[かぶ] 廉価と話題のSamsung Chromebook 4と4+、米Amazonで日本直送可で販売開始。

[かぶ] 廉価と話題のSamsung Chromebook 4と4+、米Amazonで日本直送可で販売開始。

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2019年10月初めに海外で発売が開始されたSamsungのChromebookの定番モデル、Samsung Chromebook 4と4+が米Amazonでも販売が開始されました。SamsungのChromebookは発売当初は販売店舗が公式とBestBuy等に限られていることが多く、なかなか日本からの入手が難しいことも特徴でしたが、思ったよりも早くAmazonでも取り扱い開始です。既に日本直送可なこともありがたいですね。

現時点で米国Amazonで取り扱いのあるのはスペック違いで5モデル(11.6″の4が3モデル、15.6″の4+が2モデル)です。

  • Samsung Chromebook 4+ (Celeron N4000 / 15.6″ / 1,920×1,080) – Web
  • XE350XBA-K02US:4GB RAM/64GB eMMC:$319.99
  • XE350XBA-K03US:6GB RAM/64GB eMMC:$349.99

Samsung Chromebook 4(XE310XBA) & 4+(XE350XBA)

2つのモデルは基本的には液晶サイズと解像度、USB-C端子の数以外は大きな違いはありません(もちろんサイズと重量は違いますが)。

Samsung Chromebook 4
XE310XBA-K01US/K02US/K03US
Samsung Chromebook 4+
XE350XBA-K01US/K02US/K03US
CPU Intel Celeron N4000 Intel Celeron N4000
Display 11.6″ HD LED 1,366×768 15.6″ FHD LED 1,920×1,080
Memory 4GB / 6GB LPDDR4 4GB / 6GB LPDDR4
Storage 32GB / 64GB eMMC 32GB / 64GB eMMC
I/O Ports USB-C x1 / USB3.0 x1 / microSD
Headphone out/Mic-in Combo
USB-C x2 / USB3.0 x1 / microSD
Headphone out/Mic-in Combo
Dimensions / Weight 287.7 x 202.1 x 16.7 mm / 1.18kg 359.6 x 244.8 x 16.5 mm / 1.70kg

発表当時から話題になりましたが、RAM容量が従来の4GBか、限られた8GBか(僅かに16GB、32GB)という選択肢の中で、もしかしたら多くの方にとっては「これで案外充分なんじゃない?」という6GBという選択肢を持ってきたのが面白いな、と思います。

特に11.6″で6GBという選択肢はなかなかありませんでした。シンプルな外観のクラムシェルタイプのモデルということで、重量も1.18kg、控えめで厚さも16.7mm、個人的には画像を見る限りでは好印象です。

Samsung Chromebook 4 (11.6”)

また最近大きめのサイズのモデルを好んで使っている私としてはGemini Lake世代のCeleron N4000を載せた15.6″、更に6GBでも価格的に$349.99というのはなかなか惹かれる点でもあります。

Samsung Chromebook 4+ (15.6″)

15.6″の4+は流石に重さ1.7kgは少々悩ましいですが、狭いベゼルでデザイン的にもシンプルで良いですし、日本直送可も合わせて先月末から少しグラグラと心が揺れてしまったのも正直なところです。指紋認証やテンキーといったものはありませんが、良いじゃないですか、こういうモデル。しかも地味に8種類のMIL-STD-810Gに通っていたりします。(MIL-STG-810Gというと、それだけでどれも同じミルスペックと考えてしまいますが、10種類以上の様々な基準(テスト)があって、そのどれを通しているか、によって違いがあります。例えば先日レビューしたDELLの3100、3400などのモデルは15項目+デル独自の教育現場で想定される5つのテストを実施。)

Chromebook 4 and 4+: Simple is Smarter | Samsung

ということで、それからも時々上記のSamsungのPVも眺めておりました。

価格の安さがどうしても話題に上りがちだが、液晶の視野角など細かい部分のコストの影響に注意。

国内でChromebookがメディアに取り上げられる時、というのは大きく分けて2つあります。

一つはPixelbookやPixel Slate、Acer Chromebook Spin 13などのハイスペックモデルが発表された時。この時には大抵「Chromebookは低スペックでもサクサクで安いのが魅力なのに」「Chromebookにハイスペックとか矛盾(存在意義を自ら否定してる)」等々の反応が主となります。そしてもう1つが今回のモデルのように「230ドルからと廉価」といったような、海外でも低価格に分類されるモデルが出た時です。この時の反応も決まっていて「海外では安いのに日本はボッタクリ」「2万円が日本だと倍になる」といった話になりがちです。

