今、SNSではcheap CASIOというシンプルカワイイウォッチが話題です。
まさか渋谷のど真ん中で店頭一番目立つ場所に堂々と並べられ、存在を主張してもらえるような時代が来るとは思っていませんでした。
私が最初に買った時にはまだ時計売り場に普通に地味に置いてあって、行く時によってなんか一回無くなったらしばらく入荷しないよ、くらいの勢いのなさだったのですが。私の今までの主張はことごとく外れたのかもしれません。
[腕時計] 世界の最後の日や人生最期の日にする腕時計を選べ、と言われたら絶対選ばないCASIO F-28W。
昔からカワイイ女の子には地味に人気はありましたが。
モデルをしている友人の女の子もこの前会った時、金色のチープカシオを腕にしていました。この前と言ってももう二年くらい経ちますが。女の子が腕にするとまたカワイイんですよ。たまりません。「cheap casio♡」と最後にハートを付けたくなってしまう気持ちも分かる気がします。
私のように薀蓄語りだすより余程効果あると思います。
[腕時計] 余計な表現は不要。ただ単に素晴らしい。それがスタンダードの持つ凄さ。CASIO A158Wの魅力を改めて考えてみた。
余計な表現は不要、とか偉そうに言っておきながら文中でその良さを語り始めちゃってますから。こういう中年が一番困ります。ちなみに30歳過ぎると中年だそうです。この前読んだ小説で「30過ぎの中年」の容疑者が出てきた時にはちょっと切なくなりました。
薀蓄よりもストーリーよりも歴史よりも何よりもcheap♡です。
[腕時計] 世界の最後の日や人生最期の日にする腕時計を選べ、と言われたら絶対選ばないCASIO F-28W。
いや、ホント茶化しているつもりはなく、これ見た時素直にそう思っちゃいましたから。あ、今まで私がこのブログで暑く語ってきた数々の表現よりも、その一言でいいんですよ。とにかくチープなんです。
でも、一言だけ言わせて下さい。CASIOの凄いところは、会社名の頭にチープと付けられても何も安っぽく感じないところだと思います。ロレックスからオメガ、パテックやランゲのような雲上と呼ばれる時計まで、頭にチープなんて付けられた途端に偽物臭が漂いまくってしまうじゃないですか。でもカシオだと高い時計も出しているのに何も偽物臭、インチキっぽさがないんです。
[腕時計] 樫尾俊雄発明記念館(成城学園前)は昭和の経済成長期の発明と競争の歴史を感じられる素晴らしい空間でした。
ただ、やっぱり改めてcheap♡と言われてしまうとちょっと複雑な心境です。
確かにアナログも入っていますから、表現としてはcheap CASIOがわかりやすく、また希求力もあるのだと思いますが、改まって「cheap♡」と言われてしまうと、間違ってはいないだけにちょっと複雑な心境です。