[日用品] 昇降デスクを3年愛用している私が感じた、「昇降デスクを導入」する際に忘れがちな3つの点。

[日用品] 昇降デスクを3年愛用している私が感じた、「昇降デスクを導入」する際に忘れがちな3つの点。

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昇降デスクについて前回書いた文章が意外と多くの方にお読み頂けているようで嬉しいです。

ちょっとしたきっかけで、最近一般向けにも昇降デスクやスタンディングデスク(以下、まとめて「昇降デスク」)の販売を始めたダイシン工業株式会社(@DAISHIN1959)のTwitterアカウントをフォロ...

前回の文章では「正しい姿勢」といった言葉も出てきたことから「昇降デスクには興味あるけど、別に正しい姿勢とか興味ないし関係ない。」という感想も目にしました。確かに正しい姿勢、とか言われても実感沸かないと思いますし、何か怪しい感じもするかもしれません。そして、正直な所、そんなことを気にしなくても、恐らく8割くらいの方は今後もそうした悩み、身体の不調は起きない気もしています。

カフェや電車の中を眺めてみても、私からすれば「凄い姿勢で座ってるな」と思うような、明らかに腰に負担がかかりまくっている座り方や、とても真似できないような姿勢でノートPCで長時間作業している方も結構います。私なら一発で首やられます。

でも、恐らくそういう方の大半は、頭痛や腰痛などで苦しむことはない気もするんです。ただ、2割くらいの方は、ある日突然きます。私がそうでした。最初が大学入学直後の腰椎椎間板ヘルニアでした。これは受験勉強の影響。また、ノートPCを出先で使う時に関しても、私も20代〜30代は似たような姿勢でいたんです。でも何とも無かったし、自分には無縁の話だと思っていました。それが腰痛だったり、最近であれば頭痛や眩暈が起きるようになって、ノートPCを使うのすら辛くなってきたんです。

なので、「正しい姿勢」なんて1つの正解があるわけでもないし、もちろん誰もが正しい姿勢で無ければ体調を悪くするというわけでもありません。大抵の人は多分問題ない。なので、無理して意識する必要もないとは思ってます。

ただ、折角「ずっと座ってて辛い」とか「スタンディングデスク使ってみようかな」と思われた、ということは、何かしら自分の身体に意識が向いた、ということだと思うのです。そういう時でもないと、人ってなかなか自分の生活とか姿勢とか意識することはないと思うので、折角の機会なので、少し興味を持って欲しいな、と思っています。

と、冒頭からいきなり本題とズレてしまったのですが、折角お読み頂いている方も多いので、最初に前回の文章の補足をさせて頂きました。

さて。今回は「昇降デスクを導入」する際に忘れがちな3つの点について書いてみようと思います。これ、別に特別な事ではなく、当たり前のことではあるのですが、購入の段階だと意外と忘れがちな気がするので。なので、既に分かっている、という方はサラッと読み流して頂けたら、と思います。

忘れがちな点(1)重くてデカいので、一度組み立てたら、動かすのも大変。引っ越しの際には一度解体が必要かもしれません。

重いです。そしてデカいです。

まぁ昇降デスクに限らず、ではあるのですが、今昇降デスクで一般的な天板のサイズ120〜140cm x 60〜70cmって、結構広いんです。確かに便利なのですが、昇降デスクの場合には、これが上下に昇降するためのモーター部分や、それを支えるための耐久性などを考慮して、とんでもなく重くなっています。実際、送られてくるときには組み立て前の状況なのですが、私の購入したFlexiSpotの昇降デスクの場合、梱包されていたダンボールに「荷重超過」のシールが貼ってありました。つまり、一般的な宅急便の重さではない、ということです。実際組み立てると30kgとか40kg、下手すると50kg超えてきます

組み上げるまではまだ良いんです。パーツがバラバラの状態なので、重ければ一つ一つ、設置する部屋に持っていけば良いので。それなら部屋のドアの幅等を気にする必要はありません。ただ、一度組み上げたら大変です。通常のデスクと違って、1人で持ち上げて移動、なんて出来ません。

昇降デスクは通常のデスクと比べて、昇降用の電動モーター部分がありますし、足もしっかりしているので、かなりの重量があります。

これは引っ越しの際も同じで、普通の机であれば、例えば2人がかりで横に倒して、足を先に部屋から出して、みたいな工夫が出来ると思うのですが、昇降デスク、そのままだと多分2人でも厳しいと思うんですよね。まぁそこはプロなので何かしらやってくれるとは思うのですが、私は実際に今組み上がって目の前にある昇降デスク、引っ越しの際に果たしてどうやって部屋から出し、更に家から出して持ち運ぶのか、イメージが出来ません。とりあえず素人には無理。

もちろん、一度設置した後に「ちょっと場所変えよう」とか「部屋変えよう」みたいな状況もあると思うのですが、このサイズと重さ、そのままで持ち運べますか。

腰痛を心配して昇降デスクを買ったのに、パーツの持ち運びと最初の組み立てで半分腰痛になりかけた、という声も結構耳にします。

ということで、面倒ではあると思うのですが、引っ越しや移動の際には、天板だけでも取り外した方が無難かな、と思います。

その意味では、2年に1度、更新の度に引っ越しされる方とか、マメにデスク環境を変えたい方には、「通常のデスクとは勝手が全然違うよ」ということは意識しておいてほしいな、と思います。

