先日「英語キーボード配列」「8GB RAM」版Chromebook Flip C302CAが突然登場した、ASUS公式オンラインショップ、ASUS Storeですが、今度は同じく「英語キーボード配列」のC101PAが並びました。
型番に「ENG」が付いているのが特徴です。
また、法人向けサイト、ASUS Shop for Businessにも同様に法人向けの同モデルが並んでいます。
どちらもスペックに関しては現行個人向けモデル(4GB RAM、16GB eMMC)のものと同じで、キーボード配列が英語である、という違いのみです。
英語配列キーボードの同一スペックモデルは確かに既に米Amazon等では販売されてはいるのですが、技適マークの有無(当ブログでは未確認)や米Amazonからの個人輸入と考えると、国内でASUS JAPANが公式に販売している、というのはありがたいな、と思います。
ここ最近、ASUS JAPANは全体的に痒いところに手が届く、今までのニーズに対しての穴を埋めていくような戦略が印象的です。
確かに続々と発表される他メーカーの新モデルに比べると派手さはありません。ただ、現行ラインナップを眺めてみると、
- 10.1″ コンバーチブルタイプの名作、C101PA。
- 11.6″ 999gのスタンダードクラムシェル、C223NA(国内未発表)。
- 11.6″ 耐衝撃耐水性に優れたコンバーチブル、C213NA。
- 12.5″ Core m3を載せ、高いレベルでバランス良くまとまった名モデル、C302CA。
価格帯も4万円、5万円、7万円台と満遍なく展開。更に他メーカーがほぼ文京法人向け市場のみを想定している中で一般家電量販店での個人向け市場モデルの展開など、現時点での日本市場においては穴がほとんどない、一歩抜きん出た存在感を発揮していると思います。
更にAkasakaには世界初の路面店型カスタマーサポート拠点であるASUS Store Akasakaもオープンしました。
そして先日の「英語キーボード配列」「8GB RAM」版のC302CAの発売に続いて、今回はC101PAでも英語キーボードモデルを販売するなど、ますますスキがなくなってきました。これで先程挙げた11.6″ 999gのスタンダード・クラムシェル、C223NAが国内でも発売が決まれば、価格帯にも広がりが出てきます。あとは12.5″以上、13.3″や14″、15.6″辺りで何か作ってきたらほぼ完璧です。
派手さは確かにないのですが、その分非常に堅実、長く愛用できるモデルを作るのがうまいな、というのがここ最近の私の受ける印象です。
今回の日本国内での「英語配列キーボード」モデルの充実は、ASUS JAPANがこれからも日本市場に本気で取り組んでいく決意の表れと(勝手に、好意的に)受け止めたいと思います。