前回の「Chromebookな一日」から少し間隔が空きました。
この数日間、そもそもChromebook自体使っていたのが「ゲーム配信」の時だけだったのもあります。もっとガッツリ日々様々なツールを駆使して使い込んでる姿を期待していた方には申し訳ないのですが、案外そんなものです。
で、そんな「ゲーム配信」。
このブログやYouTubeチャンネルを以前からご覧頂いている方ならご存じだと思うのですが、私は1年以上前から「Chromebookとクラウドゲームサービス(GeForce NOWやXbox Cloud Gaming)を使ってPCゲームを遊ぶ」YouTubeライブ配信を行っていて、既に91回になります。
これ、始めたきっかけは、当時ゲーミングChromebookが出始めた時期でもあったのですが、「Chromebookでゲームとかw」「Androidゲーム快適に遊ぶためにハイスペックが必要とか本末転倒w」みたいな反応が多かったんですね。
ゲーミングPCを買わなくても、Chromebookでも(Androidゲームではなく)PCのゲームが快適に遊べる
ということを多くの方がイメージ出来ていなかった。
クラウドゲームサービス自体知らない人が圧倒的に多く、また知っていても「月額料金払ってまでクラウド使ってゲームするなんて非現実的であくまで一部のマニアの趣味みたいなもの」みたいなことをPCに詳しい人でも普通に言っていた時期でした。
でも私は当時から、Chromebookでクラウドを使ってPCゲームを遊ぶ、というのは非常に相性が良いと思っていました。
ゲームに限らず、ネットに繋がる環境があって、アカウントと何かしらの端末があれば、どこでも自分の環境が再現出来て、仕事や趣味に使える。ゲームだってハイスペックのゲーミングPCや専用端末がなくても快適に遊べる。そんな身軽さ気軽さもひとつの大きな魅力だと思っているからです。
とこの辺り語ると長くなるのでこの辺にしておきますが、そんな流れが大きく変わり始めたのが昨年秋頃。MicrosoftのXbox Game Passが話題になり始めた頃です。
ちょうどその時期AAAタイトルが続々とDay Oneでプレイ可能になっただけでなく、UltimateプランであればXbox Cloud Gamingを使ってスマホやタブレットでも遊べるんだ、ということが少しずつ話題にされ始めてきたんですね。
で、私は先日こんなことを書きました。
Chromebook、更に言えばGoogle WorkspaceでのGoogleの戦略とMicrosoftのXboxの戦略には似たところがある。同じ方向を向いている、と言ってもいい。Xboxというのは専用のコンシューマ機のことではなく、PCやスマホやタブレットなど、あらゆるXboxゲームを遊ぶことが出来る全ての環境、プラットフォームのことをいう、というのはとても理解出来るものでした。
そして今回そこに更に火が着いたのが2024年1月19日に配信が始まったゲーム「パルワールド」です。
このゲームがポケモンのパクりかどうか、といった話は置いておいて、このゲームのインパクトは大きかった。全世界600万本以上を数日間で売上げ、同時接続数も130万人を超えました。
で、このゲームがXbox Game Pass対応なのです。
ゲームと言えば「SwitchかPS5」、しかもそもそもそれらの端末自体を持っていないと遊べない、と思っていた方にとっては、コンシューマ機ではXboxのみ対応のこのゲームがこれだけ売れたこと自体が衝撃的だったと思いますし(上の600万本以上の売上げはXboxを除いたSteam版のみの本数)「ゲーミングPCやXboxなんて持ってないから遊べない」「PS5に対応したら買う」といった反応も多く見かけました。
ただ、そこで結構多くの方が気づいたんですね。というか、Xboxユーザーが積極的に発信したのが大きいのですが、Xbox Game PassのUltimateプランに加入すれば、XboxやゲーミングPCがなくても手元のスマホやタブレット(iPadなど)でも遊べる、ということに。
ということは、勿論Chromebookでも遊べる訳です。
そりゃそうだ、私自身散々今まで「遊べるよ」とYouTubeでゲーム配信してきたわけですから。
ということで、私も早速Xbox Cloud Gaming対応となった20日にChromebookでプレイしている様子を配信しました。
大手配信者に比べれば雀の涙のような視聴回数ではあるのですが、リアルタイム視聴数自体はいつもと変わらないもののそれでも普段のゲーム配信の10~15倍です。
ゲームタイトルの強さから、クラウドゲームサービス関係なしにたまたま目にして再生しただけの人が大半かもしれませんが、もしかしたらその内の何人かは「あれ?Chromebookでもこれだけ快適に遊べるんじゃん」と気づいてくれたかもしれません。
更に翌日、今度はLenovo 14e Chromebook Gen 3と5G回線を使っての配信をしました。
これは、「スマホやタブレットでも遊べるのは分かったけど、うちはWi-Fi(光回線などのネット環境)なんてないし、普通にモバイルデータ通信(所謂ギガ)で遊ぶのは快適じゃないんでしょ?」と思う方も結構いるんじゃないかなぁ、と思ったからです。で、実際には上の映像をご覧頂くと分かるのですが、ほとんど違いが分からない(モタツキもほぼない)状態で遊べています。
つまり、
新トクするサポート適用25ヶ月後に返却で総額23,760円(990円/月)、更に今なら抽選で最大15,000PayPayポイントが貰えるので実質8,760円+データ通信料金(データシェアプラスなら月額1,078円)に、Xbox Game Pass Ultimate料金(月額1,210円)で「パルワールド」だけでなく、「スターフィールド」をはじめとした対応ゲームが遊べてしまう、という訳です。
SoftBank 5G回線で2時間パルワールドをXbox Cloud Gamingで遊んだ際のデータ使用量。今確認してみたところ、
0.47GB→10.16GB(9.69GB)
なので、約10GB弱使ってますね。流石にモバイルデータ通信での常用は無制限プランでないと厳しいかもしれません。ガッツリ遊ぶ日に1日使い放題プラン使うとか。 pic.twitter.com/uUSlZ6FKCX
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) January 21, 2024
ただ、元々PS5とかSwitchで遊んでいるような方であれば、普段からゲームのインストールや購入、ネットでの対戦やアップデートなどでネット環境が必要なので、既にネット環境はあると思うので、大丈夫だとは思うのですが。
勿論既に持っているスマホやタブレットがあるなら、それでもOK。
ということなのですが、実際この「パルワールド」がこれだけ話題になったことで、実際にXbox Cloud Gamingで遊ぶ人が増えているようです。過去1年間、GeForce NOWと違って「待ち時間」が発生した事なんて一度も経験したことがなかったのに、今は時間帯によっては接続に待ち時間が発生している様子。これは素直に嬉しいです。
ということで、この一週間はほぼクラウドゲーム以外にはChromebook自体使ってなかったんですが(PC自体あまり使ってなかった)毎週水曜19時からは定期雑談ゲーム配信も行っていますので、興味を持たれた方はYouTubeチャンネルのほうも遊びに来てください。