[かぶ] 2018年前半発表の新作モデルを現行競合モデルと比較してみる。(1) Acer Chromebook Tab 10

[かぶ] 2018年前半発表の新作モデルを現行競合モデルと比較してみる。(1) Acer Chromebook Tab 10

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2018年に入って続々と各社から新作が発表されています。先週発売したばかりの電子書籍においては若干このあたりについて書き下ろしで触れてみましたが、このあたりで一度こちらでもまとめてみたいと思います。

なお、それぞれのモデルの特徴については既に各方面のサイトで詳細等触れられていますので、今回はこれらの新作モデルが既存のどのモデルと競合となるかという視点で考えてみました。

ARM系SoC(CPU)を載せ、軽量小型のAndroidタブレット的用途を想定したAcer Chromebook Tab 10。

まずは少しずつ開封動画等も出てきているようで、再び注目されているChromebook初のタブレット端末、Acer Chromebook Tab 10

その後私のところにはTigerDirectからは連絡がありませんので、果たしていつ頃発売されるのか(予想通り7月になるのか)分かりません。

従来のモデルでは10.1インチのASUS Chromebook Flip C101PA、及び12.3インチのSamsung Chromebook Plusとの間でどれを選ぶか、という視点で考えると分かりやすいかな、と思います。それぞれのスペックを簡単に並べてみます。

Acer Chromebook Tab 10 ASUS Chromebook Flip C101PA Samsung Chromebook Plus
Display 9.7″ (2048×1536) 10.1″ (1280×800) 12.3″ (2400×1600)
Dimensions 172.2 x 238.2 x 9.98mm 262.8 x 182.4 x 15.6mm 280 x 221 x 13.9mm
Weight 0.55kg 0.9kg 1.07kg
Digital Stylus Wacom feel EMR Wacom feel EMR
CPU OP1, Made for Chromebooks OP1, Made for Chromebooks OP1, Made for Chromebooks
RAM 4GB 4GB 4GB
Storage 32GB eMMC 16GB eMMC 32GB eMMC
Interface USB 3.1 Type-C x1 ,
microSD
USB 2.0 Type-A x1 ,
USB 3.1 Type-C x2 ,
microSD
USB 3.1 Type-C x2 ,
microSD
価格 $329 $299 $449

現時点で非常に限られたARM系CPUであるOP1, Made for Chromebooks(Rockchip RK3399)を載せているのが一番の特徴、というか、現行モデルではこの3モデルのみです。こちらに、MediaTek MTK 8173Cを載せたAcer Chromebook R13とLenovo 300e Chromebookの2モデルを合わせた5モデルが現時点でAndroidアプリと相性が良いChromebookと言えます。その中でもR13と300eはそれなりに大きさや重さがありますので、よりAndroidタブレット的な使い方も考えている方には今回挙げた3モデルから考えるのが良いと思っています。

Acer Chromebook Tab 10 ASUS Chromebook Flip C101PA Samsung Chromebook Plus
Keyboard
EMRペン

この中での基準としては、文字入力が多い方には「Tab 10以外」。「必要ならBluetoothキーボード付ければ良い」と思われる方もいるとは思うのですが、私、ChromebookのBluetoothってまだあまり信用してないんです。特にマウスに関しては結構相性が出やすい。もちろん何の問題もなく現時点でもBluetoothキーボードを使えている方もいるでしょうし、ある程度Bluetoothキーボードの特徴も分かった上で使うのであれば問題ありませんが、そもそもTab 10はタブレットとしての軽さ(約550g)も魅力でもあるので、あまり文字入力を多く考えていない方にオススメしたいと思っています。Androidタブレット感覚ですね。ただ、IMEはGoogle日本語入力しか使えませんので、その点注意が必要です。

また、この中でもう一つ大きな違いとして出るのがEMRペンの対応、非対応です。「ASUS C101PA以外」はWacomのfeel EMR対応で、EMRペンが付属、また本体内に収納が可能です。また、豊富な別売りのEMRペンを別途買い求めて使うことも可能。