まぁどうしてもこうした特徴のあるモデルが話題になりやすいのは仕方ないのですが、ここで今回のモデルでも少しだけ冷静に眺めてみたいと思います。

まずは価格帯について。確かに価格だけ見れば$230から、というのは安いのですが、これは海外であっても決して標準的な価格ではなく、むしろかなり戦略的な価格、もしくは何かしら価格相応な理由がある場合になります。実際$230モデル自体はN4000/4GB/32GB/11.6 HDとCPU以外は標準的な構成で、6GB RAMになれば$280、15.6″のFHDモデル(6GB RAM)であれば$350になります。ただ、この辺り、短いリリース情報だと見えにくくて、何となく「とにかく海外では$230、約26,000円」という印象が先行しがちになってしまいます。しかも結構日本だと単純に1ドル=100円計算される方が多くて、23,000円とか、日本ボッタクリwとなってしまうのですが、前述で私自身「良いじゃないですか」といった印象のモデルで考えてみると、例えば15.6″ FHDの4GBもしくは6GBのモデルになります。この場合、$320か$350、送料と税金込でトータル4万~4万5千円くらいになります。それなりに求めれば決して極端に安いモデル、という訳ではなく、最小構成はそれなりに安い、という印象になってきます。

で、国内に目を向けてみると、近いスペックのモデルですとN4000に意識を向けるなら

  • 11.6″だとASUS C204MA(42,800円+税)
  • 15.6″だとN4000がないので14″でN4100のDELL 3400(64,980円+税)

辺りになります。確かに11.6″だと15,000~18,000円(どちらのモデルも税抜、モデル単体の場合。送料等は除く。)、15.6″であれば25,000円くらいの差があるんです。となると、確かに日本だと高めだよね、と思いたくなります。ただ、今回のSamsungのモデルの既に上がっているレビューを眺めていくと、

液晶の評価が厳しめなんです。またYouTubeなどで実際のレビューを眺めてみると、確かに液晶の視野角があまり良くありません。

Best Laptop Under $300 for 2020 – Samsung Chromebook 4+ Review

アンチグレア液晶ということで反射が抑えられている分鮮やかさに欠ける部分はあるかもしれませんが、実際に液晶自体が価格相応、といったところです。外観やスペック面が非常にバランスが良いだけに、ここだけが少し目立ってしまっています。実際TNパネルを採用しているようですが、この辺りが動画の2分半辺りから指摘されています。

この辺り、液晶はまったく気にならないよ、という方にとっては価格も含めてなかなか魅力的なモデルではあるのですが、最近はChromebookでも液晶の質をそれなりに求める方も増えてきている印象を受けますので、この辺りは上記動画などを確認の上、検討する必要はありそうです。

そしてもう1点。Samsungはその低価格も含めた話題性から日本での展開が以前から期待されているメーカーの一つですが、現時点では未だChromebookは北米事業部独自の展開のため、基本的にサポートも保証も北米及びメキシコのみに限られます。勿論日本のSamsungではサポートはされません。また、そうした事情もあって、日本固有の技適マークなどについても記載や印字といった気の利いたことをすることもないため、自分で通信モジュール等を調べて技適認証を取っているかを確認する必要があります。それらも含めた上での送料+税金も合わせての判断、というところですね。

後半は若干厳しめになってしまいましたが、こうした価格やコストに合わせて割り切ったモデルを提供できるのも米国市場の強みかな、と思います。残念ながらまだ日本国内市場はそこまで成熟はしていないので、そうした選択肢の幅広さはまだ及びませんが、これから教育現場や企業などでも導入例が増えていく中で、HPやLenovoなど大きなメーカーのこうした気持ちの良い割り切ったモデルが出てきてくれることも願っています。

いろいろ書きましたが、雰囲気含めて良いですよね。価格が価格だけに、思わず注文したくなるのは結構本音だったりします。

  • Samsung Chromebook 4+ (Celeron N4000 / 15.6″ / 1,920×1,080) – Web
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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

「100人いれば100通りのChromebookとの付き合い方がある。それぞれの365日がある。いろいろな人の、いろいろな形の、いろいろな365日を眺めてみたい。」

そんな想いから2018年後半から季刊ペースで出しているのがこちらです。この本は「実際にChromebookを使っている(もしくは興味を持っている)ユーザーたちで作り上げる会報誌」です。

毎回事前に寄稿者やアンケートの回答を募り、それらをまとめて作っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。

Samsung Chromebook 4(XE310XBA) & 4+(XE350XBA)

価格の安さがどうしても話題に上りがちだが、液晶の視野角など細かい部分のコストの影響に注意。

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