最近は国内のラインナップも価格も手頃になってきたこともあり、あまり取り上げることがなかったのですが、今回は非常に魅力的だと感じたので、書いておきたいと思います。
Chromebookとしては久しぶりのトラックポイント付きのChromebookとして話題になった、Lenovo ThinkPad C13 Yoga Chromebook。国内でも発売はされたものの、ほぼ法人向けとなっており、個人向けにはそのおこぼれが若干出回る程度。しかも価格も構成の割にはどうしても割高になっていました。
とはいえ、モデルとしては非常に魅力的で、従来のThinkPad好きから、キーボードやトラックポイントを重視される方にとっては、全体的なバランスも含めて非常に良モデルに仕上がっていると思います。
私は国内発売前に米国AmazonでこのモデルのRyzen 5 3500C搭載モデルを購入しました。このブログではレビューは行っておりませんが、YouTubeチャンネルの方で紹介しています。
で、こちらのモデル、当時はAmazon発送ではあったものの、セラー販売で、ラインナップも私が購入したRyzen 5モデルだけでした。また、購入時点ではクーポン等が適用されて比較的手頃な価格になっていたのですが、その後クーポンがなくなり、価格も徐々に上がっていました。
ただ、日本への直送も可でしたし、私も非常に好きなモデルでしたので、その後も状況を追っていたところ、最近になって、より上位のRyzen 7モデル（メモリも16GB）や、下位のAthlon 3150C（メモリは4GB）モデルも並ぶようになり、これらがAmazon販売、発送となっていました。しかも、今回確認したところ、価格がここ数日で動いてきており、かなり魅力的になってきています。
- Lenovo ThinkPad C13 Yoga Gen 1 – 13.3 inches – 16 GB RAM
- Lenovo 20UX000MUS – 13.3 inches – 8 GB RAM
- Lenovo Thinkpad – 13 inches – 4 GB RAM
上から「Ryzen 7 3700C/16GB RAM/256GB」「Ryzen 5 3500C/8GB RAM/128 GB」「Athlon 3150C/4GB RAM/32GB」となっているようです。ちなみに価格は文章作成時点で759ドル、540ドル、297ドルとなっています。
Amazon販売、発送がRyzen 7モデルとAthlonモデル、セラー販売、Amazon発送がRyzen 5モデルなのですが、私は昨夜気付いた後も、Amazon販売モデルに関しては価格が上下に変動していますので、数十ドルくらいの差は出てくるかもしれません。
ちなみにRyzen 7モデルはそれまでは850ドル前後でしたので、急に100ドル近く下がった計算になります。
Chromebookとしてはまだまだ珍しい、AMD製のプロセッサー搭載（それもRyzenモバイルプロセッサー）ということもあり、若干クセはありますが、ThinkPadならではのキータッチ、またお馴染みのトラックポイントは健在ですし、液晶も見やすく、スタイラスペンと指紋認証にも対応、インターフェースも充分、とトータルバランスでも非常に良好なモデルになっています。
単純なスペックだけで比較してしまうと、確かにこの価格帯で、海外モデルを個人輸入することは、サポート等を考えるとリスクはありますが、個人的にはChromebookに限らず、使い勝手というのは単純な数値で表せるスペックよりも、むしろこうしたキーボードやインターフェース、全体の足回りなどのほうが影響が大きいと思っています。その点でも、現時点でも非常に魅力的なモデルだと思います。
端末のサポート期間である自動更新ポリシーも「2029年6月」と充分です。
使用していく中での不具合に関しては、レノボジャパンでのサポートは厳しいかもしれませんが、Ryzen 7モデルとAthlon 3150Cモデルに関しては一応Amazon販売モデルでもあるので、初期不良に関してはある程度までは返品、交換等も交渉可能なのではないか、と思います。
この数ヶ月価格の推移を眺めてきた限りでは、今まででは最も下がっていると思います。ただ、以前も一度下がった後に徐々に元の価格に戻ったり、突然セラーが変わったり、といった事もありましたので、気になる方はマメなチェックをオススメします。