[0272-201407] 定番にはなれないのだけれど、時折見せるリーガルのこんな本気が嬉しい。 – REGAL W10BDJ

[0272-201407] 定番にはなれないのだけれど、時折見せるリーガルのこんな本気が嬉しい。 – REGAL W10BDJ

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リーガルは時々本気出します。
これ、語弊があるというか、誤解を生むのを分かった上で、でも私の少ない語彙力ではこれ以上の表現が出てこなかった。
リーガルについては以前にも書いたので、ここではあまり触れないけれども、
国産靴の雄、リーガルについて思う。
日本全国、町の靴屋さんから新宿伊勢丹、銀座まで、価格も子供靴や格安靴からビスポークまで、幅広く展開できるメーカーはなかなかない。
どこでも買える。どこでも修理が出来る。幾つになっても、何十年先も、恐らく定番は手に入れることが出来る。その安心感。これって凄い。
そんなリーガルがいつもは本気じゃない、なんて失礼極まりないのだけれど、これだけ大衆靴のイメージが強いと、なかなか靴好きが思わず欲しくなる靴がなかなか表に出てこないのです。出てきても気づかない内に廃番になってしまう。敢えて押すこともせず、良さを敢えて伝えることもなく。
W10BDJ【REGAL SHOES ORIGINAL】リーガル 取り外し可能キルト付き 革底ウイングチップ: REGAL(紳)| シューズ・ストリート(靴・通販)
今回のこの春夏のモデル。一部で評判ですが、これも数年、下手したら今年で終わるかもしれません。それくらい、モデルの移り変わりが早い。で、廃番になると、少ししてアウトレットでかなり安く投げ売られてしまうかもしれません。
もったいない。
それくらい、リーガルは時々、気合いが入ったモデルをひっそりと出してきます。
だから、そういう靴に反応する層には気付かれない。例えば私。今回はたまたまいつも楽しみにしているブログ、Shoe *で知りました。
Shoe*: REGAL W10BDJ 1st Report
こういう時のリーガルは、普段のこの価格帯では考えられないような、直球ど真ん中もしくは絶妙なところを突いてきます。
シェットランドフォックス、BTOとかぶるこの辺りの価格帯は、リーガル名では出しにくいのだと思います。だから、基本ガラス革、ムラ感のある仕上げなど最初から色を乗せてくる。見た目は美しいけれど、革の楽しさはあまりない。あ、ガラス革がダメと言っている訳ではありません。
馬革と牛革。というより、コードバンとガラス仕上げのステアについての色々。
だから、リーガル、となると、更に何か新機能だったり、機能性ソールだったり、デザインの一捻りだったり、何か余計な一手を加えてくる。それが全国どこでも誰にでも分かりやすいから。それが良くも悪くもリーガルの不動の位置を築き上げてきた。
だから、直球勝負が無いんです。分からない人にはこの値段の意味が分からないような、あまりに普通にしっかり作っている靴。そういう物があまり出てこない。

今回のこの靴。これ買うならもう少し出してトリッカーズ買えばいいじゃん、なんて言うのは野暮。トリッカーズの良さは、作りの良さじゃなくて、そういうところはひとまず置いておいて、そういうところは少しウーン、と思っても、でも何となく履いていると、いいよね、という感性の部分。説明出来るものじゃない。それはそれで確かに凄いことだし、それこそが英国靴が作り上げてきた、歴史に根付いた、英国の靴の歴史が作り上げたもの。これは同じことを日本のメーカーがいくらやってもダメです。

で、リーガルはこのモデルで何をしたか。純国産直球勝負で、英国靴と同じ土俵に上がった。米国ブランド発の日本の老舗メーカーが、英国的雰囲気を持った靴を、日本的に作るとこうなる、という具合。
だから、日本らしさもところどころに見え隠れする。それの一つが、アッパーもソールも国産革。で、それを内側にもしっかり表記した。これ、如何にも日本的。よく国産腕時計の雄SEIKOが、未だにグランドセイコーの文字盤にくどいくらいにSEIKOだGRAND SEIKOだAUTOMATICだと、しかもそれぞれの文字体バラバラで並べて表記するのと同じ感覚。よく言えば分かりやすい、悪く言えば、野暮。

でも、表記しなければ、日本では益々誰もわからないのです。それを物を見る目の未成熟さと見るか、日本人らしい生真面目さと見るかは、人それぞれだけれど、私はそんなところが好きです。でも、そもそもこんなの表記しても、多分見る人の大半にとっては、どーでも良いことなのですが。
と、そんなくだらないことをウダウダ書きましたが、単に嬉しいのです。時々こういう、リーガルで靴を知り、グルリ廻ってまたリーガルに帰ってきた時初めて分かる、あぁ、リーガルも出してくれてたんだ、こういうモデル、って思ってしまうような、多分売れ筋とは少しズレているかもしれないけれど、少しワクワクさせてくれる靴があるということが、嬉しいのです。
実際ラインアップに全くないわけではなく、REGAL SHOES店舗限定のシリーズ(Wから始まるモデルだったり)にあることはあるのですが、影が薄い。あまり置いていないことも多い。売れないんでしょうね。
BTOが恐らくこうした辺りを担うのかとしれませんが、出来ればこれからも、今回のW10Bのようなモデルを、普段から販売して欲しいなぁ、と願っています。
あ、その時は、変に味付けしなくていいですから。ライニングを吸湿速乾性に優れ快適なNASAでも採用されているうんたら、とか、靴底は滑りにくい特殊オリジナル何たらとか。
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Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

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「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

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