[かぶ] ASUS VivoBook E203NA-464P購入。Celeron N3350と64GB eMMCというなかなかバランスの良い組み合わせの良モデル。

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[かぶ] ASUS VivoBook E203NA-464P購入。Celeron N3350と64GB eMMCというなかなかバランスの良い組み合わせの良モデル。

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7月14日に発売されたASUSの11.6インチラップトップPC、VivoBook E203NAの4GB RAM、64GB eMMCモデルを購入しました。このシリーズは前モデルE200HA、そしてその前のX205TAから続く、低価格で軽くて薄い、ネットブック的な立ち位置の、非常に人気と評価の高いモデルです。私自身、X205TAの頃はちょうどChromebookにも興味を持ち始めていた時期とも重なり、出先で気軽にブログを更新するためのモバイルノートPCとしてこの辺りの手頃なモデルには興味を持っていました。(結局Chromebookへと傾倒していきましたが)

今回はまずは外観と最初の印象に触れつつ、その後は実際に私がどんな使い方を考えているかを書いてみたいと思います。

11.6インチ、厚さ16.9ミリで約900gの「変な癖のない」スタンダードなラップトップPC。

色は特徴的ながら、11.6インチ、薄くて軽いスタンダードなラップトップPCです。

Chromebookユーザーとしての視点からこのモデルを見ると、今後のChromebookの普及価格帯のモデルとして想定されるものとほぼ同スペックのWindows 10 PCです。このままOSだけ入れ替えてChromebookとして出しても良いくらいのCPUとRAM、ストレージの組み合わせです。

Model E203NA-232 / E203NA-464
CPU Intel® Celeron® N3350
RAM 2GB / 4GB DDR3L-1866
液晶 11.6″ 1,366×768(WXGA) グレア
ストレージ 32GB / 64GB eMMC
インターフェース HDMI x1, USB-C(3.1) x1, USB-A(3.0) x2
バッテリー駆動時間 約7.6時間
サイズ / 重さ 286 x 193 x 16.9 mm / 約900g
価格 29,800円 / 36,800円 (税別)

実際に使ってみて感じたこととしては、ネット閲覧を重視させるのであれば断然Chromebookを薦めます。ただ、そこにOfficeを使いたい、雑多な軽作業も加えたい、ということになってくるのであれば、トータルバランスとしてこのモデルも充分に実用的かな、と感じました。

前モデルE200HAとの大きな違いはCPUがCeleron N3350、ストレージが64GB eMMC(4GB RAMモデルのみ)になったこと。

前モデルE200HAとのスペック上の大きな違いはCPUがCeleron N3350に変わったことと、ストレージが従来の32GBから4GB RAMモデルのみとはいえ64GB eMMCになったことが大きいかな、と思います。実際処理速度的には大きな違いはないとは思うのですが(私自身はE200HAは持っていませんが)、特にストレージが64GBになったことはかなり精神的にも大きいと思います。

CPUはCeleron N3350。4コアのN3450でないことが一部では残念な点として挙げられていますが・・。

CPUに関しては同じ世代の4コアであるN3450ではなく2コアのN3350である点が残念な点として一部では挙げられています。私も実際に購入まではそう感じていました。(あとは海外ではPentium版もラインナップとして想定されていただけに、何故N3350なのか、ということもあります。)

ただ、ここ最近他社のN3450を載せた同価格帯のラップトップPCを使ってきた中で、(たまたまそのメーカーだけかもしれませんが)N3450でのファンの回転音が非常に気になっていただけに、今回薄くて軽くてファンレスと想定して敢えてN3350を選んだのではないか、というくらい、この動作音の静かさ(無さ)は大きな魅力です。

底面には手前側にスピーカーがあるだけの至ってシンプルな作り。実際ファンレスということで高負荷時にはそれなりに熱くなります。

ファンレスということで底面部分(上記写真右側)は高負荷時にはそれなりに熱くなります。ただ、ベンチマークを幾つか回した限りではN3450よりも若干数値では落ちるものの、体感差はほとんど感じられませんでした。限られたスペックの中で限られた用途前提で使うのであれば、それ程2コアであることの影響は大きくはないかな、と思います。ただ、個人的には4GB RAMモデルを強く薦めます。単純なRAM差だけでなく、やはり2GB RAM版の32GB eMMCは今後のWindowsのアップデートを考えても、また常日頃の用途を考えても、空き容量を常に意識しながら使わなければならないのはそれなりのストレスになると思います。

