[かぶ] 実家の母が使う初スマホについて相談されて考えてみたら、ASUS ZenFone 2 Laserに行き着いた話。

実家の母が、アメリカで生活する妹(娘)のところに引っ越しの手伝いに行っていたのですが(母は初海外)、向こうでスマホに興味を持ち始めた、という話を妹から聞きまして。先日帰国した際にどんなことがしたいのか訊きながら、どういう形が良いか考えていました。

1010-201509_ASUS ZenFone 2 Laser

結論としては、私が愛用中のASUSのZenFone 2 Laserにデータ通信専用の格安SIMを組み合わせて、今使っているSoftBankのガラケーとは別に持つのがコスト面や手間を考えると良いのではないか、ということになりました。

そこで、今回はその結論に至るまでの話を書いてみたいと思います。

ガラケー愛用の実家の母がスマホに興味を持ったとき。

東京などの都市部に暮らす場合と私の実家のような地方に暮らす場合の大きな違いとして車を使うか使わないか、というのがあります。加えてスマホ率が高いかガラケー率が高いか、というのも。

最近は若い方を中心に地方でもスマホが増えてきてはいるようですが、それでもまだまだ実家の親の周りはほぼガラケーです。また、パケット通信よりもむしろ通話のほうが多いという。連絡もキャリアメール。

そんな母が今回アメリカでなぜスマホに興味を持ったのか。その理由に触れながら、考えてみます。

せっかく海外にいるのに、夫や息子にメールが送れない。写真が使えない。

母のガラケーは2年近く前のもの。当然カメラ機能も最小限です。そして今回はコンデジを持っていきましたが、これも8年以上前のもの。決して画質が良いとは言えません。何よりディスプレイ画面も小さいし、撮ってもそれをメールで送ったり、ということが出来ません。

更に帰国の予定やアメリカの様子、感じたことなどが母のガラケーからはメールが送れません。もちろんローミング等で高いお金を払えば送ることは出来ますし、通話も出来ますが、高いと分かっていて敢えてそこまでしたいか、と言われるとそういうわけでもありません。

あれもこれも出来る必要はない。けれどガラケーでは出来ないことが幾つかある。

0974-201508_iPhone 6 01

当初、我が家全員SoftBankということもあるので、いっそ息子夫婦と合わせてiPhoneにして(ちょうど6sも出るし)パケットを分け合う形で通話定額、とも考えたのですが、それでもよく考えると今までガラケーで月々の維持費が1,500円いくかいかないかの実家の両親にはあまりにも「高すぎる」んです。iPhoneにした途端、端末の分割も合わせると8〜9千円。1ヶ月で今までの半年分の料金になってしまいます。けれどやることは本当に限られているんです。

母がしたいのは、アメリカにいる娘とメッセージのやり取りが出来ること。孫の写真を送ってもらった時に自分の携帯で見られること。そしてもしかしたらSkypeくらいはスマホからしたいかもしれません。あとはカメラです。コンデジと違って、撮ってそのまま見て楽しめて、PCに送れて(母は実はPCは意外と使う)、家族と共有できて、息子や娘に写真を送ったり出来ること。これだけです。FacebookだTwitter、更に乗換案内なんて要りません。第一車で移動だし。ちなみに実家は無線LAN使えます。私が使えるようにしました。

こんなほんのごく僅かなことをするためなのに、3大キャリアにはあまりにも料金プランの選択肢がないんですね。けれど実際この程度が出来ればいい、という人はかなりいると思うのです。

そこで息子が考えたのは、ガラケーをそのまま維持して、スマホを別に持つこと。

0974-201508_ZenFone 5 01

最初はタブレット端末も考えたのですが(実際ご年配の方だと都内でもタブレット率は意外と多いので)カメラの性能を考えても、また持ち歩きを考えてもあまりメリットがないかな、と。実際母に聞いたらあまり大きいと持ち歩きたくない、と言われました。

そこで、

1.ガラケーを維持。今まで通りの使い方で。

通話に関しては東京にいる息子含め、家族定額のため、そのまま維持したいのです。けれどスマホにすれば簡単にまたガラケーに戻ることも出来ませんし、何よりSoftBankでは一気に値段が上がります。そこで、いざ使ってみたらスマホ面倒だし高いね、となるリスクも考え、ガラケーはそのまま維持することにします。

2.スマホは程々の価格と性能で。SIMはMVNOのデータ通信専用SIMでお試し。

MNPしてしまったり、下手に音声SIMを導入してしまうと通話料金が高くなりますし、MVNOによっては縛りもあります。その点データ通信専用SIMであれば1ヶ月でも問題ないですし、最低限の容量でも問題なしです。そもそもそこまで使うかどうかも分かりませんし。

色々方法はあるのですが、ちょうど私がDMM mobileをZenFone 5を使い始める際に契約していて手元にほとんど使わないまま維持していたので、これをそのまま流用します。これが月額630円。実際1GB使うかどうか。

スマホに関しては、カメラはそれなりに良いものがほしいな、と思いました。母は結構休みの度に出かけては写真を撮ってきたりするので、これからもカメラを持って出かけるのを楽しみにしてほしいな、と思ったので。となると、使い勝手も分かっていて何か困ったときに相談されても答えやすい、息子が使っているASUSのZenFoneが良いだろう、と。カメラも、となるなら、Laserが良いのではないか、というのがここ最近Laserを実際愛用してきての素直な感想だったので。