現時点でのChromebookにおけるAndroidアプリやChromeアプリのEMRペンの使い勝手についてはまだまだ発展途上とは思いますが、ある程度手書きでメモを取りたい、という方にはこの2モデル(Tab 10、Samsung Plus)になります。

Acer Chromebook Tab 10 ASUS Chromebook Flip C101PA Samsung Chromebook Plus
Display 9.7″ (2048×1536) 10.1″ (1280×800) 12.3″ (2400×1600)
Dimensions 172.2 x 238.2 x 9.98mm 262.8 x 182.4 x 15.6mm 280 x 221 x 13.9mm
Weight 0.55kg 0.9kg 1.07kg

重さに関してはTab 10は大きな魅力。キーボードがない分取り回しも楽ですし、その分厚みも出ません。9.7インチながら高解像度(2048×1536)である点も、タブレットとしての目と本体の距離を考えれば充分に実用的でしょう。ラップトップPCとして考えると私は13.3″でもFHD(1920×1080)程度までが実用的な範囲だと思っているくらいなので、Samsung Chromebook Plusも2400×1600に関しては通常のPC用途として主に考えるのであれば、ある程度解像度やフォントサイズ等の調整は必要です。

ただ、最近は「試験運用機能」ではありますが、「Enable display zoom setting」を調整できるようになったので、私も同じ12.3″のPixelbookで普段最大解像度(2400×1600)で常用するようになってきています。この辺りは使い方次第でもあるかもしれません。

Google PixelbookやSamsung Chromebook Pro/Plusは最大解像度で「2,400x1,600」まで表示できることが一つの魅力でもあります。また、HP Chromebo...
Acer Chromebook Tab 10 ASUS Chromebook Flip C101PA Samsung Chromebook Plus
サポート
技適マーク ?(恐らく○)
入手経路 TigerDirectのみ。 日本で購入可能。 米Amazonが利用可。

最後に肝心のサポートと入手経路に関して。Acer Tab 10に関しては現時点では不明です。また、現時点では直送どころか転送サービスすら不可TigerDirect BUSINESSくらいしか主な取扱店がありません(Promevoは個人での購入は厳しいので)。日本でも突然発売する可能性も私は充分にあると考えています(最近のAcerの日本の教育市場での積極的な展開は11 LTEの国内発売決定の速さからも見られるため)。もし発売となれば充分に国内で入手もしやすくなりますし、サポートも安心です。

先日TigerDirect BUSINESSで注文したAcer Chromebook Tab 10、Promevoによると「will begin shipping in June」とのことでしたが、昨...

Samsungに関しては現時点では日本には事業部がありませんので、サポートもあくまで米国市場Onlyと考えたほうが無難です。

ASUSはサポートについてネットでは色々言われてはいますが、少なくとも現時点でのChromebookを出している各社の中では最も安心できると思っています。実店舗含めて(初期不良や修理の質等はここでは個人差もあるでしょうから除きます)手厚さに関してはChromebookに限ってはむしろ他社がまだ追いつけていない、というのが現状です。

そして大切な「技適マーク」ですが、Tab 10に関してはAcerは比較的発売時点から「海外での発売も想定して外側に技適マークを付けてくる」ことが多いので、恐らく最初からマークを付けてくるのではないか、と予想しています。ASUS C101PAは海外モデルは不明、国内モデルは当然「○」、Samsung Chromebook Plusは私の入手した時点では外側、内側ともにありませんでした(現在出荷されているモデルも恐らく無いのではないか、と思っています)。

Chromebookに関してはAndroidアプリをどの程度の使い勝手まで求めるか、によっても大きく選択肢が変わってきます。その中で今回は比較的同じサイズ、重量で性質が似た2モデルとの比較、という形で見てみました。まだTab 10自体のレビューがほとんど出てない状態での比較ではありますが、また情報が入り次第更新していきたいと思います。

2018年に入ってから海外では魅力的なChromebookの新モデルが続々と発表されています。ただ、その特徴については単独ではイマイチ分かりづらいのではないでしょうか。そこで、既存のモデルの中から競合となりそうなモデルを挙げ、それらとの比較の中から特長と魅力を見ていきたいと思います。第二回目は初のデタッチャブル端末、HP x2 Chromebookです。
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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

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という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

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