「座る」ってとても基本的なことだと思います。けれど、正しい座り方ってちゃんと教わったことがある人はどれだけいるでしょうか。そんなことを、「座る」に限らず、「靴の履き方」や「靴の選び方」といったことも含めて考えてきました。そんなことをLife Style Imageでは時々書いています。
[革靴] 小さなお子さんのいるお父さんお母さん。子どもの靴は冗談抜きであなたの靴以上に真剣に選んであげて下さい。
[0846-201506] アーユルチェアー2日目。折角なので「坐骨で座る」「坐骨で立つ」ことについて調べてみた。
椅子に座ることも、靴を履くことも、日本人にとってはとても歴史の浅いこと。座ることに関しては、昔の方は無意識に正しい座り方(坐骨で座る)を実践していました。それが「正座」。ただ、正座にも弱点があって、それが膝に負担がかかってしまうこと。だから歳を重ねるにつれて膝を悪くしていきます。
私たち夫婦の自宅での座り仕事や座り作業の際には欠かせないものになったアーユル チェアー。当初は噂通りのお尻の痛みに少々悩まされて長時間座ることは出来なかったのだけれど、最近夫婦共に慣れてきたのか、まったく今までの椅子に戻ることはありません。
また、一度「坐骨で座る」感覚に慣れてしまうと、外でアーユルチェアーがない時でも意識して坐骨で座ることが出来るようになります。そうすると、眠くもならないし、腰も背中も辛くありません。
[0913-201507] 待望の2014アーユルオクトパス到着。外でも坐骨を立たせて座っています。
ただ、椅子によっては、今までは楽だと思っていた、ふわふわでゆったり背中をもたれかけさせるタイプのものは最近苦手になりました。あれは座った瞬間は確かに楽なように感じますが、結局腿裏は圧迫している上に、腰にかなりの負荷をかけてしまっているので、結果としてかなり腰には良くないんですね。
正しい座り方、というと、座った状態で妙に背中だけ反らす人がいますが(私もそうでした)それでは却って背中を痛めてしまうだけ。更に腰にとっても何もプラスになりません。
座り方も、その他の基本的な「教わらないけれど、いつの間にか覚えていて、けれど意識しないと修正できないこと」こそが、人間の生活にとって大切なことだと最近とても感じています。
アーユル チェアーは私は自信を持ってオススメ出来る素晴らしい椅子なのだけれど、椅子としてはそれなりに値段もするわけで(5万円程度)、最初からネットで思い切って買うにはリスクがあると思うのです。
だからこそ、一週間無料モニターを活用したり、最初は既に家にある椅子にアーユルメディカルシートを載せて試してみる、というのも良いと思うのです。アーユルメディカルシートなら東急ハンズなどでも実物が置いてあるので、実際に見てみることも出来ますしね。
もっと多くの人に、正しい靴の選び方や履き方と同じように、アーユルチェアーや正しい座り方が広がったら良いなぁ、とお節介な私はいつも思っています。
だからいつもLife Style Imageで偉そうなこと書いてしまっているわけですが。