2022年5月3日と4日の2日間、GWとはいえ昼下がりという難しい時間帯でしたが、主にTwitterでお声がけをして、「Google Meetで色々話そう会(Google Meet会)」を開催しました。
などと暢気にアンケート取ってる時間的余裕もなさそうなので、Googleフォーム作成しました。
参加人数見て開催を決めまする。https://t.co/yC2lBZWtuP— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) May 2, 2022
このブログでは数年前までは15回ほど、実際にお会いしてのオフラインミーティング(オフ会・交流会)をしていたのですが、
このご時世でそれもまだ難しいかな、と思いまして、であれば、Chromebookでも標準で使えるGoogle Meetを使ってお話が出来ないか、と。
ありがたいことに、3日が10名、4日が7名という参加人数で、2時間(+α)、色々な話題で楽しい時間を過ごすことが出来ました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。
Meetでの交流会は私にとっては初の試みだったので、不慣れな部分も多く、課題もあったかと思いますが、これからコンスタントに開催していきたいと思いますので、興味を持たれた方はお気軽にご参加いただけたら、と思っています。
ちなみにChromebookユーザーでなくても大丈夫です。ただ、共通言語としてChromebookの話題が多くはなりますので、多少はChromebookに興味がある方が楽しめるかもしれません。
で、今回私は上のような環境で参加しました。標準的なスペックのFMV Chromebookとイヤホン、あと試してみたかったのでAIノイズキャンセリング機能の付いた変換アダプターを使ったくらいです(効果は不明)。
Google Meetは現時点では複数名での会話は60分に制限されます。ただ、私の場合は以前も触れましたが、おひとりG Suite Business(現Google Workspace Business)を利用していまして、私が開いた場合には時間が24時間まで延びます。なので、実質無制限みたいなものです。
今回ですが、参加した環境は先ほどのような状態なのですが、実際には以下のような構成で臨んでいます。
- 私自身が参加するためのChromebook(FMV Chromebook)
- ホスト用として、また録画・配信のために画面をWindows PCのOBSに出力するためのChromebook(Dell Latitude 5400 Chromebook Enterprise)
- Chromebookの画面を録画・配信するためのWindowsデスクトップPC
正直な話、普通に会話を楽しむだけなら3台も必要ありません。Chromebook1台で十分です。また、録画を行うだけであれば、前述のWorkspaceアカウントユーザーであれば普通に出来るので、それだけなら2台目のChromebookもWindows PCも要らないんですね。ただ、私は今回(参加して下さった方には事前にお伝えして了承いただいているのですが)、将来的に
「Google Meetで今回くらいの人数で会話を楽しみつつ、その様子をYouTubeライブで同時配信出来たら良いな」
と考えていました。録画だけなら前述のように1台でOKですし、また配信だけでも同様です。また例えばStreamYardならChromebookでも使えますし、そうした簡単な方法もあるとは思うのです。
ただ、今回私の中では、別に「Chromebookですべてやれました」ということをしたかった訳ではないですし、手元にハイスペックのWindows PCもある訳で、普通に使った方がラクなのです。と共に、それ以上に、要は
「参加する人にとって、なるべく楽な形にしたい」
というのがありました。要はリンクひとつクリックすれば参加出来るくらいの気楽さ。
何が楽か、というのは様々だと思うのですが、人って結構ちょっとしたことで億劫になります。StreamYardは便利なのですが、私、自分の慣れてないサービスが1つ増えるだけでも「ちょっと面倒くさいな」って思ってしまうくらい最近は心のバネが無くなってきているので、であれば、Chromebookユーザーであれば、Googleのサービス、馴染みのあるサービスだけで済んでしまえば、それが一番だろうな、と。Meetはあまり使ったことないかもしれませんが、そこはChromebookを使っているのであれば、折角なら試してみて欲しいな、というのもあります。
あと、単純にYouTubeならAndroid TVでもスマホでも見られるし、コメント入れたり、と参加もしやすい、更に、私自身自分のYouTubeチャンネルで行えるので、プラットフォームを追加する必要もないですし、チャンネル登録いただいている方なら気軽にチェックしやすいかな、というのもあります。
