ASUS JAPANは2021年10月1日(金)、14インチの新作ChromebookであるFlip CM1(CM1400FX)を発表しました。このモデルは同社の14インチモデルとしては久しぶりのエントリーモデルになると思われます。
今回、こちらのサンプルモデルを発表前にASUS JAPANよりお借りすることが出来ましたので、レビューしていきます。尚、今回は比較的スケジュールがタイトで、実際にお借りできたのが発表(つまりこの記事の公開日)の数日前ということもあり、あくまで最初の印象となることをご了承ください。
また、この文章を作成しているのは発表前ということもあり、主なスペック等についてはASUS USの製品ページを参考にしています。また、販売予定価格も事前に知らされておりませんので、その点はご理解いただけると助かります。
ASUS JAPANの公式オンラインストア「ASUS Store」でも販売開始となりました。
こちらでは64,800円(税込)となっておりますので、こちらが公式の販売価格となりそうですね。
追記:2021年10月1日 10:00 更新
この記事はメーカーの発表に合わせて10月1日の11時に公開しておりますが、既に今日の0時過ぎからAmazonでは販売が始まっており、商品ページが出来ておりました。
今回のレビューの作成時点では価格が分からない状態で判断せざるを得なかったため、「価格次第では名モデルの予感も」と書きましたが、この辺りの実売価格(税込59,000円前後)だとちょっと苦しいかな‥。
というのも、この価格帯だと、今回のレビューでも競合モデルとして挙げたHP Chromebook x360 14bが同じくらいの実売価格ですし、またより上位機種も射程圏内に入ってしまうからです。
もしかしたら発売と同時にキャンペーン等を行う(最近ASUS JAPANはこのパターンが多いので)のかもしれませんが、ここからどうなるか、楽しみに見守りたいと思います。
モデル自体はもう1週間程度使うことが出来ますので、もし使用感など知りたい点がありましたら、お気軽にご質問ください。
ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400)
現時点で把握しているスペック、使用感等を考える限りでは、今回のこのモデル(CM1400)は同社のChromebookの中ではエントリーモデルになると思われます。
ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400FX) | |
CPU | AMD 3015Ce |
メモリ容量 | 8GB RAM |
ストレージ | 64GB eMMC |
ディスプレイ | 14.0″ LCD FHD(1,920×1,080) タッチ対応(ペン非対応)グレア液晶 |
インターフェース | 1x USB 3.2 Gen 1(Type-A) / 2x USB 3.2 Gen 1(Type-C) 1x 3.5mm Combo Audio Jack / microSD card reader |
ネットワーク | Wi-Fi 5(802.11ac)+Bluetooth 5.0 (Dual band) |
サイズ / 質量 | 326.5 x 228.8 x 18.6 ~ 18.6 mm / 1.65kg |
自動更新ポリシー | 2029年6月 |
主な特長としては、
- ASUS JAPANとしては久しぶりのスタンダードな14″ FHDコンバーチブルモデル。
- AMDのZenアーキテクチャーを搭載した3015ceプロセッサーを搭載。
- 8GB RAMと一般的な使い方においては若干余裕もある構成。ストレージ容量も64GBと十分。
- 外観からはイメージしづらいが、一応MIL-STD-810H準拠。
- 自動更新ポリシーは2029年6月まで。
ということで、以下、ASUSのChromebookの現行ラインナップや国内Chromebook市場を軽く振り返りつつ、その後で実際に使ってみての印象等を見ていきたいと思います。
ASUS JAPANのChromebookとしては、14″のエントリーモデルは久しぶりの登場。
現在、同社のハイエンドモデルには、14インチモデルに昨年10月に発売されたFlip C436FAが、また15.6インチに今年6月に発売されたFlip CX5(国内初のTigerLake世代Core iプロセッサー搭載)やFlip CM5(AMD Ryzen搭載)などがあります。またAmazonでは旧世代のCore m3プロセッサーを搭載したC425TAが存在します。
ところが14インチのエントリーモデルとなると2018年12月に発売されたクラムシェルタイプのモデルであるC423NA以降出ておりません。
C423NAが発売された頃(2018年)は国内ではまだまだ個人向け市場はASUS JAPANが孤軍奮闘しているような状況でしたが、その後LenovoやHPなどの大きなメーカーが参入してきました。それに合わせてこれらのメーカーがハイエンドからエントリーまで幅広いモデルを展開し始めました。14インチで考えても、例えばHP Chromebook 14aやx360 14bが非常に話題になりました。スペックも十分であり、また価格的にも入手しやすいことから、実際にこれらを愛用されている方も多いと思います。
