[日用品] ASUS ZenFone Max Pro M2(ZB631KL-TI64S4)雑感(2)カメラについて敢えてPixel 3 XLと比べてみます。[PR]

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[日用品] ASUS ZenFone Max Pro M2(ZB631KL-TI64S4)雑感(2)カメラについて敢えてPixel 3 XLと比べてみます。[PR]

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現在ASUS JAPANからお借りしている最新スマートフォン、ZenFone Max Pro(M2)。購入を検討されている方も多いのではないか、と思います。発売前に折角試しているので、折角なら「店頭で触っても分かりにくく」「実際に持ち出して使ってみて気付くような」私自身気になると思う部分について雑感という形で書いていきたいと思っています。そんな雑感の2回目。前回迄のレビューと雑感はこちらからお読み頂けますと嬉しいです。

2019年3月8日に日本でも発表されたASUSの新作スマートフォン、ZenFone Max Pro M2(ZB631KL)。今回縁あってこのモデルを2週間ほどお借りすることが出来ました。そこでこれから複数回に分けて、このモデルの特長と魅力、そして私なりの使い方について文章にしてみたいと思います。第1回目の今回は、外観とスペックを眺めつつ、初日の印象と使い勝手、更にどんな風に使おうか、という点について書いてみます。
どれだけたくさんのレビューや写真を眺めても、それらはそのモノの持つ「一つの表情」に過ぎません。スマートフォンに限らず、腕時計など自分の愛用品があるときふと見せてくれる多彩な表情に魅了されたことのある方も多いのではないか、と思います。店頭で製品やモックを手にしても気がつかない、そんな日常の一風景の中で見せる様々な表情。今回はASUS ZenFone Max Pro(M2)が見せてくれるそんな表情の一部をご紹介します。

今回はカメラについて、です。

ただ写真を並べても私自身良いのか悪いのか分からないので、気に入っているPixel 3 XLと敢えて比較してみます。

ZenFone Max Pro(M2)はシンプルなピュアAndroidなUIとアプリ構成ということもあり、カメラアプリの機能自体も非常にシンプルです。ただ、ASUS側で若干のカスタマイズが加えられています。それがAIの搭載です。

最近ではお馴染みとなったAIが加わることで、単純なカメラ自体のハードウェア性能だけでなく、そこにAIの補正が加わります。シーンに合わせて最適なモードに切り替えてくれるので、「とりあえず何も考えないでシャッターを押して」もそれなりに良い感じの写真が撮れるのも魅力です。

従来のZenFone Maxといえば、バッテリーの持ちが大きな魅力でありながら、それ以外の部分が良く言えば控えめ、要は惜しかった印象を持っています。私自身は初代しか使っていませんが、メインで使うにはカメラが諸々残念でした。とはいえあれから数年、最近ではこの価格帯のスマートフォンでも各メーカー、充分な写真が撮れるようになってきていると思います。

ただ、ネットのレビューなどで写真の作例を見てみても、私、良いのか惜しいのか、よく分からないんです。何故なら「私にとっての」良い写真を見分ける基準が存在しないからです。比較対象がないと、どこが良くてどこが自分にとっては惜しい(好みではない)のかは、その写真一枚を幾ら見ても分かりづらい。何となく「あ、まぁ良いんじゃない?」くらいの評価しか出来ません。

そこで、比較対象となるスマホ(写真)と合わせて見ていきたいと思います。今回は、今私がメインで使っているGoogleのPixel 3 XLです。

価格差3倍弱、DOXMARKでも100点超えのPixel 3 XLと比べる理由。

GoogleのPixel 3 XLはお馴染みカメラの評価サイトでもあるDOXMARKにおいて、101点という高得点を出しています。決して最高の評価を得ている訳ではありませんが、価格を考えてもMax Pro(M2)と3倍近い差がありますし、正直単に優劣を決めるだけであれば非常に不公平です。

https://www.dxomark.com/google-pixel3-camera-review/

普通にカメラ性能を比較するのであれば、同じ価格帯、同じようなスペックの競合端末と比較するのが妥当です。ただ、ふと思ったんです。それ、多分良く分からないよね、と。

だって似たような、価格なりの、同じような写真が並ぶだけになっちゃう気がするんです。余程目が肥えていれば「○○が惜しい」とか評価出来るのかもしれませんが、私にはサッパリ分かりません。でも考えてみれば多くの方はそんなもんだと思うんですね。であれば、むしろ自分自身が日々愛用して使いまくっているスマホなりカメラなりの写真と並べてみたほうが、「あ、この辺弱いんだな」「この辺はむしろ雰囲気出てるかも」「こういう時には良さそう」といった基準が出来る気がするのです。

私自身、もし併用もしくはメインにしようと考えるのであれば、カメラにおいては比較対象は現状のメイン端末でもあるPixel 3 XLは避けては通れません。勝る必要はありませんが、併用してカメラをある程度任せられるのか、それともカメラに関しては割り切るのか、といった視点で見てしまいます。