となってくると、意外と構成が面倒になってきてしまうのです。それが先ほどの3台構成になってしまった理由です。
今回はYouTube配信まではテストはしていないのですが、代わりに録画をWindows PC上のOBSで行いました。で、OBSでGoogle Meet上の会話の音声を収録する、となると、1台だけでやると「私自身の声が入らない」という問題がありました。別途私の話している声は入れなければいけないんですね。なので、私の会話用のアカウントを別途作って、別のChromebook上でサインインして、Meetに参加した、という訳です。
なので、ホスト(Google Workspaceアカウントの。主催者用。)のChromebookはMeet中はほぼWindows PC上のOBSに繋がったまま録画する状況になっています。
で、ここまで面倒くさいことしても、実際問題として「クローズドなMeet内での会話」と、それを「YouTubeのライブ配信」というある意味で不特定多数の目に触れる場でオープンにすることの矛盾みたいなものも勿論あります。なので、そうなってくると却ってクローズドなMeetではなくなってしまうので、参加を躊躇される方も多いかもしれません。なので、そこは全てをライブ配信しようとは思っていません。
ただ、以前開催していたオフラインミーティングでも、また今回2日開催したオンラインのMeet会でも感じたことがあるのです。それは、
参加される人数が増えるほど、当然そこで交わされる会話のテーマは1つには絞れないし、会話に参加したくても割り込めない人も出てきてしまう。また「聞き専」のつもりでいたとしても、テーマによってはその日聞きたかった、話したかった内容があった、という方も当然出てくる。
と思うのです。また、Meetという空間も、人によっては結構ハードルが高いと思うんですね。その時間、完全に拘束されますし、気も使わないといけない。でも中には、そうした会話を気を使わずに気軽に眺めていたい、聴いていたい、という人もいると思ったのです。で、時々気になったことを質問というか、コメント出来たらいいな、くらいの方です。
まぁ私が最近オンラインのイベントに色々参加していて、「凄く楽で楽しいな」と感じることもあったので、そういう選択肢もあって良いのではないか、と。それで、先ほどのMeetの画面です(この画面は参加者に掲載の許可を頂いています)
これ、YouTubeライブ配信をした時の画面を想定しているのですが、敢えて左上に寄せています。その結果、右端と下が空いていると思うんです。で、ここに、YouTubeからのコメントがリアルタイムで流れるようにしようかな、と。下は・・どうしましょう?何か良いアイデアないですかね。
この辺りは考える必要がありますが、要はラジオ感覚で聞きながしてもらいつつ、時折コメントしたくなったら入れて貰えばその都度質問に対する答だったり反応が出来るかな、と。
で、これを何万人、何十万人も登録者がいて、同時視聴者数も何千人、何万人といるようなチャンネルだと到底無理なんですが、私のチャンネルなんて(もちろん大変ありがたいのですが)現時点でようやく1300名程度です。ということは、見に来てくれる奇特な方なんて、恐らく数名いるかいないか、くらいだと思うんですね。であれば、比較的距離の近い会話が出来るかなぁ、と。まぁ誰もいなければ、淡々と普通にMeetの会話を楽しめば良いだけなので。
ということで、そんな果たしてどれだけニーズがあるのか、単に私自身の自己満足に過ぎないような妄想かもしれないのですが、そんな絵を描いていまして、そこに向けての第一歩が今回の2回のMeet会でもありました。
ただ、それはあくまで目的の1つに過ぎなくて、勿論一番の理由は、久しぶりにChromebookユーザー同士で色々お話出来たら楽しいな、ということなんですけどね。なので、終わるまではホント緊張しっぱなしで、両日とも開始前はお昼ご飯が喉を通らないわ、カフェラテ飲んでポンポンペインになるわで、もう・・
こんなこと言うと綺麗事や嘘くさく聞こえるかもしれないけど、ホント2日間やってみて、とにかく参加してくれた人が少しでも「楽しかった」と思ってもらえたら、ホントそれだけで、終えた後の夜のビールが美味いしホッとするのです。いや、緊張しまくっていただけに、少々脱力しております。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) May 4, 2022
ただ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございます。
ということで、冒頭でも触れましたが、今回の話は何の役にも立たないかもしれませんが、こんな楽しみ方もあるし、これからもやっていくので、良かったらお付き合い下さい、というお話でした。
なお、両日ともご参加いただいたKuro(@BBB_Kuro)さんがご自身のブログで早速記事にしてくれました。ありがとうございます。
これからもオフライン・オンライン共に、こうした楽しいことをしていきたいなぁ、と思ってます。