[日用品] FlexiSpot E7Hレビュー。電動昇降式デスクは本当に必要か。選ぶ際のポイントと気を付けること [製品提供]

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電動昇降式デスク、あなたは興味がありますか?

私自身は7年ほど前から愛用していまして、個人的には欠かせないものになってはいるのですが、勿論すべての方に必須だとは思っていません。

メリットもあればデメリットもあります。

昨年の冬にこの7年使っていた電動昇降式デスクが壊れました。といっても、恐らく昇降用のボタン(スイッチ)の部分が反応しなくなっただけだと思うのですが、替えのスイッチのみの販売がなかったためメーカーに「パーツのみの交換が出来ないか?」と相談したところ、「それなら現行の電動昇降式デスクをレビューする?」とありがたいお話を頂きました。

2025年も年末に差しかかる、ある平日の昼下がり。
ここから14時間(途中休憩挟む)に渡る戦いが始まったのでした。

ただ、既に巷には同社に限らず電動昇降式デスクのレビューは溢れかえっています

それも今回のレビューの準備で色々と調べてみたら、数年前くらいが一番多かった印象。まぁ今回提供頂いたデスクも発売自体は数年前なので、発売直後にレビューが増えたんだろうなぁ、とは思ったのですが、じゃあこの時期になって私が敢えてレビューするとしたら何だろう?と思って作成したのが、先日YouTubeチャンネルのほうで公開したこちらのレビュー動画です。

ただ、40分近くも見る気力も暇も無い、また単純にこのデスクも含めて電動昇降式デスク自体のレビューが読みたい、と言う方もいると思うので、今回改めてこちらでレビューをしようと思います。

でも良かったら上のYouTube動画も見てね。
「デスク環境を入れ替える」ってこういうことだから・・。

ということで、今回のレビューではまず最初に「電動昇降デスク」のメリット(魅力)とデメリットについて触れた上で、「電動昇降式デスクそもそも必要?」という点について触れます。

その上で、今回提供頂いた製品E7Hについて、恐らく多くの方が悩まれるであろう、FlexiSpot公式サイト限定販売のE7Proとの違いについて、私なりの視点で触れた上で、では何故私がE7Hを選んだのか、また選んだ際に気を付けた点について触れたいと思います。

製品レビューという視点で考えるなら、既に私自身が電動昇降式デスク自体に価値を見出しているので、忖度云々抜きにしてほぼ気に入ってます

今回の製品も使い始めて間もなく1ヶ月になります。とともに、そう自宅に何台も違うメーカーの電動昇降式デスクを置ける訳でもないと思うので、基本的には比較レビューみたいなことは出来ない訳です。なので、この製品に限った良い点、惜しい点について触れたいと思います。

尚、いつものことではありますが、今回の製品提供レビュー、この価格のモノを提供頂いた、ということで羨ましい方も多いと思いますし、だから信用ならん、という方もいるとは思いますが、製品以外には金銭その他の授受は一切ありません

あと、途中で出てくると思いますが、私、今回の電動昇降式デスク提供に合わせて「折角なら自分にとって満足のいくデスクにしたい」と思ったこともあり、結果として提供頂いた電動昇降式デスク以上の金額を払って他の店舗でウォールナット無垢材の天板をオーダーしました(お値段8万円)。

今回オーダーしたウォルナット無垢材の天板についても動画で話しています。
WOODMALLというお店から購入しました。

天板にコダワリがない人であれば、この金額あれば普通にFlexiSpotで同じE7H天板付きが買えます。となると、私、実質今回自動昇降デスク買ったような出費してますので、その点も少し心に留めておいて頂けると嬉しいです。