新しく採用されたソフト「ASUS Battery Health Charging」は是非2016年までのモデルにも対応して欲しい。

追記:2017年7月17日 14:00 更新

昨夜この件について呟いたところ、思っていた以上に反響がありましたので、追記という形で載せたいと思います。

今回使っていて気付いたのですが、プリインストールソフトとして「ASUS Battery Health Charging」というものが入っていました。私は現在ほかにASUSのWindowsラップトップPCとして昨年発売されたZenBook 3 UX390UAを持っていますが、こちらにはインストールされていないソフトでした。

恐らく2017年以降発売のモデルにインストールされていると思われる新しいバッテリー(充電)管理ソフト。それ以前に発売されたモデルへの対応も期待したいところです。

自分では交換することの出来ない内蔵バッテリーを如何に長持ちさせるか、より長く使うことが出来るか、という話はASUSに限らず各メーカーのラップトップPCを使っている方にとっては一つの大きなテーマだと思います。バッテリーに関しては満充電の状態でACアダプターに挿しっぱなし(充電しっぱなし)の状態は良くない、とか、むしろ最近のものは「満充電」と表示されていても実際にはその少し前の状態で給電を止めるようになっているからむしろ挿しっぱなしのほうが良い、など様々な説があり、どれが正しいのか分かりません。また、あまり考えすぎてストレスになってしまうのも困りものです。

メーカーによってはプリインストールソフトとして「最適な充電量でそれ以上の充電を一旦ストップしてくれる」といった機能を持ったものを用意してくれているところもありますが、ASUSでは今まで聞いたことがありませんでした。ところが今回のE203NAではさり気なくこのアプリが入っていました。

https://techinstyle.asus.com/asus-battery-health-charging-helps-you-get-the-most-out-of-your-zenbook/

* ASUS Battery Health Charging is available on ASUS ZenBook models launched in 2017 or later.

対応モデルが見た限りでは2017年以降に出たZenBookのようなのですが、今回のようにVivoBookでも対応しているというのは嬉しい限りです。前モデルE200HAに比べてバッテリー駆動時間が落ちたことも残念なポイントとして挙げられやすい今回のモデルですが、こうした充電を最適化させるソフトをメーカー純正として出してくれることで、より長く安心して使うことが出来るのではないか、と思います。

ただ、元々駆動時間も長く、あまりACアダプターを常時接続して使うことが少なそうなE203NAよりも、自宅でも外部液晶モニターなどに繋ぎ、常時接続した状態でデスクトップPC代わりとして使うことも多くなってきた、そして元々バッテリー駆動時間自体も短めのZenBook 3のようなモデルにこそ、こうしたソフトは非常に役に立つと思うのです。ASUSには、是非今後せめて現行のモデルに関しては(+2~3年以内に発売されたモデル)このソフトが対応してくれたら良いのになぁ、と願っています。

2016年発売のASUS ZenBook 3 UX390UAにインストールしてみましたが、使うことが出来ませんでした。

ちなみに、このE203NAに入っていたソフトをそのままZenBook 3にコピーして使ってみたのですが、起動はするものの「フルキャパシティモード」以外は選択出来ない(使えない)状態になっていました。やはり対応していないようです。また、海外のサイトからインストーラー付きのファイルをダウンロードしてきて試してみたのですが、この場合常駐もしてくれるのですが結果は同じ。対応を強く望みたいと思います。

ここで簡単にベンチマーク結果について。

ここ最近、この価格帯のラップトップPCを幾つかレビューする機会がありましたので、その際に幾つかのベンチマークソフトを動かしていました。今回も初めて試すCeleron N3350モデルということで、前述の4コアのN3450を使ったモデルと少し比較してみたいと思います。

まずはお馴染みPCMark 8から。なお、これらのベンチマークの数値はあくまで私の環境での数値ですので、参考程度にお考え下さい。

PCMark 8のHome Acceleratedの数値は「1772」。

Home Acceleratedでの数値は「1772」でした。これが4コアのN3450を載せたモデルの場合、(RAMは同じ4GB、ただしストレージは128GB SSD)

比較対象は15.6インチですが、先日レンタルしたマウスコンピューターのB-503E。数値は「1825」。

「1825」でした。ちなみに本来であれば同じ11.6インチモデルのほうが良いのですが、ベンチの際の画像がこちらの15.6インチのモデル、B-503Eしかなかったので、こちらにさせて頂きました。