忘れがちな点(2)組み立ては自分で行いますが、当然輸送時の梱包材の始末も自分です。私は粗大ゴミ利用しました。

これも意外と忘れがちな点。これだけの重さの製品です。当然、送られてくるときにはかなりしっかりとした、大きい梱包材(発泡スチロール)に覆われています。

組み立てサービスでも付いていれば、もしかしたら業者の方が梱包材等も処分してくれるかもしれませんが、基本的に自分自身で組み立てます。となると、どうなるか。組み立て後に、かなりデカい梱包材が手元に残ります

昇降デスクではありませんが、同じFlexiSpot製のフィットネスバイクが届いた際に入っていた梱包材。
昇降デスクでも同じくらいの大きさの梱包材が残ります。
厚みも大きさもあったので、カッター等で解体するのが手強くて、結局粗大ごみで出しました。

これ、自治体によって回収のルールが違ってくるのですが、私の地域では「細かく解体して燃えないゴミで出して下さい」とのことでした。でも、実際に経験された方なら分かると思うのですが、かなりの厚さと大きさのある発泡スチロールを細かく解体するのって、かなり大変なんですね。一応解体用のカッター(ナイフ)のようなものも発売されてはいるのですが、そのためだけに買うのも面倒です。

かといって、普通のカッターで切るのも大変。切ったときの細かいゴミもたくさん出ますし、発泡スチロール等の梱包材って切るときに時々音しません?あれ、私ダメなんです。

ということで、断念した私は自治体の粗大ゴミセンターに相談しました。「解体できませんか?」など色々な方法を提案されたのですが、既に精根尽きていた私は粗大ゴミで出せないかお願いしたところOKとのことで、まとめて粗大ゴミに出しました。(一番外側のダンボールは解体して資源ゴミ)

粗大ゴミもお願いしてすぐに取りにきてくれるわけではありません。実際このご時世で粗大ゴミの回収が大変らしく、私の場合は1ヶ月近く先になりました。その間、狭いわが家には、自分の背丈の3分の2くらいの高さの梱包材(発泡スチロール)が1組(1つじゃないよ)玄関先に放置されていました。妻にはかなり冷たい目で見られるとともに、時々「ホント邪魔なんだけど」とチクリと言われました。

ということで、この一年で国内でも一気に昇降デスクを一般に販売するメーカーが増えてきましたが、この辺りの梱包材の始末についてはどこもあまり違いはないようです。要は「送るけど、組み立ても、その後に出たゴミも自分で何とかしてね」というものです。まぁ当然と言えば当然なのですが、組み立て自体は自分で行うとしても、どこかのメーカーが「発送後、指定頂ければ後日ダンボールと梱包材は回収に伺います」みたいなサービスも(有料でも良いので)行ってくれたら、非常にありがたいし、私ならそこを選びたいな、と思っています

忘れがちな点(3)昇降デスクは当たり前ですが昇降します。机上の機器のケーブル配線に注意しましょう。

昇降デスクにする場合、意外と頭を悩ますのが、机上から伸びるコンセントやケーブルなどの取り回しです。

配線については、通常のデスク以上に重要です。普通のデスクであれば、まぁ見た目程度の問題なのですが、昇降デスクの場合は、名前の通り昇降するので、通常の座っている時の感覚でケーブルの配線をすると、上に上げた瞬間にケーブル諸々が引っ張られて、時として惨事になります。

それなら立ったときの状態に合わせてケーブルを長くすればいいじゃん、と思うかもしれませんが、長ければ長いで、それはそれで意外と不便なんです。長い分、低くしたときに余ってしまって、余計なところに引っかかったり、絡んだりするんです。それに気付かずに、また上に上げた途端に、引っかかってしまって惨事になるという・・。意外と不便なんです。

それもあって、昇降デスクを使っている方は、いつも以上にケーブル、配線に気を遣います。一番楽なのは、机上から伸びるケーブルをそのまま直接床まで垂らさない、ということです。昇降した際に、一緒に動くのは天板部分なので、そこでひとまずケーブルを一旦天板裏でまとめてしまうんですね。

つまり、天板下にケーブルトレイなどを取り付けて、そこにAC電源タップなどを設置(もしくは天板裏に貼り付ける)。そこにとりあえず机の上から伸びるコンセント類はすべて挿してしまう。で、余った長さのケーブル部分はそのケーブルトレイ内にまとめたり、天板裏に貼り付けるフックのようなものを買ってきて、這わせてしまうんです。

デスクトップPCなどを床置きしている場合には、机上の外部液晶から直接伸ばさなければいけないのですが、それは仕方ないので、ある程度余裕を持った長さにした上で、同様に下まで伸ばす必要(可能性)のあるケーブルをひとまとめにしてしまう。つまり、天板から伸びるケーブルの数をなるべく少なく、また絡まないようにする必要があります。

