ABOAT社といえば現在AmazonでUSBケーブルを精力的に展開しているメーカーです。実際に今のところ製品提供レビューの依頼を頂くのも、ほぼケーブルです。目立った特徴はないものの、耐久性も含めてしっかり作られていて、普通に使う分には気負わず使える良さがあります。
先日USB-A to USB-Cのケーブル3本セットを提供いただきレビューしました。
なかなか気に入って日々0.5mを持ち歩き、2mを枕元で使って(1mは妻が使用中)います。そうした中、ここ最近スマートフォンの充電端子も徐々にUSB-Cのものが増えてきたこともあってか、需要がそれなりにあるようで、今回同一製品の5本セットが発売されました。
製品自体に変更はなく、単純に1mが2本増えただけのセットではあるのですが、手元のケーブルをまとめて揃えておきたい、という方には便利だと思います。改めて簡単にご紹介したいと思います。
【5本セット】ABOAT USB Type Cケーブル USB-A to USB-Cケーブル(50cm*1本+1.0m*3本+2.0m*1本) 56Kレジスタ抵抗実用 新しいMacBook/Nexus5X / ASUS Zenfone/ChromeBook Pixel / Nokia N1 Tablet / HUAWEI P9他対応USB-Cケーブル
今回提供いただいた製品はこちら。
前回も触れたのですが、
特徴としては製品ページに書いてあるとおり、
- 通常より太めの28/20米国ワイヤゲージ規格充電用銅線がケーブル抵抗を低減することで急速充電が可能。
- 56kΩの抵抗を実装し、デバイスに過電流しないように保護。
- アルミ被膜を加え、外部電磁抵抗して480Mbpsでの高速データ同期が可能。
- 優れたPVC被覆を採用して、どんなに折っても断線しない。
「急速充電」「保護」「高速データ同期」「高耐久性」といったところです。USB-CはMicroUSBに比べ高速ではあるものの、質の悪いケーブルを使うと端末側にダメージを与えることがある(Chromebook愛用者の私の中では、以前聞いたChromebook Pixelが劣悪ケーブルのせいで壊れた、という話が印象的。)のもあり、ある程度信頼の置ける製品であることが大切です。今回、ABOAT社の担当の方もこの高品質である点を強調されていました。
ただ、正直パッと見、普通の付属ケーブルと変わりません。
特徴はこのままです。ただ、この代わり映えがしないものが、意外と使用時に気を使わなくてよく、また0.5mなどはコンパクトにまとまってくれるので持ち歩きにも最適です。
0.5m x1、1m x3、2m x1の組み合わせ。個人的には0.5mがもう一本欲しかったなぁ。
恐らく中間の1mが汎用性が高いだろう、と判断しての組み合わせだと思うのですが、個人的には最も使っているのが自宅でも0.5mだったので、こちらがせめてもう1本あれば良かったのになぁ、というのが素直な感想です。ただ、一般的にはやはり1mが3本というのが助かるのかな。製品付属が大体1mだと思われます。
個人的にお気に入りの0.5m。この手のひらサイズで厚みもほとんどなく、嵩張らない大きさはモバイルバッテリーと一緒に放り込んでおいてもほとんど気にならない手頃さです。またそれぞれのケーブルは写真のように黒い輪ゴムで纏められているので、(無くさないように気をつける必要はあるものの)これも意外と助かります。
まだまだ追加で5本必要な環境というのは限られてはいると思いますが・・。
今すぐ5本も追加で必要かと言われると、一般的にはまだまだそこまでUSB-Cが普及している印象はありません。我が家ではスマホが妻も私もUSB-Cですし、Chromebookも2台がUSB-Cということもあり、あればそれなりに助かるだけに今回の依頼は大変ありがたく受けさせて頂きました。ただ、特徴を挙げろ、と言われても前回、今回と触れたような手軽さと気楽さ、くらいのものなのです。価格の手頃さもありがたくはありますが。
個人的にはこのシリーズでLightningケーブルもあれば非常に助かるのですが、流石に認証諸々でコストもかかるのかな。ただ、期待して待ちたいと思っています。
大きな特徴はないものの、MicroUSB以上に必要なときに限ってまだ手元に足りないことの多いと思われるUSB-C。もし購入を検討されているのであれば、前回の3本セットと合わせて候補に入れてみて欲しいな、と思っています。
MicroUSBとUSB-Cのどちらも必要な方にはこちらが良いかな、と思います。