続いてCreative Acceleratedでの数値。こちらも「E203NA」「B-503E」の順に載せます。

Creative Acceleratedの数値は「1832」。

N3450を載せたB-503Eは「1946」。あくまで私の使用環境ですので若干数値は変わる可能性はあります。

こちらも数値上はN3450を載せたB-503Eのほうが上ではありますが、数値ほどの差は感じられませんでした。

続いてCINEBENCH R15です。

N3350を載せたE203NAは「13.98 fps」「95 cb」「50 cb」という結果。

N3450を載せたB-503Eは「15.58 fps」「141 cb」「45 cb」という結果。

若干差が付きましたが、この辺りは2コア(N3350)と4コア(N3450)の差が出たのかな、という印象です。

2種類のベンチマークソフトを動かした限りでは、そこまで大きな差はないかな、というのが個人的な感想です。3Dゲームは元々私の中では想定していませんし、敢えてプレイしようとも考えていませんので計測していません。また、これ以上にN3450を載せたB-503Eは少しの作業でもファンが結構マメに廻るので(静音に設定することも可能ですが、その場合前述のリンクの結果のように、数値的には3分の1近くまで性能が落ちます。)、その辺りの使い勝手も考えると私としてはファンレスのE203NAは使い勝手と性能のバランスが良いかな、と感じています。

ただ、ストレージ性能に関してはeMMCなりの性能かな、という気はします。

64GB eMMCを載せたE203NA。流石に数値は低め。CPUよりもこちらの影響はあると思います。

128GBのSSDを載せたB-503E。ストレージ性能に関してはここは流石にSSDとeMMCの差がしっかり付きました。

64GBのeMMCということで、128GBのSSDを積んだB-503Eとはだいぶ差が開きました。CPUよりもこちらのほうがもしかしたら影響が出るかもしれません。この辺りは容量と合わせてライトな使い方が前提かな、という気がします。

今回は「ペタルピンク」を選択。男性が普段持ち歩いて仕事で使うには若干心理的な抵抗感があるかも。

11.6インチで約900g、バッテリーは約7.6時間。気軽に「持ち運ぶ」ことを想定した本体はなかなか悪くありません。

今回選んだのは「ペタルピンク」。この大きさと軽さを考えると外での気軽な使用を想定していると思われるのですが、男性が使うにはちょっと心理的な抵抗感があるかもしれません。好きな色ですけどね。ただ、最近人気のローズゴールドのような男女問わず人気の出そうな色合いではありません。

天板もツヤあり(指紋や皮脂は目立ちにくい)。光の当たり具合によって濃くも薄くも見えます。表面の模様が特徴的です。

最近多い、MacBookに代表されるような上品で品のある、ちょっと高級感のある天板ではなく、表面の模様が特徴的なツヤあり、決して安っぽくはないけれどカジュアルな雰囲気を持った本体です。

ちょうど同じ日に発売されたASUSのスマートフォン、ZenFone Liveのローズピンクとはまた雰囲気がだいぶ違います。

ちょうど同じ日に発売されたASUSのスマートフォン、ZenFone Liveに「ローズピンク」があるのですが、こちらはプラスチックケースながら雰囲気としてはiPhoneなどに似た前述の少し上品で柔らかい印象を持った本体です。一緒に撮ってみるとその違いが分かりやすいですね。

私は何故このモデルを選び、また今どのように使おうと考えているか。

グレア液晶であることも含め、幾つか買い足す予定のアクセサリ類もありますが、使い方を考えてみました。

さて。前モデルE200HA、その前のX205TAの頃から興味はありながら、なかなか購入には至らなかった私が今回購入に踏み切った理由は、私の中である程度このモデルの用途がピタッとイメージ出来たからです。最近このブログでも書いてきましたが、

この手頃さ、手軽さを考えると、例えばちょっとした出先でのプレゼンや、私たち夫婦のように外で簡単なイベントをする際にゲストとしてお呼びした方がラップトップPCを持っていない、古くて遅くて重いので持って来れない(意外とあるんです。)、といった場合に「気にせず使ってもらえる」プレゼン用ラップトップPCとしても最適です。

