2011年10月29日に、妻と私の分の2枚をまとめて購入した、Naturaヌメ革マウスパッド。その後の様子を知りたい、と何度かコメントを頂きながら、なかなかブログに気持ちが移れず、立ち消えになってしまいました。
当時楽しみにして下さった方、ごめんなさい。
ブログも移行し、内容も大分変わってはいますが、土屋鞄関連も変わらず続けていきたいと思っています。私自身のLifestyleと矛盾が生じない程度で。
そこで、今回はこの3年あまり、妻、私、それぞれにそれぞれのパソコンで使い続けたマウスパッドをご報告します。
ちなみに、パソコンの使用時間、というか、使いっぷりは妻のほうが圧倒的に上です。メンテナンスや環境構築その他はほぼ私任せですが、仕事にプライベートにと、大活躍なのは妻のパソコンだと思います。
どちらが私のマウスパッドか、分かる人にはすぐ分かる。
結構汚くなってきてしまったので、少々恥ずかしくもあるのですが、次の二枚のどちらが私のマウスパッドでしょうか。
答えは、下。使用時間も頻度も妻のほうが上だと思われるのに、醜くなってしまっているのは私のマウスパッドです。もちろんどちらも同じ日に買った同じオークです。
理由は…私の手の脂身…もあるとは思いますが、単純に私がヌメ革Lファスナーの際にやらかしたように、使用直後からリムーバー使ったりお湯拭きしたり、日光浴させたりしたから。
それぞれのマウスパッドの手前部分が濃くなりがちなのは、恐らくその部分にマウスを持った手が触れることが多いから、自然に手の脂が付いてしまうのかな、と。
こうして見てみると、写真だとあまり変わりないですが、実際妻のほうは、手前の若干濃い部分を除いては、あれほど勢力的に使っていたのに…と思うほどに、ほとんど変化がわからないです。少し濃くなった…のかな?新しいもの買って並べて見ればきっと分かるのでしょうが。
私のマウスパッドが散々違った意味で酷使(リムーバーとかリムーバーとかリムーバーとか)した割に、目立ったのはあまりに変化がなかったので、中央部分を思い余って少し削ってしまい、その部分に汚れ(汚いなぁ)がどうしても溜まりやすくなったくらいです。あとは、一応あれだけお湯拭きや日光浴までしていたので、濃くはなっていると思います。濃くなったのか、汚れたのか。
ということで、結論及び感想としては。
以前も何度か書いたことがあるのですが、ことヌメ革に関しては、土屋鞄のものはエイジングだ何だ、を楽しむ、というよりも、もしちょっと雑に扱ってしまっても、そんなに凹んでしまうほどの変化をしないので安心して使える、(色々な意味で)厚めの革を用いた、タフな商品、というところかな、と思います。
私のように下手にリムーバーだお湯だ日光だ、と使わなければ、普通に三年経っても綺麗に使うことが出来ると思います。
ヌメ革の魅力は何もエイジングだけではないと思うのです。エイジング絶対主義ではないですが、エイジングしない=ダメ、みたいな風潮が一部ではあると思いますが、用途に合わせて適正な革を使い分ければ良いと思うのです。
そうした意味では、三年間飽きずに長く愛用出来ているこの二枚のマウスパッドは、私の土屋鞄コレクションの中では非常に愛用している一品だと思います。
補足として…
私が購入したマウスパッドは2011年時点の物です。現在の土屋鞄のヌメ革がどんな感じかについては、実際にご自身で触れて確かめられることをオススメします。