HPの14aもx360 14bも毎年コンスタントにCPU等をアップデートして継続して販売しています。また、日本エイサーも同様にChromebook 314(CB314-1H)といったエントリーモデルを展開しています。
それらと比べた時、前述のC423NAは流石にCPU的にも3世代前、端末のサポート期限である自動更新ポリシーも2024年6月までと、あと3年を切り、流石に厳しくなってきていると思います。
そうした中で出てきたのが今回のモデルです。
CPU:AMDのZenアーキテクチャーを搭載した3015ce プロセッサーを搭載。
今回特徴的なのが、CPUにAMDの3015Ceを搭載している、という点です。最近ChromebookでもRyzenプロセッサー搭載のモデルが出てきていますが、この3015eも同様に教育向けChromebookに最近採用され始めてきているようです。
国内では採用例はまだあまり見かけませんが、例えばLenovoがお馴染みの11.6″の2-in-1モデルである300e ChromebookのGen 3にこちらのプロセッサーを搭載しています。
AMDのサイトによると、現在教育市場向けに多く展開されているMediaTek製MT8183(個人向けではLenovo IdeaPad Duet ChromebookやASUS Chromebook Detachable CM3、Flip CM3、Acer Spin311など)に比べて各種ベンチマークで最大150~223%、また今も採用例の多いIntel製Celeron N4120を若干上回る数値を出している、としています。
今回、競合すると思われる、最近になって出始め、今後基準になっていくであろうPentium Silver N6000を搭載した前述のHP Chromebook x360 14bの2021年モデルと、昨年から今年にかけての普及価格帯スタンダードの基準の一つとして、Celeron 5205Uを搭載したAcer Chromebook 712(C871)のベンチマーク結果を比較してみました。
ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400) |
HP Chromebook x360 14b(2021) |
Acer Chromebook 712(C871) |
|
CPU | AMD 3015ce | Pentium Silver N6000 | Celeron 5205U |
Octane 2.0 | 21,116 | 22,533 | 17,277 |
Speedometer 2.0 | 64.1 | 74.5 | 57.4 |
CrXPRT2 | 71 | 83 | |
– Photo effects | 563 | 469 | |
– Face detection Js | 4,805 | 3,775 | |
– Offline notes | 213 | 166 | |
– Stocks dashboard | 310 | 253 | |
– DNA sequence analysis | 572 | 444 | |
– 3D Shapes | 6,680 | 8,038 | |
Geekbench 5 | single : 551 multi : 1,067 |
single : 723 multi : 1,733 |
single : 464 multi : 885 |
PCMark Work 2.0 | 9,813 | 10,632 | 8,493 |
3DMark – Sling Shot | 2,701 | 4,543 | |
3DMark – Sling Shot Extreme | 1,890 | 1,756 |
ChromebookではChromeブラウザー上で作業を行うことが多くなります。そのためベンチマークもブラウザーベンチマークを中心に評価されます。上記の表の内、最初の3つがそうしたブラウザーベンチマークです
1番めのOctane 2.0はChromebookではお馴染みのベンチマーク。既に古くなってしまっているのですが、今までずっと使われてきたこともあり、過去のモデルの測定結果なども蓄積されていますし、そうした点でもChromebookのパフォーマンスを比較するのに今でも重宝するベンチマークです。
2番めのSpeedometer 2.0はAppleのWebKit開発チームが公開している、モダンなWebアプリケーションのための応答性ベンチマークになります。
3番めのCrXPRT2は最近使われるようになりました。Chrome拡張機能として使うことが出来、Chrome OSの総合性能を計測できる、HTML 5ベースのベンチマークテストになります。
これらの結果を眺めてみると、思った以上に今回のAMD 3015ceを搭載したASUS Flip CM1(CM1400)が善戦しているのに気づかれるのではないでしょうか。昨年から今年にかけて私が個人的に普及価格帯スタンダードモデルとしてオススメすることの多い、Celeron 5205Uを搭載したAcer Chromebook 712よりもスコア的には十分に上回っているだけでなく、今年出たばかりの、Pentium Silver N6000を搭載したHP Chromebook x360 14b(2021)と比べても一部の数値では上回るなど、結構良い数値となっています。