と考えると結構面倒に思われるかもしれませんが、やらざるを得ない分、このケーブル配線がスッキリすると、途端に見た目が変わります。見えている無駄なケーブル類が少なくなればなる程、スッキリするし、綺麗になります。あと、良い点として、床にケーブルが大量に垂れた状態にならないので、掃除が楽になる、というのもあります。埃が溜まりにくくなる(溜まっても掃除しやすいですし)のは、気持ちの上でも結構良いものです。

「本当に昇降デスクである必要があるのか」は考えてみる価値はあると思います。ただ、昇降デスクの良さは「立つ」ことだけではありません。

ということで、今回は「昇降デスクを導入」する際に忘れがちな3つの点について触れました。

あなたは本当に「昇降デスク」が必要ですか?本当に昇降デスクでなければ今の悩みは解決出来ないのでしょうか?

実際、昇降デスクを買ったものの、最初は張り切って立っていたけど、最近はまったく立ってない(動かしていない)、という声も結構目にします。まぁ1つの理由にはこの「張り切って」という部分があって、最初に頑張り過ぎちゃって、必要以上に無理して立とうとしてしまって、辛い想い出しか残らなかった、というものもあると思います。ちなみに、前回も触れましたが「座るより立つ方が良い」と言われがちですが、立ちっぱなしも身体には悪いです。立ち仕事が長い人って結構下肢静脈瘤などに悩んでいる方も多いんです。

もちろん普段から座っての作業が多い人であれば、意識して立っている時間を増やすことで、結果として良い結果を生むこともありますが、かといって「腰が辛いから、最近は頑張って丸一日立ってPC使ってる!疲れた!」という方は、気持ちは分かるのですが、程ほどが良いと思います。

ただ、昇降デスクというと「座るか立つか」といった二択でイメージされがちですが、他にも利点があると思います。例えば最近はメモリー機能がついた電動タイプの昇降デスクが増えましたが、自分の身長に合わせた最適な高さに調整して、メモリー登録しておける、というのは隠れた魅力だと思います。

一般に市販されている通常のデスクは、多少は調整が出来るものの、そこまで大きな選択肢の幅はありません。机の高さが変わるだけで姿勢も変わりますし、疲労も違ってきます。それは立っているときも同じです。自分の状況に合わせて一番適した高さに合わせ(て記憶させておく、簡単に切り替え)ることが出来るんですね。

また、わが家の場合はPC用のデスクは妻と共用ですが、当然妻と私では身長が違うので、使いやすい机の高さも違います。わが家の昇降デスクであれば3つのメモリー登録が出来るので、1が私(座った時)、2が私(立った時。妻は立たないので。)、3が妻(座った時)で高さを記憶させています。また、もちろんこの3つの高さでしか使えない訳ではなく、上下のボタンで微妙な調整も可能です。その意味では、一般的な昇降出来ない机に比べると、より自分に合った高さで作業が出来る、というのは大きな魅力だと思っています。

最近はメモリー機能が付いた自動昇降式のタイプも増えました。

私自身はこの5年近く(昇降デスクは3年程度ですが、その前にスタンディングデスクを使っていたので)愛用していますし、買って良かった、と思っています。また、座り続ける、立ち続ける、といった状況に比べれば、気分も変わるし、集中して作業が出来ることもあるし、また自分の姿勢や身体を意識するきっかけにもなりました。なので、ここ最近、昇降デスクに興味を持つ方が増えて、実際に購入されているのを見ると、やはり嬉しいです。

ただ、あまりに急激に話題になって、流行まではいかなくても一過性のものになってしまうとしたら、それはそれで寂しいな、と思っています。そういう時って意外と情報が不足していたり、偏っていたり、誤解が混じってしまうことも多いからです。

今回の私の文章も、あくまで「私個人の場合」に過ぎませんが、今昇降デスクに興味を持たれている方にとって、何か1つでも役に立つ情報があれば良いな、と思っています。

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忘れがちな点(1)重くてデカいので、一度組み立てたら、動かすのも大変。引っ越しの際には一度解体が必要かもしれません。

忘れがちな点(2)組み立ては自分で行いますが、当然輸送時の梱包材の始末も自分です。私は粗大ゴミ利用しました。

忘れがちな点(3)昇降デスクは当たり前ですが昇降します。机上の機器のケーブル配線に注意しましょう。

「本当に昇降デスクである必要があるのか」は考えてみる価値はあると思います。ただ、昇降デスクの良さは「立つ」ことだけではありません。

  • 忘れがちな点(1)重くてデカいので、一度組み立てたら、動かすのも大変。引っ越しの際には一度解体が必要かもしれません。
  • 忘れがちな点(2)組み立ては自分で行いますが、当然輸送時の梱包材の始末も自分です。私は粗大ゴミ利用しました。
  • 忘れがちな点(3)昇降デスクは当たり前ですが昇降します。机上の機器のケーブル配線に注意しましょう。
  • 「本当に昇降デスクである必要があるのか」は考えてみる価値はあると思います。ただ、昇降デスクの良さは「立つ」ことだけではありません。