[かぶ] 国立商店 職人が作るオイルドレザースリーブ for MacBook Air 13インチ をHP Chromebook 13 G1で使う。

到着から一日が経ちましたが、当初気になっていた字とアイコンの大きさも、とりあえず文字に関しては少しだけ設定を変える（「設定」のウェブコンテンツ部分で「フォントサイズ」は「中」、「ページのズーム」を「150％」くらい）だけで使い勝手も改善されて、慣れてきております。人の慣れと適応力というのは凄いと思います。

[かぶ] HP Chromebook 13 G1レビュー。ただ高いだけじゃない。Pixelってこんな感じだったのかも。この癖のあるモデル、人によっては見事にハマります。

待ちに待った、HPのChromebook 13 G1が到着しました。まさが自分がラップトップとして13インチ（13.3インチ）を持ち歩くことになるとは想像すらしていませんでした。11.6がギリギリかな...

office-kabu.jp

2016-10-07 00:28

さて、そんなこんなで既にお気に入りになっているHP Chromebook 13 G1ですが、私が以前からMacBookをはじめとしたApple製品を羨ましいと思っていたことがありました。それが国立商店が出している「職人が作るレザースリーブ」シリーズです。これらがApple製品専用サイズに作られているからです。今まで使ってきたChromebookではそれぞれMacBookと大きさがだいぶ異なるため、そもそも使えませんでした。

スマートフォンに関しては、iPhoneほどのフィット感は得られなくとも、大きさが合えば意外と使い勝手は良く、現在現役でiPhone 6s Plus用のジャストフィットサイズをHuawei P9に、iPhone 6s用のルーズフィットサイズを純正カバーをつけたiPhone 6sで愛用しています。

そうしたこともあり、出来れば私の愛用しているデジタル製品はなるべく国立商店製で揃えたいと思っていました。

HP Chromebook 13 G1でもレビュー動画などを眺めていたら、希望らしきものが芽を出した。

あまりに大きさや雰囲気等がMacBook Air 13インチと似ている（同じではありませんが）ので、これはかなりMacBookを意識して作ってきているので、その副産物として意外とこれらのMacBookの豊富な他社アクセサリー等も使えるのではないか、とふと思ったのです。

@_LifeStyleImage 数字だけをみると、MacBook Air 13"用が適しているように思いますが、形状などを考えるとどの程度フィットするのかは正直分からない状況です。（MBAの形状に最適化しているため、収納は難しいと考えていただいた方が安全です。すみません。）

— 国立商店 (@kawayacom) 2016年9月27日

当初Pro用のほうが合いそうな気がしていたのですg、考えてみればAirに近いこともありますし、ここはアドバイスを参考に早速職人が作るオイルドレザースリーブ for MacBook Air 13インチ ブラックを注文してみました。注文時にはまだいつ13 G1本体が日本に届くのかさっぱりわからない状態だったのですが、偶然にもこのレザースリーブが手元に届いた日に同じく本体も届いてくれました。

開封の儀のようなものは一切行いませんが、代わりに参考としてサイズを表にしてみたいと思います。

なんとなく行けそうな気がしませんか？全体的に6mm程度ずつ小さいくらいなので、厚みや形状で若干引っ掛かり等が出ても意外と綺麗に収まってしまいそうです。

到着。早速恐る恐るChromebook 13 G1を入れてみた。

国立商店 店長の遠藤さんからは「もし全く収納できない場合はご連絡ください。私遠藤が責任を持って対応させていただきます。」とかえって申し訳ないご連絡を頂いてしまいました。いえ、完全にこちらの自己判断、ダメ元で手を出していますので、入らかなったから、といって何も文句を言うつもりはそもそもありませんでした。入らなければ、他の何かの用途として使おうと思っていましたので（せっかくなので今後購入するChromebookなどでも大きさを見るために試してみたり、と）

