[日用品] 指輪型ウェアラブルガジェット、Oura Ringの第3世代を1ヶ月使って気づいたこと。

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[日用品] 指輪型ウェアラブルガジェット、Oura Ringの第3世代を1ヶ月使って気づいたこと。

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昨年の第2世代から使い始めている、指輪型ウェアラブルガジェット、Oura Ring。今回第3世代にアップデートされたことで、私自身も買い直し、今ではほぼ24時間着けっぱなしで愛用しています。

私自身は非常に気に入ってはいるのですが、価格もそれなりにしますし、また情報も限られていることから、興味はあるものの悩まれている、という方もいらっしゃるのではないか、と思います。そこで今回は、第2世代から1年以上、その後第3世代を1ヶ月強使ってみて、気づいたことをまとめてみようと思います。

なお、紹介コードから購入されると「40ドル引き」になります。

なお、このリンクは5名までしか使えないようなので(なぜ5名までと制限しているのかよく分かりませんが)、タイミングによっては既に使えなくなっている可能性もありますので、ご了承ください。

この紹介キャンペーン、何故かこうして紹介できる人数が毎回決まっていまして、前回は掲載して1週間と経たずに5名利用頂いたようで、あっさりと上限に達して使えなくなってしまいました。その後、何度か「紹介リンクまた発行して」とお願いしていたのですが、結局復活することはなく、残念に思っていたのですが、今回改めてのリンク復活となったようです。

第2世代と第3世代、使用感は大きな変化はなし。それよりもフィット感が大事。

1年使ってきた第2世代(手前)と今回購入した第3世代(後ろ)。
指輪の裏側は違いがありますが、見た目はほぼ変わりありません。というか、同じ。

この辺りについては、前回到着時のレビューでも触れていますので、Oura Ringって何?といった基本的な部分も含めて興味のある方はそちらをご覧ください。

指輪型ウェアラブルガジェット、Oura Ring(第2世代)を使い始めてから1年が経ちました。途中、使い方が若干変わりましたが、基本的にほぼこの一年、毎日使っていました。そうした中、先月第3世代が発表...

で、実際に使ってみて、ですが、ユーザー側が確認できる情報的には、第2世代も第3世代も現時点ではそこまで大きな違いはありません。一応、第2世代では睡眠時とワークアウト時のみだった心拍数等のデータ計測が24時間になったり、計測出来る項目が増えたり、といった部分はあると思うのですが、その辺りはユーザー側は詳しく見ることは出来ません。

まぁ見えたとしても、それらのデータを私達一般ユーザーが見て何かの参考に出来るか、というと別なので、結果として第2世代よりもより多くのデータを、24時間計測し続けることで、より分析や精度に差が出てくるのではないか、と個人的には思っています。

というのも、こうしたヘルスケア系のガジェットって、スマートウォッチ以上に、どれだけ着けっぱなしにしているかより、1日の中で計測できている時間がどれだけ長いか、というのがきっと精度に影響してくると思うからです。

で、これはあくまで私の場合ですが、第2世代のときには「睡眠時」しか身に着けていませんでした。これには2つの理由があるのですが、それはひとまず置いておいて、第3世代になって24時間ほぼ着けっぱなしにしていることで、実際ここ最近の計測結果から出てくるヘルスケアのステータスに関しては、従来よりも「より実感(自分で感じるパフォーマンス)に近いかな」と感じることが多いです。

以前(第2世代)は心拍数や体温変動なども結局は就寝時しか測れていなかったのが、日中の活動時も計測されているわけですから当然ですね。

で、この24時間ほぼ着けっぱなしにするようになった理由が2つあります。

  • 24時間計測されるようになっただけでなく、それがアプリ上でも表示されるようになった。
  • 単純に第2世代のときはフィッティングを甘く考えていて、日中着けていて違和感があった。

ということです。24時間計測に関しては、一応第2世代でも裏では計測していた、という話もあります。ただ、それが反映されるのが、日中のワークアウト時のみで、その部分しかアプリ上でも確認できなかったので、「なんだ、別に日中着けててもあまり意味がない」気がしてしまっていたんです。これは確かに大きいです。

