Seneoの担当者様からレビューの依頼を頂きまして、今回カメラレンズ3点セットをご提供頂きました。これは手軽で面白い。特に妻がiPhone 6 Plusで以前から取り付けられるレンズを欲しがっていまして、過去も他社の商品を買ったりしていましたが、それとは違った魅力を持つ面白い商品です。今回は写真も多いので、早速レビューしていきたいと思います。
Seneo カメラレンズ3点セット(180°魚眼 20Xマクロ 0.36X広角) スマートフォン/タブレットPC用
今回ご提供頂いた商品はこちら。
まず依頼を頂いた時の第一印象を素直に書いておきたいと思います(Seneoの担当者からも「素直なレビューを」と言われていますので。)
2千円の洗濯ばさみなレンズ?ショボいんじゃないの?こういうの、意外と多いじゃん。
専用ケースで使う他社のレンズを既に使っていた。
今となってはその非礼をお詫びしたい。洗濯ばさみじゃなかった。でも許して欲しいのです。何故なら、私にとってiPhoneで使うレンズというと、以前妻に贈ったmanfrottoのKLYP+フォトグラフィックケース用レンズのような、それなりに価格のする専用ケース付きのレンズをイメージしていたからです。
[かぶ] manfrotto KLYP+フォトグラフィックケース用レンズ クリエイティブセットを幸運にも入手出来ました。
このレンズは価格もそれなりにするだけあって、なかなか面白いです。更にレンズの種類も豊富で、それぞれ揃えれば(お金はかかるけれど)色々な写真が撮れます。ただ、正直なところ、今妻は全く使っておりません。何故なら、専用ケースが妻の普段使いで既にバキバキにひび割れて、角も欠けていてあまりに見映えが悪いから。
更にレンズを別途ポーチに入れて持ち歩いているのですが、撮りたい時に取り出すのが面倒なのか、撮っている光景を見たことがない。結局今Omakerから提供頂いたシンプルなケースに入れて使っていますが、これだとこのKLYP+のレンズは使えないのです。何故なら専用ケースに取り付けて使うことを想定しているから。
もちろんその良さもあるのですが、意外と面倒なんですよ。実際昨年5月以降、イラクに行ったときに数枚撮ったきり、他に撮っておりません。
カラビナ付専用「ケース」で持ち運びも簡単。
さて、今回のカメラレンズ3点セット。カラビナ付専用ケースが付属しています。
レンズ拭きも付いて好印象。ちょっと遠出する時などにはこれにまとめて入れておけるのは良いと思います。ただ、実際に私がここ数日使ってみた限りでは、もし撮ろうと思ったら意外と(落とさないように注意は必要なものの)この時期はポケットに使いたいレンズだけ入れて、いつでも取り出せるようにしておいたほうが撮りたい瞬間を逃さないかもしれません。
本体はそれぞれ独立していますので、レンズをその都度クリップに付け替える必要はありませんし、レンズキャップもそれぞれに付いているのでポケットの中でも大丈夫そう。
レンズの反対側もクリップに普段は挟まれているので、直接何かと触れる、ということはありません。
クリップが結構強いのですが、スマホ本体と触れる部分はきちんと傷が付かないようになっています。
早速使ってみようと私&妻のiPhoneを取り出してみた(ついでにZoomも)
使ってみないことには何も始まらないので、ちょうどこの日は妻と出かける予定があったので、二人のiPhoneそれぞれに付けてみようと思いました。
私がiPhone 6。mod-3 RADIUS caseを付けています。
[かぶ] mod-3 RADIUS case for iPhone 6を購入。iPhoneの触り心地を損ねない機能美が素晴らしいです。
これ、あとでちょっとポイントになるので心に留めておいて頂けると嬉しいです。予想は付いているでしょうが。
妻のiPhone 6 Plus。こちらはOmakerから提供頂いた保護ケースを付けています。
[0861-201507] 【PR】ケースは不要と思っている私が妻用にOMAKERの6 Plus用保護ケースを試してみた。
こちらもちょっと心の隅に置いておいていただけると嬉しい。
スマホにケースを付けている場合はフィット感に注意が必要です。
予想通りの展開ですが、ケースを付けていると、ケースの形状によってはレンズがフィットしません。
私のiPhone 6。ちゃんと付いているように見えますが、ケースの影響を受けて洗濯ばさみ(じゃなくてクリップ)がやや斜めに固定されてしまうのです。
mod-3 RADIUS caseの特徴の一つ。このビスの部分が盛り上がっているので、クリップを挟むとこの部分が上がって斜めにレンズが合わさってしまうのです。すると、レンズに映る被写体がぼやけたり、外縁にレンズの縁の部分が写ったりします。
妻のケースの場合は、斜めにはならないものの、レンズクリップの位置を若干調整しづらい。カメラアプリを起動しながらクリップの位置を上下左右に微修正してピントを合わせる必要があります。大した手間ではありませんが、ちょっとだけ注意。
おまけでZenfone Zoom。光学3倍ズームのあるこのスマホにこれらの広角や魚眼レンズが使えれば面白いと思ったのですが、
ケース背面部分自体が丸みを帯びているので、しっかり斜めになりました。残念。
更にレンズの位置が背面中央なので、正面から見たときも既に液晶の上にクリップが邪魔しているので見映えが悪いです。洗濯ばさみ・・。
レンズ部分が色々言われているiPhoneですが、このレンズとは相性が良いです。
しかたないのでケースを外してみました。
おお、ピタッとはまる、フィットする!
