[日用品] Gaston Luga HÄLGEN (ヘリゲン)レビュー。防水ダッフルバッグで旅に出よう。3wayの利点と気になる部分。

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[日用品] Gaston Luga HÄLGEN (ヘリゲン)レビュー。防水ダッフルバッグで旅に出よう。3wayの利点と気になる部分。

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昨年後半から国内の出張や帰省の頻度が増えてきました。

だいたい出張の帰りに帰省も合わせてすることが多く、そうなると2泊3日から3泊4日くらいになるんです。以前から国内、海外ともに基本的にはリュック1つ+サブバッグ(コンパクトな)という組み合わせで移動していました。

大きな理由は「空港で荷物預入をしたくない」ということです。あと荷物預入が必要なほどの荷物を持ち歩くと、機動性が落ちてしまうので自由に動き回れない。私の場合、元々が学生時代のバックパッカーが原型なので、今も旅のスタイルは基本そうなっています。

まぁ勿論子どもがいたり、場所やシチュエーションによってスーツや革靴なども持っていかなければならない、という場面が来たら、素直にスーツケースなりを持っていきます。持ってないけど(その時は買う)。とりあえず現時点ではなるべく身軽に移動したい、というのが私の旅のスタイルです。

で、何故今回いきなりこんな話をしたかというと、ここ最近、カメラ一式やノートPC、場合によってはトラベル用の三脚なども持ち歩く機会も出てきたので、普段のカメラリュックだと、衣類を入れるスペースがほとんどないことに気がついたんですね。

そこで幾つか探してみたのですが、その中で興味を持った製品の1つが、私にとっては何年も愛用し続けているスウェーデンのメーカーであるGASTON LUGA(ガストンルーガ)HÄLGEN (ヘリゲン)という製品でした。

ヘリゲン – 完璧な旅行用ダッフルバッグ

まず見た目がカッコイイ

そして私、この手のダッフルバッグでの旅行って昔から憧れてたんです。何か旅情感出てきませんか?リュックに比べると両手が空かないので若干不便な部分はあるのですが、昔から革のダッフルバッグとか持って日本や海外を旅してみたい、と思っていたこともあります(まぁこのヘリゲンは革製ではありませんが)。

ということで、購入するか迷っていたところ、ガストンルーガの担当の方から今回も「試してみませんか?」と声をかけていただき、ありがたく受けさせていただきました。

ということで、昨年後半に数回、実際に国内出張&帰省に持ち出してみましたので、その使用感について、特長、更に実際に使ってみて感じる惜しい点などを正直にご紹介していこうと思います。最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

ちなみに今回もガストンルーガさんより公式ストア限定の15%オフクーポンを提供頂いています。今回の文章で興味を持たれた方は、ガストンルーガでの買い物の際に、是非このクーポンコードをご活用頂けたら、と思っています(ちなみにクーポンをご利用いただいても、私には特に報酬等は発生しませんので、この手のプロモーションが苦手な方も安心してご利用ください)。

ガストンルーガ ヘリゲン ブラック

今回提供頂いたのは、同社の3Way仕様、防水素材を用いたダッフルバッグです。正味容量は蓋の部分を上げた状態で42.6㍑、蓋を閉じた状態で30.98㍑、重さは約1.21kgです。

と数字で表すほどには実物はそこまで大きい、かさばる印象もありません。

ただ、これは気分の問題でもあるのですが、このダッフルバッグ、やはり中にある程度荷物を詰めた状態でないと、何となく見た目が貧相(失礼)に見えてしまうので、ある程度は中身が入っていた方が見た目が格好いいです。

ただ、当然それだけ中身を入れれば、その分重くなりますので、そのバランスが難しい。

防水素材を用いているので、雨の日にも安心です。

最近の同社の製品ではお馴染みの防水素材を使用。
雨でも安心感はあるのですが、少し置いておくと結構埃が付着して、取れにくいのでそこが惜しい点。

余談になりますが、私は数年前、非常にお気に入りのハートマン(Hartmann)の、以前のベルティングレザーをふんだんに用いた結構贅沢なダッフルバッグを使っていたのですが、ある日出張からの帰りに地元の駅に着いたら見事な大雨でして。

そこで素直に駅のコインロッカーにでも預けておけば良かったのに、強引に家まで歩いて帰った結果、バック全面が雨染みだらけになりました。で、当時私革靴(高級靴)も結構気軽に水洗いしていたこともあり、このバッグ、軽く水洗いしちゃったんです。