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  1. 電動昇降式デスクってそもそも必要?メリットとデメリットについて
    1. 「最初は面白がって上げ下げするけど、その内飽きて一切触らなくなる」
    2. 一番大きなメリットは「作業環境や内容に合わせて机の高さの微妙な調整が可能」なこと
    3. 昇降範囲をチェック。特に「どの程度まで机の高さを下げられるか」
    4. 電動昇降式デスクのデメリット
  2. 電動昇降式デスクを導入する際に意識するポイント
    1. 「どんなデスクにしたくて、何を使い、そのためにはどの程度の空間の余裕が必要か」を予め把握しておく
    2. 私のイメージしていた配線整理を実現するには天板のサイズを大きくする必要があった
    3. 「コの字型」と「エの字型」の見逃しやすいポイント
    4. スペックシートの数ある項目の中でチェックするのは「昇降範囲」(特にどこまで下げられるか)
    5. キャスターを付けるとその分机の高さが上がってしまうので注意
  3. FlexiSpot E7H組立の過程で気になった点
    1. 作業スペースは余裕を持って確保しておきましょう
    2. 組立自体はそこまで大変ではないが、説明書に一部間違いがあるので注意
    3. キャスターやカグスベールは組立時に取り付けておく
    4. 天板を別途用意する場合、ネジ穴の図面をお願いしましょう
    5. 本体を起こす際に「一人では厳しい」と感じたら
  4. 最後に。
    1. 組立がハードルになってる方は+6,600円で「現地組立」オプションを付けられる
    2. 分からないこと、気になることはお気軽に質問してください

電動昇降式デスクってそもそも必要?メリットとデメリットについて

電動昇降式デスクってパーツ1つ1つが既に重たいんです。組立も大変だし。

まずは電動昇降式デスクのメリットとデメリットについて。

この辺り興味ない方は後半まで飛ばしてください

これについては散々言われていることではありますが、一般的に昇降式デスクの存在意義は「時々立とうね」ということだと思います。座って作業する、というのは身体にとっては良くないんだよ。研究によると座り仕事を○時間毎日している人は寿命がうんたら、みたいな話も出た当初から言われていました。なので「立とうね」と。

これ自体は強ち間違いではないですし、実際時々は立った方が良い。というか、立って作業しなくても良いから、とりあえず「座りっぱなし」は止めよう、と。ただ、これは「立ちっぱなし」も同様で、要は長時間同じ姿勢、「っぱなし」自体身体には良くないわけです(元立ち仕事(接客業)をしていた経験上)。

なので、最近はスマートウォッチにも1時間に1回は「立て」機能が付いている訳ですが、個人的にはこのタイミングだったり、お花摘みのタイミングで電動昇降式デスクをスタンディングデスクモードに変えて作業して、疲れたらまた座る、みたいな使い方が良いんじゃないか、と思います。

眠くなってきたら時々立って仕事をすると眠気が覚める、という話もありますが、私眠くなっちゃった時点で椅子から離れて仮眠とっちゃうのでダメです。その辺、廻りに人がいない環境で仕事している者の特権かもしれませんが。

「最初は面白がって上げ下げするけど、その内飽きて一切触らなくなる」

ただ、よく言われることがあります。それが「最初の一週間くらいは面白がって上げたり下げたりしてるけど、その内飽きて一切触らなくなる」

これも結構その通りで、私も実際いままで7年間使ってきて、そこまで頻繁には昇降させておりませんでした。なので、この目的のためだけに買うのは、なかなかハードルが高いし、結局使わなくなってしまう気もします。

じゃあ昇降式デスク、意味がないのか、というとそんなことはなくて、個人的に一番大きいな、と思っているメリットが「作業環境、作業内容によって机の高さの微妙な調整が可能」というのがあります。
これは私、かなり重宝している、というか、ほぼそのために使っている、といっても過言ではないです。

一番大きなメリットは「作業環境や内容に合わせて机の高さの微妙な調整が可能」なこと

世の中のデスクの高さ、あまり何も考えず使っている人は別として、基本的に意外と「高い」と思いませんか?

これ、デスクの規格が決まっているのでだいたいどの机も高さが同じなのですが、結構多くの方にとって「微妙な高さの不便さ」は感じながら使われているのではないか、と思っています。

作業中は椅子のアームレストと机の高さを同じにするのが理想と言われています。
この微調整が普通の机だと案外難しかったりします。

これ、椅子の高さも同じで、多くの方はそのためにフットレスト等を使われてある程度は調整されているとは思うのですが、実際に私も椅子の高さを最適に調整して机に向かうと机の方が高くて使いにくくなります。なので、大抵は椅子を机の高さに合わせて、フットレストで調整したりすると思うんです。

これも快適さに結構影響してしまう上に、折角高級オフィスチェアを買っても、意外とこの部分ちゃんと調整で来てなくて本来の良さを活かしきれてないことも多々あります。

電動昇降式デスクだとこれが微調整が出来るんです。

製品によって最低高(一番下まで下げた時の高さ)は多少異なるのですが、私の使っているE7Hだと63.5cmまで下げられます。個人的にはもう少し下げられると理想です。

