基本的には日本発売モデルがあるのであればそちらを薦めたいと思っているので悩んだのですが、意外と注目されていないようなので、メモ代わりに触れておきます。こちらもBlack Friday絡みかどうかは分かりませんが、意外と安くなっているので、英語配列モデルが好きな方には検討の価値ありかもしれません。
ASUS Chromebook Flip C213NAの海外版でもあるC213SA-YS02が米尼で$30オフの$319.00、
スタイラス対応モデルであるYS02-Sが$49.01オフの$349.99で販売中です。
特にスタイラス対応モデルは日本では法人・教育機関向けのみの販売の上、値引き額が通常モデルより少し大きめなので、探されていた方にはオススメかな、と。ただ、どちらも日本直送不可のため、転送サービス等の利用が必要です。
両モデルの違いは液晶パネル。標準モデルが「アンチグレア」タイプのタッチスクリーンパネル(with 50% NTSC)であるのに対して、スタイラス対応モデルは「グレア」タイプのタッチスクリーンパネル(with 45% NTSC)です。また、スタイラス対応に伴って、厚みが若干(日本発売モデルで0.25mm)増しています。日本発売モデルでは重さもスタイラス対応モデルが100g重くなっているのですが、この辺りはスペックシートを見た限りでは良く分かりません。
先日参加させて頂いた三谷商事主催の「Google Chromebookを活用した学校向けICT戦略セミナー」においてASUS JAPANの方が言われていたのですが、やはり教育市場向けにはこのC213が需要が高いそうです。1番の魅力はやはり「耐衝撃・耐水性」とのこと。C100PAやC101PAも人気ではあるのですが、やはり学生が3年間~6年間使う、と考えた時、タブレット同様、落下やちょっとした衝撃、キーボードの破損や水を零すなどありとあらゆるリスクが伴うため、なかなか扱いも難しいそうです。そうした中でもこちらのC213はやはり安心して使わせることが出来る、という点、また日本発売モデルでは法人・教育機関向けモデルはスタイラス対応モデルのため他2モデル以上にスタイラスを用いた授業が行いやすい、といった魅力もあるそうです。まさに今の教育市場のニーズに見事に応えたモデル、とも言えるかもしれません。
基本的にこのスタイラス対応モデルは日本では「一応」コンシューマー向けには販売していないため、その点がAcerのSpin 11に比べて弱いところでした。海外のC213SAは転送サービスが必要とはいえ、一応どちらのモデルも販売され、また現時点でスタイラス対応モデルが$50近く安くなっているのは、そうした点でも探されていた方には魅力的ではないか、と思います。