自分のPCを使ってもらう、というのは、自分色が強ければ強いほど精神的にもハードルが高くなります。何せデスクトップ上やフォルダ上には自分の大切なデータ類も入っている訳です。プレゼン中にデスクトップ上が晒される訳ですし、ちょっとアクシデントでも起きれば(ウィルスなどもそうですし、物理的な衝撃などの破損も含む)落ち着かないものでもあります。そうした点ではChromebookってとても気が楽なのですが、Windowsの場合にはこうしたラップトップPCが手元に一台あると便利ですね。

少し特殊な用途かもしれませんが、これ単体で使うことを想定した(クラウドを考えない)PCというのはあると便利です。

持ち運びが苦にならず」最新版のOfficeが動き、他の自分のアカウントの入ったPCとなるべく情報を「共有しない」なるべく独立したWindowsラップトップPCが一台欲しかったのです。何か特殊な用途のように思われるかもしれませんが、意外とこういうの、あったら便利だと思っているんです。ちょっと普段私がお気に入りのChromeOS的な使い方とは真逆の使い方ですが。それには、そこまでハイスペックなPCは必要ないものの、クラウドストレージ等を使わなくてもそれなりに使えるものである必要はあります。価格は手頃でないと辛い。よりハイスペックの良いモデルだと、多分欲出して普通に使いたくなると思うので、このさじ加減って意外と難しいと思います。

自分のプライベートなアカウントと繋がっていない、プライベートな情報が一切入っていない、Officeも使えて気軽に持ち歩けて夫婦共用も出来る、用途限定の気軽なラップトップPCです。

私の中では「イベントやプレゼン用」に自分のプライベートなアカウントと繋がっていない、プライベートな情報が一切入っていない、Officeも使えて気軽に持ち歩けて夫婦共用も出来る、用途限定の気軽なラップトップPCとして、このモデルがピタッとハマりました。

インストールしたソフトや合わせて購入したアクセサリ類なども次回以降書いてみたいと思います。

まだ使用2日目ですが、ある程度外部、内部環境ともに決まってきたので、その辺りを今後書いていきたいと思います。

まだ使用2日目ですが、昨夜ある程度インストールするソフトも決まってきましたし、このモデルのために買い足したアクセサリ類などもありますので、次回以降その辺りに触れながら引き続き実際の使い勝手について書いていきたいと思います。

前回、ASUS VivoBook E203NAについて、購入後の最初の印象と外観、使い勝手と想定している使い方について触れました。 ASUS VivoBook E203NA-464P購入。Ce...
前回、前々回と、購入したASUS VivoBook E203NAについて、外観と最初の印象、さらに想定している使い方から合わせて購入した(する予定の)アクセサリ類などについて書いてきました。 ...

追記:2017年7月16日 19:30 更新

私、Amazonで買ったんですが、確かに価格.comなど見てても最初から36,000円台あることにはあったんですよ。でもAmazonや(ポイント使える)楽天などではほぼ定価だったのでそのまま買ったんですが・・既にAmazonでも安くなっていて辛い・・。

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11.6インチ、厚さ16.9ミリで約900gの「変な癖のない」スタンダードなラップトップPC。

前モデルE200HAとの大きな違いはCPUがCeleron N3350、ストレージが64GB eMMC(4GB RAMモデルのみ)になったこと。

新しく採用されたソフト「ASUS Battery Health Charging」は是非2016年までのモデルにも対応して欲しい。

ここで簡単にベンチマーク結果について。

今回は「ペタルピンク」を選択。男性が普段持ち歩いて仕事で使うには若干心理的な抵抗感があるかも。

私は何故このモデルを選び、また今どのように使おうと考えているか。

インストールしたソフトや合わせて購入したアクセサリ類なども次回以降書いてみたいと思います。

  • 11.6インチ、厚さ16.9ミリで約900gの「変な癖のない」スタンダードなラップトップPC。
  • 前モデルE200HAとの大きな違いはCPUがCeleron N3350、ストレージが64GB eMMC(4GB RAMモデルのみ)になったこと。
  • 新しく採用されたソフト「ASUS Battery Health Charging」は是非2016年までのモデルにも対応して欲しい。
  • ここで簡単にベンチマーク結果について。
  • 今回は「ペタルピンク」を選択。男性が普段持ち歩いて仕事で使うには若干心理的な抵抗感があるかも。
  • 私は何故このモデルを選び、また今どのように使おうと考えているか。
  • インストールしたソフトや合わせて購入したアクセサリ類なども次回以降書いてみたいと思います。