B-Barrel(ビーバレル) | おふぃすかぶ.jp

B-Barrel(ビーバレル)一覧

[腕時計] マニアに育てられマニアに潰された国内時計ブランド、B-Barrel。私の愛するこの時計とその後のフランク三浦について改めて思う。

トゥールビヨンや昔の時計マニアが興奮するような機構、仕上げを今の中華の力とコストで10万円以内(トゥールビヨンでも20万円前後)で実現する。ちょうど中国が世界第2位の経済大国になるわずか前の熱気ムンムンの熱い時期。そんな大陸で、時計マニアたちの夢を叶えようと奔走した日本の時計メーカー(時計ブランド)がありました。それがB-Barrelです。この時計は2017年で幕を閉じますが、その裏には色々な想いと現実がありました。今改めてこのマニアに育てられ潰された国内時計ブランドについて語ります。

[腕時計] 一つの時代の終わりに。B-Barrelが最後に作りたかった38ミリ、その内のBB0047とBB0048を語ります。

21世紀の初め、巨龍が眠りからようやく覚めようとしていた頃、その時代の大きな節目であり狭間であった僅かな時期に、日本と中国を結ぶ、熱くて暑い、適当でいい加減だけれど熱気とパワーに溢れた大陸で生まれた腕時計がありました。そんな希有な時計ブランド「B-Barrel」最後の38ミリモデル、BB0047とBB0048について書いてみました。

[腕時計] あの熱かった頃の大陸の熱気を感じさせてくれた腕時計、B-Barrel。また逢える日を願いつつ一旦リセットへ。

時計オタクが夢見る時計を日本人の手で。それを今まさに眠りから覚めようとしていた大陸の熱気といい加減さとパワフルさと適当さを持った当時の中国人の力を借りて作るとこんな腕時計が作れる。そんな腕時計ビーバレル(B-Barrel)がこの度「一旦リセット」宣言となりました。その日を迎え、改めて私の想いを綴ってみたいと思います。