もちろん読まれているあなたにとっては別にPixel 3である必要はありませんが、Max Pro(M2)ってこんな感じの写真が撮れるんだな、という一つの参考になれば良いな、と思っています。

尚、一つ一つ並べて貼っていきますが、ブログで写真を並べても意外と見比べにくいんですよね。そこで最初に先ほどTwitterで挙げた4枚並べて貼ったツイートを上げたいと思います。こちらだと左右で切り替えながら見比べることが出来るので、合わせてご参照頂ければ、と思います。

晴れた昼時の品川駅周辺でAUTOであまり考えずに撮った写真を比べてみます。

まずは日常の風景を撮ってみました。今日は午前中に品川まで出る予定(東京入管)があったので、駅前で2台のスマホでなるべく同じような構図で撮ってみました。

上記のツイートの画像をクリックして頂くと、拡大して表示されます。その状態で左右の矢印(<>)で切り替えられますので、それで見て頂くのが違いが分かりやすいかな、と思います(以下のツイートも同様)。それぞれ1枚目がZenFone Max Pro(M2)、2枚目がPixel 3 XLです。また、その後でそれぞれの写真を同じ順番で並べていきます。

この後の写真でも感じたのですが、全体的にMax Pro(M2)は白っぽい印象を受けました。特に空が分かりやすいかな。今日は東京は快晴。綺麗な青空でした。

建物に入ると少し分かりづらいのですが、個人的には先ほどの外の写真だと空の色が少し気になりますが、この2枚であれば好みもかなり入りそうだな、という気もします。

続いて個人的には旅スマホと考えると重要な自撮り(インカメラ)について。

続いてインカメラも見ていきます。

こちらは1枚目のみMax Pro(M2)で、2枚目3枚目がPixel 3 XLです。個人的にPixel 3 XLで気に入っているのが、このインカメラで広角が撮れる、というのがあります。自撮りというと若い方や自分大好きな人など一部の限られた人のための機能のように思われがちですが、昔の旅行の写真って、単なる風景のみの写真ではなくて、そこに自分や友人、家族も一緒に写っていたと思うのです。折角どこかに行ったのであれば、私は単なる景色だけの写真ではなくて、そこに自分自身や妻、家族が入っていてほしい。後で見返した時にその方が色々な記憶が蘇ると思うからです。

最近日本でも少しずつ市民権を得てきたスマホでの「Selfie(自撮り)」や「Wefie(複数人での自撮り)」。でもこれって何もSNSに投稿するためだけにあるわけではないと思います。遠く離れた家族との大切な一コマを収めるためのコミュニケーションの一つとしてのクローズドな「広角家族自撮り」。そろそろしてみませんか。
「自撮り」というと、「自分大好き」「友だち大好き」でSNS好きな若い人だけの楽しみ、というイメージがあると思います。ただ、個人的にはむしろ、SNSに上げない、自分と家族のためだけの、自分も「一応」写った、日々の出来事や想い出の記録写真としての気軽な楽しみ方もあると思っています。単なる風景だけの写真に自分が入るだけで、その価値が全く変わってくるからです。そこで今回は自撮りと、ここ最近出てきた360度カメラの魅力を、不特定多数が見るSNSに上げることを前提としない良さとともに書いてみたいと思います。

ということで、少し脱線しましたが、品川の駅前で不惑のおっさんが一人でスマホ2台で代わる代わる自撮りをしている姿は怪しかったかもしれませんが、こちらも意外と分かりやすかったかな、と思います。

本日の私、不覚にも無精髭生やした状態なんですよ。撮った後で気付いて悲しくなりました。むさ苦しいおっさんの写真はあまり見たくないかもしれませんが、ここで結構それぞれの端末の方向性が分かれたかな、と思います。

Max Pro(M2)含め、ASUSのスマートフォンって以前から自撮り(Selfie)には美顔(Beauty)モードが搭載されていまして、勝手に少し肌に加工を加えてくれます。もう自分を綺麗に見せたいのであれば最適です。

上記の写真(1枚目)でも私の無精髭含めて、多少誤魔化せている気がします。この辺り、日本ではあまり反応良くありませんでしたが、以前からSelfie、Selfie Pro、5Qなどインカメラにも力を入れてきたASUSらしさが出ているかな、と思います。

それに対してPixel 3 XL(2枚目3枚目)は非情な現実をしっかり見せてくれます。そこに写っているのは普通のおっさんです。ただ、その分背景は綺麗なんですよね。更に3枚目のように、しっかり広角でも撮れます。

広角自撮りなんて要らんだろ、そこまで自分好きじゃないし、SNSに上げる訳でもないし、と思われるかもしれませんが、広角で撮れると景色しっかり入ってくれるのでありがたいんです。上記はPixel 3 XLで撮った先日の渡米の際の写真(サンタモニカ)ですが、他人にとってはどーでも良い写真でも、自分のために残しておく旅の写真としてはとてもありがたいです。