ちなみに私の身長は177cmです。単に足が短くて座高が低いだけかもしれませんが、これ、意外と言われていて、60cmくらいまでは下げたい、という方も結構見かけます。

昇降範囲をチェック。特に「どの程度まで机の高さを下げられるか」

FlexiSpot E7Hは63.5cmまで下げられますが、ここに天板の厚みを加えると、それでも「少し高い」という方は結構いると思います。

なので、電動昇降式デスクを選ぶ際の最初のポイントとしては「どの程度まで机の高さを下げられるか」を比較検討の際のひとつとして考えると良いと思います。

机の高さを細かく微調整できることで、結果としてあなたの使っている椅子も最適な高さや座り方で使うことができる。

座る、というだけで負担が大きい、と言われている中で、椅子と机の高さを最適化出来る、という点で、電動昇降式デスクは大きいと思っています。

これだけならある程度高さを調整出来る普通のデスクでも良いんじゃないか、という意見もあると思います。ただ、使う椅子や作業の内容によって微妙に机の高さを上げたい、下げたい、という時が出てくるんです。そういう時にどれだけ楽に調整出来るか、ということを考えると、電動昇降式デスクってかなり魅力的だと思っています。

続いての地味なメリット。それは机裏と机下の配線整理がしやすい、ということです。

完成後、今回ここまで配線をまとめられましたが、配線整理の作業中、高さを上げる&動かすことでだいぶ楽になります。

一度デスク環境を整えてしまえば、あとは机上はほぼ弄らないし変えることもない、というのなら別ですが、私のように気分を変えたい、気がついたら色々机上の環境が変わっている、みたいな人が困るのが、机上を変えれば、その分机裏の配線がゴチャゴチャになるということです。

机下を見るとクチャグチャになった配線を目にすることになります。

まぁ電動昇降デスクでなければ高さ変えたときにケーブル巻き込んで思わぬ事故(机の上のモノが引っ張られて落ちる、など)にはならないので大したことではないと思うのですが、ケーブル同士が絡まったり、机下のコンセント周りがケーブルだらけで掃除機がかけにくくて気がついたら埃が溜まっていた、なんてこと、良くあると思っています。

入れ替え前の私の机下の配線。もうゴチャゴチャで昇降させるのも怖いくらい。
でもこれらを弄る際に高さを上げることで、とても作業しやすくなります。

でも机の高さが低いと、机下に潜って作業するのも一苦労なんです。でもこうしたときに机の高さを一時的に上げると、それだけで作業が格段にしやすくなります。

電動昇降式デスクのデメリット

続いてデメリット。

「重い」

とにかく重いです。

冒頭で紹介した先日のレビュー動画でもほぼそのことがメインで語っていますが、組立自体も大変ですが、今回のように壊れた電動昇降式デスクを解体して処分するのにも一苦労です。

あと、キャスターなりカグスベールなりを足の部分に取り付けておかないと、移動させるだけでもかなり大変です。

なので、電動昇降式デスクを買ったら、当分は机の入れ替え、場所の移動は行わない、くらいの覚悟は必要かもしれません。もちろん解体と組立だけでそれだけかかったわけではありませんが、私、今回の入れ替え作業、机上の整理と配線周りも含めたら、すべて終わって落ち着いたのが明け方の5時。実質14時間近くかかりました

もちろん組立は1時間前後、解体も同じくらいしかかからないのですが、当然その前後には溜まった埃の除去から一時的に避難させておくための空間の確保、片付け終わった後は粗大ゴミや可燃ゴミ等で回収されるまでは保管しておかないといけないわけで、それは普通の机とは比べものにならない面倒くささです。

机本体で30kg前後、天板も合わせると50kg前後になりますので、作業の際にも腰その他やられないように注意しましょう。

かなり重いので、気になる方はデスク下に下記のようなマット等を敷くことをオススメします(私自身、下記のマットを敷きました)。

1年半前に今の部屋に引っ越してきた際に敷いたのですが、今回入れ替えにあたって旧デスクを解体した際にマットとキャスターの接している部分を見てみたところ、しっかり凹んでいました。

