[服飾] Old Town Clothing “Stanley” 40年以上変わらず、一人の職人の手によって一着一着作られ続ける普段着の定番。

[服飾] Old Town Clothing “Stanley” 40年以上変わらず、一人の職人の手によって一着一着作られ続ける普段着の定番。

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思い入れが強くなり過ぎてしまって文章に出来なかったり、またするのを躊躇ってしまったり。もしくは暑く語り過ぎてしまって、あとで少し反省したり。そうしたモノがあるというのは幸せなことだなぁ、と思っています。

私にとって、今回書こうと思っているOld Townというブランドは、そんなモノの一つ。イギリス北東部Norfolk州Holtで40年以上、全く変わらないスタイルで一人の職人によって、オーダーを受ける度に一着一着その都度作られ続けているそうです。

大好きな服であり、まだ5年程度ではありますが愛用しています。

Old Town Clothing – classic British workwear – Holt, Norfolk, England

Old Town Clothing – classic British workwear – Holt, Norfolk, England

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数年前に一度書いたことがあるのですが、それ以来全く取り上げなかったのは、私にとって三交製靴のように、誰かに話したい気持ちと、あまり言わずに、自分の中の大切なモノの一つとして静かにこれからも着続けたい、という気持ちの両方があるからです。

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そして、そうしたモノほど、冒頭で触れたように、文章にするのが難しいな、と思います。今もこれを書きながら、大好きなモノなのに、いや、だからこそ、気負ってしまってまとまりのない冗長な文章になってしまうことも怖いのです。

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今回届いたCharcoal Harris Tweedのジャケット”Stanley“は前回オーダーした数年前と全く変わらない雰囲気で、5週間程かけて作られ、その後Royal Mailで1週間ほどかけてHoltから届きました。

前回作っていただいたのは4つボタンで丈も長めの”Marshalsea“。NavyのFlannel、Unlinedで作られたこのジャケットと、お揃いの”Straight Edge Waistcoat“は、かなり肉厚で真冬でも一歩室内に入ると暑いくらいです。会う人によく「素敵なジャケットですね」と言われ、それがまた嬉しくて冬場のジャケットはほぼこればかり着ていました。

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今回のHarris Tweedも予想はしていたけれど、かなり肉厚のしっかりした作り。この時期の東京であれば、中がシャツだけでも充分に温かく、室内ではやはり少し暑い。もちろんこの上からコートなんて必要ありません。サイズも直接お店に行けないので別に採寸をしてもらった訳ではないのだけれど、まるで私のことをわかっているかのようにピッタリ合い、私の好きな着心地です。

Old TownはWilliam Brownさんという一人の職人さんによって40年ほど前にLondonで始まったそうです。数年してHoltの街に移ってきてから今まで、スタイルを変えず、大量生産もせず、今も続いています。

既に完成されたその雰囲気は、時代を越えて愛され続け、今もLondonなどからオーダーをしに来る方が多いそう。この辺りの情報はネットで調べた受け売りだけれど、私はそういう変わらない定番がとても好きです。

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5年後、10年後に今着ているジャケットが馴染んできて、ふともう一着欲しいな、と思った時にも変わらずそこにある。変わらないスタイルで。いつ思い出してもずっとそこにいてくれる。それはとても素敵なことだけれど、とても難しいことでもあると思うのです。

このブログもまだ3年目です。

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以前公開していたブログから名前を変え、ドメインを取って続けて来ているものの、それでも10年も経っていません。そして私のスタイルはブレにブレています。それはいけないことではないのですが、個人的にはこのブログを、この文章をたまたま読んだ方が、5年後、10年後にふと思い出しておぼろげな記憶を頼りに再訪してみたら、全く変わらず同じ場所にあった。そんなブログでありたいと思っています。(これは2年目の抱負など折にふれて書いてきていることですが)

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Old Townの40年という年月はまだまだ自分には想像も出来ないのだけれど、5年前、そして今年と手元にやってきたこのジャケットを着続けながら、5年後には実際にHoltにあるOld Townに訪れて、そんな想いを伝えたい。

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Willさんとはまだ話したことはないですし、オーダーを受けているMarieさんともオーダーの際にメールで何度かやり取りをさせてもらっているだけです。最近はMarieさんはそろそろ引退してのんびりしたいと言われているそうですが、5年後、10年後も変わらず続けていって欲しいな、と願っています。

5年後なら、「愛用しています」と伝えても、そんなに恥ずかしくはないかな、と勝手に思っている私ですが、そんな、別に何年だって愛用してくれていることに変わりはないのよ、と笑われそうですね。

そんな私の勝手な気負いが取れる頃、ようやくこの見た目は平凡だけれど、ただそれだけではないなんとも言えない魅力のあるこのジャケットも、馴染んでくるのかなぁ、なんて考えています。

もちろん一年を通して様々な素材を自由に選べるのですが、私は手に取るだけで身体だけでなく心も温かくなってしまうFrannelやTweedがあるこの季節が特に好きです。

Old Town Clothing – classic British workwear – Holt, Norfolk, England

追記:2017年2月6日 14:00 更新

セットアップで考えていた、同じCharcoal Harris Tweedのベストとトラウザーズが届きましたので、改めて文章にしました。

思い入れが強くなりすぎるあまり、なかなか文章に出来ないもの。色々伝えたいと思うあまり、適当に書きたくないから、と書く前からパワーが必要になってしまって、ついつい先延ばしにしてしまうもの。 もちろ...
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「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

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