自宅でのPC作業の時間が増えてくると、それに合わせてPCデスク周りの環境も色々と気になるようになってきます。このブログでも折に触れて私の机周りの環境を紹介してきました。
私は2年ほど前からスタンディングデスクを使っています。スタンディングデスクのメリットに関しては色々と言われていますが、私の中で一番大きいのは座り続けている状態を一旦リセット出来る、ということです。
どうしても作業が長引いてくると、徐々に座る姿勢も崩れてきますし、気がつくと首肩周りや背中、腰などに負担のかかる状態になっていることも度々あります。40歳を過ぎてから、今までの不摂生が祟ったのか、そうした長年の蓄積からくる頭痛などに悩まされるようになってきたこともあり、気がついた時に高さを変えて、立った状態で作業を行うことで、気分も変わりますし、同じ姿勢で固まってしまった身体をほぐすきっかけにもなります。
2019年夏、私はFLEXISPOTのゲーミングスタンディングデスクを購入した。
ということで、2年前に、当時色々と製品を提供していただいていたこともあって、ある程度使用感が分かっていたFLEXISPOTのスタンディングデスクを購入しました。ちょうどAmazonのプライムデーか何かで2万円くらい安くなっていたのも大きかったです。個人的にはあまり部屋の中で存在感があるのもなぁ、と思っていたので、天板は白や木製にしたかったのですが、当時自分に合うものがなかったことと、ゲーミング用のモデルのみ、手前が湾曲していることもあって、これは便利かもしれない、と思って選びました(このゲーミング用のデスクは現在販売終了)。
とても気に入っているゲーミングスタンディングデスクの天板の2つの惜しい点。
個人的には非常に気に入ってはいるのですが、2点だけ惜しいと言うか気になっていたことがありました。それが、
- 天板の縁周りが斜めにカットされているので、モニターアームなどの安定性が悪くなる。
- 黒天板はホコリがどうしても目立ちやすくなる。
この2点です。特に最初の「縁周りが斜めにカットされている」のは、デザイン的には良いのかもしれませんが、実用的には少々悩ましい。実際Amazonの製品レビューでもこの点は指摘されている方が多かったのですが、
そうしたこともあり、2年間使っていく中で、少しずつ天板の縁周りが普通に斜めにカットされていないものが欲しくなりました。ただ、同社の天板のラインナップを見ていても、製品画像ではカットされていないのに、レビューを眺めていると「届いた天板は斜めにカットされていた」→「最近の製品は斜めにカットされています(仕様変更)」といった情報もあり、なかなか購入に踏み切れませんでした。折角買い替えても、また同じように縁周りが斜めにカットされていたら無駄になってしまいますから。
実際天板、重いし、扱いに困るので。
そうした中、久しぶりに同社(FLEXISPOT社)から製品提供レビューの依頼をいただきました。で、当初は今月(2021年9月)8日に新発売の「E8 Bamboo」のレビュー依頼だったんです。もし私が既にスタンディングデスクを持っていなかったら、一も二もなく飛びついていた素晴らしいご提案だったのですが、流石に狭い我が家にスタンディングデスク2台は要りません。
別途レビューしますが、フィットネスバイクも提供いただいていまして、そちらも部屋の一部をしっかり占拠していて(妻も便利だと感じてはくれているものの)「邪魔」と言われている状況でしたので、これでスタンディングデスク2台目が部屋に来たら流石に私達、過ごせません。というか、妻がしばらく口を聞いてくれなくなるかもしれない。ということで、担当の方に
「今既に御社のスタンディングデスクを2年愛用しているので、そのモデル(前述のゲーミングスタンディングデスク)の天板のみを今回発売のBamboo天板にするのはどうか?」
と交渉したところ、快く了承してくださったので、少し変則的なレビューになりますが、今回は「天板を変えてみた」レビューをしたいと思います。
FLEXISPOTから竹天板のみを提供していただきました。
で、早速届いたBamboo天板。ここで第一印象として非常に好印象だったのが、
「梱包材一式がそこまで大型のゴミにならなかったこと」
これはかなり大きいです。どうしてもこの手の製品は重いですし、搬送中の衝撃も考えて緩衝材やダンボールなどでかなり厳重にガードされているのですが、その分部屋まで持ち運ぶまでに重いし大きいし、作業後は頑張ってカッターなどで解体しないとゴミとして出せません。実際、前述のフィットネスバイクなんて、あまりに梱包材が大きすぎて、解体が大変で、自治体に相談して(梱包材一式を)粗大ごみで出させてもらいました。
