今年も行ってきました。毎年恒例のN響の第九です。
コンサート詳細|NHK交響楽団
妻と一緒に年末の第九を聴きに行くようになって8年近くになりますが、最近になってようやく最後まで寝ずに楽しめるようになりました。
今年の指揮者はこの人。フランソワ・グザヴィエ・ロト。初めて聴くのですが、とても良かった。楽しさが伝わってくる、と言うと語弊がありそうですが、あ、この人、本当に楽しそうに、嬉しそうに指揮をする人だな、というのが第一印象。とても気持ち良く聴くことが出来ました。
私の少ないN響年末第九の指揮者の中では、2年前のロジャー・ノリントンと同じくらい印象に残った、素晴らしい指揮者でした。
超一流の演奏者たちを集めて演奏してもらうという贅沢。
私はコンサートの何たるかなんて分かりません。何せ年に数回しか行きませんから。けれど、ここ数年、第九に行くたびに感じることがあります。
ようやく楽しめるようになってきた頃から、ですね。
これだけの一流の演奏者たちを集めて演奏させるなんて、余程の金持ちでも無い限り、一人の力では到底無理です。
けれど、コンサートになれば、何千人という人が聴きに来る。ということは、何千人でお金を出し合うことで、こうした超一流の演奏者たちを集めて、時間を拘束して、演奏してもらうことが出来るのです。これって、贅沢だし、ありがたいことです。
また、大きなホールで演奏することで、会場との一体感が生まれます。その場の、周りのちょっと困ったおっさんのマナーも含めて、一期一会の舞台なわけです。それが生の醍醐味です。
クラシックにちょっとだけ興味を持ち始めた数年前に読んだ新書。なかなか面白かった印象があったので、改めて今検索して見つけました。
感動した年は、指揮者の名前を忘れない内にAmazonでCDを買う。
私が今までの第九で他に素晴らしかった、いや、第九って良いな、と思った最初の年の指揮者がいます。既に誰だったか覚えていません。その年以降、ほぼ寝ないで聴けるようになった、第九への認識を変えてくれた方なのですが、思い出せないのが寂しいです。
それ以降、気に入った、感動した年は、忘れない内にその指揮者のCDをAmazonで検索して買うようにしています。
勿論CDと生演奏は違います。印象も大きく異なることもあるでしょう。けれど、後々思い出すきっかけになるのです。
そして、そんなCDを日々、思い出したときに堪能するために役に立っているのが、以前から何度も購入を繰り返しているBOSEの定番中の定番、Wave music system IIIです。
このモデル、過去何度も買っては手放し、を繰り返しているんです。それは決して音に満足していない訳ではなく、いえ、何度も買い直しているわけですからそれどころかかなり気に入っているのだと思うのですが。単にボーズ・オンラインストア及びBOSEの店頭でしか買うことが出来ないモデルと言うこともあり、手放した時の価格がそれ程落ちない、という現実的な話です。
今年発表されたSoundTouchシリーズ
今回も手元にないんです。年末になると同じことを繰り返している大馬鹿者ですが、そんな年末年始の欲求を満たしてくれるのがBOSEのありがたいところ。そして、今回は新しいモデルが出ています。それがWave SoundTouch music system。
Wi-Fiでパソコンの中の音楽や、Internet Radioも聴けるようになりました。単純にそれだけなら、SoundTouch ミュージックシステムのほうがシンプルで、価格も安いんです。
けれど、私にとって、Wi-Fiと同じくらい魅力的なことが、CDとAM/FMラジオが聴ける、という昔ながらの機能なんですね。
結局この年末年始も買ってしまうような気がしています。そして、今度はしっかりと持ち続けたい。それくらい、私にとっては無くてはならない、常に気になるオーディオです。実際手元にあって、使っている時のほうが、妻とNHKラジオの語学講座を毎日聴いたり、結構有効に楽しく使えていた気がしますので。
ちなみに、今回の第九は12月31日の20:00から、NHK Eテレで放送されるようです。興味のある方は是非。