とはいえ、トータルで見ると、Intel製プロセッサーで考えると、ひと世代前のPentium Silver N5000番台と前述の最新N6000番台の中間くらいのパフォーマンスと言えるのではないか、と思います。
また、後半の3つはAndroidアプリ版の有名なベンチマークのスコアとなりますが、一部では非常に善戦はしているものの、特にMulti CoreスコアではPentium Silver N6000に大きく差を開けられているのが分かります。
実際、この辺りのスコア差ですと、実使用においてはこの数日間の試用においてはほとんど体感差は感じられませんでした。少なくとも2021年10月時点での現行普及価格帯スタンダードモデルとして十分な処理速度を持っていると思われます。
液晶:14″ FHD タッチ対応グレア液晶は視認性も十分。個人的には好印象。
ASUS JAPANのPCはスペック表においては、IPSやTNといったパネルの型の表記は基本的にはされず、TFT液晶、LCDといった一般的な表記がされています。これをよく誤解して「TFTだからIPSではない」と言っている方を見かけますが、IPSなどはTFT液晶の中の型の一つに過ぎません。
今回のCM1(CM1400)ではヒンジ部分を中心に液晶を180度回転させてタブレット的にも使うことが出来る「コンバーチブル」タイプのモデルということもあり、そうしたモデルでは一般的なグレア液晶が採用されています。
私の印象としては、発色に特に気になる部分はありませんでした。液晶サイズ14″としては十分な解像度であるFHD(1,920×1,080)で表示が出来ますし、極端に細いベゼル縁ではありませんが、その分液晶下の枠(写真ASUSのロゴの入っている黒枠部分)がある程度幅があるのは、個人的には好印象です。
人によっては野暮ったく感じるかもしれませんが(スマートフォンでは最近はベゼルが太いと野暮ったいと感じる方が多いようですね)、ノートPCにおいては、どうしても画面の高さが低くなってしまうことを考えると、ある程度下枠の幅があったほうが全体的な画面の高さが数センチでも上がってくれたほうが長時間使う上では目や首の負担が少なくなると思っています。
鮮やかさはあるものの、その分画面への映り込み(反射)がしやすいグレア液晶は好みが分かれるところです。私自身は長時間文章入力をすることも多いので、(液晶の保護が目的ではなく)映り込みを抑えるために、反射防止の保護フィルムを貼ってしまうことが多いのですが、この辺りは実際に使ってみてから判断しても良いかもしれませんね。
キーボード:バックライトはないものの、JISかな配列ながら左右端の配置が狭くならず好印象。
キーボードというと、どうしてもキータッチが意識されがちですが、JISかな配列(日本語配列)KBにおいて意外とメーカーの個性が出てくるのが、キー幅、キーピッチとともに、左右の端のキーの幅をどの程度取るか、そのバランスをどうするか、という部分だと思います。
ASUS JAPANのChromebookにおいては、特に11.6″モデルなどを中心に、基本的に中央部分の文字キーの打ちやすさを重視して、中心部分のキーをフルサイズに近い幅で確保することが多いな、と感じています。その影響は特に本体サイズの小さいモデルではどうしても全体幅がそこまで余裕がないために、左右の端周辺、特に右端のEnterキー周りに影響が出てきてしまいます。どうしてもEnterキーなどの幅が短くなってしまうのですね。
これは11.6″に限らず、意外と14″辺りのモデルでも最近はあります。例えば他社製ですが、先程から何度か競合モデルとして挙げているHPのx360 14bでは、以下のようなキーのバランスになります。
どちらが正解、というわけではなく、この辺りは好みに拠るのですが、普段US配列KBを使っている私としては、どうしてもJISかな配列の場合、Enterキーや右Shift(Chromebookでは⇑)キーの幅が短くなってしまうのが気になってしまうだけに、今回のモデルは(その分中央部分のキー幅が若干短くなってしまったとしても)好印象でした。
キータッチ自体は特に深くもなく、かといって浅すぎず、一般的なChromebookのキータッチ。私は打ちにくいとは感じませんでした。欲をいえばキーボードバックライトが欲しかったところですが、ない分色味もスッキリしていますし、キーフォントの視認性も良好なので、実用的、という面ではこれも十分に正解だったのではないか、と思います。
インターフェース類:USB Type-Aがあるのはありがたいが、好みとしてはHDMI端子が欲しかったかな。
インターフェースに関しては、USB Type-Aが1つ、充電や外部液晶出力も兼ねたType-Cが2つと、この辺りは最近のモデルとしては十分な数かな、と思います。Chromebookの用途を考えると、そこまで多くの外付け機器を繋ぐことはありませんが、ただワイヤレスマウスに関しては、意外とBluetoothの相性が出ることもあるので、専用のUSB Type-Aのドングルなどを使ったほうが安定します。USBメモリを使う際にも、多くの方はUSB Type-Aでしょうし、1つ付いているのはありがたいかな、と思いました。
最近はスマートフォンではヘッドホン端子がないものも増えてきましたが、ノートPCではまだまだあったほうが何かと重宝するのも確かです。その点もしっかり押さえられているかな、と思います。