そんな大変ありがたいお言葉まで頂きながら恐る恐る入れてみたところ・・う、キツイ。強引に押し込むと革が曲がって皺でも入りそうだ・・。

ただ、それは元々入らない大きさのところに無理やりねじ込んでいる時のキツさではなく、まだChromebook自体の形にも馴染んでなく、オイルドレザーも中のフェルトも元気で張り切って抵抗しているような状況。一度入ってしまうと、見事なくらいにジャストサイズです（もちろん実際にはMacBook Air 13を入れた時こそがジャストなのでしょうが）

縫製その他どこにも無理がかかっている様子もなく、最初の23回は入れる際、取り出す際ともに結構抵抗がありましたが、今日の時点で既に（緩みはもちろん全く無く、けれど比較的スムーズに）出し入れが出来るようになりました。本当に満足なフィット感です。

これから更に革がほぐれて馴染んでくると、取り出しやすくはなるでしょうが、かと言って滑り落ちてくるほどの緩さにはならない気がします。これはいいなぁ。

届いた当初から箱を開けた瞬間に革好きにはお馴染みの革の匂いが漂ってきていたのですが、これはしっかり使い込んで行きたいと思います。HP Chromebook 13 G1はケースの仕上げも（なんちゃってMacBook Airじゃんと言われながらも）非常に良好で気に入っていただけに、粗雑にカバン等に放り込みたくなかっただけに、今回はまさかに国立商店製がピッタリハマり、ますます愛着が湧いてしまいました。

既に使われている方が言われているように、作業中は下に敷くとキータッチが変わる。

大きさが本体よりも一回り大きい程度なので、下敷きとして作業中は使うことが出来ます。クッション的役割を果たしてくれるので、（普段愛用しているレザーデスクマットと同じですね）キータッチ（全体）が音も含めて優しくなります。

邪魔にもならず、革ならではの手触りと馴染み感、特別感を感じられるこの製品は本当に素晴らしいです。

MacBook使ってる人は贅沢なこと言っていないで、実は恵まれているその環境に感謝しましょう。

今回は幸運にもHP Chromebook 13 G1のサイズ感がMacBook Air 13インチと近かったため、こうしてありがたいことに使うことが出来ました。（合わなくても無理やり使うことは出来るかもしれませんが、快適ではないと思うので）

Chromebookも最近取り上げてきているように、この13 G1のようなスペックも仕上げも見た目の美しさも上がってきた上位ラインが続々と発表、発売されてきています。また$300台でもAcer Chromebook 14のように総アルミ仕上げの美しいモデルもあります。

日本で販売自体されていませんし、今後も恐らく難しいと思われる、更にChromebookという完全に忘れされてしまった特殊機種にピッタリ合ったもの、というのはなかなか定番商品として販売するのは難しいでしょう。となると、汎用のラップトップPC用のケースやスリーブを使うことになります。それも悪くはありませんが、やはり寂しいのです。

わざわざ無駄に海外から送料だ手間だなんだとかけてまでそうしたモデルを使いたがるようなマニアな層は、それぞれにこだわりのあるスリーブやケース選びをしているかもしれません。ただ、例えば国立商店のような国内で昔から良質の革製品を作ってきているような会社の製品が使えたら、やはり嬉しいなぁ、といつも思っています。

だからこそ、MacBook使ってる人は「革は高い」「無駄」などと贅沢なこと言っていないで、当たり前のように展開されているけれど実は恵まれているその環境に感謝して、せっかくなのでそのジャストフィットのレザースリーブの良さを是非もっと多くの方に体感して欲しいと思います。

国立商店

最後におまけ。国立商店レザースリーブの各製品の仕様を表にしてみました。

もしかしたらどこかで同じことを考えているChromebookユーザー（やWindowsユーザーなど）がいると思うので、ひとまずMacBook用の現行のレザースリーブを、それぞれが対応しているMacBookの寸法と合わせて表にしてみました。

また、同じくChromebookユーザーで恐らくこうしたことを考える可能性のあるモデルもその後で表にしてみました。少々厳しい結果となりましたが、一つの参考として見ていただければ、と思います。