[服飾] また逢えたね。この冬はコーデュロイでいこう。Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy。

[服飾] また逢えたね。この冬はコーデュロイでいこう。Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy。

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今までも何度も書いてきましたが、私は「一生もの」のブランド、というのは存在しないと思っています。一生もの、というのは雑誌をはじめとしたメディアやブランド、メーカーやお店や販売員が決めることではありません。あまり意識せずに日々愛用しているモノ、そして気がついたら長く使っていたなぁ、とある時ふと気がついた時に初めて、それはその人にとっての「一生ものだった」と言えるのだと思っています。

だから「これは一生ものですよ」という店員を私は信用しないし、そうしたことを言葉にしてしまった時点で、その言葉は輝きを失ってしまうと思っています。

ただ、その人にとっての「私、これ本当に好きなんです」というモノの話は好きですし、また本人の中で「長く使っていきたいな」「付き合っていきたいな」という気持ちはとても大切だと思っています。

Old Town Clothing

この冬も、このお店から温かい服が届きました。

ということで、今回ご紹介するこの服に関しても、私は「一生もの」だと薦められたわけでも、また私自身「一生もの」と思って買った訳でもありません。ただ、私はこのお店が好きだし、いつかは実際に訪れたいと思っているし、そのときには愛用して少し擦り切れてしまった服を着て、作った人たちに逢いたいと思っています。

そんな私のお気に入りの服の話です。

Old Town Clothing – classic British workwear – Holt, Norfolk, England

私がここのお店の服について書くのは4回目。毎回思い入れたっぷりに暑苦しい文章を書いてしまうけれど、だからといって誰にでもオススメ出来る、したい、という訳ではありません。ただ、私が好き。私のお気に入り。そうして気がつけば5年以上、ここの服を着ています。特に冬。毎年冬が近くなると「今年は何にしようかな。」と考えるのが楽しみになっています。

何が好きなんだろう?と考えた時、いくらでも巷に溢れているような素敵な表現や歴史や薀蓄も書こうと思えば書けると思うんです。

思い入れが強くなり過ぎてしまって文章に出来なかったり、またするのを躊躇ってしまったり。もしくは暑く語り過ぎてしまって、あとで少し反省したり。そうしたモノがあるというのは幸せなことだなぁ、と思っています...

ただ、最近、なんかそういうのじゃないなぁ、と感じていて、結局なんだろう、と考えた時、私はこの服を

「まだ一度もお逢いしたことはないのだけれど、若い頃から憧れていた国のある街で、素敵だなぁ、と思える二人の男性と女性が開いているお店で作られている、何だかホッとする服」

だと思っています。近いようでいて遠くて、行けるはずなのにまだ行けてなくて、けれど毎回冬が近くなると注文するためのメールの出だしを「なんという言葉から始めよう?」と結構真剣に悩んでしまう。別に親しいわけではないのだけれど、あくまで私は一年に一回しか注文しない遠い日本のお客さんに過ぎないのだけれど、それでもDearから始めたくなってしまう、それは私の一方的な想いなのですが。

“Marshalsea” Lined in Tan Corduroy

Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy

Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy

年が明けると私は40歳になります。最近になって、ようやく「そろそろコーデュロイのジャケットが着てみたいな」と思うようになりました。コーデュロイへのちょっとした憧れ。少しずつ、コーデュロイも似合う大人になりたいな、と思い始めるようになって、先日は初めて、UNIQLOでもコーデュロイジャケットに挑戦しました。

UNIQLOのこの秋話題の、INES DE LA FRESSANGE(ユニクロイネス)初のメンズでのコラボ。評価も分かれているようですが、既に小さいサイズから在庫切れが出てきている「コーデュロイジャケット+E」を発売と同時に買いました。今回は57 Oliveを選びましたが、既に69 NAVYも追加で注文済みです。

試してみたら、思った以上に気に入ってしまって、そうなったらこの冬も毎日のように着られるような厚手のジャケット(コート)のようなモノが欲しくなってしまいました。その時点で決まり。今年はコーデュロイでいこう。そう思って、9月の時点で早めにMarieさんに注文のメールを送りました。

Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy

太畝の厚くてまだまだ固さがあるTan Corduroy。
コート的に着たかったのでジャケット”Stanley”より若干丈も長めの”Marshalsea”を選びました。

昨年はHarris Tweedでジャケットの定番”Stanley”を作ってもらったのですが、

思い入れが強くなりすぎるあまり、なかなか文章に出来ないもの。色々伝えたいと思うあまり、適当に書きたくないから、と書く前からパワーが必要になってしまって、ついつい先延ばしにしてしまうもの。 もちろ...

今年は少しショートコート的に羽織る感じで着たかったので、更に私が初めて注文したときと同じ、4つ釦の”Marshalsea”を選びました。コーデュロイの色は、私の中でコーデュロイと言えば一着は持っておきたいな、と思っていたTanを選びました。

Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy

サイズは初めに注文した時から変わらず36です。

注文はしたものの、ちょうどTanのコーデュロイの在庫がなかったようで、なかなか決済もされず、10月も下旬になり改めてメールで確認してみたら「ごめんなさい。あと数日で出来上がるから。」との返事。そしてそろそろ11月も半ばになって、Norfolk州のHoltからこのジャケット”Marshalsea”が届きました。

Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy

まだまだ固さとコーデュロイの匂いも残る、これから長く着られそうな素敵な一着です。

箱から取り出して既に1ヶ月近く着ているのですが、未だに生地の匂いの残る、厚手でしっかりしたジャケット。まだまだ袖を通しても全体的に固さも残っていて、またStanleyもしっかりしていたけれど、それ以上に少しコートっぽさ、外衣っぽい印象もあって、室内では脱ぐことも多いです。まだまだ私の身体に馴染むにはじっくり付き合っていく必要がありそう。でもそれがまた嬉しい。

ちなみに昨年注文したHarris Tweedも同じでした。5年近く前に注文した同じMarshalseaのNavyのFlannelも馴染むまでに時間がかかった覚えがありますが、今ではどちらもすっかり身体に馴染んでいます。

Old Town Clothing “Marshalsea” Lined in Tan Corduroy

今年もまた逢えたね。これからもよろしく。

この冬もまた逢えたね。これからもよろしく。そんな気持ちでこのジャケットを今日もまた着ています。私にとってはまだこのお店の服は春夏のイメージがなくて、冬が近づくと「今年は何にしようかな」と思い出します。

来年は何を選ぶのかな。そうして一着一着増えていくお気に入りを眺めながら、これからも長く付き合っていけたらいいなぁ、と思っています。

時々お問い合わせフォームから質問を頂くことがあるので、私の大好きなお店の一つでもある、Old Town Clothingの服を日本からオーダーする方法について書いてみたいと思います。 といっても...
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