[0727-201503] 偶然知ったのも、まったく気づかなかったのも全て意味があると思う。三交製靴ラギッドシューズ、一部を除いて受付終了。

[0727-201503] 偶然知ったのも、まったく気づかなかったのも全て意味があると思う。三交製靴ラギッドシューズ、一部を除いて受付終了。

スポンサーリンク

まったく関係ないのだけれど、今たまたま見つけて思わず書きたくなったので。もう少し写真選べなかったのか。あまりに逮捕したくなる顔してるんですが。


他の写真見るとそうでもないのに、敢えてこれを選んだところに勝手に作為を感じてしまう私でした。

皆さんそれぞれの思い入れや惜しむ気持ちの中で。

slooProImg_20140523161837.jpg
今月後半はほぼ三交製靴ラギッドシューズの話題に終始してしまっているのですが、廃業が決まってから毎日「三交製靴」「マナスルシューズ」などで検索する度に新しい記事が見つかります。
皆さんそれぞれに思い入れがあったり、惜しむ声も多い。


ちょうど前回書いた時に、なおけんたさんがこんなコメントを残してくださいました。

今回の廃業で、私たちのように慌てて(笑)注文する人が本当に多いようですね。初注文の人も結構いるのではないかと思います。
老舗のデパートが閉店するとき、鉄道の赤字路線が廃線になるときなどに、ものすごいお客さんが押し寄せる現象と似ていますね。
我々の愛する三交製靴が、最後に華々しい花火を打ち上げて消えていきますが、花火と違って靴は我々の手元に残ります。ラギッドシューズは大事に履き続けていきたいと思います。

ちょうど先日、49年愛された渋谷駅前の東急プラザ 渋谷が閉館となり、最終日には非常に多くの閉館を惜しむ方で溢れかえったことを思い出しました。

それ程別れを惜しむなら。

普段はすっかり忘れているのに、それ程別れを惜しむなら普段からもう少しマメに利用しろよ、と営業不振で閉店するお店に殺到する人たちを見る度に思わず突っ込みたくなるのだけれど、偉そうなことは言えません。
私も同じだからです。それをお客さんに求めるのは筋違いで、八つ当たりに過ぎないのは以前経験があるので分かります。
見方を変えれば、それくらい最後まで惜しんでくれる人たちがいるということは、幸せなことだと思います。
slooProImg_20140523161815.jpg
今回、半分以上自惚れも入っていることは否定出来ないのですが、突然の廃業に少々勝手に責任を感じておりました。はい、半分以上じゃなくて自惚れですよね。分かってはいるんです。
このブログ自体大した影響力はまだありません。たかだか月間PV20万強なんてそこら中にありますし、地方紙一紙の一日の発行部数にも及びません。その程度で三交製靴に影響があるとは思えません。そんなことは分かっていながらも、好き勝手20以上も書いていると、もしかして何かがご迷惑をかけてしまったのではないか、と勝手に責任感じるんですよ。私自分大好きですから。

どこでどう繋がっているか分からない。

slooProImg_20140523161825.jpg
でもふと思ったんです。とはいえ、もし何かのきっかけで昔丸善のマナスルシューズを愛用していた方がたどり着くかもしれない。この1ヶ月の間に。ネットなんて、ブログなんて見ていないかもしれないけれど、人間どこでどう見つけて縁が続くか分かったもんじゃありません。実際ここ数ヶ月で偶然にも三交製靴ラギッドシューズを知った人もそれなりにいるからです。

先ほどTwitterで検索して気がついた。

今まで普通にGoogleでサイトの検索はしてきましたが、Twitterは今のつぶやきくらいしかチェックしていませんでした。あまりに量が多いですし、Twitter自体ストック型のコミュニケーション手段ではないので。
ところが意外とあるんですね。それも数年前に丸善マナスルシューズ製造中止を惜しむ声が。


当時こうして惜しんだ方も今と同じくらいいたと思うのです。いや、当時のほうが多かったと思います。今は一度終了した後で細々続いていただけなので、多くの人にとっては既に終わってしまったブランドだと思います。