しっかりとキャスターの痕が。
フローリングのままで凹むとは限りませんが、精神衛生上良くないですよね。

フローリングに直に接地した場合に凹むかどうかは分かりませんが、精神衛生上良くないので、気になる方にはオススメです。

電動昇降式デスクを導入する際に意識するポイント

ということで、これらのメリット、デメリットを理解した上で、電動昇降式デスクを導入するとします

他社製はとりあえず私は試したことがないので分かりませんが、ここではFlexiSpot製を選ぶことにします。

ちなみに電動昇降式デスク自体を検討される時点で幾つかのメーカーが選択肢に上がると思いますが、もちろん細かい違いはありますし、人によって好みはあると思いますが、(今回製品提供されたから、といって忖度している訳ではなく)普通にFlexiSpotは選んで問題ないメーカーのひとつだと思います。

もちろん提供レビューも多いですが、ネットを眺めていればとりあえずFlexiSpot製の電動昇降式デスクを使っている人は結構見かけると思うんですね。私も7年前に購入したのはFlexiSpot製でしたし、まだ「定番」と呼ぶには早いとは思いますが、要はそれだけの年数、電動昇降式デスクを出し続けてきていて、それなりにユーザーもいる、というのは、それだけ情報も多いし、技術やサポート、ノウハウも蓄積されている、ということだと思うからです。

なので、もちろん他社がダメ、という訳ではないので、他社で今私が書いたような「定番」感を感じるメーカーがあるなら、そのメーカーがあなたにとっての最良の選択肢だと思います。

さて、その際に価格で比較的手頃なモデルを選ばれる場合もあると思うのですが、今回のレビューは一応上位モデルのE7Hです。

今回選んだE7H。
でも多分多くの人が悩むのが、これとE7ProとE7、更にE8と違いが分かりにくいこと。

で、この辺り、幾つかモデルがあって選ぶの難しいんですよ。E7HだけでなくE7Proというモデルもある。

ネットでもE7Hよりも人気&評価が高い気がするE7Pro。
ただこちらにはこちらの悩みもあると思ってます(後述)

ProというからにはHよりも高性能なのかもしれない。でも見てみると違いがよく分からない。あれ?E8ってのもあるぞ。数字が多いからこっちのほうが良いのか・・。など。

簡単に言うと耐荷重の違いだったり、足の位置(エの字型なのかコの字型なのか)だったり、昇降の高さの範囲だったり、とあるんですが、これが結構分かりにくいし、何が自分に合うのか分からないし、で結構面倒くさいと思います。

実際私も今回、似たようなタイミングで電動昇降式デスクの購入を検討している知人何人かから相談というか質問を受けたのですが、即答は出来ませんでした。

これについては絶対的なひとつの答があるわけではないので、今回はあくまで私がどういう視点でE7Hを選んだかについてお話したいと思います。

「どんなデスクにしたくて、何を使い、そのためにはどの程度の空間の余裕が必要か」を予め把握しておく

大切なポイントとして、まず

「自分がどういうデスク下にしたくて、何を使い、そのためにはどの程度の空間の余裕が必要か、を予め把握しておくこと」

というのがあります。

今回組み立てて、デスク上を整理した後の外観。
ただ広ければ良い、というのではなく、自分がどういう使い方をするのか、など予めイメージ、把握しておくことをオススメします。

冒頭の動画でも触れたのですが、私は今回、天板を別途オーダーしました。

WOODMALLというネットショップなのですが、その際に単に木材の種類に拘っただけでなく、サイズも今までの1,400x700mmから100mmずつ大きく、1,500x800mmにしています。本当は1,600mmにしたかったんですが、我が家の設置場所の事情からもう100mm伸ばすのがちょっと厳しかったのです。

で、この理由が「デスク裏、デスク下の配線周りをなるべく見えないように整理したかった」というものです。

もちろんこのサイズにしなくても整理して見えないように、綺麗に整理することも出来るのですが、私は今回、正面から見たときにまるで純正の付属品かと思うくらいに「目立たず」「如何にもケーブルラックです、といった雰囲気を見せず」にケーブルの整理をしたかったのです。

