[かぶ] Samsung Chromebook Plusに載ったOP1の「明日から本気出す」感は切なくも甘い危険な香り。

[かぶ] Samsung Chromebook Plusに載ったOP1の「明日から本気出す」感は切なくも甘い危険な香り。

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前回、今後のChromebookを考える上で、もしかしたらGoogleはAppleのSoC(A9、A9Xなど製造元ではなく、Apple設計のA〜統一された名称)同様、「OP〜」から始まるChromebookとAndroidアプリに最適化されたSoCを展開していくのではないか、ということを書きました(海外サイトの情報からの半分以上受け売り)

今週はお借りしているASUSのWindows 10搭載のラップトップPC、ZenBook 3 UX390UAを意識的に使っています。そのため、Chromebookに触れる時間が普段よりもやや短くなって...

文量的にはおふぃすかぶ.jpよりもLife Style Image向けの内容ではあるのですが、前回こちらで書いたので、このまま続けたいと思います。

2017年Chromebook期待の新作、Samsung Chromebook Plus。

ちなみに、今この文章はSamsung Chromebook Plusから作成していますが、慣れてくるとなかなか良いモデルです。個人的には好き。最初は☆2つ程度の印象だったのですが、なんか今ではこのままで良いんじゃないかとすら思えてくるから不思議です(とりあえずタッチパッドも保護シートで解消されたので)。

現在、ChromebookにおけるCPUの主流はIntel製のAtom系列のものです。

パソコンやスマートフォンのスペック表って難しくありませんか?ここ最近当ブログではスマートフォン(最近は主にZenFone 3)やChromebookについて取り上げ、無駄にスペック表を作っては感想めい...

第4世代Atomの系列にあたるBraswellに属する、N3050、3060、3150、3160あたりが多いかな、と思います。既に市場に出回っている絶対数も多く、またある程度枯れてきてもいるので、この点でコストを抑えられますし、動作も想像できます。その分外装であったり、液晶その他に多少コストをかけても、Chromebookとしてはトータルで実売$200前後で抑えられるのも魅力です。

ChromeOS自体が軽いということもあって、この辺りのCPUを載せたモデルで十分に快適です。初めてChromebookに触れた方が「全体的な処理速度の速さ、軽さ」に感心されるのはこのクラスでも十分に快適だからです。

それに対して、省電力などの利点はあるものの、今まで(個人的には)処理の若干もモタツキが気になっていた、惜しいなぁ、と感じていたものがRockchip社のCPUです。このあたり、CPUと表現するかSoCと表現するかで細かい部分突っ込みたい方もいるかと思いますが、お許しいただけると助かります。

今までは主にASUSがこのRockchip社のCPU(RK3288C)をよく採用していました。そのイメージがあり、今回Samsung Chromebook PlusでOP1としながらもその実Rockchip社の新型SoC、RK3399を採用すると知ったときには「なぜRockchip・・」と思ったのも正直なところです。

360度回転ヒンジで使い方としては確かにASUSのChromebook Flip C100PA(RK3288C)と似ていることから、相性が良いのかもしれませんが、何となく処理が要所要所でガッカリ感が漂いそうだったからです。

私の環境でのOctane 2.0 スコアは9740。普及価格帯のChromebook(平均7500〜8500)に比べれば良好。

結論としては、RK3399になり、こうしたモタツキはほぼなくなり、従来通りの使い方をする上では現行、前述のIntel製Atomに比べても十分に遜色ない程度にはなりました。この従来通り、というのは、今後のChromebookの方向性によっては「大して代わり映えしないね」となるか「Androidアプリも含めると凄い!素敵!震える!」となるかは未知数だからです。

ただ、残念ながら現時点ではその肝心(長所であるはず)の相性面ではまだ不安を残した状態です。

今回、競合モデルでもあるASUS Chromebook Flip C302CA($499、Google Playストアには先日対応したものの、その後私の環境では突然使えなくなりました。)はIntelのCore m3を載せてきました。

これに対し、Samsung Plusでは敢えてAndroidアプリと相性の良いARM系プロセッサであるRK3399を載せてきました。更にAndroidアプリ(Google Playストア)に最初から対応と、それだけに期待も大きかったのですが、

