トークイベントは無事終了しました。風雨ともに強い中、それでも足を運んで下さった方が結構いらっしゃいました。ありがたいことです。本当に感謝しています。
安曇野の有明美術館は、初めて訪れましたが、とても雰囲気の良い場所でした。
こんな空間でゆっくり過ごせたら贅沢だなぁ、などと雨音を聴きながらぼんやり考えていました。本を読むにも良さそうです。
今回の小旅行にもKindleを持ってきていますが、今のところほとんど開いていません。今週購入した本もまとめて入れてあります。電子書籍はこういう時に便利ですね。
東欧革命1989 – ソ連帝国の崩壊
この本は何度も図書館で借りながらも、読み切れなかったもの。一番の理由は持ち運ぶには厚くて重いこと。気軽に取り出して読む、というより、じっくり腰を落ち着けて読むタイプの本です。
その分内容はかなり濃く、ソ連崩壊前後の共産主義圏の動きを綿密なインタビュー、取材を元に追ったものになっています。決して難しい内容ではなく、当時の事件、様子をドラマのように楽しむことが出来るので、じっくりイメージしながら、色々と思考を漂わせながら読みたい一冊です。
欠点は最初に挙げたページ数(739ページ)。そして値段が4000円程度と気軽に買いにくいこと。それだけの価値は充分にあるのですが。Kindle版は原書のみ。ただ、安いです。英語でいければ、こちらもオススメ。
私は図書館で何度か借りて挫折したので、今週思い切って購入。BOOKSCANで電子書籍にして、Kindle用に変換して入れてあります。
BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス – 大和印刷
ON THE COUNTRY ROAD ~アメリカの小さな町を訪ねて~
ルート66はじめ、アメリカの内陸の道や町に対して、幻想を抱いてしまう私がいます。私はまだ30代ということで、それより上の世代ほどアメリカへの憧れというのはないのかもしれませんが、なんだかんだ言っても、アメリカ、気になるんでしょうね。
これも前から気になっていた一冊。残念ながらKindle版がないので、こちらもBOOKSCANで電子書籍にして、Kindle用に最適化しました。
ちょっとした旅行には、同じく紀行ものが一冊くらいあると、気分的に違います。
新装版 ロードス島戦記 2 炎の魔神
今さらながら、20年ぶりくらいに一巻をたまたま読み直して、改めてハマりました。時代を越えて、大人になっても、面白いものは面白いですね。
今回はKindle版でまとめて購入しました。私の中では「ロードスの聖騎士」で完結しているのですが、いつの間にか「新」が始まっていたんですね。
こちらは読むかどうかは分かりませんが、一度読むと一気に最後まで読んでしまいそうなので、ゆっくり当時を振り返りながら、味わって読み直したいと思います。
大量に入れすぎて挙げきれませんが
今回の小旅行で読もうかな、と思っているのは主にこの3冊です。実際Kindleには大量に本が入っているので、気が変われば他のを読んでもいいのですが。
そんな時にはいつでもすぐ読めて、何冊持って行っても重さは変わらない電子書籍は便利ですね。
ただ、旅先って読む時は読むのですが、意外と読む間もなく帰ってきてしまうことも多々あります。それでも手元に好きな本が常にあるのは、幸せだなぁ、と思っています。