宮城興業の展開しているカスタムオーダー靴「和創良靴」は(顧客と宮城興業を繋ぐ取扱店の力量により大きく差が出るものの)革靴の未来の可能性を感じさせてくれるシステムです。
私も過去に4足、取扱店の一つでもある長野県松本市にある靴の館ヤマザキ屋にて担当だった泉さんと相談しながらオーダーしてきました。
そんな和創良靴、私としてはより多くの方に試してみて欲しいオーダーシステムの一つなのですが、国民としての義務を果たしながらも地域活性化の役にも立ち、更に靴までもらえてしまう「ふるさと納税」が出来ることを先日知りましたので、ご紹介したいと思います。
10万円の寄附で5万円のお仕立券がもらえる、山形県南陽市へのふるさと納税。
10万円の寄附で5万円のお仕立券がもらえるのは、山形県南陽市です。
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 山形県南陽市 – 50 宮城興業のオーダーメイド靴
宮城興業の和創良靴でオーダーするのであれば、5万円分のお仕立券があれば、大体1足〜2足(超えた分は差額を支払う)作ることが可能です。既に何度かオーダーされている方であれば、次の一足への足しに、また初めての方でも九分仕立てなどオプションを加えても良いですし、オフの日用の靴を作っても良いでしょう。
私は現在、5足目として松本市という土地柄も反映させたオリジナルチロリアンシューズをオーダーしようかと考えているところです。
5万円分あると、かなり夢も膨らみます。ちょっといつもより贅沢な仕様にしてみても、5万円引きと考えればかなりいつもより身近になります。
各取扱店を眺めていると、結構このお仕立券を活用されている方が多いようです。
私は今回このふるさと納税で和創良靴、というのはTwitterで取扱店の一つが呟かれていてようやく気づいたのですが、実際提供が始まってから、このお仕立券でオーダーされる方も各店で増えてきているようです。
確かに自分用だけでなく、これから社会人になる家族や親戚に贈る、というのも良いかなぁ、と思います。革靴の仕立券、素敵じゃないですか。ちなみに和創良靴は男性だけでなく、女性靴のオーダーも可能です。
ふるさと納税自体が使ったことのない人にとってはいまいちわかりにくいシステムでもあるのですが、十分に調べてみる価値はあるかなぁ、と思っています。
私もちょっと考えてみようかな、と思っているところです。
最近では宮城興業でも革の調達が難しくなってきているようですが。
先日松本に行った際にも和創良靴についてヤマザキ屋で話を伺ったのですが、先日の価格改定以降、やはり良い革の調達が難しくなってきているようです。なかなかこれ、といった革が出てこない、また一般的な革も時期によっては在庫がない場合もあったり、と(これは取扱店にもよるのかもしれませんが)独自の革調達ルートがある取扱店でもない限り、意外とオーダーも難しくなってきている印象も受けました。
今後のことは勿論誰にも分かりませんが、こうした「ふるさと納税」が何かしら地域の活性化の一助にもなるのであれば(税収として)、そして宮城興業と和創良靴の良さをより多くの人が知る機会になるのであれば良いなぁ、と思っています。