ただ、もう一つ大きかったのが、単純に第2世代のときには、指輪に慣れていなかったこともあり、ある程度どの指でも着けられるように一回り大きいサイズで注文してしまったんですね。その結果、日中指にしていて違和感(異物感)があって、邪魔に感じることが多かったのです。なので、先程の理由と合わせて「どうせ日中は大した計測もしなければデータも残らないし、着けてて邪魔だし、寝るときだけでいいや」と思ってしまった、というのが一番の理由です。なので、指輪のサイズに関しては、購入時に予め送られてくるSizing Kitを1日から2日、ほぼ着けっぱなしにして、フィット感を確かめてみて欲しいと思います。

惜しい点:アプリの完成度がまだ不十分。第2世代からほぼ変わっていない。

これが現時点では惜しい点ですね。一応アプリ上に計測データは保存は出来ているのですが、不十分、と書いた理由は2つ。

  • iOSのヘルスケアやAndroidのGoogle Fitとの連携が不十分。
  • Premium Membershipで使える(と思われる)機能が何なのか、アプリを見てもサッパリわからない。

まずは連携について。Ouraアプリは一応iOSのヘルスケアアプリやAndroidのGoogle Fitと連携でき、取得した計測データを反映させることが出来ます。ただ、この連携が不十分です。というのも、

  • 心拍数は睡眠時のものしか連携、記録されない(iOS、Android)
  • 睡眠の質は心拍数変動は記録されても、眠りの深さなどは反映されない(Android)

恐らくこの部分のシステム、第2世代のままになっているのではないか、あまりまだアップデートがされていないのではないか、と思いました。一応アプリ側では第3世代で追加された計測データについては反映、分析されているものの、それらをiOSやAndroidの純正アプリ(ヘルスケアやGoogle Fit)に書き出す際の連携が不十分なままな気がします。

ずっとOuraアプリだけを使い続けるのであれば問題ないと思うのですが、やはりこうしたヘルスケア系のウェアラブルガジェットを使う方は、今までにも様々なメーカー、ブランドの製品を使ってきていると思います。その際に悩むのが、これら複数のメーカーが独自に計測したデータをどれだけ蓄積し続けられるか、だと思うんですね。その際にやはり便利なのが、OS純正のアプリだと思うんです(ヘルスケアやGoogle Fit)。なので、この点はまだまだ今後のアップデートに期待したいところですね。

睡眠の質に関しても、iOSのヘルスケアアプリでは深さ等含めてしっかり記録されるのですが、Google Fitでは記録されません(Fitbitなどのアプリは連携アプリ等を使えば深さも反映される)。この点でもまだまだアップデートが不十分な印象を受けました。

そしてこれも大きい、というか、気づきにくい点なのですが、現時点では計測したデータは、

クラウドに自動ではバックアップはされていません。

なので、スマホの機種変更をする際には、予め機種変前の端末上のアプリからバックアップを手動でクラウドに上げる必要があります。

また、現時点ではiOSとAndroid版では相互にバックアップを連携することが出来ません。

私は第2世代の1年間、ずっとiPhoneと連携させていたのですが、第3世代に買い替えたときにPixel 6 Proと接続しました。従来の他メーカーのデバイスであれば、クラウドにデータがバックアップされていて、サインインすれば自動で次の端末のアプリ上でも今までのデータが確認できる(つまり今まで蓄積したデータも考慮に入れた上での現時点での自分の傾向が把握できる)ことが多かったのですが、Android版アプリを起動して焦りました。

今までの1年間、蓄積し続けた私の睡眠や心拍数、体温変動などのデータから導き出された現在のパフォーマンスデータが一切なくなっていたんですね。あくまで新規ユーザーと同じ状態になっていました

もちろん私は1年前に使い始めた時点でOuraのアカウントを作成していましたし、てっきりそちらでバックアップが取れているものだとばかり思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。

ということで、Oura Ringを長く使う場合には、現時点では

  • 同じOS同士で機種変すること。
  • 機種変の前にはアプリから手動でバックアップを取ること。

が必須になります。この辺りの完成度がかなり残念だな、と思いました。

一応Ouraにも「Oura on the Web」というページがあって、サインインすれば、手動でバックアップを取っていなくても、最終同期時点までのデータは保存されているんです。

