天日干しです。
目的はカビ対策。写真の2足はこの梅雨時も特にカビ等にはやられていませんが、天日干ししたいのは表面よりもむしろ靴の内側です。
革に直射日光は良くないと言われますが。
確かにあまりに暑い日に直射日光に晒し続ければ、人間でも身体に良くないように、革にとっても良くないと思います。また、よく雨の後にやってしまう「乾く前に」いきなり日向に靴を干してしまうこと。これはかなり負担になります。
ただ、思い出してほしいのは、普段私達、炎天下の中、革靴履いて一日歩くこともあるんですよね?あれは革靴がダメになるのでやめましょう、というのは聞いたことがありますか?
冒頭でも触れましたが、目的はむしろ靴の内側。
これ、以前あるメーカーの方に教えていただいたことなんです。晴れた日に靴をハンガーか何かにかけて、内側にも風と日が入るようにして短時間でも良いので干しておくと、カビ対策にも良い、と。
あ、もっとストレートだったかな。この時期カビが気になるなら、晴れた日に干しちゃえばいいんですよ。くらいだったかも。
外側は普段歩いていても日光に晒されていますので、それ程でもないのですが、靴底であったり、靴の内側は日光が当たらないですよね?特に内側は外にいる時は足が入っていて、更に暑ければ汗まで大量に含んだ状態ですし。
本気でやるなら靴紐も解いて徹底的にやるのが一番ですが。
面倒だったので、今回は軽く。それでも紫外線というのは凄いものです。
天日干しの殺菌効果| 比べる×調べる | エフシージー総合研究所
細菌数を減少させる大きな要因は太陽光に含まれる紫外線です。太陽の高度が最も高くなる12時前後が紫外線量も最も多く、日が傾くとともに紫外線量も少なくなっていきます。天日干しをする時間帯は10時~14時の4時間がお勧めです。
悪いことばかりではないんですね。特に日陰よりも日向のほうが殺菌効果は強いようです。
天日干しはカビにも有効です。靴、バッグなどの革製品や布団といったカビが生えやすい物は週に1回程度、天日干しをすることでカビの発生を予防することができます。
書こうと思っていた結論が既にこちらで書かれていました。
天日干しの時間や加減は自分で考えて行いましょう。天日干し後のケアもオススメです。
この時期、カビ対策のために、除湿や乾燥剤、防カビ剤までついつい考えてしまいますが、最も手頃で効果の強い方法がもっと身近にあったんですね。お日様はやっぱり素晴らしいです。
もちろん、日光浴もしすぎると人間なら火傷するくらいですから適度が一番ですが、革は人間の皮膚と違って自分で水分や油分を生み出せません。もし気になるようであれば、日光浴後にせっかくなので軽くお手入れしてあげましょう。
私の最近のお気に入りがこちら。
なんか画像が出ないのが残念ですが、少しお値段はしますが、使っていて気持ちの良いクリームです。