雨染みを目立たなくさせるため、だったんですが、やり方を間違えて革表面の油分を全て飛ばしてしまって、とんでもない状況になってしまったという苦い想い出があります。あれ、本当に後悔しまくっていて、今でも実物見る度に心が痛いので、その後使えずにいます。つまり雨って鞄にとっては、その後のお手入れを誤ると結構悲劇になります。その点防水素材を使ってくれているのは非常にありがたいです。

ただ、唯一欠点を挙げるとすれば(これは以前の同社の防水素材の製品でも散々挙げてきたのですが)防水素材の表面の材質上、少し放置するとしっかり埃が付着します。

防水素材は雨の日にも安心なのですが、素材的に埃やちょっとした擦れなどが目立ちやすいのが欠点です。

で、黒だとこの埃が結構目立つんですね。なので、放置しておくと結構みすぼらしくなるので注意が必要です。

個人的な評価は75点。まずはこの製品の気に入った点。

さて。脱線しましたがそんな今回のダッフルバッグ。トータルの私の評価としては75点です。充分に使い勝手自体は悪くないのですが、ちょっと幾つか気になる点がありましたので、その辺りは後述するとして、まずはこの製品の気に入った点からご紹介します。

まずはデザイン

これは昨年も使われている方のSNSでの投稿写真を見ても思ったのですが、「カッコイイ」。

って全然客観的ではない、と言われるかもしれませんが、やっぱり最近のガストンルーガの製品、益々デザイン的には良くなってきています。単純なフォルムだけでなく、細かい部分(金具の部分やショルダー部分の細かい仕上げなど)が低価格の製品とはやっぱり違って、結構ちゃんとデザインされているんですね。

最近の同社の製品は細かい部分のパーツ等も手を抜かず、全体としてのデザインバランスが取れているのは非常に好印象です。

あと、デザイン的にも同社の製品って(使い勝手は別としても)デザインとしては数年前と比べてもだいぶ洗練されてきているので、普通に普段使いしたくなる魅力があります。

ただ、今回のダッフルバッグに関しては、「ある程度中身が入っている状態」、つまりダッフルバッグ自体がある程度膨らみを持っている状態のほうが、全体的なフォルムがお洒落に感じます。あまり入っていないと、クターッとした感じが、あまり形としてよろしくない。

上面の蓋の部分を開いたところ。ある程度中身を入れないと、クターッとした感じがあまり見た目がよくありません。
あとこの蓋部分、意外と開け閉めしづらいです。

ある程度荷物が詰まっていると、とても旅情感が出て気分が上がります。なので、もしこの製品に興味を持たれた方は、是非ある程度の荷物を入れた状態で眺めて見て欲しい、使ってみて欲しいと思います。

ただ、そうなると悩みとしては、当然重くなるので、単純なショルダーだと肩が辛いですし、後述するリュック的に背負う形でも意外と負荷は大きいです(このバッグ、一応3way で使えるようになっています)

ということで、続いて3wayで使えるという点。

側面に、ちょっと持ち上げる時用の持ち手も付いています。これで3wayになります。

これはなかなか好印象です。特に取り外しの可能なリュック用のストラップは、使わない時でも折りたたんで是非鞄の中に入れておいて欲しいところです。

結構重さがあると、ショルダーだとやっぱり移動が辛くなってくるんですね。そんな時、底面に2本のストラップを取り付けることで、リュック的に背負うことが可能になっています。

付属の2本のストラップを両側面に取り付けることで、ショルダーだけでなくリュック的に使うことが出来ます。

これが特に帰りの疲れている時には助かります。やはりリュックとして背負うと負担がだいぶ減るんです。なので、これは個人的にはオススメ。

ただ、一点注意して欲しいのは、実際に背負ってみると、背面部、つまりダッフルバッグが背中と接する部分が、底面部分ではなく、通常の持ち手側(上側)、蓋の部分なので、ちょっと持ち手が背中に当たるんです。

ただ、背中と接する側が持ち手などがある上面なので、背中に持ち手が当たったり、と、リュックとしての背負い心地はそこまで良くはありません。あくまでオプションとして。

また、元々一般的なリュックと違って、この設置部分がリュックとは違って背負うことを前提に作られていないので、フィット感はあまり良くありません

なので、例えば登山用のリュックのような、あれだけの重さをしっかり肩と腰で支えることで重さの負担を軽減させてくれるような、背負い心地では全くありません。また、デザイン的にも、これあくまでダッフルバッグなので、見た目的には決してカッコいいわけではありません。