ただ、欲をいえば、個人的にはこのサイズ、この重さのモデルであれば、HDMI端子が欲しかったところ。決して薄型軽量性に特化させたモデルではありません(本体重量は約1.65kg)し、一応映像出力はUSB Type-C端子が担えるとはいえ、世の中のプロジェクター等はまだまだHDMI端子が主流です。また、自宅などの外部液晶モニターやTVにつなぎたい場合もHDMI端子があると重宝します。
ただ、そうなるとちょっとこの筐体の厚みだとギリギリだったのかな‥。でもUSB Type-A端子はあるし、やっぱり個人的には欲しかったなぁ、と。(その方が私の場合、動画レビュー等の際にもキャプチャーボードを使った外部出力録画等がやりやすいのもあります。)
まとめ:試用前の印象を良い意味で裏切ってくれた、バランスの良いモデル。あとは価格次第。
今回のモデル、ASUS JAPANより端末貸出でのレビュー依頼が来て、モデル名とスペック詳細を聞いた時、「うーん‥なぜ今‥」というのが正直な印象でした。
一つには(単純に私がちゃんと調べていなかったのもありますが)CM1というモデル名。同社には既に国内でも発売されている、3世代近く前のCPUを載せてガワだけ変えた格安モデルであるCX1シリーズがあります。このCX1は11.6″や15.6″モデルなどがあるのですが、それぞれ今回のCM1同様、百の位の数字で液晶サイズを表す(1100なら11インチ、1500なら15インチ)タイプのモデルで、個人的にはあまりオススメしづらいモデルだったんですね。
また、CXシリーズも他にCX5、そして海外で出ているハイエンド、かつ国内ユーザーの中にも販売を期待している人が結構いるCX9というモデルがあります。つまり、数字が大きいほうが基本的に価格は高いものの、その分完成度も満足度も高いモデルが多かったのです。
今回レビュー依頼が来て、最初モデル名は教えてもらえませんでした。なので、私、勝手に今回最初は「いよいよCX9か!!」と一人で盛り上がってしまったんです。それくらい、最近のASUS JAPANは世界に先駆けて(もしくは同じくらいのスピードで)同社の魅力的なモデルも国内で続々と発表していたからです。
そこに持ってきて、その期待を裏切るかのように、1ですよ。CM1。もう、名前聞いただけで力抜けました。
本当に申し訳ないです。で、CPUもAMD 3015Ceとまだまだ未知のモノだったこと、既にAMD製ではRyzen搭載モデルを私自身試していたこともあり、この辺りも含めて「うーん、C423NAの置き換え的なモデルに過ぎないかな」と。まぁそれはそれで今回のレビューの前半で触れたように、ここ最近そうした程よいバランスのモデルがなかっただけに(C423NAは名モデルです)、まぁアリだけど、インパクトに欠けるなぁ、と思っておりました。
と、最後のまとめにいきなりダラダラと語りましたが、それくらい期待度は私の中ではそこまで高くなかったわけです。
ところが、実際に届いてみて、実際に使ってみると、これはかなりアリだな、と。
正直、国内の14″ 普及価格帯Chromebookは現時点ではHPの独壇場といっても良い状況です。HPはメーカーとしての規模も大きいですし、力もあります。当然価格も非常に戦略的なところを突いてきますし、モデルも非常に魅力的なものが多い。そしてここ数年、コンスタントに出してきているという安心感もあります。
それに対して、ASUS JAPANはハイエンドモデルはC436FAなどをはじめ、良モデルは多いものの、この辺りの普及価格帯モデルはぽっかり空いてしまっていました。まぁ非常に難しいラインではあると思うんです。
そうした中、今回、AMD 3015Ceという思わぬ変化球を投げてきました。そしてこのプロセッサーが悪くない。実際今回のレビューでもベンチマーク結果を挙げましたが、かなり善戦していますし、格別何か不具合のようなものも感じられませんでした(まだ試用期間は短いですが)。
そうなると、むしろ私の中ではIntel製ではないところに、何か可能性と面白さ、ワクワクを感じてしまうのです。
十分な処理速度を持ったAMDプロセッサーに、十分なRAM容量(8GB)とストレージ容量(64GB)。また、最近のニーズを考えればタッチ対応液晶は必須です(C423NAは非対応でした)。かといって、大幅にガワやキーボードにコストをかけている訳ではなく、また専用スタイラスペンに対応しているわけではない。抑えるところはしっかり抑えています。
私、こういうモデル、好きなんですよ。C423NA的な、こういうバランスの良いモデルが。
そして、AMDといえば、Intelに比べて性能対比でもコスト的に非常にパフォーマンスの良いことでも最近シェアを急速に伸ばしてきている企業です。ということは、今回のモデルも同性能のIntel製プロセッサー搭載モデルに比べて若干価格が抑えられている可能性(期待)もあります。
となると、これは価格によってはかなり面白いのではないか、と思うのです。これで十分、いや、これアリでしょ、と思うユーザーも結構いると思うんですね。それだけのポテンシャルはあると思ってます。
ということで、レビュー時点では私は販売価格が分からない(知らされていない)ので大きな期待を持っているのですが、もし高かったらごめんなさい。そうなるとちょっと悩ましいモデルになってきちゃうかもしれません。
ということで、私はこの文章を書きながらも、10月1日(金)の情報解禁の瞬間を非常に心待ちにしています。