[日常] 歌舞伎と聞いて食わず嫌いしていたあなたに、いきなり歌舞伎座行かなくてもいいから、とりあえず勧めたい国立劇場「歌舞伎鑑賞教室」。

[日常] 歌舞伎と聞いて食わず嫌いしていたあなたに、いきなり歌舞伎座行かなくてもいいから、とりあえず勧めたい国立劇場「歌舞伎鑑賞教室」。

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数年前から毎月〜2ヶ月に一度、妻と歌舞伎や文楽、能などを見に行っています。最初は歌舞伎だけだったのですが、気がつけば文楽にハマり、そして能。私自身、まさかそこまで好きになるとは思ってもいませんでした。

大学時代、クラスメートと趣味について話していた時、ある女の子が「私歌舞伎が好きなんだ」と言っていたのを今でも時々思い出します。彼女の場合は歌舞伎座が中心で、一幕見席を中心に、少し時間が出来た平日に見に行くことが多いと言っていました。当時はよく分からなくて、何となく高尚で面倒くさそうで難しそうな気がして時々誘われたものの結局付き合うことはありませんでした。今思えば折角の良いきっかけ(経験)をのがしてしまっていたんだなぁ、と勿体なく思っています。

歌舞伎、楽しいですよ。

歌舞伎、楽しいですよ。

さて、そんな歌舞伎、あなたは興味ありませんか?(既によく見に行っている方は流していただいて構いません)。

でも、大学時代の私のように、何となく高尚で面倒くさそうで難しそうな気がして食わず嫌いをしていませんか?

眠くなりそう。眠気と戦いながら見るのは苦痛になりそう。寝てしまったらいけないから。

私、結構この睡魔との戦いのイメージが強くて敬遠していたのも正直あります。

そんなあなたにオススメしたいのが、国立劇場でコンスタントに開催されている歌舞伎鑑賞教室です(文楽も鑑賞教室が同様にありまして同じく大変オススメなのですが、今回は歌舞伎で話を進めます)。

今月(2018年6月)は24日(日)で終わってしまうのですが、幸いにも来月も開催されます。

これ、良かったら是非行ってみて欲しいと思っています。この文章を読まれている方と歌舞伎の話が(小難しい「べき論」「ねばならない論」ではなく)出来たら楽しいですし、そうした体験を共有できるのは嬉しいものです。そこで、私も歌舞伎に詳しいわけではありませんが、この「歌舞伎鑑賞教室」が何故オススメなのか、少し書いてみたいと思います。

歌舞伎に僅かに興味を持ったあなたにとりあえず国立劇場の「歌舞伎鑑賞教室」を勧めたい理由。

1:安いから。

あまりに安直な理由で申し訳ないのですが、これ結構大切だと思うのです。安い。何故なら初めての世界に足を踏み入れるのに、いきなり高い金額はハードルが高いからです。元を取らなければならない、元が取れないと損した気分になる、と気負ってしまうと、気軽に楽しめないからです。

私は歌舞伎座の歌舞伎もよく行きますが、例えば来月7月を見てみましょう。

もちろん歌舞伎座の歌舞伎は素晴らしいです。きっとあなたも楽しまれると思います。ただ、初めての方だと、恐らく躊躇する場合も多いのではないかと思うのです。何故なら(一幕見席を除けば)最も安い3階B席で4,000円です。1階桟敷席なら20,000円です。流石にいきなり行くには勇気が要ります。更に、実は来月は夜の部で市川海老蔵が出ることもあってか、既にチケットかなり完売気味です。ここ数年、話題の海老蔵の出る月(回)は純粋な歌舞伎ファン以外の方々も多く詰めかけるためか、チケットが入手しづらいんです。

これに対して、国立劇場の、特に今回オススメする「歌舞伎鑑賞教室」の場合、例えば同じ来月ですと、

2等席1,800円です。映画一本と同じ値段です。ちなみに2等席って確かに席数も少なく、後方なのですが(座席表を見てみると)

大劇場でも歌舞伎座に比べてそこまで大きくないので、それ程遠くは無いんです。そして、今回私も見に行ったのですが、それが次の理由です。

2:チケットが取りやすいから。

まぁ「歌舞伎鑑賞教室」というのもあるのですが、余程のことがない限りなかなか満席になることはありません。なにせ今日私たち夫婦が見に行った回では、私たちの座った最後尾の列は私の右は端まで完全に空席でした。

あまり気負わず肩肘張らずに観られるんですね。なにせ最近のメインターゲットは学生だからです。それも歌舞伎好きな学生ではなく、授業の一環として無理やり連れてこられた一学年全員みたいな感じです。

独立行政法人 日本芸術文化振興会が運営しているということもあって、伝統芸能の振興と普及が目的なのです。「国立」劇場という名前からもお分かりのように、こうしたものって基本的に利益云々以前に安い