とはいえ、やはりいざとなったら、疲れたら背負える、というのはやはり大きなメリットだと思います。

気になる点。従来の同社の製品から共通する悩みでもある。

続いて気になる点について。

これは幾つか、あら探しのようになってしまいますが挙げてみたいと思います。

まずは(これはある程度仕方ないのですが)ダッフルバッグの性格上、「中身はざっくりと入れざるを得ない」という点です。

メインコンパートメント(というか、ほぼこの部分だけ)は中に簡単なポケットが1つあるのみ。

分かりにくいかもしれませんが、例えば最近のリュックであれば、中にある程度小分けのポケットがあったり、最近であればラップトップPCを持ち歩く方も増えましたので、ラップトップ専用のポケットがあったりします。

でもこのダッフルバッグにはそうしたものはほぼありません。なのでパッキングの時には、こうした精密機器等をどう衝撃を与えず、傷つけず、また重量バランス的に崩れずに入れるか、が悩ましいです。

普段デジタルガジェット、PCやカメラなどを持ち歩く方だと、リュック的に使うことも想定すると、中にどうパッキングするかは悩ましいところ。

実際ここ数回の出張でも一番悩んだのがこのパッキングで、デジカメとラップトップPCは単純に放り込む訳にはいかないので、ある程度緩衝材やスリーブケース等を使う必要がありました。カメラはレンズが付いているとちょっと怖いので、結局別のサブリュックに入れ直したりしました。

中身がざっくり区分けがないのはスーツケースと同じで、本来そういうもん、という考えもあると思いますが、これだけラップトップPCを持ち運ぶシチュエーションも増えていることを考えると、どこかにフタ、ストッパー付きでラップトップPC専用のポケット部分があると良かったのにな、と思いました。

というのも、このダッフルバッグ、先ほども触れたように「3way」なんです。

ということは単純に横にして持ち歩くだけでなく、リュック的に背負うこともあるんですね。

となると、単純に横にして持ち歩くことだけでなく、90度回転して縦で持ち歩いた時にも、中の精密機械にダメージが加わらないようにパッキングしないといけない。横の状態で横に置いてしまえば、当然90度回転させてリュック的に使えば鞄の中で縦になってしまうわけです。まぁこれはダッフルに限らず、一般的なスーツケースでも同じだと思うのですが、今回のこのバッグは耐衝撃性は特にないので、ある程度他の衣類等で包むなどしないと、不用意においた、何かとぶつかった、というときが少し心配です。

全体的にそこまで耐衝撃性はないので、あくまで一般的なダッフルバッグです。

これはカメラについても同じで、この鞄の中に入れる場合には、縦横どちらでも(3wayで使うなら)使えることを想定して、ある程度鞄の中で同様に包んでおく必要があります。盾にしたとき、どちらの面が上になるか、またその場合、どういうパッキングをすればこうした精密機器に衝撃が加わらず安心して持ち運べるか、は頭の使い処、工夫のしどころかな、と感じました。

そして最後にもう一点。これは同社の製品の多くに言えることなのですが、ポケット類がデザイン性を重視しているからか、あまり実用的ではない、ということです。

今回も象徴的なのが外側についている左右のジッパー付きポケット

メインコンパートメントにある程度荷物を入れてしまうと、この左右のジッパー付きポケットがほとんどモノが入りません。入っても取り出しにくいので、あまり意味がない。

この仕様は同社の人気商品の一つでもあるSPLÄSH 13″ (スプラッシュ 13″)などでも採用されています。ただ、これ、実用面を考えると、ホント物が入れにくいんです。

元々のマチが狭いというか、特にバッグ(リュック)のメインコンパートメント側にある程度荷物が入ってしまっていると、ほとんど開かない、というか中に物が入れにくい。精々お財布が入るか、くらい。

でも旅行でもちょっとした出張でも、ポケットに小分けにして色々入れておきたい、というニーズはあると思うんですね。例えば最近であればマスクやその他常備薬、ワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリー、その他幾らでも思いつくこれらの小分けにしている日用品(お財布等も含めて)をサッと入れてサッと取り出せるポケットがないんです。

