Chromebookに興味を持っても、多くの方にとっては「自分にとってはどんな風に使えるのか、便利なのか」がイメージしにくいのではないか、と最近感じています。
そもそもGoogleが売りたいのはChromebookではなくGoogleのサービスであるGoole Workspaceである、という話を先日しましたが、
そうしたこともあって、そんなChromebookの大きな強みの一つであるGoogle Workspaceを利用しない個人ユーザーにとっては、その強み(魅力)の恩恵を受けられないわけで、それだったら「出来ることが分かりやすい」「Chromebookでなくても出来る」他のOSのPCを購入する、という気持ちも分かります。
今まで8年近くChromebookを愛用し続けてきて、ずっと情報を発信してきた私ですが、そんな私も含めて多くのChromebookブロガーって意外とその辺りの情報の発信が出来てこなかったのではないかな、とふと思いました。
だいたい発売直後に「新製品レビュー!」と上げておいて、その後の情報は皆無。
これじゃ多くの方にとっては「でも結局メーカーから借りたから書いてるだけでしょ?」「マニアだから新製品に盛り上がってるだけで、実際はレビュー終わったら使ってないんでしょ?」と思われても仕方ありません。なにせ「その後のChromebookを使っている姿がなかなか表に出てこないからです」
それはGoogleやメーカーも同じで、だから「Androidアプリが使える!」とか「使えるアプリがたくさん!」みたいな中途半端なアピールに留まってしまい、結果「それならiPadやWindows PC、MacBook買ったほうが良くない?」となってしまい、Chromebookはあくまで「それらを買うほどのお金がないときのサブ、間に合わせ」的な一時しのぎだったり、おもちゃ的な印象を持たれ続けているのかな、と思っています。
常々発信してきているように正直個人向け市場の今後は明るいとは言えないのですが、とはいえ私は基本的にはChromebookが好きな、そして日々愛用している一ユーザーに過ぎません。
そこで、どれだけこの試みがうまくいくかは分かりませんが、このブログではこれからコンスタントに「日記的にその日どんな風にChromebookを使って、今どんな風なことをしていて、どんな楽しみ方をしているのか」を、なるべくコンパクトに発信していきたいと思っています。
コンパクトに、と書いたのは、私文章力ないので、書き始めると簡単に1万字超えるから。ほら、今回もここまでで既に1,000字です。ただ、今回は導入なので許してください。
ということで、今回選んだChromebookは先日発売され、私も予約、購入したSoftBank版Lenovo 14e Chromebookです。
このモデルを選んだ理由は、以前のレビューでも触れたように「現行普及価格帯スタンダードな構成」な上に「どこでも繋げる5G/LTE対応」である点、でありながらSoftBankのプログラムを使うことで25ヶ月後に返却すれば「1,000円強/月」で使える、という手頃さです。
予め断っておくと、私は現在メインのChromebookとしては、30万円強のハイエンドモデルであるHP Elite Dragonfly Chromebookの最上位構成モデルも所有していますし、仕事等で使う際にはそちらを今後も使っていきます。また、動画編集やWindows専用のゲームなどに゙関しては自宅のデスクトップPCもあります。なので、あくまでそれらとの併用であることはご理解ください。
ただ、だからといってこの14e Chromebookを無理して使う、ということではなく、個人的に結構このモデルで色々試してみたいことがあるので(つまりメインのChromebook側でそれらを試すのは仕事用でもあることを考えると躊躇する)普通に使っていく予定ですので、「あぁ、Chromebookってこんな風に使ってるんだな、使えるんだな」「こんな楽しみ方があるんだな」と感じてくれたら嬉しいです。
ということで、早速今日から書いていきたいと思いますが、既に前置きだけで2,000字近くになっていますので(大体これくらいで収めたい)、今回は導入部分(なんでこんなこと始めるのか)として、次回から試行錯誤しながらこの「Chromebookな一日」を発信していきたいと思います。