長く続いた靴が作られなくなるということ。


長く続いてくれるということは、大変ありがたいことです。安心して履き続けられる、いつも同じ靴があるということ。それは素晴らしいことです。そこが新興メーカーが逆立ちしても敵わない年月を重ねたメーカーだけが持つ強みです。
ただ、その分こういう時に引き際が難しい。今回、三交製靴も「唯一残ってくれている職人さんも高齢で、お客様にご迷惑をおかけしないように店じまいをするには、もうそろそろ限界か」としばらく考えられていたようですが、だからこそ難しく、相当悩まれたことと思います。

この時期に偶然出会うも、気付かずにいるのも全て何かの縁。

何か偉そうですが、これって大切なことかな、とも思います。何十年も愛用し続けていた方もいると思います。でもその方はもしかしたら今回三交製靴として細々と続いていたことも知らなかったかもしれない。であれば、そのまま知らないままのほうが良いのかもしれません。
逆に私達のように何の因果かご縁か知ってしまったあまり、今までまったく関心の無かった若い方の中にも興味を持って買った方がいるかもしれません。そうした方がこれから履き続けることで、長く残っていくかもしれません。


slooProImg_20141125173252.jpg
可能性としては勿論ないことですが、例えば全国紙で、TVで、大々的に今回のことが取り上げられたとしたら、勿論当時愛用していた方に届くと思います。けれど、そんなことで当時の人達から注文が殺到したら、三交製靴廃業前にパンクします。対応しきれません。体調崩すか鬱になります。
ちょうどギリギリで対応出来るくらいの人に伝わって、惜しまれながら終了する。縁というのはそういう風にできているのかもしれませんね。
もし、何の偶然かこのブログなり他の方のブログなりでラギッドシューズを知って、もしくは以前愛用していて、憧れていて、今回のことを知ったのだとしたら、それも何かの縁なのかな、と思います。それで一足買っておくのも、敢えて買わずにいるのも、その人次第です。
slooProImg_20141125173250.jpg
とりあえず私は、何故かこの時期にこうして精力的にブログで発信するようになった。偶然です。なるべく多くの方に伝われば、と思いながら、こうしてクドいくらいに発信するのも、何かの縁かもしれません。そう思って、あと1ヶ月弱、折にふれて取り上げ続けたいと思うのです。どこでどう伝わるか分かりませんしね。微力ですが。
熟練の職人が手縫いで作り上げた、頑固な紳士靴ラギッドシューズ(旧マナスルシューズ) – ラギッドシューズ(マナスルシューズ) 三交製靴株式会社
0727-201503_Sanko Seika
予想以上に殺到したようで、今見たら既に受付が出来るモデルとサイズがだいぶ限られてきてしまったようです。気になる方はお早めにご確認を。
#楽天市場店の受付は終了したようですね。

このブログによく訪れてくださるあなたへ。

このブログによく訪れてくださるあなたへ。

新しい記事があるか、毎回見に来るのは面倒ではありませんか? このブログでは、更新時にあなたのスマホなどにプッシュ通知でお知らせする「Push7」というサービスを導入しています。

登録、解除はいつでも可能です。特に何か会員登録や個人情報等の入力は必要ありません。新しい記事が更新された際にお知らせ致します。 ぜひご活用下さい。

講読を解除されたい場合も上の「講読する」から解除が可能になりました。

フォローする

スポンサーリンク
このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

このブログの文章に興味を持たれたあなたへ。

当ブログで書いてきた文章をジャンル毎に分け、加筆・修正してまとめたものをAmazonのKindle書籍にて販売しています。

Kindle書籍、というと「Kindle端末」が無いと読めない、と思われている方も多いのですが、お使いのスマートフォンやタブレット端末でも「Kindleアプリ」を入れることでお読みいただけます。スマホに入れて、いつでも気が向いたときに目を通せる、いつも手元に置いておけるものを目指して書きました。

また、Kindle Unlimited会員Amazonプライム会員の方は、それぞれ無料でお読みいただけます。

現在発売している書籍は下記の2冊です。

「靴ブラシで歩き方が変わる。」

まずは「革靴のお手入れ」と「革靴の選び方」に関する内容に加筆、修正してまとめた、こちらの書籍。

「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。