今月の初めに突然米Amazonに登場、すぐに品切れとなり、その後の目処も経っていないLenovo IdeaPad Duet Chromebook。
私も当時注文していまして、一応発送は「Arriving Apr 7 – May 12」とはなっているのですが、実際にどうなるかは今のところ読めません。
このモデルの魅力は10.1インチのタブレット型端末でありながら、本体付属のケースを取り付けることで、Surfaceなどのように背面をスタンドとして立てることが出来るので、付属のキーボードと組み合わせれば通常の2-in-1モデルとしても使用できるところです。
と同時に、従来のChromebook Tabletに比べてCPUがアップデートされたことで、従来の若干のモタツキ感が軽減されるのではないか、ということもあり、長らく後継機が望まれながらも発表される気配すらない10.1インチの名モデル、ASUS Chromebook Flip C101PAの後継的なモデルとしても期待されています。
そうした中、先日Lenovoは国内教育市場向けにこのDuet Chromebookに耐衝撃性を加え、より教育市場向けに特化させたモデルを発表しました。それが今回取り上げる10e Chromebook Tabletです。
Lenovo 10e Chromebook Tabletは、SoCにMediaTek 8183、メモリ4GB、ストレージに32GB eMMC、液晶に1,920×1,200ドット表示/マルチタッチ対応の10.1型IPSを採用。Active Penが付属する。
インターフェイスはUSB 2.0 Type-C、200万画素前面/500万画素背面カメラ、音声入出力などを装備。バッテリ駆動時間は約16.5時間。本体サイズおよび重量は、タブレット単体で約249.5×163.6×9.45mm(同)/約520g、キーボード付きフォリオケース装着時で約252.5×166.6×20mm(同)/約960g。
GIGAスクール構想準拠のモデル、ということで、従来から国内では基本的にほぼ教育市場に特化させてきた同社だけに、個人での入手は難しいだろうな、と思っていたのですが、突然発売が開始されました。現時点で最短 1-2 週間程度(ご決済日起算)で出荷予定となっています。
とはいえ、価格がやはり教育市場での導入に配慮した設定ということもあってか、税込57,200円から、と冒頭のDuet Chromebookのようなイメージを持たれていた方には若干厳しくはあるのですが、とはいえ現時点で個人ユーザーでも注文が可能というの嬉しいものです。
今回は通常のタブレット単体での販売(57,200円)に加え、カスタマイズを選ぶことで、英語キーボードとセットでの購入が可能です。
ここ、私の勘違いでした。上記画像の左の57,200円のモデルでも「6列 英語」キーボードが付いている模様。しかもこちらだと内蔵カメラが「200万画素カメラ + 500万画素カメラ」になってる‥(右の場合は「200万画素」のみ)
この辺の価格設定がイマイチよく分からないですね。むしろ、左が標準で、もしキーボードが不要であれば、右の「カスタマイズ」を選べば、下記のように「キーボード無し(−7,700円)」が選択できるよ、という風に捉えたほうが良いのかもしれません。
折角であれば単純なタブレットとしてではなく、ここはキーボードとセットで使いたいところ。また、この場合電源アダプターも標準の「10W ACアダプター 2ピン(USB Type-C)- 米国」でも良いのですが、折角であれば+1,100円して「45W ACアダプター(USB Type-C)」にしたいところかな、と思います。
この場合、価格はキーボードも合わせて税込61,600円になります。
個人的には非常に試してみたい。使ってみたい。と同時に欲を言えば、GIGAスクール構想準拠なのであれば、やはりここは価格もキーボード込で税込5万円以内に抑えてほしかったところです。とはいえ、個人ユーザーでも購入できる、というのはやはりありがたいですね。
Lenovoの国内個人向けChromebookに関しては納期や購入可能なタイミングも含めてなかなか読めないところがあるので、気になる方は入手できる内に検討してみてほしいな、と思います。