毎日愛用中のThinkPad 13 Chromebook。とてもお気に入りなのだけれど、唯一惜しいな、と思っている点がTNパネルで解像度がHD(1366×768)である、ということです。
実際、ここ一週間ほど使ってみて、13.3″でHDという環境にすっかり慣れてしまって、「案外このままでも良いかもな」と思い始めてはいたのですが、とはいえIPSパネルでFullHD(1920×1080)が使えれば更に文句がないのではないか、と思うのです。
実際このモデルはCeleron 3855Uモデルでも私の使っているTNパネルHDとIPSパネルFHDの2つのモデルがあり、価格差はあまりありません。ThinkPadはいろいろなモデルで液晶の換装例が出ていることから、おそらくこのChromebookでも液晶パネルを交換するだけでFHD化が可能だろう、と踏んでeBayで落札したのが先日。
思った以上に早く届き、早速交換作業をしました。
液晶部分の表面ベゼル部分をパキパキと少しずつ剥がし、
露出した液晶パネルの四隅のネジを外してキーボード側に倒して、背面のLCDケーブル端子部分を出しました。
ここまで順調、あとはLCDケーブルを抜いて、今回入手したIPSパネルに交換するだけ・・・
・・あれっ?
・・
・・
ケーブルが届かない。
とここで気付きました。
上の画像が2つの液晶パネルを重ねてみたところなのですが、上が今回入手したIPSパネル。下がもともとのTNパネルです。
LCDケーブル端子の位置が違うんです。今回のパネルのほうが離れているので、もともとのLCDケーブルでは全く届きません。出品商品名に「ThinkPad 13 Chromebook」とあったので、この点きちんと確認しなかったという初歩的なミス。
それでもLCDケーブル自体を何らかの方法で伸ばせばなんとかなりそうな気がしたのですが、一応念のため(試しに)本体には取り付けられないものの、ケーブルだけパネルの端子に繋いで電源を入れてみたところ、
・・お馴染みのChromeのロゴが出ません。真っ黒なままです。
もしかしてHDモデルとFHDモデル、単に液晶パネルだけでなくて、それ以外の部分でも何かしら違いがあるのかもしれません。BIOSなり何なりの設定なのか、グラフィック部分の違いがあるのか・・でも敢えてこの辺りだけ別パーツのものを作る必要はないわけで、とりあえず現時点ではまだ解決せず。(単に今回届いたIPSパネル自体が対応していないだけ、という可能性もありますが)
ということで、もう少し調べる必要があるので、Sellerにも相談(確認)しつつ、ひとまず大人しく元のパネルに戻して今この文章を書いております。