提供頂きながら、ごめんなさい。最後まで悩みました。それは、どう書こうか、最初イメージが出来なかったからです。
以前イヤホンを何種類もレビューしていますが、「音」に関するツールというのは私にとって書くことが難しい。「滑らかな」「艶やかさが」などと書くと、ジャズ専門誌やジャズ評論家と同じ世界になってしまうからです。
昨年亡くなられたそうで。私の人生に多大なる影響を与えてくれた方でした。ありがとうございます。
今回、アロマディフューザーなどのホームキッチン類から、ケーブル、スピーカーなどの家電製品を幅広く販売しているAnypro様からHi-Fiオーディオケーブル3本セットを提供頂きました。
こうした「既に手元に何かしらあって、特に不自由を感じていない」モノほど、後回しにされがちだと思います。先日はLEDデスクライトを取り上げましたが、今回のオーディオケーブルも同じです。
そこで、今回そんなついつい後回しにされがちで、判断のしにくい、けれど使ってみると世界が広がるケーブルというモノについて書いてみたいと思います。
エニープロ Anyproステレオミニプラグケーブル Hi-Fiオーディオケーブル3本セット【0.3mAUDIO変換ケーブル 2m、1mオーディオケーブル】Ф3.5mm AUX接続用 高音質再生 【その場に臨む】
今回提供頂いた商品はこちら。
わが家にもコンパクトサイズのBluetoothスピーカーから5.1chのオーディオシステムまで多少は環境がありますが、そんな私にとってどんな使い方が出来るのか。まずは製品から見ていきたいと思います。
長さの異なる2本のケーブルと、オーディオスプリッタケーブルの、合わせて3本のセット。
右上から時計回りに、「オーディオケーブル(2m)」「オーディオケーブル(1m)」「変換ケーブル(0.3m)」です。3本入って、しかも24金メッキでケーブル自体の作りもしっかりしていてこのお値段(参考価格2,856円がセール価格で1,599円 – レビュー時点)というのは、まずは価格の面でも好印象です。
これくらいなら必要に迫られていない時でも手元に持っておくか、という気になります。そして、決して安っぽくない。この安っぽくないのはとても大切です。質感、いつもは触れませんが、ケーブルにおいては大切です。
何故なら、こういうオーディオケーブルは、余ったケーブルの保管が意外と面倒で邪魔な割に、必要な時に限って必要な種類のケーブルが手元にないことが多いからです。余ってる時に邪魔だと思って捨てちゃうことが多いので。そんな時、真っ先に捨てられる可能性が高いのが、100円ショップなり格安でとりあえず間に合わせで買った、ちょっとチープなケーブルだからです。
音質が云々以前に、質感は手元に残るかどうかの気持ちの問題に大きく影響します。
一般的な3.5mmオスのケーブルは、それなりに良い音を聴かせてくれそうな雰囲気。
ケーブルの世界もどんどん技術が上がっているんですね。普段意識することが少ないだけに、家電量販店などで見ることも少なく、私の中ではオーディオ機器等をたまに買った時に付属で付いている味も素っ気もないケーブルの印象しかなかったのですが、イヤホンと同じく1500円あれば普通にこれだけ綺麗なケーブルが手に入るんです。それも3本。
また、0.3mの変換ケーブル(3.5mmオスx1 から 3.5mmメスx2へ)も音楽を複数台でシェアしたくなった時に便利です。大抵そういう時に限って手元にないことが多いと思います。0.3mmという長さは嵩張らず携帯するのにも悪くはありません。
本格オーディオ機器を持っていても、また単にスマホや携帯音楽プレーヤーなどしか持っていなくても、意外とこの種の3.5mmの一般的なケーブルは疎かにしがちなので、長さの違う(2mと1m)2本組というのは、思わぬ所で本領を発揮しそうです。
さて。私の環境ではどんな風に使おうか。(実践篇)
最近、瞑想し始めたんです。私。
突然何を言い出すんだ、何に目覚めたんだ、と思われるかもしれませんが、一日一日を過ごす中で、常にスマホだPCだの画面を時間さえあれば眺めていることが多くなり、特にスマホを手にしている時間が多くなってしまいました。最近このブログでもスマホに関する文章、多くなりましたしね。ZenFoneとか。
気がつくと、自分の頭の中を常に大量の情報が飛び交い、コントロールも効かず、渦巻いている状態。改めて考える時間を意識して取ることも出来ない日が続きました。
そんな時にたまたま思い出したのが瞑想。どこかで見かけたこの本がきっかけです。
