私は基本的にスマホは裸族です。いえ、私が裸でスマホを使うのではなく、スマホには特にカバー等は着けずに使う、という意味です。
最近のスマホはただでさえ5.5インチ、6インチと大きく、また重くなってきているのに、更にそこにカバー等を着けてしまうと益々持ちにくく、重くなってしまうのではないか、というのが理由の一つ。実際5.5インチのiPhone 6 Plusにしてから右手の親指の付け根が痛くなり、iPhone 6に替えて収まったのに、最近ZenFone Zoom(5.5インチ)、ZenFone Max(同じく5.5インチ)と続いたことで、再び少し付け根が騒ぎ始めています。
もう一つの理由が、iPhoneなどケースの仕上げにも力を入れているモデルの場合、本来持った時の重量バランスから触り心地、質感まで本来は素の状態がベストになるように作られ、コストをかけられているのに、中途半端なカバーなどをしてしまったら、その良さを体感として感じることが出来なくなってしまうのではないか、というものです。なので、本革カバーになったZenFone Zoomでも同様に素のまま使っています。
ただ、人に強制するつもりはありません。実際、妻はiPhoneにカバーを着けていますし、私も時々贈ります。
ZenFone Maxも非常に重量バランスの取れた、持ちやすく扱いやすい本体です。
今回妻に使ってもらうことにしたZenFone Maxもケースの仕上げ等が従来のZenFoneシリーズとは違って、Zoomよりの質感の良いモノに変わっています。
背面のレザー調の仕上げも、また厚みも含めて、好印象を持っています。200gを超える重さが色々言われていますが、実際ほとんど重いと感じたことがないくらい、重量のバランスも良いと思っています。
白のケースは綺麗で大変お気に入りなのだけれど、汚れや傷が目立ちそうなのが悩み。
Maxの最初のレビューの時に触れましたが、今回私は白のモデルを選びました。背面のレザー調の仕上げのシボ感も良いですし、正面から見た白いケースもとても綺麗です。ただ、履きおろしたばかりのジーンズなどに尻ポケットでもしようものなら、背面カバーは一回で角や縁の部分などが青くなってしまいそうです。実際に一回やって薄い青い線が付いてから止めました。
そんな神経質な私ですので、一年後もかなり綺麗な状態で維持出来ているのですが、同じ事を妻に求める訳にはいきません。で、実際妻は扱いがワイルドです。液晶画面がバキバキにひび割れることはありませんが、本体の角や縁、背面はiPhoneの時も傷と凹みだらけでした。iPhone手に持ったまま布団に入らずフローリングで寝てしまって時々落とすので、今回iPhoneが突然挙動不審になって触ってないのに暴れ出したのはその辺りが原因ではないかと思っています。
そこで今回は素直にケースを購入することにしました。綺麗に使って欲しいからです。
Ceavis Asus Zenfone Max ZC550KL ケース 背面保護 EVA緩衝綿付き 軽量 衝撃防止
で、今回Amazonの画像を見ながら適当に選んだのがこれ。
5色展開。私が注文したシルバーは最後の1点だったので、現時点(3/28 20:00)では在庫切れ。実売価格1,200円前後です。
前回Farfalla製のガラスフィルムのレビューでも書きましたが、玉石混交で実物を見ることが出来ないので、Amazonは安いが当たり外れがあるのが悩みです。既に自分の中で安心して選べるメーカーがあるかないか、というのは本当に大きいと思います。今回はCeavisというメーカー自体初めてなので、少々不安ではあります。
今回も画像だけで判断し、「EVA緩衝綿付き」「軽量」「衝撃防止」に惹かれて「艶やかな美しいバンパーケース」ということで選びました。で、今到着。
小さめの封筒に入ってきたので、軽いなぁ、と思って取り出してみたら、確かに軽い。
高級感はない。
何となく失敗したかな、という不安を抱きながら眺めてみた。
そもそも実売1,200円のケースに何を求めていたんだ、と言われそうですが、最近はイヤホンでも1,000円台でイメージを良い意味で裏切ってくれる商品が多かったので、何か美しいモノを想像していたんでしょうね。