その結果選んだのが、配線周りの整理ではお馴染みの2製品「山崎実業デスク下 天板ケーブルラック ロング ブラック」と「エレコム 電源タップ 10個口 2m」です。

ケーブルラックも電源タップも1つだけにしても良いのかもしれませんが、デスク下を覗いたときに、中央辺りにひとつだけ吊り下がる形で黒く四角い物体が付いているよりは、横に2つ並べて、さも最初からあるかのように、かつ何かその前のモーター部分と違和感なく溶け込むような感じにしたかったのがあります。

FlexiSpotロゴのあるケーブルカバーの後方の2つの黒い物体が山崎実業デスク下ケーブルラック。
元々付いていたような一体感のある雰囲気にしたかったので、2つ並べて取り付けました。

あとは私のデスク上とその周辺(横にTV等も置いてあるので)の電源周りをすべて賄うとなると、近くのコンセントが2つしかない以上、それをフルに活用して10×2で20口、それもなるべくケーブル類がデスク下にゴチャゴチャしないように全て昇降デスク下のラック内に収めて見えないようにしたかった。そのための電源タップx2個です。これを左右のケーブルラックに1つずつ入れました。

10口の電源タップが左右で2つ(計20口)あると、電源だけでなく配線もだいぶ余裕を持って整理出来ます。

私のイメージしていた配線整理を実現するには天板のサイズを大きくする必要があった

で、これをやるために必要なのが、当然「このケーブルラックをデスク裏にネジ止めする際に必要な設置スペースを確保する」ということ。

山崎実業のケーブルラックは635x120mmとなります。これを2つ並べる、となると、それだけで単純計算でも幅1270mm、奥行が120mm必要になります。

通常の1400mmの天板で行けそうな気が一瞬するのですが、設計図通りに固定足をネジ止めすると、それぞれ天板端から100mmのところに留めることになります。となると、左右足の間のスペースは1270mmもないんです。1500mmの天板にするとほぼジャストサイズとなります。これが第一条件。

続いて奥行。120mmくらいであれば余裕なように見えるのですが、ここでE7HとE7Proの違いが出てきます。

E7Proは横から見たときに「コの字型」に見えるフレーム。
足が奥にあるので、手前に余裕があるのが魅力的、と一般的には言われていますが・・。

一般的には横から見たときに「コの字型」に近い、より足が奥にあるE7Proのほうが足回りに余裕があり、また収納棚なども設置しやすいのでオススメ、とされているのですが、問題は

足が後方にあることで、モーター部分(天板下の左右に走る本体部分)の位置もより後方となってしまう」ため、「その後ろのスペースが狭くなってしまう

ということです。

追加で後方にケーブルラックを取り付けたい、と考えるとスペースが足りない(狭い)のです。
これが「コの字型」の見過ごされがちな欠点かな、と思っています。

「コの字型」と「エの字型」の見逃しやすいポイント

実際にE7Proを愛用されている方のポストをSNSで目にしたのですが、悩みとして「お馴染みの例の白のケーブルラックが後ろのスペースが狭くて取り付けられなかった」とありました。

このお馴染みの例の白が山崎実業かどうかは分かりませんが、実際より「エの字型」で足が横から見たときに中央に近いE7Hのほうがモーター裏部分の設置スペースが広いのは確かだと思います。

ただ、それでも単純にケーブルラックのみを取り付けるのであれば奥行700mmだとギリギリになります。それなら大丈夫そうに思えるのですが、私の場合は更にその後ろにモニターアームを取り付けたかったのです。

となると、モニターアームの台座の部分が取り付けられるスペースが更に必要になります。ということで、100mm(実質前後にそれぞれ50mmずつ広がる形ですが)伸ばすことで、ほぼギリギリでケーブルラックとモニターアームを取り付けることが出来ました。

奥行を100mm増やして800mmにしたのは、後方にケーブルラック+モニターアームのクランプを取り付ける必要があったため。
800mmでもギリギリ(ジャスト)でした。

これに関しては、「だから1500x800mm以上は必須」という意味ではありません。

ケーブルラックが1つだけで充分なら、当然ケーブルラックが設置されていない左右のスペースに空きがあるので、そこにモニターアームを取り付けられますし、それなら1400x700mmでも充分です。ただここでお伝えしたいのは、ポイントとして挙げたように、

「自分がどういうデスク下にしたくて、何を使い、そのためにはどの程度の空間の余裕が必要か、を予め把握しておくこと」

ということです。

自分が考えているデスク周りの構成を考えたときに、それらをうまく整理するには、何がどれくらい必要で、それを使えるようにするにはどの程度のサイズが必要か、という点は事前に考えておく必要がある。