なので、普通に考えればクラウド上の自分のアカウントにデータが残っているはずなのですが、これが機種変時には活かされないのと、このページが使いにくいのが残念です。

注意する点:日本で探すと高くなる。

これは第2世代でも同じだったのですが、日本でAmazonなどで買おうとすると、高いです。

実際私も知り合いの何人かに同じ質問をされました。「Oura Ring、興味あるけど5万円超えって高くない?」と。これ、昨日も普段お世話になっている理学療法士の方からも言われました。

だいたい、皆さんまず探そうとするとAmazonなどで検索すると思うんですね。そうすると大体、単純な輸入代行業者が見つかります。第2世代の頃は正規代理店っぽいお店があって、サポートも含めて日本語マニュアルを付けて(当時は日本語マニュアルはなかったので)販売していたので、まだ多少高くても理解は出来たのです。

ただ、第3世代に関しては、そういうのではなく、「発送までの日数」を考えても、自分で在庫は持たずに、注文が入った時点でOura公式に注文して、届いたら購入者に発送しているだけの、単なる輸入代行に過ぎません

Oura Ringは既に1年前からアプリもマニュアルも日本語に対応しているので、前述のような「日本語マニュアルが付いているから」みたいな付加価値もないんですね。これなら私でも出来ます。手数料として利益上乗せして売りっぱなしにすれば良いだけですから。それで5万円超えです。

で、実際に公式から購入すれば299ドル〜です。冒頭でお知らせした紹介リンクを使えば249ドル。送料込みでも3万円前後です。

確かに英語のハードルは高いかもしれませんが、最近はGoogle翻訳だけでなくDeepLも使えるようになりましたし、Google拡張機能等を使えば、分かりにくい部分だけピンポイントで翻訳も出来ます。

翻訳ツールとして最近話題のDeepL。無料版でもかなり使い勝手が良い、ということで評判でしたが、Chromebookユーザーにとっては(Androidスマホユーザー含め)、公式のサービスやアプリがなか...

住所の入力方法がわからない方は、自動変換サービスもあります。

支払い方法はクレジットカード、デビットカードでもOKです。海外からの購入の中では、直送が可である分、転送サービス等を使う場合に比べてハードルは低いと思いますし、是非試してみて欲しいと思います。

気になる点:Premium Membershipについて。

現時点ではまだまだ本格稼働されていない、サブスクリプションサービスであるPremium Membership。私は第2世代からの移行組で期間内に買い替えをしたので生涯メンバーシップなのですが、これから購入される方は、6ヶ月以降は有料になります。これを心配されている方も多いと思います。

ちなみにOura Ringに限らず、大手のFitbitなどでも有料サブスクリプションであるPremium会員はあり、これに加入すると、より機能が増えたり、計測して確認できるデータや分析等が増えたりします。なので、Ouraだけが特殊、というわけではありません。

ただ、このPremium Membershipがいまいち分かりにくくて(情報が少なくて)

「6ヶ月過ぎたら、お金を払わないとOura Ring自体使えなくなるのか」

といった心配をされている方も多いのではないでしょうか。

これに関しては、FAQのこちらのページに回答があるのですが、

Can I use my Oura Ring Generation 3 without a Membership?

Yes, but you’ll only be able to see your three daily Oura Scores (Readiness, Sleep, and Activity), ring battery, basic profile information, and app settings. In order to access the full suite of features, tailored insights, in-app content, and other dimensions of the Oura app, you must be enrolled in an Oura Membership. The good news is we’re giving all new Oura Ring members 6 months of free membership starting when you first pair your Gen3 ring and app.

