昨日から今日にかけてのTwitterでのChromebookを取り巻く国内の空気を眺めていると、米Amazonからの直送が可能になったAcer Chromebook R13を心待ちにしていた方が思っていた以上に多いことに驚かされました。
いや、良いモデルです、私も欲しい(この後この点少し触れますが)のです。
そして何より「転送サービスの精神的ハードルの高さ」に改めて気付かされました。
昨年後半から今日に至るまで、振り返ってみると、私注目されていたChromebookの新作は軒並み手を出しているんです。ただ、その中で、2つだけ、入手していないモノがありました。それは、
どちらもAcerのモデルなんです。そして最近のAcerのモデルは誤解かもしれませんが(積極的に法人向け、文教向けに展開していることもあってか)Acer日本に配慮してか、日本への直送が米Amazon以外でも不可の場合が多いのが特徴です。
お気づきのように、それでも私は結構転送サービスを使って海外のChromebookを入手しています。Lenovo ThinkPad 13 Chromebookなんて、転送サービスだけでなく、2台目は米国在住の妹に頼んで入手してもらっている訳ですし、そう考えると比較的精神的なハードルが低いように思われます。実際に使ってみれば大して面倒ではありません。
でも、それでもやはり面倒なんですね。正直なところ、ちょっとブレーキがかかってしまう。
米Amazonからの直送が可ですと、注文時に送料、税金その他諸々込み込みで一気に支払えてしまって、送料自体も比較的手頃。更に追加料金を払って「AmazonGlobal Priority Shipping」 が利用できれば最短2〜3日で届きます。また、何か不具合があって返品交換したい場合にも、交換であれば返送前に新しい商品を同じく2〜3日で届くように送ってくれますし、それを受け取って動作を確認してから元の製品を返送しても良い。更に返送時の送料も返金してくれます。至れり尽くせりです。
これが直送不可になると、転送サービス等を使うことになります。Amazonから転送サービスへの送料は意外と無料だったりするのですが、まず転送サービスの住所に届くまでに時間がかかります。更にそこで日本への発送のための送料と手数料を別途払わなければなりません。最後に到着、受け取り時に地方消費税等で税金を払う必要があります。待つ&支払いが3回という手間と、更に何か不具合があった時に返品、返送が面倒になります。
R13に関してはちょうどその頃にASUS Chromebook Flip C302CAとSamsung Chromebook Plus(当時はPro)の噂が出ていた頃です。少し躊躇してしまったのは確か。そして、これら2モデルはその後発売時には米Amazonからの直送が可だったため、どちらもあっさりと注文しています。価格はこれら2モデルのほうが高かったにも関わらず、です。
今回、もしかしたら一時的にかもしれませんが、R13の64GBモデルが現在日本に直送可です。これで日本でも購入する人が結構出てくるかもしれません。Chrome速報 編集部(@chromesoku)さんも既に注文済みですので、間もなく届くでしょう。そしてレビューが上がれば、更に勢いがつくかもしれません。
今まで日本においては眠れる獅子だったR13がここで一気に広がるか。Samsung Chromebook Plusの評価が大きく分かれている中で、購入を躊躇ってしまった方にとっては悩ましい選択肢になりそうです。
とりあえず私は・・
一回発送直後にAmazonに勝手に返送され、この二回目の発送も既に予定を過ぎて未だ7日から微動だにしていない、完全に忘れ去られている商品の動きが出てから考えたいと思います。これ、先程の「AmazonGlobal Priority Shipping」なんだけどな・・。