もちろん設置スペースの事情はあると思いますが、単純に「デスク上の作業スペース」というだけでなく、デスク下、デスク裏も含めた上での使い勝手にまで想像を膨らませてみてほしいな、と思います。

スペックシートの数ある項目の中でチェックするのは「昇降範囲」(特にどこまで下げられるか)

続いて意外と見過ごされがちな「机の最小高」の話。前半でも触れましたが、個人的には電動昇降式デスクの強みのひとつがこの「自分にとって最適な机の高さにその都度調整出来る」というのがあります。

ただ、最大高?(スタンディングデスクにしたときの最大の高さ)はどのデスクもほぼ問題ないのですが、「どれくらいまで低く下げられるか」がデスクによって意外と異なるので、この部分、予め自分の今まで使っていたデスクの高さなどを計った上で目安にすると良いと思います。

仕様を漠然と眺めていても分かりにくいのですが、まずチェックすべきなのは
個人的には「昇降範囲」、特に「どこまで下げることが出来るか」だと思います。

というのも、今回触れたE7HとE7Proでもこの高さが違うんです。ここに関しては私にはE7Proのほうが合っていたかもしれません。昇降範囲に関しては、

E7H 63.5~128.5cm
E7Pro 60~125cm

ということで、E7Hのほうが3.5cmずつ高いのです。たかが3.5cmなのですが、意外とこの差が大きいんです。

実際の机はこの上に2~3cmの天板を載せるので、例えば3cmであればそれぞれ66.5cm/63cmになります。更に電動昇降式デスクは前半でも触れましたが「重い」。

となると、移動が大変なので「キャスター」などを予め付けておくのがオススメです。ただ、キャスターを付ければ更にそこから数cm高くなります

ちょうどこの60~70cmくらいって多くの方にとって最も使う高さだと思うんです。そこが数センチ違うだけでも意外と快適さが違ってきます。

ベストな机の高さは腕を下ろして肘を90度に曲げた時の高さと言われています。その高さに合わせて椅子の座面の高さも調整、アームレストも机と同じ高さに合わせます。それが意外とこの机の数センチの高さの違いで変わってきてしまうんです。

キャスターを付けるとその分机の高さが上がってしまうので注意

ちなみに私の場合、キャスターを取り付けてしまったこともあって、若干机の高さが高くなってしまったため、椅子の高さも上げざるを得なくなりました。でもそうすると今度は足(腿裏)と床が平行で無くなる。足の裏がしっかり床に接地しない。その辺りの微妙な調整に、意外とこの数センチが響いてくるので、ご自身の最適な高さはある程度把握しておいたほうが良いと思います。

(ちなみに私はキャスターを付けてしまいましたが、この部分を「カグスベール」などにすれば高くせずに済みます)

ただ、この辺も難しいですね。もちろん個人差に拠るところも大きいのですが、私の場合でも、デスク下にメインで使っているPC(自作したタワー型の)を設置したかったのですが、このケースが結構大きいので、E7Hの63.5cmでほぼギリギリ入る高さだったんです。

最低の高さ(63.5cm)にした時に、私の使っているデスクトップPCだとギリギリ机下に入る高さでした。

私の場合、デスクの高さを最低の63.5cmで使っているのですが、もしこれが60cmまで下げられたとしても、結局PC本体と当たってしまって下げられないので、結果として高さ的にはE7Hで良かったかもしれません。

FlexiSpot E7H組立の過程で気になった点

入れ替えの過程等は前述の動画で載せているので、ここからは組立の過程で気になった点などについて書いていきたいと思います。

作業スペースは余裕を持って確保しておきましょう

まずは作業場所の確保。単純に設置する面積だけでなく、その倍以上の作業スペースは用意しておきましょう。

元の机から入れ替える場合には、予め解体した上で邪魔にならない場所に移動させておく。埃がだいぶ溜まっている可能性もあるので、掃除機をかけておく、なりして作業だけができる状態にしておくことをオススメします。

コンパクトなもので良いので、電動ドライバー(とドリル)を用意しておくことをオススメします。

組立は設置する場所の近くで行わないと(キャスターやカグスベール等を取り付けていない限り)完成後の移動は非常に大変です。何せ本体だけで30kg前後、天板含めると50kg前後になります。