2017年2月25日時点ではMicrosoft Officeアプリの中でも主要のWord、Excel、PowerPointに非対応。

日本では非常に期待されていたMicrosoft Officeアプリ(の中でも主要なWord、Excel、PowerPoint)に未対応という状況。これは同じくARM系のRK3288Cを積んだ前述のChromebook Flip C100PAでも未だにOfficeアプリが消えた(未対応)ままという話もあるだけに、むしろ現時点ではARM系のプロセッサのほうが相性が悪いのではないか、と思ってしまうくらいです。

Officeアプリの中でも、何故かOneNoteとOutlookは対応。

たかが1メーカーのアプリの対応具合だけで未完成と言われては、そもそもGoogle Playストア自体(Stableで)対応しているChromebookが現時点で5モデル、更にベータ版という中では酷ではないか、と思われるかもしれません。確かにその通りです。ただ、その中でも今回敢えて「for Chromebooks」として打ち出してきた新SoC「OP1」であるだけに、

解像度2400×1600ではデフォルトのフルスクリーン状態ではAndroidアプリが真っ黒で表示されない。

その他の一般的なAndroidアプリであっても、(現在起動直後はデフォルトではフルスクリーン表示)このSamsung Chromebook Plusの最大解像度でもあり魅力の一つでもある2400×1600においてフルスクリーン状態では真っ黒なまま表示されない、という状態は、あまりに惜しいな、と思います。

勿論、いずれも今後のアップデートで改善された途端に驚くほどのパフォーマンスを突然発揮する可能性も0とは言えませんので、これを以ってOP1がダメと言いたいわけではありません。

そんなOP1、けれど私は結構好きです。冒頭でも書きましたが、慣れてくると使い勝手はなかなか良好だからです。普通に使う分にはこの程度の問題は大したことではありません。むしろ、なんか未知なる可能性を秘めている、俺はまだ本気出してない感、明日から本気出す感にゾクゾクしています。

AnTuTu Benchmarkのスコアは69185。ミドルレンジのAndroidスマホ程度の能力は持っています。

スマートフォンではお馴染みのAnTuTuベンチマークのスコアは69185(3D:15153、UX:25750、CPU:22619、RAM:5663)。これは3Dゲームをとことん楽しみたいのでもない限り十分な数値です。

CPU-ZにおけるSOCの画面。6コアはChromebookでは非常に珍しいです。

デュアルコア(2コア)やクアッドコア(4コア)が大半のChromebookにおいて、Samsung Chromebook PlusのOP1はヘキサコア(6コア)です。もちろん単純にコア数が多いほうが偉いという訳ではないのですが、このあたり、今後のChromebookの方向性(Androidアプリとの親和性など)を表しているようで興味深いな、と思います。

このあたりを考えると、今ではなく未来を見据えた、もちろん今も大事だけれど、それよりも明日から本気出す感がひしひしと伝わってきます。明日にはまた同じ台詞を言っている可能性もありますが。

ということで、そんな新SoC、OP1を載せた唯一のモデル、Samsung Chromebook Plus。何度も繰り返しますが、現状でもなかなかに使い勝手も良く、個人的には(茶化している訳ではなく)お気に入りのモデルです。

そして、なんとも表現のしようのない、じわじわと迫ってくる期待感がたまらないモデルでもあります。

なにせChromebookに最適化された、Google渾身のSoC、OP1です。このそろそろ本気出す感は他のChromebookではなかなか味わえません。私のもう一つのお気に入りであり、ライバルでもあるC302CAなんて、もうある程度お利口にまとまってしまっているんです。優等生です。ちょっと時々拗ねますが、基本的に手のかからない、そして非常に快適なモデルです。だから十分に人にもオススメできるモデルです。

今回の帰省には、手元に届いたばかりのSamsung Chromebook Plusを持って帰ろうと思っていたのですが、ただいま液晶及びタッチパッドの専用保護シートの作成のため預けておりまして手元にあり...

ただ、OP1という大いなる可能性を秘めた明日から本気出すChromebookというのも、ワクワクして良いではないですか。なんかとんでもなく凄いことをやってくれそうな、そして従来とは少し違ったChromebookの未来を見せてくれそうです。私はそれを楽しみにしています。でもその前に早く技適マーク取得してね。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

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