ダンボール箱自体も大きかったですしね。それに比べると今回の天板は(天板のみだったこともあってか)比較的通常ゴミとして出せるサイズだったので非常に助かりました。
ということで、前置きが長くなった割に、中身自体は大したことがなくて申し訳ないのですが、取り付け自体は裏面にFLEXISPOTの製品用のネジ穴が予め開いているので、それに合わせて付属のネジで締めていくだけです。
まぁ天板を取り替えるためには、冒頭で紹介したような、一旦構築した机周りの環境をモニタースタンド等含めてすべて取り外して行う必要があるので、その点は若干面倒ですが、改めて机下の配線周りなどもある程度シンプルに、絡み合うことなくスムーズにまとめられる(まとめ直せる)のは良い機会かな、と思います。
モニターアームスタンド等が安定して固定できるようになったことで、以前よりも机上での配置も自由度が増しました。
ということで、机の上もある程度整理、その結果としてのこの時点での机の上の状態がこちらです。
既存のメープルやディープウォールナット、他の木材ではなく竹素材を選んだ理由。
今回の天板交換、元々販売されていた「メープル」や「ディープウォールナット」などでも良かったのかもしれません。
ただ、前述のように縁周りが斜めにカットされるという仕様変更がされている、という話もあったので、そのリスクが気になったことと、あとは新製品のBamboo(竹)天板、というところにも惹かれました。
実際竹天板は、製品ページにもあるように、
環境にやさしい素材
天板には多層構造の竹集成材を採用しています。竹天板は耐水性と耐久性に優れているうえに、ほとんど膨張収縮しないので天板が反るなど変形しません。
また、竹は抗菌、脱臭効果があることが知られており、衛生面でも優れた材質です。
耐水性と耐久性に優れるだけでなく、抗菌や脱臭効果がある、というのも個人的な付加価値がありました。
耐久性に関しては現時点では未知数ですね。一応「ほとんど膨張収縮しないので天板が反るなど変形しません」とはなっているのですが、反面「ご注意:アクセサリーを取り付ける時は座金を使ってください。」といった記載もあり、これについてはこれから使いながら、というところですね。
あとは、やはり木製ではあるので、特に何も敷かずにキーボードやマウスを使ったり、また紙などをおいて字を書いたりしたら、痕が残りそうな気がして、少し扱いに慎重になるかも。この辺りは私の場合はキーボードとマウス下にはレザーマットを敷いています。
ということで、竹天板、現時点で非常に気に入っています。これ、ホント存在知ってから買おうと思っていたものだったので、絶妙のタイミングでお話をいただけて、しかも天板のみでもOKしていただいたことにとても感謝しています。
これから使っていく上で気になる部分が出てくるかもしれませんが、これからもデスク周りの環境はコンスタントにアップデートしていこうと思っているので、そうした中でその後の報告もしていきたいな、と思っています。
今回の文章で同社のスタンディングデスクと竹天板が気になった方は。
私の場合は既に同社のスタンディングデスク自体を使用していたので、その天板のみを交換する形に(交換した後の以前の天板の処分にも悩みますしね)しましたが、今スタンディングを検討されている方は、この竹天板付きの新製品である「E8 Bamboo」が2021年9月に発売されたばかりなので、こちらを購入するのがオススメです。
私が2年前に購入した頃のモデルに比べて細かい部分もアップデートされていますし、今から買うならこれ、ですね。
また、私のように既にデスク本体部分をお持ちの方は、天板のみの購入も可能です。
天板のサイズが「120x60x2cm」と「140x70x2cm(+¥3,300)」の2種類あるので、間違えないように注意しましょう。
また、この記事の公開時点からあと1週間ありませんが、現在FLEXISPOTでは公式Twitter4周年を迎えるということで、記念キャンペーンを開催していますので、ちょうど良いタイミングかもしれません。
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— FlexiSpot.JP (@FlexiSpot_JP) August 25, 2021