完成後のデスク上に設置する予定のモニターやモニターアームなどをとりあえず置いておく空間も別途必要なので(まぁ部屋に余裕がある方は別部屋に避難させておいても良いのですが)とりあえず余裕を持った作業スペースの確保は必須です。

私の場合、夫婦共用のリビングルームで使うので、リビングルームがデスク環境をすべて戻し終えるまで、足の踏み場もないくらいに余裕がありませんでした。

というのは、送られて来た際の梱包材一式等も当然あるので、それらをその都度移動させないとどんどんスペースを圧迫するからです。

組立自体はそこまで大変ではないが、説明書に一部間違いがあるので注意

作業スペースが確保出来たら後は組立作業ですが、これ自体はそこまで大変ではありません。

ただ、最初に天板に本体部分をネジ止めするのですが、説明書の図が少し間違っているので、その点に注意が必要です。

一部部品の向きが違うので「どちらを左側、どちらを右側にするのか」といった細かい部分が若干混乱します

あと、中央位置を決めるのが図だけだと分かりにくかったです。これ、良く考えてみたら単純で、とりあえず左右の幅に合わせてネジ止めした後に、中央部分のセンター位置を真ん中に持ってきてから中央のネジ止めと固定をすれば良いだけなのですが、均等に左右を広げていかなければいけないのか、と思って当初かなり神経使いました(必要なかった)

キャスターやカグスベールは組立時に取り付けておく

あとは順番に足を取り付けていくだけなのですが、その作業自体は特に迷う部分はありません。ただ、最後に繰り返しますがキャスターやカグスベール等は向きを反転させる前に取り付けておく(つまり組立前に予め用意しておく)ことをオススメします。

キャスターやカグスベールは大事。あるのとないのとでは後々作業のしやすさが大きく変わります。
後でも取り付けられるのですが、ちょっと手間がかかるのと、油断するとちょっと危ないので注意が必要です。

もちろん完成後、使っている内に必要性を感じてから取り付けても良いのですが、意外と面倒です。あと、私、以前のこの作業中に油断して指挟みそうになりました。その辺りについては以前のこちらの文章をご参照ください。

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引越を終えて1ヶ月が経ちました。ようやく部屋も落ち着いてきたのですが、引越直後になるべくやっておきたかったことの内の一つに「PCデスク周りに傷防止のためのチェアマットを敷く」というのがあります。賃貸において床がある程度傷が付いたり凹んだりし...

前述のケーブルラック等を取り付ける場合には、この時点で天板にある程度取り付け位置を決めて穴を空けておいた方が良いと思います。完成してから机下に潜ってネジ止めすることも出来るのですが、位置がズレないようになるべく正確に取り付けておきたいなら、この時点での作業がオススメです。

天板を別途用意する場合、ネジ穴の図面をお願いしましょう

尚、天板をオリジナルで別途用意する方は、ネジ穴の位置が分からないと思いますが、こちらはFlexiSpotの問い合わせフォームより「○○x○○mmのネジ穴の図面をお願いします」とお願いするとPDFファイルで送ってくれます。

図面はPDFで送ってくれます(私の場合は問い合わせた翌日には送ってくれました)
図は標準の1400x700mmのもの。私は1500x800mmも合わせて送ってもらいました。

天板オーダーの際に鬼目ナット加工もお願いしたい場合には、この図面を送れば良いですし、自分で加工したい、ネジ止めしたい場合にもこの図面は便利だと思います

(もちろん自分の好きな位置にネジ止めしても良いのですが、耐荷重のバランス等を考えると、個人的にはメーカー標準のネジ穴位置に止めておくのが無難かな、と思います)。

本体を起こす際に「一人では厳しい」と感じたら

あとは最後の難関、すべて組み終えた後に本体を180度転がして起こす作業です。

結構一人でも工夫して起こしている方もいるので、大丈夫といえば大丈夫だとは思うのですが、私は無理でした

先ほど触れた「作業スペース」が「倍以上」と言ったのはこれが理由なのですが、組み立てた部分から転がして起こす分のスペースが必要なので、倍以上になります。で、このスペースの余裕がないと、かなり強引に持ち上げないといけないので、中途半端な持ち方になってしまったりして、結構危ないです。