先ほどのレンズの窪みとiPhoneのレンズの出っ張りがちょうど位置を合わせるのに役立ちます。本体にもしっかりフィットして安定感もあります。これは素晴らしい。
ということで、特に分厚いケースを使われている方はこの点だけ注意が必要です。素で使うのが一番かな。ちなみにiPhone以外のスマホやタブレット、ノートPCなど挟めるもので位置が問題なければほぼ使えます。これが汎用クリップの強み。
ちなみにわが家ではFireタブレットやTransbook T100HA-128Sなどで普通に使えました。Fireタブレットの純正ケースは平面なので何の問題もありませんでした。
さて。前置きが長かったけれど、大切なのは写真です。
ということで、前置きが大変長くなりましたが、その点だけ除けばとても実売2千円(セール中の価格)とは思えない、撮ることの楽しみが増えるレンズです。早速それぞれのレンズで撮ってみた画像を載せたいと思います。
実用的かどうかは趣味次第。けれど思った以上に面白い。マクロレンズ。
まずはマクロレンズです。これ、自宅で撮れたので。実際このマクロレンズ、接写するので非常に撮るモノに悩むかもしれません。レビューするのにもよくありそうなのが、自分の指とか葉っぱとか。実際にその後撮るかどうかは悩ましいですが。指紋、そう何度も撮らないでしょ。
けれど、意外とこれが楽しいんです。(指紋ではなく)
私の愛用SEIKO 5。このブログでも度々取り上げていますし、Amazonでも非常に売れております。人気のモデル。
[腕時計] 50年変わらず、世界で愛されて今も出続けるSEIKOを代表する時計 SEIKO 5 Automatic
時計好きは裏から見える機械の動きを眺めるのが好きだったりします。そのために職人でもないのにキズミ買っちゃったりします。で、これを撮ろうとしてもiPhoneでは難しいんですね。まずそこまで寄れません。
ところがこのマクロレンズ使うと、特に考えずに裏蓋に接写するだけでこれだけ撮れます。
SEIKO 5、決して中の機械を磨き上げていたりとこだわっている機械式時計ではありませんが、こうして普段とは違った距離で眺めてみると意外と美しいですね。
ただ、マクロ固定なので、ちょっとズレるとこんな感じでぼやけます。惜しいけれど、それでもこれだけ撮れれば充分です。
普通に楽しく使える広角レンズと魚眼レンズ。でも結構良く撮れるよ。
続いて広角レンズと魚眼レンズ。これは家で撮った後、妻と新宿まで出かけましたので、夕方に撮りました。ただ、元々週初めから引いていた風邪がこの後悪化して一昨日夜から絶不調ですが。
これが元の写真。普通に何も考えずにiPhone 6のカメラで撮りました。でもiPhoneのカメラってやっぱり綺麗に撮れますね。これはやっぱり凄い。
広角レンズです。おお、広角ってやっぱり良いですね。目の前の雄大な景色が、写真に撮るとなんでこんなにショボいんだろう、と思った時には広角です。ちなみに暗くてあまり写真綺麗じゃないのはごめんなさい。レンズと関係ありません。
妻の反応が最も良かった魚眼レンズ。面白い、って。実際どんなときに使うかは私はイメージ出来ていませんが、妻が結構気に入ってくれたので、これから妻に色々撮って欲しいな、と思っています。
簡単。手頃で手軽。けれど撮れる写真の幅が広がります。一つあると便利です。
このレンズ、一昨日の午前中に届いて、写真を撮ってから早くレビューをアップしたいと思っていたんです。勿論依頼を頂いたから、というのもありますが、それ以上に面白いんです、あ、こんな感じで撮れるんだ、あ、これも面白い。もっと色々撮ってみたい、と。
クリップ式なので、気軽に取り付け取り外しも出来て嵩張らない。勿論専用ケースに入れてカラビナ付けてアウトドアなどに持ち歩いても良いですが、意外と広角と魚眼だけポケットに入れてちょっとフラフラ、みたいな楽しみ方も出来るなぁ、と思いました。そして何より実売2,199円という価格がありがたいな、と思います。こういうレンズは気軽に買えて気軽に付け替えて楽しめるのが一番です。更になるべくなら今使っているお気に入りのケースの邪魔をしないもの(この点はケースの形状によっては少々影響が出ますが)
これだけ気軽に撮れてしまうと少し欲が出てしまうもの。この3点セット(180°魚眼 20Xマクロ 0.36X広角)だけでなく、ズームレンズも欲しいなぁ、と思ってしまいました。色々レンズの種類が増えると益々楽しくなるのになぁ、と思います。