旅の鞄に小さなポケットは不要、と言われるかもしれません。確かに無駄にポケットが多いと、防犯上の観点からもリスクが上がるので、無闇やたらにポケットがあるのもどうかと思いますが、例えばペン一つ持ち歩くのにも、このバッグ単体では入れる場所に困ってしまう、というのは、旅情は別としても現代においては(デジタルガジェット等も増えていますし)もう少し実用面でも工夫が欲しかったかな、と思います。

まぁこれらはポーチに小分けにしてメインコンパートメント側に入れれば良い、という意見もあると思いますが、旅先や空港等で、いちいちこれらを開けて取り出すのって、実際スーツケース含めて普段使っている方ならお分かりのように結構な手間なんですよね。

デザイン的にもメインコンパートメント部分も決して開きやすい構造はしていないので、もう少し日常の道具としての使い勝手も考慮した設計にしてくれると、より使いやすくなるんじゃないかな、と思いました。

この辺りは(出るか分かりませんが)ヘリゲン2での改善に期待ですね。

改善点は幾つかあるものの、旅の気分を盛り上げてくれる雰囲気は好印象。それだけに、マイナーチェンジ(改良版)の発売を期待したいところ。

まとめ:トータルでは結構気に入っています。今月と来月の海外渡航にも使う予定です。

色々挙げましたが、容量の割にそこまで大きすぎず、重さも程ほどなので、旅行用の鞄としてはなかなか使い勝手は良いです。

個人的には結構気に入っています。なので、実は今年は今月と来月に海外に渡航予定なのですが、どちらにも持っていく予定です。

ただ、現時点で考えているのは、ラップトップPCやカメラなどは別途持ち歩くリュック側に入れて、このダッフルバッグには衣類とアメニティ類、あと場合によっては充電器のアクセサリーのみを入れて持ち運ぼうかな、と考えています。

そのほうが、このダッフルバッグ側の重さも軽くなるので、ショルダー的に持ち歩いても肩の負担が少なくて済みますし、冒頭でも触れたように、私の場合今まで持ち歩いていた旅行用のリュックがカメラやラップトップPCだけでそれなりの重さになってしまうので、それらを分けられるのは非常に大きいからです。また、耐衝撃性を考えても、先ほど触れたようにダッフルバッグ側には耐衝撃性がないので、こうした衣類等を入れるのに相性が良いかな、と感じています。

ということで、気になる点はなくはないですが、実際に昨年も数回、そして今回も(このレビューが終わった後にも)今月、来月と海外渡航に持っていこうと考えているくらい、個人的には結構気に入っている製品です。

同社の製品の中では比較的高め(37,400円)なため、なかなか気軽に買える製品ではありませんが、ようやく世の中もだいぶ落ち着いてきて、これから国内外への旅行を考えている方も増えてきていると思いますので、新しい鞄を検討されている方は是非選択肢の一つとして検討してみてほしいな、と思っています。

ヘリゲン – 完璧な旅行用ダッフルバッグ

当ブログ専用の15%オフクーポン(有効期限なし)を発行いただきました。

尚、冒頭でも触れましたが、今回もガストンルーガより公式ストア限定の15%オフのクーポン(2024年5月末まで)を発行頂いています。

クーポンコードは「KBJP 」です。

普段ご紹介する製品にも使えますが、このヘリゲンであれば元の価格(37,400円)を考えても15%オフはかなり大きくなりますので、是非ご活用下さい。

ガストンルーガ (公式オンラインサイト)メンズ&レディースバッグ

Twitterアカウント:@gastonluga_jp
Instagramアカウント:@gastonluga

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ガストンルーガ ヘリゲン ブラック

個人的な評価は75点。まずはこの製品の気に入った点。

気になる点。従来の同社の製品から共通する悩みでもある。

まとめ:トータルでは結構気に入っています。今月と来月の海外渡航にも使う予定です。

当ブログ専用の15%オフクーポン(有効期限なし)を発行いただきました。

  • ガストンルーガ ヘリゲン ブラック
  • 個人的な評価は75点。まずはこの製品の気に入った点。
  • 気になる点。従来の同社の製品から共通する悩みでもある。
  • まとめ:トータルでは結構気に入っています。今月と来月の海外渡航にも使う予定です。
  • 当ブログ専用の15%オフクーポン(有効期限なし)を発行いただきました。