となっています。使い続けることは可能ですし、基本的な3つのOuraスコアを確認することが出来るようです。なので、突然まったく使えなくなる、ということではなく、より詳細なデータや今後増えていくと思われる追加機能が使えない、ということかな、と思います。

正直、現時点では、私の中では(生涯メンバーシップですし、Premiumで使っている訳ですが)今回の文章でも書いたように、基本的にはほとんど第2世代と同じような使い勝手です。なので、Premium独自の機能の恩恵を受けている印象はまだありません。

今後、マインドフルネスなどの動画ガイドが見られるようになったり、より詳細な分析が出来るようになったとき(2022年にアップデート予定の項目が幾つかあるので)もしかしたらPremium Membershipが必要になってくるのもしれないな、と思っています。

まとめ:万人受けはしないが、着けっぱなしに出来るヘルスケア・フィットネストラッカーとして便利。

ということで、今回は第3世代を1ヶ月使ってみて気づいた点をまとめてみました。内容上「惜しい点」や「気になる点」ばかりになってしまったため、却って「やっぱり止めようかな‥」「もう少し様子見するか‥」と思われてしまったかもしれません。

ただ、個人的には非常に気に入っていますし、実際気に入っていなければこの1ヶ月、ほぼ24時間着けっぱなしで愛用していることはないと思います(案件でも何でもないので)。実際、サイズが合わずに使い勝手がイマイチだった第2世代でさえ、私は1年間、少なくとも就寝時には毎日身につけていたわけですから。

その魅力は何か、と考えてみると、

  • リストバンドやスマートウォッチと違って、(仕事柄などで)指輪に制限がなければ、こうしたトラッカーにとって最も大切な「なるべく着けっぱなしにする」ことがしやすい
  • 腕時計好きにとっては、自分の好きな腕時計を日々使えるのがありがたい

というのが大きいです。実際、サイズさえフィットしているのであれば、指輪に慣れていなかった私でさえ、こうしてほぼ着けっぱなしで、日中ほぼ存在を忘れてしまっているくらいです。

実際このガジェットは決済も出来なければ、通知も来ませんし、通話も出来ません。ディスプレイもないので、何も情報は表示されません。

ただ、それは裏を返せば、見た目は単なる指輪であり、他の腕時計やアクセサリー、スマートウォッチやスマートリストバンドとの併用もしやすいし、腕時計が苦手な方でも合う可能性がある、ということです。

私自身、今までたくさんのスマートウォッチやリストバンドを使ってきました。また、複数のモノを両手首に着けたり、といったこともありました。ただ、余程趣味でもない限り、気持ちが乗っているとき以外は、邪魔になってしまうのです。だから、私にとっては、一番の魅力は「普段着けていることを忘れられる」ことなんですね。

その意味で、まだまだ未完成な部分はあるかもしれませんが、このOura Ring、個人的にはオススメですし、試してみてほしい日用品の一つです。

最後に改めて:購入の際には、紹介リンクも是非ご活用ください。

なお、紹介コードから購入されると「40ドル引き」になります。

なお、このリンクは5名までしか使えないようなので(なぜ5名までと制限しているのかよく分かりませんが)、タイミングによっては既に使えなくなっている可能性もありますので、ご了承ください。

この紹介キャンペーン、何故かこうして紹介できる人数が毎回決まっていまして、前回は掲載して1週間と経たずに5名利用頂いたようで、あっさりと上限に達して使えなくなってしまいました。その後、何度か「紹介リンクまた発行して」とお願いしていたのですが、結局復活することはなく、残念に思っていたのですが、今回改めてのリンク復活となったようです。

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第2世代と第3世代、使用感は大きな変化はなし。それよりもフィット感が大事。

惜しい点:アプリの完成度がまだ不十分。第2世代からほぼ変わっていない。

注意する点:日本で探すと高くなる。

気になる点:Premium Membershipについて。

まとめ:万人受けはしないが、着けっぱなしに出来るヘルスケア・フィットネストラッカーとして便利。

最後に改めて:購入の際には、紹介リンクも是非ご活用ください。

  • 第2世代と第3世代、使用感は大きな変化はなし。それよりもフィット感が大事。
  • 惜しい点:アプリの完成度がまだ不十分。第2世代からほぼ変わっていない。
  • 注意する点:日本で探すと高くなる。
  • 気になる点:Premium Membershipについて。
  • まとめ:万人受けはしないが、着けっぱなしに出来るヘルスケア・フィットネストラッカーとして便利。
  • 最後に改めて:購入の際には、紹介リンクも是非ご活用ください。