自撮り棒使え、とかツッコミもあるかもしれませんが、毎回手間かけず周囲に迷惑かけず荷物にもならず、スマホだけで、画面ダブルタップだけで広角に切り替えられるのって便利ですよ。全然M2の話じゃなくなってますが、ASUSにはこれからもあまり売れなくてもSelfie Proや5Qのような広角自撮りが出来る端末を出し続けてほしいな、と思います。

夜の上野駅前をAUTOと夜景で撮ってみました。

さて、気を取り直して次行きましょう。続いては夜です。

ちょっと先ほどまでと写真の順番が変わってしまって申し訳ないのですが、上のツイートでは1枚目2枚目がMax Pro(M2)です。AUTO、夜景モードの順で撮っています。ただ、ちょっと分かりづらいと思うので、こちらではまずはAUTOの2枚を並べてみます。

一瞬違いが分かりにくいのですが、1枚目のMax Pro(M2)だと後方の建物の照明が滲んでしまうんですね。2枚目のPixel 3 XLは「ア○ム」までハッキリ写っています。

このくらいの明るさだとあまり違いが出ないのですが、一応それぞれの端末の夜景モードも並べておきます。

同じ場所から今度は別の方角を撮ったところです。こちらのほうが分かりやすいかな。同じく1枚目2枚目がMax Pro(M2)ですが、こちらでは先ほど同様、今回は夜景モード2枚を並べてみたいと思います。

上のMax Pro(M2)の写真、ちょっと昭和レトロっぽい雰囲気出てる気がしません?これはこれで意外と好きなんですが、色味ははっきり分かれたかな、と思います。

その他、本日Max Pro M2で撮った写真を並べていきます。

ほか、幾つか撮った写真を以下並べていきたいと思います。

本日の昼食時のツイート。カウンターだったので、ちょっと2台で撮る姿自体が怪しい気がして無造作に撮ったので、構図その他は無かったことにして下さい。

前述の上野で昨夜撮った西郷さん(AUTO)。この辺りはTwitterで幾つか上げました。

昨日と今日で飲んだ珈琲(AUTO)。

最後は地元で撮った3枚の写真(AUTO)です。

ピュアAndroidのシンプルなカメラもAIが載って、うまく撮れてる気がするのは大きい。

今回は敢えてカメラの評価の高いスマホとの比較をしました。繰り返しますが、優劣をつけたい訳でも、Max Pro(M2)のカメラがイマイチと言いたい訳でもありません。

ただ、敢えて全く違った価格帯の端末と並べて見てみると、単なる良し悪しではなく、自分がどんな写真が好きで、どの辺りを気にしていて、どのくらいのカメラを望んでいるのか、が分かりやすくなるかな、と思っています。

個人的にはMax Pro(M2)に関しては値段云々ではなくカメラに関しては「あ、案外撮れるね」という印象です。敢えて言うなら、光の弱い、少し暗めの場所になるとちょっと弱いかな、という不安が少し残るくらい。

ピュアAndroidというと今までPixelの他にはEssential Phoneを使いましたが、カメラアプリ自体が非常にシンプルなため、何となく物足りなさを感じてしまうこともありました。

今回のM2も機能自体はインプルなのですが、そこにAIを載せてきたことで、撮る楽しみと、何となくうまく撮れてる、撮らせてくれてる感が生まれました。気分の問題かもしれませんが、個人的には結構好きです。

それぞれにスマートフォンに求める性能や機能というモノは違うと思います。その中で、カメラを最優先させる、そのためなら金額は気にならない、というのであれば、幾らでも選択肢はあります。そこは完全に主観です。

私自身は今このブログの写真もすべてスマホで撮ってしまっているので、正直な所このMax Pro(M2)一台にしてしまうことは出来ません。そうするには少しカメラが気になります。ただ、それはあくまで私の話。

今回の雑感が、あなたにとって、このMax Pro(M2)を検討される上で何かしら参考になれば嬉しいです。

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ただ写真を並べても私自身良いのか悪いのか分からないので、気に入っているPixel 3 XLと敢えて比較してみます。

価格差3倍弱、DOXMARKでも100点超えのPixel 3 XLと比べる理由。

晴れた昼時の品川駅周辺でAUTOであまり考えずに撮った写真を比べてみます。

続いて個人的には旅スマホと考えると重要な自撮り(インカメラ)について。

夜の上野駅前をAUTOと夜景で撮ってみました。

その他、本日Max Pro M2で撮った写真を並べていきます。

ピュアAndroidのシンプルなカメラもAIが載って、うまく撮れてる気がするのは大きい。

  • ただ写真を並べても私自身良いのか悪いのか分からないので、気に入っているPixel 3 XLと敢えて比較してみます。
  • 価格差3倍弱、DOXMARKでも100点超えのPixel 3 XLと比べる理由。
  • 晴れた昼時の品川駅周辺でAUTOであまり考えずに撮った写真を比べてみます。
  • 続いて個人的には旅スマホと考えると重要な自撮り(インカメラ)について。
  • 夜の上野駅前をAUTOと夜景で撮ってみました。
  • その他、本日Max Pro M2で撮った写真を並べていきます。
  • ピュアAndroidのシンプルなカメラもAIが載って、うまく撮れてる気がするのは大きい。