」が手に入る、という。

つまり、今後出てくるChromebook Plusモデルを考える時には、このCX34が1つの基準になってくると思うんです。

Chromebookとは差別化されていて、それでいて極端に高くなく、何でも詰め込んだ訳でもない。シンプルなクラムシェル。タッチ対応。基本がしっかりしているから、液晶もWebカメラも安心して使える。普通に1つ上の、Chromebookとは別の「Plus」という良モデルだと思いました。

なんて褒めると「貸出だから忖度してるんだろw」「案件乙」と思われそうですが、当然ながら今回も単純にサンプルモデルを発売前に事前にお借りしている以外には金銭等の授受もなければ、ASUS JAPAN側からの文章のチェックや修正指示等もなく自由に書かせてもらっています。

ということでその立場で今回のモデルを評価するなら、

Plusに興味があるなら、まず最初にこれを選択肢に入れて、ここにあと何を加えたいか、要らないか

で他の選択肢があるなら見てみると良いよ、と思います。

じゃあお前は買うのか、と言われたら、普通に考えたら「買いません」。ただ、その理由は単純に私が文中でも触れたように、既にこれよりスペックが上のHP Elite Dragonfly Chromebookを使っているから、というだけの理由であって、このモデルが高いとか魅力がないからではないのです。

いや、むしろ、持っていても、現時点でのChromebook Plusのスタンダードモデル、指標となるモデルとして、手元に置いておきたい一台かもしれない。このモデルを長く使っていく上で感じる部分というのが、恐らく(Elite Dragonflyを使っていて感じる良い点、悪い点よりも余程)一般的なPlusを評価する上での視点となると思うからです。

それくらい、個人的にはこのモデル、かなりアリなモデルだと思っています。

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ノートパソコン ASUS Chromebook Plus CX34 (CX3402CBA) パールホワイト CX3402CBA-MW0151 [14.0型 /Chrome OS /intel Core i3 /メモリ:8GB /UFS:128GB] ASUS|エイスース 通販 | ビックカメラ.com

ヨドバシ.com – エイスース ASUS CX3402CBA-MW0151 [ASUS Chromebook Plus CX34 (CX3402CBA)/14型/Core i3-1215U/メモリ 8GB/UFS 128GB/ChromeOS/パールホワイト] 通販【全品無料配達】

ASUS Chromebook Plusご購入でオリジナルPCケースが必ずもらえるキャンペーン

購入対象期間は2024年2月14日(水)~5月31日(金)まで。応募受付期間は同6月14日(金)までとなります。特設サイトはこちら。

ASUS Chromebook Plusご購入でオリジナルPCケースが必ずもらえるキャンペーン

シンプルにChromebook Plusのロゴが入っただけのケースともいえますが、こうした製品の販売でオリジナルのロゴ入りPCケースが貰えるのはChromebookでは珍しいです。いや、私自身普通にこれだけを理由に買いたくなりました。別途ASUS公式オンラインショップ等で販売してくれませんかねぇ。

発売日当日、夜19時からの定期ライブ配信で、今回の3モデルについて実機を動かしながら喋ります。

今回は国内の個人向けとしては初(アップデート対応機種を除く)のChromebook Plusモデルということで、「そもそもChromebook Plusって何?」と思われている方もいると思います。

また、こういうモデルって実際に動いているところを見るのが一番伝わりやすいかな、と感じていますので、本日19時からYouTubeチャンネルのほうで雑談ライブ配信を行います。

[Live] 本日発売のChromebook PlusとDetachableモデルについて語ろう(@OfficeKabu. Chromebook Talk Live vol.8)

(このためだけにサンプル貸出期限を2日延長してもらった)

一応普段は毎週水曜日19時からはChromebookとクラウドゲームサービス(GeForce NOWとXbox Cloud Gaming)を使ってPCゲームを遊ぶライブ配信を行っていますが、今週は発売日と重なりましたので、折角の機会ということで、本日発売のこれらのモデルと、今回国内個人向け市場では初(アップデートの提供を除く)となるChromebook Plusについて、リアルタイムでご視聴頂く皆さんとお話出来たら、と思っています。

「○○を動かしたときの動作感はどうですか?」
「○○はどんな感じでしょうか?」
「Androidゲームの○○を検証してもらえませんか?」

みたいなコメントを頂けたら、その場で試せるのもライブ配信の良さかな、と。とはいえ普段そこまでリアルタイムで視聴頂いている方も多くないチャンネルではありますので、特にコメントや質問がない場合は、発売日当日時点での私の各モデルの印象や感想、更に実機を動かしている様子をお届けします。

平日の19時という時間帯ですので、なかなかリアルタイムでの視聴は難しいと思いますが、もし興味を持たれた方はアーカイブでご覧頂ければ、と思っています。

一人で黙々と喋り続けるのも寂しいので、是非ラジオ感覚でご視聴頂けたら、と思ってます。

ASUS Chromebook Plus CX34(CX3402)

Chromebook Plusとは?

スペック:このご時世、このスペックで79,800円で出してきたことに拍手を送りたい。

ベンチマーク結果

使用感:Plusとして、使える機能と想定している用途を実際に試してみる。

外観とインターフェース:全体的に上質感のある雰囲気。大きめの吸気口でファン音もそれなりに気になるかも。

キーボードとタッチパッド:ASUSお馴染みのタッチ感。汎用型ながら、Enterキーはそれなりに幅があるのは嬉しい。

液晶:これは私好き。ノングレアながら視野角広くクッキリ。明るさも悪くない。

Webカメラ:Plusの要件を満たしただけあって、画素数云々ではなく明るく綺麗に映る。

まとめ:Chromebook Plusのスタンダード、現時点での指標として充分にオススメ出来る一台。

ASUS Chromebook Plusご購入でオリジナルPCケースが必ずもらえるキャンペーン

発売日当日、夜19時からの定期ライブ配信で、今回の3モデルについて実機を動かしながら喋ります。

  • ASUS Chromebook Plus CX34(CX3402)
  • Chromebook Plusとは?
  • スペック:このご時世、このスペックで79,800円で出してきたことに拍手を送りたい。
  • ベンチマーク結果
  • 使用感:Plusとして、使える機能と想定している用途を実際に試してみる。
  • 外観とインターフェース:全体的に上質感のある雰囲気。大きめの吸気口でファン音もそれなりに気になるかも。
  • キーボードとタッチパッド:ASUSお馴染みのタッチ感。汎用型ながら、Enterキーはそれなりに幅があるのは嬉しい。
  • 液晶:これは私好き。ノングレアながら視野角広くクッキリ。明るさも悪くない。
  • Webカメラ:Plusの要件を満たしただけあって、画素数云々ではなく明るく綺麗に映る。
  • まとめ:Chromebook Plusのスタンダード、現時点での指標として充分にオススメ出来る一台。
  • ASUS Chromebook Plusご購入でオリジナルPCケースが必ずもらえるキャンペーン
  • 発売日当日、夜19時からの定期ライブ配信で、今回の3モデルについて実機を動かしながら喋ります。