今更「マインドフルネス」?とか言わないで下さい。最近ビジネス書の類いはほとんど読んでいなかったので、以前に比べると情報が遅れています、私。以前は自己啓発系大好きな20代だったのですが(間もなく40代)
で、明らかに脱線し始めているのでケーブルの話に戻りますが、この瞑想用のアプリがスマホ用なのです。そこでZenFone Zoomと最近愛用中のBluetoothスピーカーの組み合わせでお家で簡単に10分瞑想♪とか思ったのですが・・。
Headspace – meditation – Google Play の Android アプリ
マインドフルネス・アプリ – Google Play の Android アプリ
何故かナビゲーションの声の初めが毎回飛ぶんです。音飛びです。
最初アプリが原因かと思いましたが、イヤホンで聴くと全く問題ありません。どうやら最近自宅に無線が飛び交っているので少々相性が悪いのかもしれません。Pebble Smartwatchとか愛用してますし。
そこで出てきたのがスマホとスピーカーの有線接続ですが、こんな時に限ってオーディオケーブルが手元にありませんでした。そこに今回のケーブルです。渡りに船です。
今は亡きOmakerの名作スピーカー、M075と繋いでみたら瞑想が捗った。
最近レビューしたコンパクトサイズのBluetoothスピーカーにはオーディオ端子がありません。かといって本格的なスピーカーに繋いだら瞑想する場所が限られてしまいます。
そんな時にこのスピーカーの出番です。私の中ではサイズ、音ともに絶妙でありながら、気がついたらAmazonから姿を消してしまっていたOmakerの名作BluetoothスピーカーM075です。
あまりに惜しい。確かに充電しながらだとオーディオケーブルが繋げられなかったりと惜しい部分はあるけれど、それ以外は非常に気に入っていたのに。
ということで、早速後ろに繋いでみました。
スピーカーとスマホのコンパクトさと機動性を犠牲にせずに、どこでも瞑想が出来そうです。勿論外ではイヤホンを使いますが、時々部屋でスピーカーを使いたい時には最適です。
Chromeboxなど、オーディオ端子がシンプルに3.5mmAUX 端子のみの場合に助かります。
私の愛用Chromebox。最近あまり取り上げないので、すっかり使っていないと思われているかもしれませんが、変わらず現役、今もメイン機種の一つです。
Chromeboxに限らず、ノートPCなどコンパクトさが大切な機種では、オーディオ端子がシンプルに3.5mm AUXのみ、という場合も少なくありません。あとはBluetoothあるから良いでしょ、みたいな感じです。
私の立ち机環境のように、液晶一台でChromeboxとChromebook、更に時々T100HA-128Sまで繋いでいるような環境では、今回のオーディオスプリッタケーブルも含めた組み合わせは非常に助かります。あまりケーブル自体の長さも長くなくて良いですし、あとはAUX接続の出来るある程度音の良いスピーカーがあれば良いだけですから。
意外とオーディオケーブルって使うのに、肝心な時にない。けれど本格的に拘るまでではないけれど、折角ならなるべく良い音で聴きたい。そんな時に今回のケーブルは最適だと思いました。
何本あっても困らないけれど保管場所だけは困るオーディオケーブルには、こういう手頃ながら質感もあるセットが最適です。
何かしらオーディオ機器や家電製品を買った際に付属していた気がするけれどほとんど使っていなかったケーブルが、家の中にゴロゴロと、また色々なところから出てきたりしませんか?
オーディオケーブルは拘る方はとことん拘るのですが、興味のない人にとっては何でも同じ、になってしまいがちなモノです。そして、何でも同じ人の手元に限って色々な素っ気ないケーブルが結構あるくせに、年末大掃除や片づけの際に勢いよく捨ててしまったりして、必要な時に限って見つからなかったりします。
けれど、基本的に手元には必要なんです。3.5mmのステレオケーブルって。
であれば、自分でも把握出来る形で長さ違いで2本+ふとした時に必要になる分岐ケーブルの組み合わせ、って意外とバランスが良い気がします。もちろん手元にこだわりの組み合わせがあれば別ですが、意外とこの辺は適当な方も多いのではないか、という気がします。例えば私。
そんな時、今回のような基本的な外装(耐久性もひとまず問題なさそうで24金メッキ、質感も悪くない)部分はしっかり押さえてあるケーブルで揃えておく、というのは良い選択肢なのではないかなぁ、と思いました。といってもわが家では保管しておく、というよりも既に先ほどのように瞑想用にChromebox用、と既に役割が与えられてしまっているので早速本数が足りなくなっていますが。