[0774-201505] 子どもの頃は何故か怖かった父の働く姿には、いつも傍らにhartmannがあった。

[0774-201505] 子どもの頃は何故か怖かった父の働く姿には、いつも傍らにhartmannがあった。

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私の愛用する鞄はORTHODOXEEですが、もう一つ、憧れでもあり、思い入れの強いメーカーがあります。
それが、アメリカの名門hartmannです。現在ではサムソナイトの傘下に入ってしまいましたが、歴史の長いメーカーです。
その思いに関しては、ほぼ一年前に一度書いたことがありますが、
[0246-201406] 結婚から6年。新婚旅行以降の海外はいつもこの鞄と一緒です。 -hartmann ショルダーバッグ- | Life Style Image
私にとっては、高校時代に単身赴任で奈良や大阪に行っていた父の姿と重なるのがこのメーカーです。

父の働いている姿と重なるのがhartmannの鞄。

父は元々革製品好きなんです。文房具も好き。その辺りの影響は色濃く受け継いでいると思いますが、その中でも私にとって、父の働いている姿と重なるのがこのhartmannの鞄。
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最近になって訊いてみたところ、父はもう一つ小さいサイズの鞄も持っていて、普段の仕事や旅行の際にはそちらを使っていたので、このサイズのものは出張の時に数会使ったきり、とのことですが、息子にとってはhartmannというメーカーは値段に関係なく、いつか自分も似合う男になりたい、と思う憧れのメーカーでもありました。

息子が結婚した時、良い区切りだから譲りたいと思ってくれていたらしい。

父から息子へ世代を超えて譲り渡すモノ。私もまだ子どもはいませんが、ひとつの憧れでもあります。大抵親側の自己満足に終わってしまうことがあるので注意は必要ですが、私にとってはこの気持ちはとても嬉しいものでした。
7年前、妻と結婚し、生活もある程度落ち着いた時、父はこの鞄を私に譲ろうと思っていたそうです。
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ところがその直後、私はフリーの道に。一気に生活が安定しなくなりました。どうしようもない息子です。父は結局譲るタイミングを逸してしまい、その後父の部屋にこの鞄は使われること無く、いつか息子がまた大きくなった時のために、取っておいたそうです。

「今はまだやらん。貸すだけだ。」

毎回帰省する度に、父と話をするたびに、この行き場を失ってしまったhartmannの鞄を眺めていました。あの時のフリーを選んだ選択は間違っていたのか。
正直、今も決して人様に誇れる結果を上げられているわけではありません。相変わらず父にも母にも迷惑はかけっぱなしです。
もがいている私と同じく、このhartmannの鞄も、お手入れもされることもなく放置され、気が付けば一部ひび割れやかさつきが見られるようになってきました。
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そんな中、今回父と話した時、この鞄を使わせて欲しい、と頼みました。本来であれば、父に認めてもらった時点で譲ってもらうのが筋でしょう。ただ、私は、この鞄とともに、この今の状況を乗り越えてみせたかった。
そして、父が一言。
「今はまだやらん。貸すだけだ。」

この重さも、大きさも含めて、似合う男になれるように。

まだまだね、悔しいけれど、胸はってどうだ、と言えない状況なんです。それにはもう少し時間も必要かもしれない。
けれど、私の大好きな海外ドラマMillenniumの一シーンのセリフ。
You should love your family as much as you can and be prepared for the possibility that that may not be enough.
ではありませんが、家族との時間というのはいつまでも待ってはくれないものです。


今回、父から借りる、そして、いつか近いうちに「お前にやる」と言ってもらえるように、頑張らんといかんと思うのです。

この重さが、父からの厳しい目と愛情だと思うと、なかなかに手強い。

正直普段使いには重いです。勿論その分、外で仕事をする上で必要なものは全て入りますし、それでも余裕がある。そして、ちょっとした小旅行程度であれば余裕で入り切る懐の深さもあります。耐久性は折り紙つきです。私のスタイルでは海外も恐らく問題ありません。
この鞄に入り切る量というのが、私にとっての最大限であり、この中からどう不要なものをなるべく削り、洗練させていくか、というのも、私の生活スタイルを見直す上での大きな楽しみになりそうです。
けれど、それ以上に、「お前にやる」と言ってもらえるような、一生懸命生きている姿が伝わらんといかんですね。
0774-201505_hartmann 02

最後に。これは息子の勘違いかもしれないけれど。

普段仕事に行く時に比較的手ぶらで職場に向かう父。昨日、実家から帰る前に父の部屋に入ったら、もう一つの、もうワンサイズ小さい、父が旅行などで比較的使っていたほうのhartmannがいつもの場所にありませんでした。
もし、父が、昨日、何か思うところがあって、仕事にこの鞄を持っていったのだとしたら、それは何か嬉しいなぁ、と思うのです。
父さん、このブログは見ないで下さい。前、Twitterのアカウントがバレたけれど。こういう文章晒しているんだから、見ているとしても「しょうがない奴だな」と笑いながら黙っていて下さい。

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Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

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