ちなみに例えばこれもDMM mobileで一緒に購入すると、24回の分割で月々1,251円。先ほどの630円と合わせても1,881円です。月額2千円追加するだけでこの環境が整うというのは便利だな、と思います。

1010-201509_DMM mobile

そこで早速手元のZenFone 2 Laserで試しに母のスマホ環境を作ってみた。

1005-201508_ASUS ZenPad Z370C 08

ちょうど手元にZenPad 7.0も来て、充分にAndroidでやりたいことの大半はZenFoneからZenPadに移したほうが使いやすいことも分かったので、手元のZenFone 2 Laserが少し手持ち無沙汰になりました。そこで試しにこれを使って母のスマホ環境を作ってみようと思ったのです。

ちなみに私のZenFone 2 Laserはイベントで提供されたものなので、今月末までは借りている状態です。規定回数はとっくにクリアしていますので来月以降問題なく使えると思うのですが、そうなったらそのまま母に贈っても良いかな、とふと考えています。

中身をリセットした上で、母のGoogleアカウントを取得。必要なアプリのみを入れる。

母にGoogleアカウントが云々言っても(PCを普段使っているので分かることは分かりそうだけれど)面倒なので息子の方で取得。母が希望していた用途のアプリのみを追加しました。プリインのアプリでも問題ない部分もあるので、追加で入れたのはSkypeくらい。あとは折角なのでATOKをPassportにしました。

Y!防災速報もこんな最近の地球環境なので念のため入れておくか、と入れてから寝たら、翌朝私と妻のiPhoneよりも先に東京湾が震源だった先日の地震の際に真っ先に緊急地震速報を鳴らしてくれました。

更に今日は阿蘇山噴火の速報も何故かこのZenFone 2 Laserのみ通知してくれたという。Androidだったからか、Wi-Fi切って4GのままにしていたDMM mobileが冴えていたのか。

これだけ通知が正確だと、母の元に置いておけば非常に安心ですが、ちょっと手元に置いておきたい気持ちも出てしまいました。それくらい頑張ってくれました。

余計なアプリは入れず、プリイン含めASUS Zen Launcher上で「非表示」に。

1010-201509_ASUS ZenFone 2 Laser 02

これもプリインながら気に入っている一つの機能。不要なアプリを「非表示」に出来ることです。もう、Skypeとハングアウト(LINEは年齢認証が出来ないので)、ASUS標準のカメラとギャラリー、Googleフォトなど、母の使いたいものだけを表示させて、残りは非表示にしました。ウィジェットで世界時計を表示させて妹の暮らすソルトレイクシティの時刻を常に表示。壁紙はアメリカにいる孫の写真。その程度です。

無効に出来るアプリはどんどん無効にして、自動起動もほぼ切ってしまったので、もうバッテリーが保つのが非常に新鮮です。既に3日充電していませんが、まだ53%残っています。この間ハングアウトで試しに妹と通話とメッセージを試してみたのと、念のため外に持ち出してみた程度でしたが。

やりたいことを明確にして機能をシンプルに割り切ったら、とても理想的なスマホが出来上がった。

1010-201509_ASUS ZenFone 2 Laser 01

デュアルSIMも気にせず、SIM 1にDMM mobileのSIMを入れただけの、通話も出来ない、端末代を分割にしても合わせて1,881円のスマホが、実は動作も軽く、母の要求をほぼ満たし、それどころか私の目から見ても余計なものの含まれていない、とてもシンプルで気持ちの良い端末に変わりました。

あ、これ、意外と良い。というより、これで充分だし、これが良いかもしれない。

実際にこれで充分な人って結構いるのではないか、と思うのです。ふとイメージしてみると、用途としてはガラケーでやっていたことにプラスしてごく僅かに「ガラケーだと出来な」かったり「不便」な部分を足しながら、月額維持費を抑えることが出来る。

もちろん通話も、と考えると通話定額があったり、通話や通信の安定した3大キャリアが安心だけれど、サポートも息子がたまに親孝行のつもりでするのであれば、ガラケーと2台持ちなのに3千円強です。

実際今回は息子のZenFoneとデータSIMなので、母には追加でコストはかからないのだけれど、その分不要になったらまた息子が引き取れば良いので。

0981-201508_ZenFone 2 Laser View Flip Cover

シンプルにしてみたら、実は私にとっても理想的なスマホが出来上がってしまいました。なんか、これで充分だよね。

今回は母の目を通して、改めてそんな焦って、周りの情報で何となく落ち着かなくなって、つい最新の端末を次から次へと試しながら、アプリやSNSに溢れた状況になりがちな私自身を改めて見つめ直す良い機会にもなったかな、と思いました。

特にこの時期は、ネットを常にチェックしていると益々iPhoneの新作を予約しなければいけないような、落ち着かなさと居心地の悪さを感じることが時々あるので。

ZenFone 2 Laserってそうした使い方をするのに、価格とのバランスも非常に良いと思います。Selfieも確かに魅力的で一瞬母用に考えたけれど、流石に価格としてはLaserくらいがベストかな、と。

スポンサーリンク

スポンサーリンク