なので、一人で行う場合は当然ですが、二人で作業する場合でもある程度作業スペースと設置スペース周りに余裕を持たせておきましょう

ちなみに、私の場合はケーブルラック等もネジ止めしたこともあって、天板側に掴む箇所の選択肢があまり残されていなかったため、余計に掴みづらく、結果として一旦天板を取り外して本体のみで置き直しました

起こした上で、上に天板を載せ直して、下からネジ穴を合わせてネジ止めし直す、という方法を取りました。これだと天板の重さがないので、30kg前後、本体も掴みやすいので比較的一人でも起こしやすいです。ただ、下からネジ穴を合わせてネジ止めするのは結構大変なので、どちらのやりやすさを取るか、ですね。

組立の過程で気になった点はこれくらいです。

最後に。

もちろん好みの天板を別途用意したのも大きいですが、全体としての満足感も高いです。

最後に今回改めて電動昇降式デスクを入れ替えてみて。

まずは「電動昇降式デスクにして良かったか」について、ですが、これは個人的には良かったと思っていますし、それ以上に現時点では重さや解体などの手間を考えても、私の中では電動昇降式デスクを選びます

どれだけ普段スタンディングデスクとして使っているか、と言われると冒頭で触れたように、そこまで使っている訳ではないのですが、「立って作業することも出来るけれど、立つかどうかは自分で決められる」のと「そもそも立って作業すること自体出来ない=そういう選択肢がない」では全然違います。

また私の中ではそれ以上にやはり自分にとってその都度最適な机の高さに変更することが出来る、というのは大きいです。そこが通常の机に戻れないひとつの理由でもあります。

もちろん私に最適な机の高さを算出して、それに合った机を探せばあるかもしれません。ただ、例えば私の場合、使っている椅子も2種類あり、それぞれに座った時の高さが異なります。(10年近く使っているアーユルチェアはもう少し座高が高くなる)となると、椅子によって高さを変える必要が出てきます。

また一応この作業用デスクは妻と共用しています。となると、妻と私では最適な机の高さも違うんですね。それをひとつの高さに固定された、もしくは固定されていなくても手動で調整するようなタイプの机では厳しいと思いました。

組立がハードルになってる方は+6,600円で「現地組立」オプションを付けられる

ちなみに「とはいえ、色々調べてみても、やはり自分で組み立てるのは大変だし面倒。更に梱包材その他一式の処分もあるから・・」と考えている方には、+6,600円で現地組立オプションを付けることも出来ます。

6,600円かかりますが、組立だけでなく、組立後の梱包材その他一式の回収も行ってくれるので便利です。

私は電動昇降デスクでこのオプションを付けたことはありませんが、この家財おまかせ便、かなり便利です。

家財によって価格や内容など異なりますが(そもそも組立の要らない家電等もあるので)梱包材その他一式を持ち帰ってくれるだけでも全然楽さが違いますし、更に今回のような2人以上でないと重すぎて移動させること自体難しいようなものをその場で組み立ててくれるのはかなり大きいと思います。

私が6,600円で全部やれ、と言われたら、組立だけならやらなくもないですが、持ち上げたり移動させるだけでウンザリですし、何か起きた時の責任も取れないのでやりたくありません。

分からないこと、気になることはお気軽に質問してください

ということで今回はFlexiSpotより提供頂いた電動昇降式デスクE7Hのレビュー(ブログ版)となります。

尚、今回の内容の中で、もしかしたらあなたの知りたい部分が触れられていない、といったことがあるかもしれませんが、もしそれが「不満な点」「欠点」といった部分だったとしても、別にそれは忖度して書かなかったわけではなく、単純に書いている最中に気付いていないか、敢えて書くまでもないほどの些細なことのひとつ(ネガティブな部分だけでなくポジティブな部分でも文量の関係から省いた部分も色々ありますので)だったので書かなかっただけだと思います。

なので、もしその辺り質問などありましたらお気軽に問い合わせフォームからコメント頂ければ、と思います。もしその内容が「あ、確かにそれはあるな。書き忘れてた。」と思う内容、必要だと思う内容であれば、それはしっかり追記もしたいと思いますので、是非コメントお待ちしています。

快適作業を支える人間工学デスク・チェア・ソファ・家具 | FlexiSpot 公式ストア

電動昇降式デスク・E7H | FlexiSpot 公式ストア

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