ここ最近は当ブログの話題は8割方Chromebook関連となっていますが、少し前までは8割方製品提供レビューで埋まっていた時期もありました。ということで、今回は久しぶりの製品提供レビュー、自分でも新鮮な気分です。
今回はAnself様より依頼を頂きました。一応「加湿器」に属するようなのですが、使ってみての印象はラップトップPCなどにUSB接続して使う簡易のアロマディフューザーのような感じです。
アロマディフューザー自体は既に幾つかのメーカーの製品を試してきているのですが、意外とコンセントに繋ぐのが面倒なのと(プラグを一箇所占拠してしまいますし)水の入れ替えなどが億劫で、一時的には使うもののなかなか使い続けることは多くありませんでした。
今回の製品は非常にコンパクトで更にUSBケーブルを繋いで使えるタイプです。果たして使い勝手はどうなのでしょうか。早速レビューをしていきたいと思います。
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今回提供いただいた商品はこちら。
今回惜しいな、と最初に感じたのが、箱も説明書も英語(説明書は中国語も)のみという点です。
使用方法自体は大して複雑ではないのですが、せめて簡易のマニュアルでも良いので日本語で用意してくれるだけで印象が変わるのになぁ、と思いました。
タンク容量は110ml。水を入れて準備するのが若干手間。
というのもですね、これが実物なのですが、
どこから水やアロマオイルを入れてよいのか一瞬分からないのです。一応英語の説明書を読む限りでは「何となく強引に持ち手を外している」印象がありましたので
パキッと一瞬不安になるような軽快な音を立てて外れました(2回めからは音はしなかったので、最初だけ固かったのかもしれません)。そうなんです。これ、水を入れ替えるたびに毎回、この部分を外さないといけないのです。さらに
上のグリーンの部分の蓋は回して外すようになっていまして、まぁこぼれにくいのが魅力とも言えるのですが、タンク容量自体が110mlしかなく、毎時25ml〜30ml吹き出るようなので、3〜4時間で無くなります。(実際には3時間で自動オフになります)
まぁ容量が容量なので、何回にも渡って中に入れた水を使いまわすようなことはしない(そもそも水が腐りますし)とは思うのですが、この点もう少し簡単に取り外しが出来ると良いのになぁ、と思いました。
電源はUSBケーブルから。バッテリー等は無いので、使う際には常時接続。
使用時には付属のMicroUSBケーブルを本体側に挿し、
USB-A端子をPCやモバイルバッテリー、充電器などの端子に繋ぎます。(コンセントプラグ等は付属せず)
ケーブルの長さはそこそこあるのですが、私がこのアロマミストを使いたい場所の周りに最適なUSB端子が無かったので、ThinkPad 13 Chromebookに繋ぎました。
ちなみにラップトップの場合はスリープ時には給電されない場合にはこのアロマミストも当然ながら止まります。
アロマミストということでそれなりに電力を使う、ということだとは思うのですが、このケーブル配線が意外と面倒なんです。冒頭のようにラップトップ使用時に気分転換も兼ねたアロマディフューザー、アロマミストとして使うような場面を想定しているのだと思うのですが、バッテリー内蔵で充電可能だったらもっと使い勝手が良いのになぁ、とこの製品に限らずいつも思います。(加湿器、アロマミストとなると難しいのでしょうね)
毎時25〜30mlながら、ミストはしっかり吹き出します。加湿までしているかどうかは難しいところ。
ミストは結構吹き出してくれます。明るいところでも十分に目に見えるくらい。ラップトップのそばに置いていると、液晶の前をミストがうろちょろしますので、この辺は好みが分かれるかな、と思います。
あと、何分かに一度、突然ミストが止まって、10秒ぐらいするとまた吹き出すのは仕様でしょうか。
操作自体はシンプルです。右の太陽マークがLightモードの切り替え。1回押すと(説明書ではWhite Lightと書いてあるのですが)青い光が点きます。もう一度押すとムードランプということで、次々と色が変わります。
ちょうどこの外箱のような色合いに次々変わっていきます。結構色が「真っ赤」だったり、と強めの光なので、個人的にはもう少し淡い感じが好みでした。悪くはないんですけどね。少し忙しないので、普段は私は1回押した状態(常時点灯)モードにしています。あと、この上の写真、USBケーブル繋いでないけど、繋がないとミスト出ないので、ちゃんと繋いだ状態にして欲しいなぁ。イメージだいぶ変わりますよ、ケーブル繋ぐと。
アロマオイルを垂らすとそれなりにしっかり匂いが漂ってくるのですが、ではこれが製品名、ジャンル通り「加湿器」に属するのか、というと難しいところ。今まで幾つかこの種のアロマディフューザー(兼加湿器)を使ってきましたが、加湿器としてそれなりに期待できるものって、やはりそれなりにタンク容量も大きくなるので。110mlだと何となく頼りない感じはします。ミスト自体はかなり吹き出してくれるんですけどね。
水の交換の手間はあるものの、USB接続は好印象。ラップトップPCでの作業のお供に。
水の交換の際に毎回分解しなければいけないのは少々面倒なのですが、それ以外は使い勝手は悪くありません。水を入れるカップ(タンク)部分だけを持ち歩けるので、菌が繁殖しないように水の交換の際に洗うのも簡単です。(本体一体型だと本体ごと洗面所等に持っていかないといけないので億劫になってしまうんです)
ミストの吹き出し量自体は十分なくらいです。ライトも付いて見栄えは悪くないですし、USB接続はコンセントの場所に縛られないのとコンセント自体を占拠しないので好印象なのですが、ちょっとケーブルが不格好かな、というところです。
単に黒のThinkPadとの色の組み合わせが悪いだけかもしれませんが。
価格が1,500円前後と比較的手頃なのは良いかな、と思います。最初に分解したときには「これ、面倒で果たして使うかなぁ」と心配だったのですが、その後も意外と使う機会が出てきているので、個人的にはそれなりに気に入っているのだと思います。
こういうコンパクトなアロマディフューザー(アロマミスト)もありかな、と思っています。
ちなみに替えの芯も付属しています。ただ、いつ頃交換すれば良いのか、ちょっと分かりにくいのが残念。やはり簡易でも良いので日本語マニュアル欲しいなぁ。せめて製品ページにもう少し詳細な説明を載せて欲しいな、と思います。