ただ、では学生だけがターゲットかといえば勿論そんなことはなく、初めて歌舞伎に触れる人や、結構歌舞伎好きで年中観ているような人まで普通に観に来ています。ちょっとここまでの文章で「国立劇場の歌舞伎って実力のある人も出てない格下なんじゃないか」と誤解された方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。もちろん家によっては出られる、出られないといった格のようなものは存在するようですが、決して国立劇場で開催される歌舞伎が手抜き、という訳ではありません。実際、通常の歌舞伎の会は結構埋まりますし、文楽なんて取るのが大変な時も多々あります。

そんな中で次の理由です。

3:時間が短いから。でもフォローが充実しているから。

六月歌舞伎鑑賞教室

ちょっと見にくいですが、今月6月の時間割です。午前の部を見たのですが、休憩合わせても1時間50分です。

ちょっと見にくくて申し訳ないのですが、今回の演目です。午前の部、午後の部、ともに同じものをやります。時間を見ていただくとすぐ分かるのですが、休憩時間(20分)合わせて1時間50分です。しかもその内前半の35分は「解説 歌舞伎のみかた」です。「連獅子」といえば有名な演目ですが、それがその後55分で終わりです。学校の授業か。

そして、この前半の「解説 歌舞伎のみかた」が秀逸なんです。なにせ観客の中には(大半の場合もある)中学生や高校生も多い。そこで非常にわかりやすく、歌舞伎のポイントやその後の演目の見どころ、ストーリーなどを楽しく説明してくれます。これ、普通に歌舞伎好きでも楽しめます。しっかり普段から勉強までされている方には今更かもしれませんが、私たち夫婦のような「何となく楽しいから毎回見に行っている」レベルの人間からすると「あ、そういう意味があったんだ」といった発見もあってとても面白い。初心者(どころか興味すらない人)から歌舞伎ファンまで楽しめる内容です。そしてその後に演目に入る。

更に加えると、通常歌舞伎座でも国立劇場でもプログラム(ちゃんとした名前がありますが、ここではわかりやすくプログラム冊子)を販売しているのですが、これ、詳しくて細かいので仕方ないのですが、結構値段するんです。国立劇場で800円くらい、歌舞伎座で1,500円くらい。でも初めて見る人にはそれはなかなか悩ましいと思うんですね。更にイヤホンガイドまで借りたらちょっとしたイベントになってしまいます(もちろんおすすめです)。ところが、この鑑賞教室、その日の演目の簡単なあらすじと豆知識がまとまった小冊子を入場時に全員に配布してくれるんです。もちろん無料(料金に含まれている)です。もう至れり尽くせりです。そして最後の理由です。

4:3階喫茶室「十八番」のカレーが地味に美味いから。

カレーライス

私、国立劇場や国立能楽堂のレストランのカレー大好きです。

いや、別に特別な逸品とかそういう訳でもないんです。普通の平凡なカレーとも言える。ただ、何故か地味に美味い。私、これを休憩時間に食べるのが一つの楽しみになっているくらいです。ラーメンも意外といけるよ。

もちろん国立劇場にも1,500円〜2,000円する特製弁当も販売しているのですが、個人的には3階喫茶室「十八番」のカレーライス(800円、大盛りは+100円)を勧めたい。決して安くはない。これを街で食べたら人によっては満足できないかもしれない。けれど、観劇の合間に食べる十八番のカレーライス(国立能楽堂のカレーライスも好き)はたまりません。

あと、先程の座席表で分かるのですが、2等席って3階なんです。なので、休憩時間入ってすぐそのまま階段とか昇り降りせずに直行できる手軽さがいいんです。

そんな「歌舞伎鑑賞教室」に興味を持ったあなたへ。

国立劇場 大劇場

国立劇場 大劇場

さて、ここまで3,500字近く書きながら歌舞伎の魅力について一切触れていないのですが、そんなもんは市販の入門書でもその辺のブログでも見てください。幾らでも出てきます。それよりも恐らく観劇へのハードルが高いと思うのが

チケットの買い方が分からない

から、何となく面倒で結局見ない

ということではないかと思うのです。そこで最後にチケットの買い方について触れておきたいと思います。これ読んだらすぐリンク先に飛んで、来月の「歌舞伎鑑賞教室」のチケット買いましょう。一日くらい都合の良い日があるはずです。実際結構スーツ着た人多く観に来てるし。

はい。あなたは今から来月のチケットを取ることに決めました。いまあなたがこの文章をPCから読んでいたらこちらのPC用ページ、スマホだったらスマホ用ページに行きましょう。大丈夫です、新しいウィンドウ開くようにしてありますから。

別に難しい訳ではないので、わからない時には「ご利用ガイド」等を見て頂ければ、歌舞伎以外のあなたの趣味のライブ等のチケット取るのとさほど変わりません。なので詳しくは省きます。とりあえず右の「初めてご利用の方」から次のページに飛び、左の「NTJメンバー(入会金・年会費無料)登録」を選んで登録。あとは通常通り日時と座席を指定していくだけです。

新規インターネットユーザー登録

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私たち夫婦のように毎月のように何かしら見るようになったら、ゆくゆくは右側にある「あぜくら会員」に入会すると非常に便利でオトクです。ただ、とりあえずここではそんなものもあるんだなぁ、と思いつつ、普通にまずはチケット取って見てくださいね。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

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