確かに内側にEVA緩衝綿が付いています。
一番の不安は、妙に分厚い気がしたんです。後で気付いたんですが、ZenFone Max自体、背面カバーが手のひらにフィットしやすいように曲面になっているので、縁の部分は薄いんです。
でもこのケースは垂直にストンと落ちているので、厚みを感じやすいのかもしれません。
MicroUSB端子部分ですが、下部に空間があるのが分かるかと思います。ZenFoneのケースって厚みを感じさせないようにちゃんと考えて作られているんだなぁ、と頭ではなく感覚でようやく気付いた瞬間でした。
取り付け方法にしばし悩む。
説明書の類いが一切無いので、本体を入れようとして悩みました。正面から入れようとすると、大きさが合いません。一応金属素材のようなので、広がることもなく、いえ、むしろ無理矢理ねじ込んだら(最初やりそうになった)縁の部分で本体を傷つけてしまいそうです。
で、困ったなぁ、と思いながら背面を触っていたら、外れました。
接着面が弱くて剥がれてしまったのかと思いました。一瞬後悔したのですが、ここでようやくAmazonの商品ページの画像を見て、もしかして背面から入れるのではないか、と今頃になって気付きました。
うん、すぽんと入りました。分かると簡単。いや、普通は気付くのか。で、次は剥がれた背面カバー部分をはめようとしたのですが、普通に入れようとしてもいまいちしっくりきません。
もしや、と思って下の部分からスライドさせるように入れてみたら、
あっさりハマりました。
裸族は服一枚着るのも一苦労です。
背面は一応ZenFone Maxのレンズ等の配置に合わせて穴が開けられています。置いた時にレンズ周りは守ってくれそうです。また、ASUSのロゴの部分は穴が開いているのではなく、透明になっています。
スピーカー部分も開いています。背面のレザー調の仕上げはほとんど見えません。
正面から見たところ。シンプルです。ぱっと見それ程高そうなスマホには見えませんが、かと言って安っぽいわけでもなく。バンパー部分の手触りも悪くはありません。厚みが気になるかな、と思ったのですが、思った程悪くなかったのは第一印象からすると意外でした。
Farfallaのガラスフィルムを貼っているので、本体で出ているのはこの下の部分のみ。擦り傷や汚れなどの心配は確かになさそうです。
ボリュームボタンと電源ボタン。物理的なボタンとして最もよく使う部分でもあるので、ここの耐久性は気になるところですが、どうなるやら。電源ボタンのほうが一段低くなっています。
妻の「自然体」の扱いからも守ってくれそうです。
気にせず色々入った鞄の中に押し込む。手に持ったまま寝てしまい、落とす。朝もアラームを止めた後、フローリングに適当に落とす(置くと言うより落とす)。そんな扱いを受けてきたiPhone 6 Plusも今日はまだ何とか動いてくれているようです。明日か明後日にはmnpをしたSIMが届くと良いのですが。
そうした状況でこれから妻とともに日々色々な場所に行き、私以上にSNSなどをする妻をサポートすることになったZenFone Max。大容量バッテリーの効果を充分に発揮してくれるでしょう。
あとは実際に手に取った妻の、昨日の「こっちのほうが持ちやすくて軽い。」といった印象が変わらないことを願っています。
ただ、素のままのMaxは、「え?この本体に大容量バッテリーが入ってるの?」と思うくらいに意外に持ちやすく軽く、厚みを感じなかったのですが、流石にケースに入れたMaxは何となく外付け大容量バッテリー付きカバーを背負ったスマホのようです。
個人的には4月上旬発売予定の純正View Flip Coverがオススメ。
まだ発売していないので実物を見ると印象が変わるかもしれませんが、今までのZenFoneを使ってきた印象からすると、やはり純正のView Flip Coverが良いかな、という気がします。
ASUS ZenFone Max (ZC550KL)専用 View Flip cover ブラック | ASUS ZenFone Shop
現時点ではまだブラックしか載っていないのが気になりますが(View Flip Coverは展開色全てを日本で出すわけではないので)発売したらまた手に取ってみたいと思っています。