[かぶ] 今後のスタンダードは12インチ3:2液晶になるか。AcerがAmazon限定でChromebook 512とSpin 512を発売。

[かぶ] 今後のスタンダードは12インチ3:2液晶になるか。AcerがAmazon限定でChromebook 512とSpin 512を発売。

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現行の標準機でもある11.6インチ、1,366×768(16:9)液晶の縦を144ピクセル増やし12インチ、1,366×912(3:2)の液晶にする。

もしかしたら今後のスタンダードになるかもしれない、とふと思った今回の国内での発売でした。

Acerが昨年の1月に発表、海外で発売中の12インチモデル2モデル、クラムシェルのChromebook 512(C851)とコンバーチブルのSpin 512(R851)を国内でもAmazon限定ですが発売開始しました。

これらのモデルは昨年末に一時的に商品ページが現れたものの、即削除されたという過去があるのですが、今回は既に発売済みで、512は文章作成時点の1月3日の時点で一旦在庫があったものの、半日と経たず売り切れて現在「通常1~4週間以内に発送」になっています。Spin 512は「通常1~2か月以内に発送」と若干時間がかかるのが残念。

2020年1月12日現在、どちらのモデルも入荷したようで、現在在庫あり、最短で翌日着となっています。

決して最新のモデルというわけではないのですが、それでもCPUは昨年標準のCeleron N4000/4100を搭載。RAMも海外では8GBモデルもあるのですが、抑えて4GB、32GB eMMCとなります。Spin 512の方は単純なコンバーチブルというだけでなく、EMRペンが付属(EMR対応)しています。

Acerは昨年、国内教育市場向けのモデルを従来のSpin 11からSpin 511(R752T/TN)にモデルチェンジしています。CPU、RAMなどの基本的なスペックは今回発売されるSpin 512(R851TN)と同じなのですが、冒頭のように液晶サイズが11.6インチであり、今回の12インチとはその点で異なります。

というか、とりあえずクラムシェル系がC〜、コンバーチブルのSpinがR〜から始まるのは分かったけれど、もう少し番号に統一感を持たせて欲しい‥。あとは末尾Tがタッチ対応、TNがタッチとEMRペン対応か。LがLTE対応なのは先日のC732Lの時で何となく分かりました。

Amazon限定ということで、今回は基本的に個人市場向けを想定(Amazonが)したモデルだと考えられます。ここ最近のAmazonは海外で発売されている各社のモデルの中からピックアップしてUS配列キーボードのまま仕入れてきて、その分価格を抑えて販売する、という形を取っています(Amazon限定モデル)。

となると、ちょうど日本では昨年後半に発売されたHPの同じ12インチ、3:2液晶のx360 12bが競合ということになります。

それぞれのスペックの主な部分を比較してみると、(ここでは競合という点でSpin 512とx360 12bを並べました)

HP Chromebook x360 12b-ca0000
コンフォートモデル
Acer Chromebook Spin 512
R851TN-A14N/E
CPU Intel Pentium N5000 Intel Celeron N4100
メモリ 4GB オンボード 4GB オンボード
ストレージ 64GB eMMC 32GB eMMC
液晶 / 解像度 12.0″ IPSタッチディスプレイ
1366×912 / 最大1677万色
12.0″ IPSタッチディスプレイ
1366×912 / 最大1677万色
キーボード バックライトキーボード(日本語配列) 防滴キーボード(英語配列)
インターフェース USB3.1 Gen1 x1、USB Type-C™3.0 Gen1 x2
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
USB3.1 Gen1 x2、USB Type-C™3.0 Gen1 x2
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート x1
サイズ / 質量 約 272 × 216 × 17.3 mm / 約1.35kg 約 296 × 230 × 19.5 mm / 約1.5kg
スタイラスペン USI ペン(別売り)対応 EMR ペン(本体収納)対応

MIL-STD 810Gに準拠したAcerのSpin 512のほうがサイズも厚みも重さも全体的に大きく、重くなります。ただ、当然その分衝撃などに対する安心感は増しますので、ここに価値を求めるかどうかで分かれるかな、と思います。

あとはSpin 512は品番がR851TN-A14N/Eというところからも分かるように、英語配列キーボードモデルです。それに対してHPのx360 12bは国内の需要に合わせて日本語配列キーボードに変えてきています。ここも難しい。好みの問題になってくるんですよね。私のように普段から英語配列キーボードを愛用している者としては、下手に日本語配列にされるよりも余程ありがたいくらいなので。

ちなみに今回の512、Spin 512にはそれぞれ上位モデルも存在します。例えばSpin 512であればCPUにx360 12bと同じPentium N5000を載せ、8GB RAM、64GB eMMCにしたモデルなどです。これだとx360 12bより若干スペック的に(RAM容量のみですが)上回るモデルになるのですが、この辺り、どのスペックを国内販売するか、という点では、x360 12bの国内実売価格の影響もあったのではないか、と思います。耐衝撃耐水性を持たせたモデルということで、若干価格が上がり気味になる中で、どこで抑えるか、という点で、そこまで処理速度的に違いの出ないCPUなどで下げてきたのかな、という気もします。その結果としての38,800円(512)55,800円(Spin 512)という価格設定は非常に面白いところを突いてきているな、と思います。

海外では既に発売されレビューも幾つか上がっているモデルではありますが、日本でもこのモデルが入ってきたことで個人市場向けには面白い流れが1つ出来つつあるような気がしています。それが冒頭でも挙げた、

現行の標準機でもある11.6インチ、1,366×768(16:9)液晶の縦を144ピクセル増やし12インチ、1,366×912(3:2)の液晶にする。

もしかしたら今後のスタンダードになるかもしれない。

ということです。縦に144ピクセル増え、フットプリントが小さくなることによる携帯性と広げやすさ、機動力の向上。こうしたことが、もしかしたら教育市場とはまた違った需要に応えることになってくるのかもしれませんね。今後の展開を楽しみにしたいと思います。

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